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ギリシャの旅行記です。

Buon Viaggion 2009夏 アテネ、ロードス、サントリーニの旅

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2009/08/08 - 2009/08/14

633位(同エリア1216件中)

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61

ユッコ

ユッコさん

ギリシャの旅行記です。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
15万円 - 20万円
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 8月8日<br /><br />未明。5時半発のアンマン行きに乗る為家を出る。<br /><br />今回の航空会社はロイヤルヨルダン航空。<br />中東の航空会社は3個目だけど、徐々に危険地帯へ迫っている気がする。<br />でもやっぱりアンマンも普通の空港だった。<br />15時半にアテネへ到着。<br />オリンピックがあったせいか、「深夜特急」から何十年も経ってるせいか<br />想像以上に近代的だった。<br /><br />バスでシンタグマ広場へ出る。<br />そこから歩いて今回の宿アテネゲートホテルへ向かう。<br />ゼウス神殿の前に建つこのホテルは<br />夫曰く、<br />「これからの旅はホテルのグレードを上げる」<br />にふさわしく、立地も便利だし部屋からアクロポリスビューだし<br />部屋はきれいで朝食は屋上のテラスだった。<br />しかし、アンマンで私がオレンジジュースとサンドイッチで7ユーロ<br />出したことに、ぼられた!と文句を言い続けていた。<br />やっぱり根底の精神は変わらないらしい。<br /><br />シャワーを浴びて服を着替えて、さっそくアクロポリスの丘に登った。<br /><br /><br /><br />

    8月8日

    未明。5時半発のアンマン行きに乗る為家を出る。

    今回の航空会社はロイヤルヨルダン航空。
    中東の航空会社は3個目だけど、徐々に危険地帯へ迫っている気がする。
    でもやっぱりアンマンも普通の空港だった。
    15時半にアテネへ到着。
    オリンピックがあったせいか、「深夜特急」から何十年も経ってるせいか
    想像以上に近代的だった。

    バスでシンタグマ広場へ出る。
    そこから歩いて今回の宿アテネゲートホテルへ向かう。
    ゼウス神殿の前に建つこのホテルは
    夫曰く、
    「これからの旅はホテルのグレードを上げる」
    にふさわしく、立地も便利だし部屋からアクロポリスビューだし
    部屋はきれいで朝食は屋上のテラスだった。
    しかし、アンマンで私がオレンジジュースとサンドイッチで7ユーロ
    出したことに、ぼられた!と文句を言い続けていた。
    やっぱり根底の精神は変わらないらしい。

    シャワーを浴びて服を着替えて、さっそくアクロポリスの丘に登った。



  • 遺跡が好きだし、神殿や丘から見下ろす街の景観も素晴らしかった。<br />しかし私はやっぱり女性のファッションが気になるので<br />久々に洋服文化のファッションチェックを楽しんでいた。<br />確かにアテネは暑い。それは認めよう。<br />でもそれは下着同然でしょう?と思える人々がたくさんいた。<br />そう思うようになったら私はおばさんなんだろうか?<br /><br />そして全長1cmくらいの赤い虫がやたらたくさん地面を歩いていて<br />びびった。この虫は次の日行ったゼウス神殿にもたくさんいたので<br />「古代虫」と名づけよう。<br /><br />

    遺跡が好きだし、神殿や丘から見下ろす街の景観も素晴らしかった。
    しかし私はやっぱり女性のファッションが気になるので
    久々に洋服文化のファッションチェックを楽しんでいた。
    確かにアテネは暑い。それは認めよう。
    でもそれは下着同然でしょう?と思える人々がたくさんいた。
    そう思うようになったら私はおばさんなんだろうか?

    そして全長1cmくらいの赤い虫がやたらたくさん地面を歩いていて
    びびった。この虫は次の日行ったゼウス神殿にもたくさんいたので
    「古代虫」と名づけよう。

  • 虫関連で、蝉がけっこう鳴いていたことが興味深かった。<br />インドではありがたいことに蝉がいない。<br />ローマで微かに蝉の声を聞いたけど<br />アテネでは結構うるさいぐらいな存在感だった。<br />勿論日本みたいにやたらめったらな数じゃないけど。<br /><br />

    虫関連で、蝉がけっこう鳴いていたことが興味深かった。
    インドではありがたいことに蝉がいない。
    ローマで微かに蝉の声を聞いたけど
    アテネでは結構うるさいぐらいな存在感だった。
    勿論日本みたいにやたらめったらな数じゃないけど。

  • 神殿を降りて、プラカという観光客向けの地区をぶらぶらして<br />晩ご飯をどこで食べるか物色した。<br />呼び込みのおじさん達は日本語を巧みに喋って私達を誘い込む。<br />日本人が多いんだなぁ、なんて思ったけど<br />おじさんはイタリア語だってドイツ語だって喋れるスペシャリストだ。<br /><br />中庭のようなところにテーブルを出している店に決めて<br /><br />

    神殿を降りて、プラカという観光客向けの地区をぶらぶらして
    晩ご飯をどこで食べるか物色した。
    呼び込みのおじさん達は日本語を巧みに喋って私達を誘い込む。
    日本人が多いんだなぁ、なんて思ったけど
    おじさんはイタリア語だってドイツ語だって喋れるスペシャリストだ。

    中庭のようなところにテーブルを出している店に決めて

  • グリークサラダとイカフライ、ムサカなどが載っている名物セットを頼み、<br />早速ギリシャ料理を堪能できた。<br /><br />グリークサラダはキュウリ・トマト・たまねぎ・オリーブ<br />上にフェタ・チーズというギリシャのチーズがどーんと載っていて<br />以後毎日この野菜とチーズを食べることになった。<br />自分の意図しない時でも、何故か必ず食べていた。<br />

    グリークサラダとイカフライ、ムサカなどが載っている名物セットを頼み、
    早速ギリシャ料理を堪能できた。

    グリークサラダはキュウリ・トマト・たまねぎ・オリーブ
    上にフェタ・チーズというギリシャのチーズがどーんと載っていて
    以後毎日この野菜とチーズを食べることになった。
    自分の意図しない時でも、何故か必ず食べていた。

  • 食後、お土産屋さんが軒を連ねる賑やかな通りをぶらついて<br /><br />ミトロポレオス大聖堂の前に出てきた。<br />そろそろ部屋に戻ろう、ってなったのに<br />その時、適当に歩いたので自分達のいる場所がわからず<br />女の子に道を尋ねると、親切に教えてくれた。<br />私の英語力も中々のもんだ、とちょっぴり自信をつけつつ<br />そんなことは英語を勉強する前からどうにかできていた気がする<br />と思ってちょっと悲しくなった。

    食後、お土産屋さんが軒を連ねる賑やかな通りをぶらついて

    ミトロポレオス大聖堂の前に出てきた。
    そろそろ部屋に戻ろう、ってなったのに
    その時、適当に歩いたので自分達のいる場所がわからず
    女の子に道を尋ねると、親切に教えてくれた。
    私の英語力も中々のもんだ、とちょっぴり自信をつけつつ
    そんなことは英語を勉強する前からどうにかできていた気がする
    と思ってちょっと悲しくなった。

