2011/10/10 - 2011/10/11
73位(同エリア160件中)
ゆんこさん
我が家の菩提寺の、年に一度の恒例行事、親睦会一泊旅行。
いつもは片道2時間以内の近場の温泉だったけど、今年は記念すべき10回目ということもありちょっと遠くまで足を延ばして「江差観光」に決定!
でも「江差観光」が先に決まったのではなくて、木古内町の料理宿「木古内ビュウ温泉 のとや」に泊まる、と宿が先に決定していたのでじゃあ観光は近場の江差ね、と宿ありきのプランです。
江差も、皆「昔来たことがあるんだよね〜」というくらい久々なので(我が家も十数年ぶり?)、開陽丸・江差追分会館など観光しつつ、お昼ご飯には再び日本海の海の幸を堪能する旅になりました。
まずは、これも恒例のパークゴルフ大会からスタート。
老若男女関係なしハンデありの、優勝者は誰だ〜!
参加者22名、平均年齢は多分60を超え、ペーペーの若手の我が夫婦は添乗員、カメラマンと忙しく走り回るちょっぴりお疲れの団体旅行です。^^;
でも、「楽しいお寺だね」とよく言われる我が菩提寺。
そう、みんな楽しくお寺にお参りに来よう!、がモットーです。(笑)
★お知らせ★
江差観光で行った「横山家」のご当主の話。
10月15日(土) 午後9時〜 TBS「世界ふしぎ発見」
「北前船 みちのく丸の冒険」
この中で、この横山家も出るかもしれないということです。
皆さん良かったら見てくださいね〜♪
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
-
午前9時、お寺に集合した一行22名。
「木古内ビュウ温泉 のとや」さんの送迎バスにて、いざ出発〜!
4時間半近くの長いバス旅を終えて到着したのは、「りろないパークゴルフ場」
そうです、我が親睦会は毎回パークゴルフからスタートします。
到着時は、物凄い雨が降っていたけど暫く待っているうちに晴れてきました。
やっぱり私は、「晴れ女」? (笑) -
こちら、我がお寺の住職!
今年こそは優勝だ!、と意気込んでいましたが… -
雨に降られることもなく、無事「大会」終了。
パークゴルフ場をバックに記念撮影。
毎年、このパークゴルフ場の写真と宴会のときの写真でカレンダーを作ります。(もちろん作成は、我が夫)
思いのほか好評なんです。
★余談★
実は、このとき両足「ブヨ」にさされた私。
次の日の観光の時には歩くのも困難になるくらい腫れ上がってしまい、地元に帰った翌日即行病院へ走りました〜。(泣)
今も通院中の、大変な事態となったしだいです。 -
午後4時過ぎ、「木古内ビュウ温泉 のとや」到着。
宿の方総出でお出迎えしてくださいます。
木古内町はただいま新幹線の工事中。
新幹線の駅「木古内駅」が出来るそうです。 -
なんだか、親戚の家に泊まりに来たみたいな感じ…
正直、びっくり、がっかり…
ある程度は覚悟していたけど、まさかまさかのお部屋。
会費高かったんだけど〜。
お料理に期待します。^^;
温泉のお湯は、ぬるぬるとした感じが肌によさそう〜♪ -
宴会の準備が始まっている中、「幹事&添乗員」の我が家も早めに行って準備。
まだ誰も来ていない内に写真撮らなくちゃ。 -
さすが日本海に面した、木古内町、海の幸満載です。
定番のお刺身盛り合わせはもちろん、ニシンのマリネ(超美味♪)、ウニ鍋、魚のアラと大根の炊き合わせ、ガゴメ昆布の松前漬け、そしてカニ半身、極めつけは「あわびの踊り焼き」だ〜! -
イチオシ
あわび、本当に目の前で踊っています。
「おいし〜い♪」の言葉しかありません。
歯ごたえがなんともいえない。 -
あわびが焼けている間に、総代さんの挨拶で宴会スタート。
と言っても、すでに飲み始めていたので、形ばかりの「乾杯」ですが。
実は、今回のプランは飲み放題と言うことでビールサーバーが設置されていました。
お寺の行事で何かにつけ、ビールサーバーを頼むので皆すっかり注ぐのはお手の物。
宿の人の手を煩わせずに、勝手に飲み始めてしまいます。^^; -
料理をしばし堪能した後は、お待ちかね(?)パークゴルフの表彰式です。
実は私、昨年度の優勝者!
