2011/11/13 - 2011/11/16
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na1430さん
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国内に棲息する丹頂鶴の大部分は北海道釧路湿原である。
丹頂鶴が人里に現われるのは秋から雪融け頃までと言われている。それまでは湿原に小魚、昆虫などの餌が豊富であり、春から産卵、抱卵、雛の育成時期にあたることから、人目にはつかない。このため丹頂鶴の撮影は晩秋から春雪解け頃までである。
7年前にもほぼ同じ時期に撮影に出かけたが、今回は急な思いつきで飛んだ。
秋になり牧畜用のコーンが刈り取られるとそこにコーンの実がこぼれるが、これを家族単位、またはその集合単位でこぼれたコーンをあさる。特に牧畜が盛んな釧路湿原に隣接する鶴居村のコーン畑には数十羽単位で飛来する。11月に入るころになると、さすがに広大なコーン畑も食べつくし、食料が枯渇するようになる。
鶴居村には、鶴見台、と鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの2か所に給餌場がある。
鶴見台は釧路湿原国立公園連絡協議会が運営している。すでに廃校になっている小学校で生徒が校庭に飛来する丹頂鶴に給餌したのが始まりで、廃校後渡部トミさんがその意思を引き継ぎ給餌を始め、現在に至っている。前回来た時は丁度給餌中で、そのあと話を聞くことができたが、今回はその機会がなかったものの、給餌を続けているようだ。1日2回給餌している。
もう一か所は伊藤良孝氏が給餌を始め、現在寄贈により公益法人日本野鳥の会が運営しているが、伊藤氏の名を残し、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリと命名されている。。
この給餌場は毎日1回行われ、前日の飛来数によりコーンの量が決められている。この給餌場には「ネイチャーセンター」が開設されており、丹頂鶴の観察が行われている。また、飛来する季節にはカメラが作動し、その映像が放映されており、インターネットでもリアルタイムでその動画を見ることができる。
(URL http://www.birdfan.net/gallery/live/tsurui/ )
鶴居村の観光案内では撮影ポイントが紹介されている。前記2か所の給餌場のほか、音羽橋、菊池農場などがある。音羽橋は雪裡川に架かる橋で、川下一帯が冬季降雪時、丹頂鶴の塒になっている。釧路湿原から流れ出るこの川は不凍川で、丹頂鶴は川に入って一本足で立ち嘴を羽に埋めて寝る。降雪時はキツネなど天敵に襲われやすいこと、雪面の気温より、川の中の方が温かいことなどが考えられる。10月から3月まで丹頂鶴の観察及び、撮影禁止区域がある。丹頂鶴の塒があり、保護のため立ち入りができない。丹頂鶴の撮影が可能なのが音羽橋の上で、撮影ポイントに指定され、駐車場も用意されている。ただし積雪時除雪が行われないので、車両の通行が困難で、徒歩に限られる。
菊池農場は個人の所有地内であるが、農場の上空が、丹頂鶴の塒へ帰る飛行コースになっており、夕暮れの丹頂鶴の飛行を撮影でき、人気スポットでもある。
丹頂鶴は夜明けとともに、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ、鶴見台の給餌場に姿を現す。早朝6時ごろ宿を出て給餌場に向かう。11月中旬であったが、撮影者がすでに3脚を据え付け、場所取りが行われている。撮影可能な場所が地形的に狭いので致しかない。朝日が昇るころ、丹頂鶴の乱舞が見られる。朝食後再び撮影に向かい、丹頂鶴の動向をじっとみてシャッターチャンスを狙う。
丹頂鶴のオス、は地面から頭までの高さが1m50センチはしっかりある。また、両羽を開くと2m50センチにもなる。(釧路市丹頂鶴自然公園で間近に見ることができる。)しかし、人には近づかないので、撮影には400ミリ以上の望遠レンズが必要である。250ミリ望遠レンズを使ったが、十分機能はしなかった。
丹頂鶴までの距離は200〜300メートルは十分あるので、その対応が必要のようだ。今回光学倍率12倍ズームレンズのついたカメラ(50ミリレンズに換算して420〜430ミリ)を用意していたので、併用して何とか撮影ができた。
写真は朝日を正面から受けると、一斉に乱舞が始まる。真っ赤な太陽はあたり一面を黄金色に変えた。タンチョウ鶴は狂気のように舞う。
感動のショットになりました。
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広大な敷地を有する、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
タンチョウ鶴は撮影場所から200〜300m離れている。
餌となるコーンは地面に直接撒くが、撒き終わるまではタンチョウ鶴は近寄らない。 -
鶴見台の給餌は午前、午後の2回行われるが、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリは午後給餌を行う。
夜が明け明るくなるとタンチョウ鶴が飛来する。コーンを啄ばみ、太陽が昇るころ一斉に乱舞が始まる。 -
真っ赤な朝日を受け、黄金の舞台にタンチョウ鶴は乱舞する。
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やがて何組かのグループは一斉に飛び立つ。
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コーンを啄ばむ。
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タンチョウ鶴の離陸の瞬間。
体が大きいので、小鳥の飛び立ちのように、すぐに飛び立てない。
かなりの助走が必要で、飛行機の離陸を連想させる。 -
助走から離陸した瞬間。
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着陸の姿勢
飛び立ちの姿勢とは明らかに異なる。 -
着地点を見ながら、下りてくる。
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着地直前の姿勢。
足が下に降りている。 -
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芝生に撒かれたコーンを啄ばむ。
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着地姿勢。
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足を下げ着地地点しせい。
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水平飛行 飛んでいるのは家族
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水平飛行
行き先は? -
何かあったのか、1方向を見つめている。
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1家族の飛来
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羽ばたき。
よく見かける光景。 -
羽ばたきながら飛び廻る。
何かの意思表示 -
飛び立ちのための準備運動か、これもよく見かける光景。
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飛び立ちの準備運動か羽をばたつかせて飛び回る。
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家族の飛び立ち。
1羽が飛び立つと、すかさず同じ間隔で次々飛び立つ。 -
着地の姿勢。
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タンチョウ鶴特有の睡眠姿勢。
一本足で立ち、嘴を羽に格納する。