  • 8月9日<br /><br />優雅な屋上のテラスで、おいしい朝食。<br />でも野菜がカットしたキュウリとトマトのみ。<br />そうなると味付けにフェタチーズが欲しくなる。<br />そして結果的にグリークサラダの完成。<br />フェタチーズは見た目クリームチーズのようなんだけど<br />パサパサして味はパルメザンチーズに似ている。<br />あまりチーズを生で食べれないんだけど、これは私の好きな味。<br />など気取りかえっていられたのはここまで。<br />あとはいつもの如く休暇なのにすごくハードな1日のスタートを切る。<br /><br />朝食後、さっそくホテル前のゼウス神殿を見学。<br /><br />

    8月9日

    優雅な屋上のテラスで、おいしい朝食。
    でも野菜がカットしたキュウリとトマトのみ。
    そうなると味付けにフェタチーズが欲しくなる。
    そして結果的にグリークサラダの完成。
    フェタチーズは見た目クリームチーズのようなんだけど
    パサパサして味はパルメザンチーズに似ている。
    あまりチーズを生で食べれないんだけど、これは私の好きな味。
    など気取りかえっていられたのはここまで。
    あとはいつもの如く休暇なのにすごくハードな1日のスタートを切る。

    朝食後、さっそくホテル前のゼウス神殿を見学。

  • 昨日のアクロポリスより接近してる感じで、柱の数は少ないけど<br />中々情緒があってよかった。それとも人がすごく少ないせいなのかな?<br />私達が出て行く頃、団体客がどっと押し寄せてきた。<br />

    昨日のアクロポリスより接近してる感じで、柱の数は少ないけど
    中々情緒があってよかった。それとも人がすごく少ないせいなのかな?
    私達が出て行く頃、団体客がどっと押し寄せてきた。

  • 遺跡の見せ方として、ローマの方が中まで全部接近して見せてくれるので<br />アテネはちょっと物足りない。<br />観光客で折角の遺跡が傷むのは問題だけど、ガードしすぎの印象。<br />勿論日本のガード程ではないけど

    遺跡の見せ方として、ローマの方が中まで全部接近して見せてくれるので
    アテネはちょっと物足りない。
    観光客で折角の遺跡が傷むのは問題だけど、ガードしすぎの印象。
    勿論日本のガード程ではないけど

  • 国立庭園の中のザピオンのそばで一休みして、<br />古代アゴラまでのルートを検討、そして移動。<br /><br />地図を見ながら歩くとき、ギリシャ文字は困る。<br />殆どの表示に英語も付いていたけど、まれにギリシャ語のみもあった。<br />ヨーロッパでアルファベット以外の文字を使ってるなんて不思議。<br />ヨーロッパ文化発祥の意地?<br /><br />風の塔というのが建っている遺跡群を最初に見学。<br /><br />

    国立庭園の中のザピオンのそばで一休みして、
    古代アゴラまでのルートを検討、そして移動。

    地図を見ながら歩くとき、ギリシャ文字は困る。
    殆どの表示に英語も付いていたけど、まれにギリシャ語のみもあった。
    ヨーロッパでアルファベット以外の文字を使ってるなんて不思議。
    ヨーロッパ文化発祥の意地?

    風の塔というのが建っている遺跡群を最初に見学。

  • その後ハドリアヌスの図書館跡はめんどくさいので通過。<br />日曜に開かれる蚤の市を見る。しょぼくてがっかりする。<br />商店街を抜けて、古代アゴラの入り口を探す途中くたびれたので<br />カフェで休憩。<br /><br />いよいよ古代アゴラを見て周り、<br />

    その後ハドリアヌスの図書館跡はめんどくさいので通過。
    日曜に開かれる蚤の市を見る。しょぼくてがっかりする。
    商店街を抜けて、古代アゴラの入り口を探す途中くたびれたので
    カフェで休憩。

    いよいよ古代アゴラを見て周り、

  • 同じ敷地内の博物館を見学。<br /><br />表情豊かな像たちに、小学生のように喜ぶ夫。<br /><br />別の出口から出ると風の塔の遺跡がすぐそばに。意外と狭い。<br />プラカ地区を通り抜ける間にお昼を食べる場所を決めようと言ったのに、<br />夫が中々決断してくれないのでホテルのそばまで来てしまった。<br /><br />くたびれていたのでブツブツ言いながら引き返し、<br />観光客がごった返すど真ん中の、巧みな日本語で誘い込む<br />おじさんの店に入る。<br />でも名物の豚スブラキはおいしかったし、夫のめがねにかなった価格だった。<br />最後サービスに粒々したモチモチした飴色のデザートを出してくれたけど<br />おいしくなかったので二口しか食べられなかった。<br />夫は偉いことに完食した。<br /><br />「これが侍魂だ」<br /><br />と言って。<br />果たしてそんな大層な魂が必要なのかはわからないけど、<br />もてなしに答えなければ、という気持ちは偉いと思った。<br />

    同じ敷地内の博物館を見学。

    表情豊かな像たちに、小学生のように喜ぶ夫。

    別の出口から出ると風の塔の遺跡がすぐそばに。意外と狭い。
    プラカ地区を通り抜ける間にお昼を食べる場所を決めようと言ったのに、
    夫が中々決断してくれないのでホテルのそばまで来てしまった。

    くたびれていたのでブツブツ言いながら引き返し、
    観光客がごった返すど真ん中の、巧みな日本語で誘い込む
    おじさんの店に入る。
    でも名物の豚スブラキはおいしかったし、夫のめがねにかなった価格だった。
    最後サービスに粒々したモチモチした飴色のデザートを出してくれたけど
    おいしくなかったので二口しか食べられなかった。
    夫は偉いことに完食した。

