旧社会主義国と現社会主義国を巡る旅　③

2011/09/15 - 2011/09/27

夏休みを利用して、東欧とキューバを巡りました。
弾丸です。
成田→ウィーン→プラハ→ブダペスト→ウィーン→トロント→ハバナ→バラデロ→ハバナ→トロント→ウィーン→成田

後にも先にも、こんなルートを２週間で旅行する人いないでしょう。
だって往復チケットの方が安かったんだもーん！

エリア ブダペスト(ハンガリー)

本日は、列車でブダペストに向かいます。
9:39発で、約７時間かけて向かいます。。。。
切符は前日に本駅の窓口で買いました。
英語が通じないことを予想して、チェコ語でメモを書いていったのですが、もうなんの苦もなく英語で購入できました。
７時間を考慮して、一等車の席を予約しました。
発車時刻まで、プラハ本駅の上にあるカフェで一服。
綺麗なカフェです。
下の喧騒が嘘のように、のんびりできます。

ブラチスラバ（スロバキア）も通過します。
チェコ、スロバキア、ハンガリーと３カ国を通るのですが、その度に、その国の車掌さんが切符をチェックに来ます。
有難うが、その国の言葉なので、面白いです。

途中、かなり廃墟が沢山あり、言葉悪いですが、戦後の様な風景が広がります。

電車の中には食堂車があったので、ビールを飲んだり、プラハ本駅の売店で買ったサンドイッチを食べたり、ポテトチップ食べたりしました。

意外に７時間はあっという間でした。

ハンガリーはブダペスト東駅に着きました。
駅に着いた瞬間、今までの観光地化されたウィーン、プラハとは違う雰囲気！
暗いし、歩いている人もちょっと小汚いです。
これは、地図を丸出しして歩ける雰囲気ではありません。

でも、東駅から地下鉄に乗る道が分からず、道端にいた怖そうなおじさんに恐る恐る聞いてみると、丁寧に道を教えてくれました。
こんなことで、すっかりブダペストのイメージが良くなっちゃうんです。

ブダペストの地下鉄は、プラハと違って検札が厳しい！
自動改札の変わりに、人間が立っていて、切符をチェック。かなり入念に見てきます。
そんなに厳しくしたいなら、自動改札にしなよう。

世界で二番目に古い地下鉄だけあって、とにかく浅い浅い。
一番古い線なんて、地上から１０段くらい下がればもうホームでした。
ハンガリー人はアジア人というけれど、見た限り、ほとんど白人でした。あんまりアジアを感じませんでした。

一人旅ですが、せっかくの夜景を是非、川からみたいということで、夜景クルーズに乗りましたよ。
いや、川辺はもう、カップルだらけです。
ローカルも観光客もカップルばっかり。
一人でいるのなんて、私くらいでした。
このときばかりは、あまりの浮きっぷりにちょっと恥ずかしくなりましたが、気にしていられません、クルーズです。

まあ、なんて綺麗な国会議事堂なんでしょう！
風も寒いし、一人で綺麗なものを見るのって、ちょっと寂しいですね。もう集中して写真とりまくります。

あ、ほんと綺麗です。
ブダペストに来たら、是非、クルーズをお勧めします。

翌朝は、ホテルの朝ごはんはパスして、ジェルヴォーに朝ごはんを食べに行きます。
開店と同時に入ったので、店内は静かで落ち着けました。

朝からケーキという気分でもないし、そもそもケーキが嫌いなので、せっかくジェルヴォーですが、クラブハウスサンドイッチを頼みました。
写真の通り、でかいです。
でもとっても美味しい！！！
こりゃ、お昼ご飯いらないなという感じ。

英雄広場にやって来ました。
この両脇にある博物館と美術館は、月曜日のため休館！！！
キャー、何する？このあと。。。。。

とりあえず、デアーク広場まで戻ります。
この日のブダペストは３０度越えてたと思います。
暑い厚い、日本の夏のようでした。湿度も結構ありました。

デアーク広場の側にある、大きなシナゴーグに来てみました。
シナゴーグに入るのは初めてです。

これまで、キリスト教、ヒンズー経、仏教、イスラム教の寺院には入ったことありますが、ユダヤ教の寺院は初めてです。
そして、入り口には金属探知機があります。
これも初めて。
いろいろ考えます。
警備が厳重だったのが印象的。

あちこちにダビデの星。

ステンドグラスにも。

あまりに暑いので、この後行こうとしていた王宮はパスしました。

また近くにある聖イシュトヴァン大聖堂へ向かいます。

こちら、打って変わって、キリスト教です。
入り口で、夜からのコンサートチケットを売っていたので、夜はコンサートとします。
パイプオルガンの生演奏は聴いたことがないので楽しみです。

本当に暑かったのと、疲れたので、ホテルに一旦戻ってコンサートまで休憩することにします。

パイプオルガンはビリビリ響いて、圧巻でした。

コンサートの後は、ネットで事前見ていた、グヤーシュが美味しいお店に向かいました。
ネットでは、モスクワテールにあると書いてあったし、ガイドブックの路線図にもモスクワテールという駅があるのに、地下鉄の路線図にはそんな駅はありませんでした。
駅の名前変えたんでしょうか？

路線図を見て、モスクワテールと思われる駅に降りたら、お目当てのお店が見つかりました。
完全にローカルのお店です。
満員で、最後の一席につくことができました。

ビールとグヤーシュを頼みます。
パンの欠片で火をつけています。

グヤーシュの感想ですが、美味しいけど、朝食べたジェルヴォーのサンドイッチがきいていて、堪能できませんでした、、、、、。
ビールとパンとグヤーシュでおなかダボダボになりながら帰ります。

しかし、ハンガリーというのは、ローカル向け、観光客向け、どこのお店に行っても店員さんが優しいですね。プラハも優しかったけど、東欧＝陰気、暗い、のイメージがなくなりました。

明日はウィーンに戻ります。