夜も同じ睡眠姿勢で、川に入って睡眠をする。 -
飛び立ちの準備
せわしくは羽をばたつかせる。
この行動は行き先を伝え合っているのかもしれない。 -
仲間がやってきた。
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家族がやってきた。
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高度を下げながら下りてくる。
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目的があるのか同じ方向に歩きだした。
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着地の瞬間
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給餌場に到着
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離陸の瞬間
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給餌場に到着
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一家団欒 鳴きあいが始まった。
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給餌場に到着
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給餌場に到着
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翼の幅は2メートル50センチはある。
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仲間の到着
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着地点を見ている。
立ち去るときは1列または3角形に開く -
スピードを落として着陸姿勢を取る。
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鳴きあいは向き合ってする場面とこのように同じ方向を向き、そのあとまた反対側を向き鳴く。
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仲間入り
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大空に次第に高度を上げて飛行する。
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タンチョウ鶴の飛行
足を伸ばし一直線にして飛ぶ。 -
来るもの、去る者タンチョウ鶴の世界も家族単位で動く。
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飛び去るときの家族は1列
列が崩れ足が下がっているので目的地は近い。 -
道路を挟んで広がる一帯が鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
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鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリのネイチャーセンター
この窓越しにカメラが察知され、動画を撮影し、インターネットで配信されている。 -
サンクチュアリの倉庫並びに、作業場
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雪裡川
音羽橋上から川下を望む。右岸一帯はタンチョウ鶴のねぐらであり、右岸に接続する道路があるが、10月から3月いっぱいは通行禁止で入れない。
人影、フラッシュが棲息するタンチョウ鶴を脅かすので保護のため、立ち入り禁止されている。
この川にタンチョウが鶴が入り一本足で睡眠をとる。 -
音羽橋車道と別に歩道が設けられており、厳冬期(積雪)川に入り、片足立ちで、くちばしを羽の下にいれて睡眠するタンチョウ鶴を撮影することができる(倍率の高い望遠レンズが必要。)という。(私はその経験がない。)
川に入るのは、雪の上より、水の中の方が温かいのかも知れない。
雪裡川の上流湿原から温泉が湧出している。鶴居村に点在する、ホテル、民宿はすべて温泉である。さらに対岸標茶町にも温泉が湧出している。
阿寒国立公園、釧路湿原は温泉の宝庫である。
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サンクチュアリの朝
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釧路市湿原展望台から晩秋の釧路湿原
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釧路市湿原展望台
レストラン、売店、資料展示室、など -
釧路川にかかる、幣枚橋
河口であり、写真手前には船舶が係留されている。 -
釧路川河口の夕日
釧路全日空ホテル12階窓から -
タンチョウ釧路空港ロビーから
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この旅行記へのコメント (2)
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- zzr-cさん 2012/01/17 17:50:21
- タンチョウのの離陸
- na1430さま こんにちは!
あけましておめでとうございます。
正直タンチョウと云うのは雪のある処に居るものだと思っていました^^;
大きな鳥なので離陸するのにかなりの助走が必要なんですね。
その為に脚も長く速く走れるようになっているんですかね?
こうして見るとタンチョウは本当に優雅ですね^_^
今年もよろしくお願いします。
じぃ〜
- na1430さん からの返信 2012/01/18 11:07:34
- RE: タンチョウのの離陸
- zzr-cさんこんにちは。
あけましておめでとうございます。今年は佳い年であってほしいですね。
釧路のタンチョウ鶴の撮影は2度目で、再び年賀状の写真を撮りに行きました。
前回行った時(URL http://4travel.jp/traveler/na1430/album/10267827/)大体の様子はわかっていたので、コースなども支障なく設定できました。
旅行記にも触れていますが、雪面に立ち、白い息がふわっと上がる光景が、タンチョウ鶴の最大の魅力です。残念ながら、この光景のショットを撮るには厳寒期であり、年賀状には間に合わない。
ということで11月中旬以降で降雪を期待したものの、昨秋は札幌方面(日本海側)は降雪があったが、釧路地方は温暖で、撮影日和であったが、降雪の期待は無残に終わりました。
タンチョウ鶴は人には近づかないので遠くに見る姿はあまり大きくない。
しかしこれを目の前で見るとダチョウのようです。高さはふつうの女性の背丈が十分あり、翼を広げると2,5mは優にあり、この大きさを考えると、離陸にはけたたましいエネルギーが必要です。
羽ばたきながら10歩ぐらい猛烈に走り、羽ばたいて浮上します。
小鳥の舞いあがりとは段違いです。
お立ち寄りありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。 赤ちゃんが見違えるように大きなりましたですね。
お楽しみでしょう。
> 正直タンチョウと云うのは雪のある処に居るものだと思っていました^^;
>
> 大きな鳥なので離陸するのにかなりの助走が必要なんですね。
>
> その為に脚も長く速く走れるようになっているんですかね?
>
> こうして見るとタンチョウは本当に優雅ですね^_^
>
> 今年もよろしくお願いします。
>
> じぃ〜
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