    「これが侍魂だ」

    と言って。
    果たしてそんな大層な魂が必要なのかはわからないけど、
    もてなしに答えなければ、という気持ちは偉いと思った。

  • 一旦部屋に戻り、シャワーを浴びて夫は休憩し<br />私は洗濯をして、夕方リニューアルオープンしたアクロポリス博物館を見学し<br />リカビトスの丘に登る。日数がないので得意の夜までひたすら観光。<br /><br />地下鉄で二駅。乗換えがあるので歩いてもいい気がしたけど、<br />ケーブルカーまでの体力を温存するために<br />最寄り駅まで地下鉄で移動する。<br />最寄り駅の名前が「エヴァンゲリズモス駅」<br />普通なら覚えずらそうな名前だけど<br />有名なアニメに似た名前なので(見た事ないけど)<br />道を尋ねるのに役立った。<br /><br />駅を降りてケーブルカー乗り場まで、地図上の距離は近いのに<br />どうやら登り坂だということに気づいた。<br />そりゃそうだよね。<br />最後、いつまで続くのか先の見えない階段を登り続け、ようやくたどり着いた<br />ケーブルカー乗り場。<br />頭がくらくらしているところへ、結構混んでるケーブルカー。<br /><br />丘の上の展望台によろめきながら着いたと思ったらこれまた手すりが満員御礼。<br />夕暮れの美しい眺めだろうに、朝から歩き続けてヘトヘトになり<br />何も見えない階段でへたり込んでしまった。<br /><br />しばらくして空いた手すりにフルーツバスケット並みに素早く陣取り<br />ようやくほっと一息ついてアテネ市内を一望した。<br /><br />帰りも混雑したケーブルカーで降りて、例の坂を今度は下る。<br />病院の前に軽食を置いてるカフェとタクシー乗り場を発見していたので<br />そこでサンドイッチかなんかを買って、タクシーで帰ろう、と言うと<br />夫はそこからすぐ駅なんだから地下鉄にしよう、と言った。<br /><br />出た!タクシー乗車拒否!客側乗車拒否!(ってことは客ではない)<br /><br />ホットサンドが冷めたらまずい、と言い張って乗ったタクシーは<br />英語が全然通じず、ホテルも知らなかった。<br />でも、3ユーロだった。地下鉄だって1ユーロずつするんだから<br />タクシーでよかった。<br /><br />

    一旦部屋に戻り、シャワーを浴びて夫は休憩し
    私は洗濯をして、夕方リニューアルオープンしたアクロポリス博物館を見学し
    リカビトスの丘に登る。日数がないので得意の夜までひたすら観光。

    地下鉄で二駅。乗換えがあるので歩いてもいい気がしたけど、
    ケーブルカーまでの体力を温存するために
    最寄り駅まで地下鉄で移動する。
    最寄り駅の名前が「エヴァンゲリズモス駅」
    普通なら覚えずらそうな名前だけど
    有名なアニメに似た名前なので(見た事ないけど)
    道を尋ねるのに役立った。

    駅を降りてケーブルカー乗り場まで、地図上の距離は近いのに
    どうやら登り坂だということに気づいた。
    そりゃそうだよね。
    最後、いつまで続くのか先の見えない階段を登り続け、ようやくたどり着いた
    ケーブルカー乗り場。
    頭がくらくらしているところへ、結構混んでるケーブルカー。

    丘の上の展望台によろめきながら着いたと思ったらこれまた手すりが満員御礼。
    夕暮れの美しい眺めだろうに、朝から歩き続けてヘトヘトになり
    何も見えない階段でへたり込んでしまった。

    しばらくして空いた手すりにフルーツバスケット並みに素早く陣取り
    ようやくほっと一息ついてアテネ市内を一望した。

    帰りも混雑したケーブルカーで降りて、例の坂を今度は下る。
    病院の前に軽食を置いてるカフェとタクシー乗り場を発見していたので
    そこでサンドイッチかなんかを買って、タクシーで帰ろう、と言うと
    夫はそこからすぐ駅なんだから地下鉄にしよう、と言った。

    出た!タクシー乗車拒否!客側乗車拒否!(ってことは客ではない)

    ホットサンドが冷めたらまずい、と言い張って乗ったタクシーは
    英語が全然通じず、ホテルも知らなかった。
    でも、3ユーロだった。地下鉄だって1ユーロずつするんだから
    タクシーでよかった。

  • 部屋に戻ってテレビをつけると、いつもの如く日本のテレビ番組を発見した。<br />懐かしい「宇宙刑事ギャバン」だ。<br /><br />弟がいつも見ていたので、主題歌を全部覚えていた。<br />私のしょうもない特技の一つ、大昔の歌の歌詞をかなり正確に覚えている<br />がここで発揮(?)された。<br />この特技は、なつかしのメロディをふとした時に口ずさみ<br />妹を笑わせる、くらいにしか役立たない。<br />

    部屋に戻ってテレビをつけると、いつもの如く日本のテレビ番組を発見した。
    懐かしい「宇宙刑事ギャバン」だ。

    弟がいつも見ていたので、主題歌を全部覚えていた。
    私のしょうもない特技の一つ、大昔の歌の歌詞をかなり正確に覚えている
    がここで発揮(?)された。
    この特技は、なつかしのメロディをふとした時に口ずさみ
    妹を笑わせる、くらいにしか役立たない。

  • 夫はまったくこの番組を知らないので、主人公の俳優もギリシャ人になっている<br />と思ったらしいけど、この人はれっきとした日本人。<br /><br />終わりの歌はいくらなんでも覚えてないよ〜<br />と言っておきながら、さびの部分はしっかり歌えた。<br />

    夫はまったくこの番組を知らないので、主人公の俳優もギリシャ人になっている
    と思ったらしいけど、この人はれっきとした日本人。

    終わりの歌はいくらなんでも覚えてないよ〜
    と言っておきながら、さびの部分はしっかり歌えた。

  • 8月10日<br /><br />部屋からアクロポリスが見える。<br /><br /><br />今日でアテネ観光が最後なので、朝の散歩に丁度いい<br />とガイドブックに書いてある、ケラミコスの遺跡を見に行く事にした。<br /><br />

    8月10日

    部屋からアクロポリスが見える。


    今日でアテネ観光が最後なので、朝の散歩に丁度いい
    とガイドブックに書いてある、ケラミコスの遺跡を見に行く事にした。

  • ディオニシウ・アレオパギトゥ通り〜アポストル・パヴル通り<br />という耳慣れない名のすごくきれいに整備された通りを抜けて<br />ティシオ地区に入った。<br />きれいなオープンカフェが立ち並び、<br /><br />値段も手頃そうな良さ気なホテルもいくつかあり<br />この辺いいねぇ、とか言いながらティシオ駅の線路を越えた。<br /><br />朝の散歩はこの辺まで良かった。<br /><br />線路を越えてからがらりと雰囲気が変わり<br />廃墟っぽい町並みになった。<br />線路を渡ってすぐのはずが、中々目的地のケラミコスが見当たらず<br />歩き続けてすごい幹線道路に出てしまった。<br />

    ディオニシウ・アレオパギトゥ通り〜アポストル・パヴル通り
    という耳慣れない名のすごくきれいに整備された通りを抜けて
    ティシオ地区に入った。
    きれいなオープンカフェが立ち並び、

    値段も手頃そうな良さ気なホテルもいくつかあり
    この辺いいねぇ、とか言いながらティシオ駅の線路を越えた。

    朝の散歩はこの辺まで良かった。

    線路を越えてからがらりと雰囲気が変わり
    廃墟っぽい町並みになった。
    線路を渡ってすぐのはずが、中々目的地のケラミコスが見当たらず
    歩き続けてすごい幹線道路に出てしまった。

  • この辺の詳細地図がないので、いる場所の見当がつかず<br />夫の直感に頼って左に進むと、遺跡が見えてきた!<br /><br />でも入り口は反対側らしく、結構広い敷地をぐるりとまわって坂を上り<br />ようやく入り口にたどり着いた。<br /><br />もう遺跡を見て回るほどの元気がない。<br />折角なのでひととおりぐるっとして、一休み。<br />さすがに2日間歩き続けたので、すぐ足が根を上げてしまう。<br /><br />敷地を出ると、駅はすぐそばだった。<br />ああ、一本曲がる道を間違えた為に・・・<br />

    この辺の詳細地図がないので、いる場所の見当がつかず
    夫の直感に頼って左に進むと、遺跡が見えてきた!

