もっと遥かな山旅を：八ヶ岳　渋ノ湯in～美濃戸口out（小屋2泊）

2009/08/13 - 2009/08/15

今年からはじめた山歩き。
夏休みを利用して天狗岳～赤岳・阿弥陀岳に行って来ました。

実は、中学の時に学校で登山があり、天狗岳と硫黄岳に登りました。
その時は、つらくてつらくて、
｢もう一生山なんて登るもんか、このー！！｣と思ったのですが、

今はすっかり山がすきです。

エリア 茅野(長野)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

■2009年8月13日
青春18きっぷを利用して、東京から茅野へ。
バスに乗り換え渋ノ湯へ到着。登山開始。

今日は、天狗岳を越えた根石岳の根石山荘を目指します。

まずは樹林帯歩きからスタート。
私、樹林帯歩きがとっても嫌いです･･･。

分かりにくいですが、東天狗岳山頂。
中学生の時登らされた学校登山以来です。
ガスっていて、展望無し。
記憶の中では、ここから西天狗岳に伸びる稜線がキレイでした。

歩いても歩いてもガスの中。
西天狗岳はあきらめ、東天狗岳から根石岳を越え、
本日の宿、根石山荘に到着。

小屋案内の看板を、濃霧で見落とすところでした･･･

ものすごく風が流れる場所に小屋を構えているので、
屋根のトタンがたくさんの石で押さえてあります。

この小屋は、お風呂がついていました！

■2009年8月14日
天気は晴れ。雲が多い。
今日は、硫黄岳→横岳→赤岳・赤岳頂上山荘を目指します。

根石山荘前からは、北アルプスが雲の切れ間から見えました。

写真は、硫黄岳から横岳方面。
見事にガスの中。
横岳には、岩場鎖場が待ってます･･･

横岳。
こわい･･･こわい･･･
ガスってて谷底とか見えなくて、かえって良かった！！

慎重に足場を確かめながら進みます。

横岳の岩場を抜けたあたりから、
赤岳展望荘、赤岳方面。

夏っぽい一枚。

12時に赤岳頂上山荘に到着。
･･･あと半日残ってるけどどうしよう。

頂上山荘前のテラスに寝そべり、
のんびり風景を眺めることに。

なかなかガスが切れることが無く、
12時から待って、
待って、
やっと北八ヶ岳まで雲が切れたのが16時。
その一瞬。

いつも思う。
写真を本格的にやる人の時間の使い方は、贅沢。
取りたいものの前で、
待って、待って、
ひたすら待って、最高の一瞬を狙う。

赤岳頂上山荘。
木造テラス最高！
山頂は、この右側へ5分くらいのところです。

夕焼けの始まった時間帯の山頂方面。

■2009年8月15日　下山日
天気は晴れ。
早朝に起き、山頂にてご来光を待つ。
寒い！！
夏休みとは思えないくらい、寒い！！

山荘前に戻り、横岳方面を撮影。
横岳のピョコピョコの向こうに見えるのは、
私の大好きな浅間山。

昨日テラスでのんびりしていた際に、私の横でキャノンの一眼を
かわいがってた名古屋人のにーちゃんに、
浅間山を撮って私に送ってくださいとお願いする。

後日戴いた写真は、私のデジカメと比べ物にならないほど、
山にかかる雲は「しっとり」。
空の青は気持ち悪いくらい青が再現されていて
（画像処理はしていないらしい）、一眼の威力を目の当たりにする。

赤岳から阿弥陀岳。

途中、前にいたグループと共に、道を間違え、
何とか皆無事に帰ってくる。

横岳、硫黄岳方面。

横岳、硫黄岳、天狗岳、その向こうの麓から歩いてきたことを
思うと、感慨深い。

阿弥陀岳より赤岳。
午前は、逆光のため、写真にはきれいに写りにくい。

阿弥陀岳からは、一旦赤岳方面に途中まで戻り、
美濃戸口から下山しました。