2011/11/15 - 2011/11/15
43位(同エリア85件中)
吉備津彦さん
安楽寺の境内は温泉山という山号からも解るように2キロメートルほど離れた安楽寺谷という場所にありました。当時この周辺には赤錆び色の温泉が沸き万病に効くとされ、各地から湯治に訪れる人も多かったそうです。弘法大師も四国行脚中にこの地を訪れ、この土地が病疫から人々を救う薬師如来と深い因縁で結ばれているとして坐像を刻み堂宇を建立して四国八十八ヵ所第六番霊場と定めました。
本尊はとても大きいのですが実は弘法大師のものではありません。昭和37年に不治の病として医者にも見放されていた愛知県の水谷しずさんという婦人が、夫とともに藁にもすがる思いで病気平癒の願をかけて巡礼に出かけました。その旅の途中に夫人の病気はみるみるうちに快癒していくといった霊験を得て感激し、奉納した仏像だと言われています。元来の本尊は体内仏として納められています。
池の傍らにある松の古木は、弘法大師を守って流れ矢を受けたとされる伝説の逆松(さかさまつ)で、根本には小さな大師像が置かれています。大師は折れた松を逆さに植え、「もしこの松が栄えたらこの地を踏むものは、災厄を逃れるであろう」と言われたそうです。
本堂と大師堂の間にある「願い棒修行」は京都の東寺でも行われているもので、願い方は大師象前の願い棒を自分の年齢分手に握り、願い事、年齢、氏名を言い、般若心経を唱えながら右回りに修行大師の周りを回ります。その後正面にくると願い棒を1本宝前に置いて残りは戻し、南無大師遍照金剛を7回唱えると願い事が叶えられると言われています。
宿坊は、江戸時代には宿に困った遍路や旅人を泊めて保護するようにと藩主から指定された<「駅路寺」でもありました。八十八ヵ所の宿坊の中でも規模が大きく、温泉の大浴場も20人くらい入れる広さがあり、食事も魚介類などを使った和食で現在でも人気があります。宿泊料は2食付きで5,800円程度、素泊まりも可とのことです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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安楽寺(徳島県上板町) 寺・神社・教会
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イチオシ
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宿坊
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イチオシ
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