    でも入り口は反対側らしく、結構広い敷地をぐるりとまわって坂を上り
    ようやく入り口にたどり着いた。

    もう遺跡を見て回るほどの元気がない。
    折角なのでひととおりぐるっとして、一休み。
    さすがに2日間歩き続けたので、すぐ足が根を上げてしまう。

    敷地を出ると、駅はすぐそばだった。
    ああ、一本曲がる道を間違えた為に・・・

  • <br />フェリーのチケットを取りに行くため地下鉄でモナスティラキ駅に移動。<br />この時もなんやかやとオモニア駅まで行って引き返し<br />無駄足を食う。<br /><br />もうこれ以上の無駄足を避けるため、全身全霊で旅行会社に向かう。<br /><br />12時チェックアウトなので大急ぎでシンタグマ駅からアクロポリ駅まで<br />地下鉄移動。<br /><br />この辺で何度も「タクシー」が頭をかすめる。<br />でも拾いにくい中途半端な場所でもあるし、我慢する。<br /><br />ホテルで荷物を詰め込んで、夫はシャワーまで浴びて<br />どうにか12時過ぎにチェックアウトした。<br />


    フェリーのチケットを取りに行くため地下鉄でモナスティラキ駅に移動。
    この時もなんやかやとオモニア駅まで行って引き返し
    無駄足を食う。

    もうこれ以上の無駄足を避けるため、全身全霊で旅行会社に向かう。

    12時チェックアウトなので大急ぎでシンタグマ駅からアクロポリ駅まで
    地下鉄移動。

    この辺で何度も「タクシー」が頭をかすめる。
    でも拾いにくい中途半端な場所でもあるし、我慢する。

    ホテルで荷物を詰め込んで、夫はシャワーまで浴びて
    どうにか12時過ぎにチェックアウトした。

  • 再びシンタグマ駅に出て、広場のマックで昼ごはん。<br />(ギリシャ破綻のニュースで最近この広場がよく出てくる)

    再びシンタグマ駅に出て、広場のマックで昼ごはん。
    (ギリシャ破綻のニュースで最近この広場がよく出てくる)

  • そこからピレウスに行き、いよいよ船旅の始まり。<br /><br />しかしピレウスは昔「日曜はダメよ」という映画の舞台にもなったらしいけど<br />おそろしくごちゃごちゃした港町で<br />今日のフェリーのチケット引き換えをしてくれるところを<br />探してまわり、あとはさっさと待合所で時間を潰すことにした。<br />

    そこからピレウスに行き、いよいよ船旅の始まり。

    しかしピレウスは昔「日曜はダメよ」という映画の舞台にもなったらしいけど
    おそろしくごちゃごちゃした港町で
    今日のフェリーのチケット引き換えをしてくれるところを
    探してまわり、あとはさっさと待合所で時間を潰すことにした。

  • とにかく旅に、特に私達の旅に待ち時間は付き物なので<br />私はいつも時間を潰せる本を必ず持っていく。<br />モンゴメリを持っていけば確実に別世界へ飛んでいけるんだけど<br />あいにく最近は冷却期間中で、<br />入院中に読みすぎたアガサ・クリスティーもさすがに食傷気味になり<br />宮沢賢治を読んでいたんだけど<br />全然ギリシャ向きではないので、仕方なく<br />読みかけのアガサ・クリスティー1冊と、「旅の中の旅」山田稔著<br />「タゴール」詩集を持ってきた。<br /><br />船は19時に出航するのにまだ14時半だったので<br />ここでは一番確実性の高い、アガサ・クリスティーでしのいだ。<br /><br />

    とにかく旅に、特に私達の旅に待ち時間は付き物なので
    私はいつも時間を潰せる本を必ず持っていく。
    モンゴメリを持っていけば確実に別世界へ飛んでいけるんだけど
    あいにく最近は冷却期間中で、
    入院中に読みすぎたアガサ・クリスティーもさすがに食傷気味になり
    宮沢賢治を読んでいたんだけど
    全然ギリシャ向きではないので、仕方なく
    読みかけのアガサ・クリスティー1冊と、「旅の中の旅」山田稔著
    「タゴール」詩集を持ってきた。

    船は19時に出航するのにまだ14時半だったので
    ここでは一番確実性の高い、アガサ・クリスティーでしのいだ。

  • 船が入ってきたので、17時ごろ乗船した。<br />

    船が入ってきたので、17時ごろ乗船した。

  • 入り口はホテル並みに歓迎してくれ、荷物を部屋まで運んでくれた。<br />部屋は窓のない、2段ベッドの部屋だった。<br />

    入り口はホテル並みに歓迎してくれ、荷物を部屋まで運んでくれた。
    部屋は窓のない、2段ベッドの部屋だった。

  • なんか私の想像していたエーゲ海クルーズとはちょっと違ったけど<br />まぁ設備は新しいし、2段ベッドで寝るとかいう懐かしいシュチュエーションも<br />悪くないので、それなりに楽しめた。<br /><br />シャワーを浴びて、船内をひととおり見学して<br />晩ご飯を食べると船が出た。<br /><br />船が出ると、みんな窓の外を眺めていたけど<br />視線の先は併走する豪華客船だったのでおかしかった。<br /><br />部屋にはテレビもないので、仕方なくギリシャのお酒ウゾウを飲む<br />夫の話し相手をし、気が済んだらしいので<br />ようやく心置きなく殺人犯人が誰なのか読み終えてから<br />早めの就寝をした。

    なんか私の想像していたエーゲ海クルーズとはちょっと違ったけど
    まぁ設備は新しいし、2段ベッドで寝るとかいう懐かしいシュチュエーションも
    悪くないので、それなりに楽しめた。

    シャワーを浴びて、船内をひととおり見学して
    晩ご飯を食べると船が出た。

    船が出ると、みんな窓の外を眺めていたけど
    視線の先は併走する豪華客船だったのでおかしかった。

    部屋にはテレビもないので、仕方なくギリシャのお酒ウゾウを飲む
    夫の話し相手をし、気が済んだらしいので
    ようやく心置きなく殺人犯人が誰なのか読み終えてから
    早めの就寝をした。

  • 8月11日<br /><br />定刻の朝8時にロードス島へ到着。<br /><br />船から降りた人や車でごった返す船着場を、<br />どこへ行けばいいのか分からないのでとりあえず人の流れについていった。<br />しばらくすると、バスに乗り込んでいる人たちがいたので<br />とりあえず乗ってみた。<br /><br />バスは船着場を離れたすぐの路線バスの停留所で止まり<br />あとは路線バスで行け、ってな具合に<br />全員降ろされた。<br />路線バスはすぐに来たけど、満員だからと<br />全員は乗せてもらえず、仕方なく歩き出す人<br />文句を言いながら待つ人などそれぞれだったので<br />私達は歩き出す事にした。<br /><br />

