Key West

2009/12/27 - 2009/12/29

フロリダ東海岸を1週間ほどドライブで回ったのですが、最大の目的はキーウエストでした。

ケネディ宇宙センターで1日を過ごした後、マイアミまでは約4時間。マイアミ近郊で昼の時間になったので、クイズノズ・サブという、サブウェイと競合する、けどサブウェイよりおいしいサンドイッチ屋で昼食をとりました。その日は12月27日です。フリースを着て車を運転していたのですが、店に着いて車のドアを開けた瞬間･･･もわっと暖かいんです。結局3日後にマイアミを去るまで、半袖で過ごしました。

この日はマイアミは立ち寄らず、エバーグレーズ国立公園に行きました。もっと良く調べておけば良かったのでしょうが、結論から言ってここは、ボートツアーにいくべきだったんだと思います。しかし、下調べも悪く、どこでチケットを買えばいいかも分からず･･･ドライブと、少しマングローブの中を散策する程度で終わってしまいました。野生ワニも見れるかもと期待していたのですが、見れず。

とりあえずこの日の目的地はキーラーゴという、フロリダ・キーズの根元の方にある街で、そこに宿を取っていました。マイアミよりもキーウエストまで近く、しかしキーウエストまで行ってしまうとホテルが馬鹿高かったので、ある意味妥協案と言うか。ヒルトン系の中級ホテル、ハンプトン・インです。料金はそれでも、普通のハンプトン・インと比べたらかなり割高です。観光地料金です。部屋は一見南国風のおしゃれな感じに見えましたが、ハウスキーピングがまるでなってなく、ひどいものでした。ちゃんと掃除してるのか？ という清潔感のなさでした。

翌日、キーウエストへ向かいました。大小さまざまなキー(珊瑚礁からできた島という意味だそうです)と、それを結ぶ数多くの橋。道はほとんどは片側1車線の一本道で、マイアミからキーウエストまでは100マイル、160キロあります。最大の名所は「セブン・マイル・ブリッジ」。映画などでもよく出てくる、およそ11キロ海の上を走る橋です。あいにく空は薄曇りでしたが、それでも気持ちのいい道でした。晴れて欲しかったんですけどね。

キーウエストはある意味、そこで行き止まりの場所です。駐車場に車を停め、周辺を散策しました。雑学ですが、ここキーウエストがアメリカの国道1号線の起点なのです。

そしてキーウエストには、「老人と海」の著者でノーベル文学賞の受賞者である、アーネスト・ヘミングウェイの家があり、これが有名です。私たちも見学に行きました。ヘミングウェイが買っていた猫は指が6本あったそうで、しかもその猫の子孫たちがいまだにその家に住んでいます。猫の手足を注意して見てみましたが、私らは6本指の猫は見つけることができませんでした。

また、キーウエストの街中には、黒い体に赤い首のニワトリが野良ニワトリ状態であちこちにいます。このニワトリは保護されているそうで、捕獲は禁止なんだそうです。

しばらく街中を散策したのち、午後の早めの時間に帰路につきました。キーラーゴに連泊なのでそこに戻った訳ですが、反対車線のキーウエストに向かう道路は、結構混雑していました。繰り返しますが、キーウエストは行き止まりで、そこに向かう一本道は片側1車線なのです。混みますよね、当然。マイアミから往復を考えている人は、朝は早めに出た方がいいです。

この日はキーラーゴでホテルにほど近いシーフードレストランへ。なかなかおいしかったです。南フロリダではストーンクラブというカニの爪が一つの名物で、当然このレストランでも多くの人が食べていました。このストーンクラブは本当に殻が分厚くて固く、石のようなんです。味は甘めで美味です。

エリア キーウエスト(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

セブンマイルブリッジを運転中に撮りました。許してください(苦笑)

セブンマイルブリッジはこんな感じです。

アメリカの国道1号線の起点を示す標識です。

アーネスト・ヘミングウェイの家。

ヘミングウェイの家の中。猫がベッドでくつろいでます。

キーウエストには、こんなニワトリがあちこちにいます。