【2011 クリスマスマーケット】　ブンデスリーガの街 “ドルトムント”

2011/12/06 - 2011/12/06

2011クリスマスマーケット見学の第２弾です。

ドイツ最大のクリスマスツリーがあることで有名な
ドルトムントに行ってきました。
ツリーの高さはなんと４５ｍ！
ツリーの電球数はおよそ４万８０００個！！

ドルトムントはルール工業地帯の一角にある街ですが、
この季節になるとクリスマスムードで華やかな街に
様変わりします。
そして、ここのマーケットは毎年、ドイツ国内の
人気マーケットランキングの上位に入るそうです。
ハンザプラッツという広場には、
３００店以上の屋台が軒を連ねる規模です。

実は、この日の夜のBVBドルトムントの試合チケットを持っていたため、
「せっかくドルトムントに行くんならクリスマスマーケットも見よう！」
という流れだったのですが、
ついでというには申し訳ないような楽しいマーケット巡りとなりました。

エリア ドルトムント(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

ドルトムント中央駅。
ドイツ国内のＩＣＥをはじめ、国内外の長距離列車
も停車します。
駅の外観は至って普通です。

ドルトムントのクリスマスマーケット用ポスター。
ゆるいタッチがとってもかわいい感じです。

ちなみに、ここのポスターは毎年同じみたいです。
自宅に帰ってから、去年のパンフレットを見たのですが、
デザインは全く同じでした。
ポスターを毎年作り替えるのも大変ですものね。
同じものの方が、歴史を感じますしね〜
（と、好意的に解釈してみる…）

中央駅から旧市街へ向かう階段の上で、
大きなサンタさんがお出迎え。
確か去年もここにサンタがあったよな。
もしかして同じ人形？

ドルトムントには、合計９つのクリスマスマーケット
があります。

ここは駅から一番近いところにある、
Petri-Kircheplatzのマーケット。
屋台の数は１０店ほどの、とっても小さいなところです。

ドイツのクリスマスには欠かせない
“クリスマス・ピラミッド”。
一般家庭に飾る小さなものは、
灯したロウソクからの上昇気流で
上のプロペラが回る仕組みになっていますが、
こういう大きなものはもちろん電動。
各地のクリスマスマーケットで見掛けますが、
これは結構大きい方！

この日は「シュラーガーのクリスマス」
というイベントをやっていました。
全国に生放送される人気イベントのようで、
たくさんの人が集まっていました。
我々が知らないだけで、
人気歌手が歌っていたのかもしれない。

ハンザプラッツに到着。
クリスマスツリー、ほんとにでかい！！！
何かの本に「ドイツ最大」とあったのですが、
現地では「世界最大」と謳っていました。
なんにしろ、大きいです。

ツリーはやっぱり、
暗くなって灯りが点ってからの方が綺麗です。
その様子は、表紙または後ほど出てくる写真を
ご覧になってくださいね。

何はともあれ、マーケットを散策。
歩き回るだけでも楽しいです。

屋根の上のサンタさん、動いてました。

２つ３つ並べて飾ったら、
かわいくなりそうなトナカイ。

値札のない商品って、結構多いんですよね。
裏に貼ってあるのかもしれないけど、
勝手に触っちゃダメだよな〜と思いつつ、
なんとなく買わずに通り過ぎてしまう。
客を逃してますよ！

木彫りの飾りの数々。
天使やツリー、流れ星。

真ん中にデン！といるのは、聖家族です。
生まれたばかりのイエス・キリスト、
聖母マリア、その夫ヨセフ。
ドイツ語でKrippe（クリッペ）という、
キリスト降誕を模した人形も
クリスマス飾りの定番の一つです。
こういうリアルに人間っぽいものから、
キャラっぽいものまで、
実に様々なクリッペが売られています。