    8月11日

    定刻の朝8時にロードス島へ到着。

    船から降りた人や車でごった返す船着場を、
    どこへ行けばいいのか分からないのでとりあえず人の流れについていった。
    しばらくすると、バスに乗り込んでいる人たちがいたので
    とりあえず乗ってみた。

    バスは船着場を離れたすぐの路線バスの停留所で止まり
    あとは路線バスで行け、ってな具合に
    全員降ろされた。
    路線バスはすぐに来たけど、満員だからと
    全員は乗せてもらえず、仕方なく歩き出す人
    文句を言いながら待つ人などそれぞれだったので
    私達は歩き出す事にした。

  • すっきりと晴れ渡る空、紺碧の海、気持ちよさそうなビーチ。<br /><br />荷物を引きながら、特にリゾート好きでない私も<br />妙に心浮き立ってきた。<br />

    すっきりと晴れ渡る空、紺碧の海、気持ちよさそうなビーチ。

    荷物を引きながら、特にリゾート好きでない私も
    妙に心浮き立ってきた。

  • <br />そうこうするうち旧市街を囲む城壁へ入る入り口に差し掛かり<br /><br />早く観光したい夫の逸る気持ちに<br />何か良からぬ予感を感じつつ、<br /><br />「荷物引きながら観光できないよ!」<br /><br />と釘を刺しながらも着いて行った。<br />この島は宿泊せず、夜のフェリーに乗る予定だったので<br />荷物を預かってもらうところ探さなきゃならなかった。<br /><br />


    そうこうするうち旧市街を囲む城壁へ入る入り口に差し掛かり

    早く観光したい夫の逸る気持ちに
    何か良からぬ予感を感じつつ、

    「荷物引きながら観光できないよ!」

    と釘を刺しながらも着いて行った。
    この島は宿泊せず、夜のフェリーに乗る予定だったので
    荷物を預かってもらうところ探さなきゃならなかった。

  • 不可抗力とはいえ、これが悲劇の始まりだった。<br />今思えば、あのまま海岸沿いを歩いておけば、地図にはない<br />インフォメーションセンターを発見し、その向かいの船着場の<br />お土産屋で荷物を預かってくれることを教えてもらい<br />そのまま身軽に観光できるところだった。<br /><br />旧市街を突き抜けて、地図上では中心地っぽいところに<br />インフォメーションセンターがあるので<br />観光がてらそこに行こう、となったけど<br />地図を見ながら歩いても、なんとなく方向を見失いがちだった上に<br />石ころを敷き詰めた道を避けていたので<br />あれこれ大回りした挙句、結局避けられない石ころ道を通ったので<br />私はスーツケースを抱えて歩く羽目になった。<br /><br />夫は今回大きなリュックサックだったので<br />私のような面倒な目に遭わなかったけど<br />私がこの道をスーツケースは引いて歩けないのを考えたら分かりそうなもん<br />なのに、さっさと先に行ってしまったのが無性に腹立たしかった。<br /><br />まぁ、私のスーツケースは機内に持ち込める様なサイズだし<br />基本自分の荷物は自分で持つ、という暗黙の了解だし<br />更に、夫は首肩腰がヘルニアだから<br />結局夫には頼らないことは分かりきってはいても・・・<br /><br />無性に腹立つ!!<br /><br />挙句、今どこにいるか分からないから地図で確認してくれ<br />と来た!!<br /><br />ブーブー文句を言いながら位置を確認して、こっち!<br />と言うと<br /><br />「おぉ、あれだろ?」としたり顔。(でも実際は違った)<br /><br />完全にぶちぎれて、人目も憚らずワーワー叫んだ。<br /><br />もう十数年一緒にいるからわかってる、このお調子ぶり。<br />でも疲れて余裕がないと、許せないわけですよ。<br /><br />ようやく見つけたインフォメーションセンターで<br />荷物の預かり場所を聞くと、前述のとおり<br />出発地点付近の船着場でしか預かってないという話。<br /><br />最近テロの関係か分からないけど、易々と荷物を預かってくれない。<br /><br />協議の末タクシーでそこに行き、ようやく身軽に観光できるようになった

    不可抗力とはいえ、これが悲劇の始まりだった。
    今思えば、あのまま海岸沿いを歩いておけば、地図にはない
    インフォメーションセンターを発見し、その向かいの船着場の
    お土産屋で荷物を預かってくれることを教えてもらい
    そのまま身軽に観光できるところだった。

    旧市街を突き抜けて、地図上では中心地っぽいところに
    インフォメーションセンターがあるので
    観光がてらそこに行こう、となったけど
    地図を見ながら歩いても、なんとなく方向を見失いがちだった上に
    石ころを敷き詰めた道を避けていたので
    あれこれ大回りした挙句、結局避けられない石ころ道を通ったので
    私はスーツケースを抱えて歩く羽目になった。

    夫は今回大きなリュックサックだったので
    私のような面倒な目に遭わなかったけど
    私がこの道をスーツケースは引いて歩けないのを考えたら分かりそうなもん
    なのに、さっさと先に行ってしまったのが無性に腹立たしかった。

    まぁ、私のスーツケースは機内に持ち込める様なサイズだし
    基本自分の荷物は自分で持つ、という暗黙の了解だし
    更に、夫は首肩腰がヘルニアだから
    結局夫には頼らないことは分かりきってはいても・・・

    無性に腹立つ!!

    挙句、今どこにいるか分からないから地図で確認してくれ
    と来た!!

    ブーブー文句を言いながら位置を確認して、こっち!
    と言うと

    「おぉ、あれだろ?」としたり顔。(でも実際は違った)

    完全にぶちぎれて、人目も憚らずワーワー叫んだ。

    もう十数年一緒にいるからわかってる、このお調子ぶり。
    でも疲れて余裕がないと、許せないわけですよ。

    ようやく見つけたインフォメーションセンターで
    荷物の預かり場所を聞くと、前述のとおり
    出発地点付近の船着場でしか預かってないという話。

    最近テロの関係か分からないけど、易々と荷物を預かってくれない。

    協議の末タクシーでそこに行き、ようやく身軽に観光できるようになった

  • そこからは意気揚々と広場のカフェでランチを食べ<br />夫の好きな塩野七生の中世騎士団ワールドを堪能し<br /><br />

    そこからは意気揚々と広場のカフェでランチを食べ
    夫の好きな塩野七生の中世騎士団ワールドを堪能し

  • 気持ちよく島を離れるつもりでいた。<br /><br />が、荷物を預けた場所からフェリーの乗り場までタクシーで行くと<br />今まで3ユーロ4ユーロの世界だったのに<br />一番の短距離で10ユーロとふっかけてきた!<br />さすがにインドで鍛えられただけあって、夫が5ユーロ渡して収めたけど<br />すごく嫌な気分になった。<br />地球の歩き方をよく読むと、タクシーは料金のトラブルが多いので<br />事前にしっかり交渉するか、極力使わないようにしよう、とあった。<br />それじゃ、今まで運が良かっただけなのか・・・<br /><br />

