備中紅葉狩りと進水式見学/岡山県・真庭市、総社市～広島県・福山市

2011/11/23 - 2011/11/24

　今年の紅葉は少し遅れ気味だったが、岡山・真庭の[日本の滝１００選]でもある名瀑・「神庭の滝（かんば）」へ、紅葉真っ盛りであった。そして総社の奇岩・絶壁と紅葉の調和が美しい岡山随一の景勝地・豪渓（ごうけい）へ、ここは渓谷から山へ一面のモミジの紅葉で見事であった。
　翌日は朝早く福山の常石造船所へ進水式の見学をする。以前から進水式を見たかったので、この巨大な貨物船（８２０００ｔ）の進水式は迫力満点でした。そこから昭和３０年代の街並みを再現している「みろくの里」へ、そして坂本竜馬の海援隊が鞆の浦沖で衝突した「いろは丸」の遺品が展示されている「鞆の浦」を散策し帰路に着いた。

エリア 総社・吉備路(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス JRローカル

　日本の滝１００選「神庭（かんば）の滝」。高さ１１０ｍ、幅２０ｍの中国地方随一のスケールを誇る名瀑です。断崖絶壁を流れ落ちる滝の豪快さは言うまでもなく、まるで白布をまとったように見える水しぶきは神秘的な美しさです。

　神庭の滝。

　神庭の滝から下流にある草葺き屋根から雨のしずくが落ちる姿に似ている「玉垂れの滝」。これらを含む周辺は、国指定の名勝、県立自然公園に指定されており、広大な渓谷内には種々の樹木が繁り、秋にはカエデやカツラなどの紅葉が織りなす風景は秀逸です。

　滝周辺には、昭和３２年大阪大学の手で餌付けされた野生の猿が約１００匹生息しているそうです。

　神庭の滝周辺の紅葉。

　豪渓（ごうけい）、岡山・総社市と吉備中央町にまたがる槙谷川の上流にあり奇岩絶壁のいかつい岩石美と、清流と桜、新録、紅葉の調和した渓谷が壮大な自然美をくりひろげる景勝の地です。

　豪渓の紅葉。

　豪渓、そびえ立つ天柱山。

　福山市・常石造船所常石工場、船台に横たわる進水前のばら積み貨物船（８２０００ｔ）。

　式典が終了し、船台を滑って行く貨物船。

　進水が終了した貨物船。この後、式典会場で紅白の餅まきが行われた。

　「みろくの里」、園内は遊園地と昭和３０年代の街並みを再現した施設からなっている。

　昭和３０年代の街並みを再現「交番所」。

　昭和３０年代の街並みを再現、昔懐かしい「ラーメン屋」。

　昭和３０年代の街並みを再現、繁華街、赤チョウチンが懐かしい。

　昭和３０年代の街並みを再現、１０円寿司と大衆酒場。

　鞆の浦、「むろの木歌碑」、万葉の歌人・大伴旅人が鞆の浦へ立ち寄り、むろの木に託して亡き妻を偲んだ歌が刻まれている。
「わざもこが見し　鞆の浦のむろの木は　どこよにあれど　見し人ぞなき」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　鞆の浦、安国寺。鞆の浦周辺は寺院が多く（十数寺社）、「備後鞆の浦古寺めぐり」を散策出来るようになっている。

　山中鹿之助首塚。

　医王寺から見た鞆の浦全景。

　常夜燈、灯籠燈（とうろどう）と呼ばれる江戸時代の灯台。海中の基礎の上から宝珠まで１１ｍの高さがる。港の常夜燈としては日本一、鞆のシンボルです。