チュニジア旅行記2　～スベイトラ・トズール編～

2007/02/13 - 2007/02/19

2月、久々の海外旅行に行くことにしました。
しかも、北アフリカの地中海に面した国、チュニジアへ。
行くまでは、チュニジアがアフリカのどの辺りにあるのかすら知らなかった私。

普段海外へ行く時は、旅行会社のフリープランツアーか、自分で手配して行く自由旅行が多いのだけど、
チュニジアは英語がほとんど通じないらしいので（公用語はアラビア語とフランス語）、それは何かと困るだろうと、ちょっと贅沢に日本からの添乗員付きツアーで、姉と二人8日間まわってきました。

ツアー客は、私達2人と、男子大学生の3人のグループ以外は、みんな一人旅の方たちでした。

「旅行記2」は、チュニジア3日目、スベイトラとトズールの旅行記です。

エリア スベイトラ(チュニジア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

チュニジア3日目。今日はスベイトラ遺跡へ。

7世紀、ローマ時代に建てられた神殿跡など、都市の形が多く残っています。

それにしても、こういうローマ時代の遺跡らしい遺跡？を見るのは初めてで、
「世界ふしぎ発見みたいだぁ！」とずっと興奮してました。

神殿部分。近づいてみると意外と高い！

中までズカズカと入って、遺跡に直接触れることができ、
古代ローマ人の生活ぶりを想像してみたり...。

浴場の跡や下水設備の跡などを見ると、カタチは違えど、現代のようなインフラが整っていて、古代ローマ人ってすごい！と思いました。

遠景。まわりの石積みなども、すべてローマ時代の遺跡です。

スベイトラ遺跡の次は、一路トズールへ。

チュニジアはステップ気候が大部分。
草のような低木が生えているだけの大地を、バスはかっ飛ばして進みます。

景色に飽きてきた頃、砂漠の中線路をを列車が並走。
思わずシャッターを押してしまいました。

途中、ジェリド塩湖を突き抜けるまっすぐで長い道路があり、その道をバスは突っ走ります。

塩を作るための製塩所がところどころにありました。

湖はどれくらい塩分濃度が高いのかわからないけど、よく見ると赤い色の小さな生き物がたくさん泳いでいました。
こんなところでどうして生きられるのが不思議。

そして、バスは今日の宿があるトズールのはずれまでやってきました。
トズールはサハラ砂漠の入り口の街です。

今日のランチのときに、「ラクダに乗ってみたいなあ」ってなんとなく添乗員さんと話していたら、なんと予定にはなかったラクダ乗り体験を急遽手配してくれることに！
言ってみるもんですね。
他にも乗りたい人がいるか募ったら、ツアー参加者の半数ぐらいが「乗りたい！」に手を挙げたので、バスはラクダ組をラクダ乗り場で降ろし、その他の方をホテルへお届け。

日が傾き始めた夕暮れ時。
数頭のキャラバンをくんで、サハラ砂漠を1時間ほど歩きます。

ラクダの背って、想像していたよりもずっと高くて少しコワかったです。

折り返し地点まで来た時、ちょうどサンセットの時間だったので、ラクダから降りて写真タイム。
地平線に沈む夕日なんて日本じゃ滅多に見られないけど、それがましてやラクダとともに砂漠に沈むのを見られるなんて！

復路は、星が見え始める薄暮の中を歩いたので、まるで「月の砂漠」気分。
思い出深い体験ができました。

ただ残念なことは、ラクダの首の付け根あたりにつかまる棒がついているのだけれど、チビの私には遠すぎて掴まるのに変な体勢になり、案の定次の日筋肉痛になりました...。

（チュニジア旅行記3　〜マトマタ・カルタゴ編〜　へ続く）