    気持ちよく島を離れるつもりでいた。

    が、荷物を預けた場所からフェリーの乗り場までタクシーで行くと
    今まで3ユーロ4ユーロの世界だったのに
    一番の短距離で10ユーロとふっかけてきた!
    さすがにインドで鍛えられただけあって、夫が5ユーロ渡して収めたけど
    すごく嫌な気分になった。
    地球の歩き方をよく読むと、タクシーは料金のトラブルが多いので
    事前にしっかり交渉するか、極力使わないようにしよう、とあった。
    それじゃ、今まで運が良かっただけなのか・・・

  • 6時出航のフェリーだったので、もう船が来てるだろうと<br />4時ごろ着たのにまだ船はおらず、時間も7時に変更になっていた。<br /><br />仕方がないので待合所で時間を潰す。<br />でもここはピレウスとは違い、ただ屋根とベンチがあるのみで<br />西日が当たって結構暑かった。<br /><br />まぁ1時間くらいなら、と私はひたすら本を読み<br />夫は私の本を横から読んだり(非常にうっとおしい)うろうろしたりしていた。<br />しかし待てど暮らせど船は来ない。<br />時々遠くに船影が見えて、あれじゃない?と夫に話しかけると<br />向かいに座ってるおじさんが、<br /><br />「あれじゃない」的に<br /><br />首を振ったりして、<br />何気に一緒に船を待つ連帯感が生まれたりした。<br /><br />しかしそんな連帯感も痺れを切らすほど待たされて<br />8時半にようやく船が到着した。<br /><br />船着場で4時間半。<br /><br />そんなちょっぴり苦い思い出の地になってしまいました。<br />

    6時出航のフェリーだったので、もう船が来てるだろうと
    4時ごろ着たのにまだ船はおらず、時間も7時に変更になっていた。

    仕方がないので待合所で時間を潰す。
    でもここはピレウスとは違い、ただ屋根とベンチがあるのみで
    西日が当たって結構暑かった。

    まぁ1時間くらいなら、と私はひたすら本を読み
    夫は私の本を横から読んだり(非常にうっとおしい)うろうろしたりしていた。
    しかし待てど暮らせど船は来ない。
    時々遠くに船影が見えて、あれじゃない?と夫に話しかけると
    向かいに座ってるおじさんが、

    「あれじゃない」的に

    首を振ったりして、
    何気に一緒に船を待つ連帯感が生まれたりした。

    しかしそんな連帯感も痺れを切らすほど待たされて
    8時半にようやく船が到着した。

    船着場で4時間半。

    そんなちょっぴり苦い思い出の地になってしまいました。

  • 8月12日<br /><br />ようやく到着したフェリーに人が殺到し、係員の制御で<br />10人位ずつ船に乗り込むことになった。<br />夫が入場して、私が人混みにはじかれそうになったとき<br />前にいた若いお姉さんが、<br /><br />「あの人と一緒なんでしょう?」的に私を押し込んでくれた。<br /><br />こんな我先に入ろうと人がごった返すような状況にあって<br />親切な人っているもんだなぁ、とちょっぴり感動。<br />

    8月12日

    ようやく到着したフェリーに人が殺到し、係員の制御で
    10人位ずつ船に乗り込むことになった。
    夫が入場して、私が人混みにはじかれそうになったとき
    前にいた若いお姉さんが、

    「あの人と一緒なんでしょう?」的に私を押し込んでくれた。

    こんな我先に入ろうと人がごった返すような状況にあって
    親切な人っているもんだなぁ、とちょっぴり感動。

  • 船内に入ると、昨夜のフェリーよりもだいぶ年季が入っていて<br />設備がとても古い。<br />その代わり部屋は広く、窓が付いてるし<br />(でも甲板に面してるので、結局カーテンは閉めっぱなし)<br />テレビはあるし、ベッドも2段ベッドじゃなかった。<br /><br />レストランやラウンジも古いけど、食堂が社員食堂みたいなシステムで<br />注文しやすかった。<br />

    船内に入ると、昨夜のフェリーよりもだいぶ年季が入っていて
    設備がとても古い。
    その代わり部屋は広く、窓が付いてるし
    (でも甲板に面してるので、結局カーテンは閉めっぱなし)
    テレビはあるし、ベッドも2段ベッドじゃなかった。

    レストランやラウンジも古いけど、食堂が社員食堂みたいなシステムで
    注文しやすかった。

  • 昨日と同じく船内を色々探検していると、誰かが携帯で宿の予約をしているのが<br />聞こえてきた。<br /><br />ドミトリーのタイプを希望している。ははぁ、バックパッカーか・・・<br />それにしても私も英語の会話に聞き耳立てられるようになって<br />かなり英語が上達してきたのかな?などと得意になっていたら<br /><br />「マイネームイズ サイトウ」<br /><br />と言ってるではないか。そりゃ、日本人の英語なら聞こえる訳だ。<br />とがっかりした。<br /><br />翌朝、到着時間を大幅に遅れてサントリーニ島にようやく着いた。<br />下船の列に並んでいると、明らかにバックパッカーの日本人と接近して並ぶ事になった。<br />そもそもこの船に、東洋人が殆どいないので<br /><br />「あの〜斉藤さんですか?」<br /><br />と聞きたくてたまらなかった。でもそれは思いとどまった。<br />

    昨日と同じく船内を色々探検していると、誰かが携帯で宿の予約をしているのが
    聞こえてきた。

    ドミトリーのタイプを希望している。ははぁ、バックパッカーか・・・
    それにしても私も英語の会話に聞き耳立てられるようになって
    かなり英語が上達してきたのかな?などと得意になっていたら

    「マイネームイズ サイトウ」

    と言ってるではないか。そりゃ、日本人の英語なら聞こえる訳だ。
    とがっかりした。

    翌朝、到着時間を大幅に遅れてサントリーニ島にようやく着いた。
    下船の列に並んでいると、明らかにバックパッカーの日本人と接近して並ぶ事になった。
    そもそもこの船に、東洋人が殆どいないので

    「あの〜斉藤さんですか?」

    と聞きたくてたまらなかった。でもそれは思いとどまった。

  • 下船すると、やはり船着場はごった返し、私達はフィラまで行く大型バスに乗り込み<br />斉藤さんはどうするのか様子を伺っていると<br />同じくバックパッカー風体の外人らとつるんで、どこかへ行ってしまった。<br /><br />フィラでしばし乗り換えのバスを待つ。<br />島は車があればあちこちの地区へ気に入った場所へ移動できそうだけど<br />国外免許を取ったのは2年前だから期限が切れてるし<br />切れてなくても1年以上車の運転をしていないのでちょっと怖い。<br />私達はイアに宿を取ったので、その周辺をうろうろするだけとなった。<br /><br />バスを降りて、荷物をバスのトランクから出している間<br />夫は道路向こうの交番で道を尋ねていた。<br />バスの目の前に案内所があるのになんでわざわざ向こうへ?<br />と思ったけど、ホテルの場所が分かったと言うから着いて行った。<br /><br />しかし、意気揚々としていたのは途中までで、お土産屋が立ち並ぶ地区の<br />メインの通りでやっぱり分からない、と言い出した。<br />荷物を引きながら昨日の悲劇の再現は勘弁して欲しい、と思い<br />ホリデイ・インの小さなホテルがあったのでそこのカウンターの人に尋ねると<br />バス停の前の案内所に問い合わせれば、ホテルから迎えの人が来る<br />という説明だった。<br /><br />なんなんだ?夫の勇み足!<br /><br />一度ぶちぎれると、些細な事で切れやすくなりがちだけど<br />冷静さを取り戻し、おとなしく最初の案内所に戻る。<br /><br />しばし迎えの人を待ち、ようやくホテルにチェックインできた。<br /><br />