小さい人形がいっぱい。
意外に安かったりするので、
つい手が出そうになります。

我が家に馴染むか、吟味吟味！

アルターマルクトのマーケット。
ドルトムントの各マーケットは、
全て徒歩で周れる範囲にあるので見学しやすいです。

Reinoldi教会広場に移動。
大抵のクリスマスマーケットには
小規模ながら移動遊園地があることも多く、
小さなメリーゴーラウンドなどもあります。

クリスマスマーケットは、
広場ごとに四角く展開していることが多いのですが、
この辺りは小道沿いに露店が続いていて、
歩く道々ずっとマーケットって感じが
すごくいいです。

クリスマスマーケットでも
BVBショップ発見！
しかも結構な人が集まってるし。
やっぱり人気あるんですねぇ。

ガラス玉のオーナメント。
そういえば、オーストリアのマーケットでは
すごくよく見たのに、
北ドイツではあんまり見ないなと思ったら、
ドイツでも南の方で人気があるオーナメントらしい。

我が家はクリスマスツリーは飾らないので、
こういう上から吊るさないといけないものは
飾りにくいんだよね、残念ながら。
綺麗なんだけどな〜。

蜜蝋がズラリ。

ヨーロッパの人って、ロウソク好きですよね。
たまにロウソク専門店があったりして、
「これで商売になるのかな」
と心配しちゃったりしますが、
きっと余計なお世話なんでしょう。

でも、凝った造形で高価なものも多いので、
火を着けちゃうの勿体無いな。

これもドイツのクリスマスでは定番の
煙出し人形。
体の部分にお香をセットすると、
ポッカリ開いた口からモクモク煙が出て、
タバコを吸っているように見えるというもの。
ドイツのクリスマスでは、
「香り」も大切な要素だそうです。

小腹が空いたので、屋台で買い食い。
マッシュルームと玉葱の炒めもの、
ニンニクソースかけ。

お腹が膨れないうえに安くもないけど、
美味しいです。
（どこの屋台でも、だいたい５ユーロ前後でした）

もう少し何か食べたいな〜とウロウロしていたら、
美味しそうなものを発見！
奥でクルクルと炙られている塊は、
ハムのグリル。

くださーい！

パンからはみ出すこのボリューム！
特にソースがかかっているわけでもなく、
シンプルな肉の旨みが効いてます。

うまーーーい！！！

やっぱシメはデザートだよね。
あっ、ふわふわドーナツ！

くださーい！

1個80セント、4個3ユーロ。
「4個ください！」
いろんな味があって、取り混ぜてもいいと言うので、
コレとアレと…と4種類オーダー。
歩きながら食べ始めてみたら、5個入ってました。
間違い？サービス？

ほんのり温かく、甘すぎず、
美味しくペロリといただきました。

暗くなってきて、
イルミネーションが点り始めました。

やっぱり夜の方が雰囲気いいです。

クリスマスツリーもキラキラ。
「このツリーを見るだけでも、
　ドルトムントのマーケットに着た甲斐アリ！」
と思えるくらい素敵です。

真ん中に輝く丸いものは、
ブンデスリーガのマイスターシャーレ（優勝杯）。
ドルトムントは昨年度の王者ですからね〜。
来年のツリーにも、これが飾れますように！

“クリスマス村”という子供向けのイベントブース、
今日はサンタさんが来る日でした。
優しそうなサンタさんだ。いいなぁー。
撮れるものなら一緒に写真を撮りたかったけど、
常に子供達が２〜３人待っていたので、
さすがに自粛しました。
外人だというだけで本物みたい。って単純すぎるかな…。

ハンザプラッツに面して大きなデパートがあり、
その５階部分あたりに
前面ガラス張りの渡り通路があったので、
「あそこからマーケットが見下ろせるんじゃ！？」
と上ってみました。
写真だとガラスが反射して分かりづらいですが、
想像通りに見渡せて、とても綺麗でした。

クリスマスマーケットを堪能し、
こんなに寒いのにこれからサッカー観戦か…
と若干不安を抱きつつ、スタジアムへ向かいます。
※この日の観戦については、
　【2011 チャンピオンズリーグ観戦　BVB-Marseille】
　をご覧ください。