    下船すると、やはり船着場はごった返し、私達はフィラまで行く大型バスに乗り込み
    斉藤さんはどうするのか様子を伺っていると
    同じくバックパッカー風体の外人らとつるんで、どこかへ行ってしまった。

    フィラでしばし乗り換えのバスを待つ。
    島は車があればあちこちの地区へ気に入った場所へ移動できそうだけど
    国外免許を取ったのは2年前だから期限が切れてるし
    切れてなくても1年以上車の運転をしていないのでちょっと怖い。
    私達はイアに宿を取ったので、その周辺をうろうろするだけとなった。

    バスを降りて、荷物をバスのトランクから出している間
    夫は道路向こうの交番で道を尋ねていた。
    バスの目の前に案内所があるのになんでわざわざ向こうへ?
    と思ったけど、ホテルの場所が分かったと言うから着いて行った。

    しかし、意気揚々としていたのは途中までで、お土産屋が立ち並ぶ地区の
    メインの通りでやっぱり分からない、と言い出した。
    荷物を引きながら昨日の悲劇の再現は勘弁して欲しい、と思い
    ホリデイ・インの小さなホテルがあったのでそこのカウンターの人に尋ねると
    バス停の前の案内所に問い合わせれば、ホテルから迎えの人が来る
    という説明だった。

    なんなんだ?夫の勇み足!

    一度ぶちぎれると、些細な事で切れやすくなりがちだけど
    冷静さを取り戻し、おとなしく最初の案内所に戻る。

    しばし迎えの人を待ち、ようやくホテルにチェックインできた。

  • いかにもサントリーニ島らしい岸壁にへばりついたようなホテルで<br />ホテルまでもすごい階段を下りていったけど、ロビーからさらに<br />階段を下りて、専用のテラスから部屋に入り、そこにいきなりベッドルームがあった。<br />

    いかにもサントリーニ島らしい岸壁にへばりついたようなホテルで
    ホテルまでもすごい階段を下りていったけど、ロビーからさらに
    階段を下りて、専用のテラスから部屋に入り、そこにいきなりベッドルームがあった。

  • テラスからも美しい島の入り江が眺められ<br />ベッドからも眺められ、現実離れしたすてきなホテルだった。<br /><br />

    テラスからも美しい島の入り江が眺められ
    ベッドからも眺められ、現実離れしたすてきなホテルだった。

  • けど、メゾネットになっていて、階下にキッチンとバスルームがあり<br />ちょっと面倒くさっ<br />それに、「マンマ・ミーア」の映画さながらに、インドに負けず劣らず<br />部屋の立て付けの悪い事・・・<br /><br />

    けど、メゾネットになっていて、階下にキッチンとバスルームがあり
    ちょっと面倒くさっ
    それに、「マンマ・ミーア」の映画さながらに、インドに負けず劣らず
    部屋の立て付けの悪い事・・・

  • ええ、何を隠そう、この旅もやっぱり「マンマ・ミーア」の舞台を体感しよう<br />と夫が行き先を決めたのでした。ロンドンに続く旅の目的になってしまう<br />すごい、「マンマ・ミーア」の威力。<br />

    ええ、何を隠そう、この旅もやっぱり「マンマ・ミーア」の舞台を体感しよう
    と夫が行き先を決めたのでした。ロンドンに続く旅の目的になってしまう
    すごい、「マンマ・ミーア」の威力。

  • もうすっかり夕方になっていたけど、とにかくぶらっとしよう<br />ってことで、さっきのお土産メイン通りをとおり、その先に行くと<br />何やら人がごった返してる・・・<br /><br />どうもそこは島の西の端で、この島は世界で一番夕日がきれいなんだとかで<br />夕日を見るためにみんなそこに陣取っていた。<br /><br />私は夕日なんてどーでもいいけど、そういう触れ込みは是非とも<br />チェックせずにはおれない夫と折り合いをつけるため、別の場所に行く事にした。<br /><br />

    もうすっかり夕方になっていたけど、とにかくぶらっとしよう
    ってことで、さっきのお土産メイン通りをとおり、その先に行くと
    何やら人がごった返してる・・・

    どうもそこは島の西の端で、この島は世界で一番夕日がきれいなんだとかで
    夕日を見るためにみんなそこに陣取っていた。

    私は夕日なんてどーでもいいけど、そういう触れ込みは是非とも
    チェックせずにはおれない夫と折り合いをつけるため、別の場所に行く事にした。

  • その途中夕日をバックに写真を撮ってほしいと、日本人のカップルに頼まれ<br />私達もついでに撮って貰った。<br />とても好感の持てる若者カップルで、爽やかな交流とだった。<br /><br />晩ご飯はもうギリシャとか関係なしにバス停そばの<br />空いてるイタリアンで食べた。<br />お客が少ないのに、意外と本格的でおいしかった。<br /><br />帰り道は幻想的な夜道でした

    その途中夕日をバックに写真を撮ってほしいと、日本人のカップルに頼まれ
    私達もついでに撮って貰った。
    とても好感の持てる若者カップルで、爽やかな交流とだった。

    晩ご飯はもうギリシャとか関係なしにバス停そばの
    空いてるイタリアンで食べた。
    お客が少ないのに、意外と本格的でおいしかった。

    帰り道は幻想的な夜道でした

  • 8月13日<br /><br />夜中、トイレに行きたくなったけど<br />バスルームが階下なので、完全に目が覚めてしまう。<br />それに、階下は薄暗く、なんとなく夜中に降りていきたくない気配を感じる・・・<br /><br />朝まで強引に寝て、そろそろいいだろう、と思い降りてみると<br /><br />やっぱり!!<br /><br />3匹のヤモリがうろついていた!!<br />私の変な生き物センサーがものすごい働いてたんだよね。<br />どうやら暮らしてるっぽい。<br />多分ホテルの人も気づいていながら<br />敢えて放ってるに違いないし、そこに目くじら立てて追い出してくれ、<br />というのもなんか情けないし、正直かなりびびったけど<br />インドのヤモリの3分の1くらいのサイズで、それに比べれば<br /><br />まぁいいか<br /><br />と思えてしまった。逞しくなったのかなんなのか・・・<br />

    8月13日

    夜中、トイレに行きたくなったけど
    バスルームが階下なので、完全に目が覚めてしまう。
    それに、階下は薄暗く、なんとなく夜中に降りていきたくない気配を感じる・・・

    朝まで強引に寝て、そろそろいいだろう、と思い降りてみると

    やっぱり!!

    3匹のヤモリがうろついていた!!
    私の変な生き物センサーがものすごい働いてたんだよね。
    どうやら暮らしてるっぽい。
    多分ホテルの人も気づいていながら
    敢えて放ってるに違いないし、そこに目くじら立てて追い出してくれ、
    というのもなんか情けないし、正直かなりびびったけど
    インドのヤモリの3分の1くらいのサイズで、それに比べれば

    まぁいいか

    と思えてしまった。逞しくなったのかなんなのか・・・

  • 今日はいよいよエーゲ海で海水浴<br />を楽しむ日。<br />私は海で泳げないので、とりあえず水につかって(温泉?)<br />あとはビーチで読書しながらごろつくつもりでいた。<br />

    今日はいよいよエーゲ海で海水浴
    を楽しむ日。
    私は海で泳げないので、とりあえず水につかって(温泉?)
    あとはビーチで読書しながらごろつくつもりでいた。

  • 急な坂道を下って、「ビーチ」の表示に向かって歩いていく。<br />かなり歩いてようやくたどり着いたのは<br />ビーチとは程遠い、ボートが水上バイクでも乗り降りするような<br />極狭な船着場だった。<br />

    急な坂道を下って、「ビーチ」の表示に向かって歩いていく。
    かなり歩いてようやくたどり着いたのは
    ビーチとは程遠い、ボートが水上バイクでも乗り降りするような
    極狭な船着場だった。

  • 多分「ビーチ」を期待してやってきた人々が<br />何組か途方に暮れて座り込んでいた。<br />諦めてすぐ引き返す人たちもいる。<br /><br />まぁ、こんな岩だらけなんだから渚っぽいものは期待できないだろうけど<br />でもこれは「ビーチ」じゃないでしょう。<br />しばらく休憩に私たちも他の人々に混じって途方に暮れ<br />帰ろうかどうしようか、となった時<br /><br />この紺碧を目の前にして体を浸さずにすごすご帰るなんて!<br />どうせビーチだったにしてもつかるだけだったんだから<br />と思い、服を脱いで思い切って海に入ってみた!<br /><br />

    多分「ビーチ」を期待してやってきた人々が
    何組か途方に暮れて座り込んでいた。
    諦めてすぐ引き返す人たちもいる。

    まぁ、こんな岩だらけなんだから渚っぽいものは期待できないだろうけど
    でもこれは「ビーチ」じゃないでしょう。
    しばらく休憩に私たちも他の人々に混じって途方に暮れ
    帰ろうかどうしようか、となった時

    この紺碧を目の前にして体を浸さずにすごすご帰るなんて!
    どうせビーチだったにしてもつかるだけだったんだから
    と思い、服を脱いで思い切って海に入ってみた!

  • 超〜〜気持ちいーー!!(北島康介風)<br /><br />実は風も強かったし、外海から入江へ潮が速く流れ込んでる<br />感じのただ泳ぐのも危なそうな場所だったんだけど<br />私のような全然泳げもしない人(注:ちょっと平泳ぎ位はできます)<br />がいきなり浸かって歓声を上げているのを<br />見たからか、さっきまで途方に暮れていた人々が<br />次から次へと海に入って行った

    超〜〜気持ちいーー!!(北島康介風)

    実は風も強かったし、外海から入江へ潮が速く流れ込んでる
    感じのただ泳ぐのも危なそうな場所だったんだけど
    私のような全然泳げもしない人(注:ちょっと平泳ぎ位はできます)
    がいきなり浸かって歓声を上げているのを
    見たからか、さっきまで途方に暮れていた人々が
    次から次へと海に入って行った

  • 夫もちょっぴり泳いだし、本当に海に入ったのは1・2分くらいだったんだけど<br />みんなの先駆けになれたことに大満足して<br />意気揚々と帰路に就いた。<br /><br />往きの急坂を回避しようと、遠回りでもいいからゆるい坂道を選んだら<br />予想以上の遠回りでさすがにへたばった。<br /><br />

    夫もちょっぴり泳いだし、本当に海に入ったのは1・2分くらいだったんだけど
    みんなの先駆けになれたことに大満足して
    意気揚々と帰路に就いた。

    往きの急坂を回避しようと、遠回りでもいいからゆるい坂道を選んだら
    予想以上の遠回りでさすがにへたばった。

  • 近所のカフェのサンドイッチやお菓子を買ってホテルに戻り<br />誰もいない小さなプールが満々と水を張っていたので<br />さっきの余波で再び歓声を上げながら泳いだ。<br /><br />なぜ人は水に浸かると無邪気に歓声を上げてしまうのだろう?<br />

    近所のカフェのサンドイッチやお菓子を買ってホテルに戻り
    誰もいない小さなプールが満々と水を張っていたので
    さっきの余波で再び歓声を上げながら泳いだ。

    なぜ人は水に浸かると無邪気に歓声を上げてしまうのだろう?

  • 午後は部屋でごろごろしながら入り江の景色で<br />プールサイドにいるつもりになりながら本を読み<br />

    午後は部屋でごろごろしながら入り江の景色で
    プールサイドにいるつもりになりながら本を読み

  • 夕方お土産屋さんをぶらついて、夜またあの空いてる<br />イタリアンレストランで食事をした。<br /><br />リゾートにあんまり興味がないと思っていたけど、<br />くたくたになって街中を観光してまわるのが定番になっていたので<br />久々にこんなのもいいかもしれない。<br />もう年かなぁ

    夕方お土産屋さんをぶらついて、夜またあの空いてる
    イタリアンレストランで食事をした。

    リゾートにあんまり興味がないと思っていたけど、
    くたくたになって街中を観光してまわるのが定番になっていたので
    久々にこんなのもいいかもしれない。
    もう年かなぁ

  • 最後の日の朝、私達のホテルの前の下へ降りていく道は<br />観光客を乗せるロバの通る道になっていて、まだ通ってなかったので<br />散歩がてらそこを少し歩いてみよう<br />ってことで歩いてみたら、ちょーロバ糞くさかった!<br /><br />

    最後の日の朝、私達のホテルの前の下へ降りていく道は
    観光客を乗せるロバの通る道になっていて、まだ通ってなかったので
    散歩がてらそこを少し歩いてみよう
    ってことで歩いてみたら、ちょーロバ糞くさかった!

  • ドンキーロードはロバ糞だらけ。<br />

    ドンキーロードはロバ糞だらけ。

  • 午前中ゆっくりして、タクシーで空港まで向かった。<br /><br />サントリーニ空港からアテネまで戻って、また飛行機乗りついでデリーに戻ってきた。

    午前中ゆっくりして、タクシーで空港まで向かった。

    サントリーニ空港からアテネまで戻って、また飛行機乗りついでデリーに戻ってきた。

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