まずは、トロフィーを返還して記念の楯をいただきます。
今年はどうだったのかって?
毎年貰うのも悪いですから〜。(笑)
最近顔出しOKの私ですが、このときは超スッピンなので編集!^^; -
イチオシ
宴会が始まって暫くして、宿の人からサプライズ!
「親睦会旅行10回目の記念と言うことで、いいブリが手に入ったので舟盛りをサービスさせていただきます」との言葉に、一同「おお〜っ!」
きゃ〜、写真係の私、皆が殺到する前に写真撮らなくちゃ、と大慌てです。
皆めちゃくちゃ、盛り上がり〜。
入れ替わり立ち代り、舟盛りに群がる!
気がついたら、きれいになくなっていたのは言うまでもありません。 -
そんなこんなの楽しい宴も、終わりこれまた恒例の記念撮影。
毎年夫がセルフタイマーで写すので、滑り込んでこんなポーズになるのですがなぜかこれが大ウケ。
今回宿の人が撮ってくれましたが、最初からこのポーズで♪
宿の人も大笑い。
皆お腹いっぱい食べて大満足の宴会終了♪ -
一夜明けて、昨日のぱっとしないお天気と打って変わって、まぶしい朝日が差し込む食堂。
例により、朝日が昇る時間には起きることができない私です。^^;
こちら「のとや」は、レストランも併設しています。
日帰り入浴もあります。(レストランで食事をすると割引も有り) -
朝食のラインナップ。
他のメンバーは、皆すでに朝食を追え我が家が一番最後。
と言っても7時半ですけど…^^; -
イチオシ
朝食後、出発時間の9時まで時間があるので、のとやさん裏の浜辺をお散歩。
朝日がきらきら反射して、とってもきれい〜。
朝の空気も気持ちいい。 -
なんか、の〜んびり。 -
さ、それでは江差町に向けて出発〜。
-
約1時間ほどで江差町にある「開陽丸」に到着。
「開陽丸」…幕末に榎本武明が率いた、幕府旗艦
江差沖で沈没
このあたりの歴史的背景には疎い私。^^;
新撰組も詳しいことは分からず…
箱館、五稜郭と、北海道にかかわりのある歴史、もっと勉強しなくちゃダメですね〜。 -
レンガ造りの建物は、チケット売り場、お土産ショップ、ちょっとした資料展示などがあります。
チケット 大人 700円
小中高生 300円
横山家との共通入館券 800円 -
実際の船体の一部も展示されています。
-
レンガ造りの建物を出ると、目の前に圧倒的な姿を見せる「開陽丸」
-
中に入ってみると思ったより広いのにびっくり。
箱館戦争当時の衣装を着て記念撮影が出来るようですね。
皆さんも箱館新撰組に扮してみてはいかが♪ -
お休み中の人発見!(笑)
「起こさないでください」 -
大砲を操作しています。
小さい子供は必ず怖がるマネキンですよね。 -
海底から引き上げられた砲弾。
かなりの数の砲弾が陳列されています。 -
イチオシ
甲板に出てみると…
広〜い。
帆柱が写りきらない。
でも、青空が気持ちいい〜、海の上にいるみたいな感じ。 -
すぐそばの江差港からは、奥尻島に向けてフェリーが出港していきます。
-
部品や装備などの展示。
-
箱館戦争に至る歴史背景などの解説。
じっくり読むとそれなりに面白いんだけど、時間がない。 -
入り口入ってすぐあったんだけど、出るときに見かけました。
「葵のご紋」ならぬ「ハートのご紋」になっちゃった。 -
これが」「ハートのご紋」
これはこれでありかも〜。
でも威厳がないね。 -
次に向ったのは「江差追分会館」
いわずと知れた民謡の王者「江差追分」
北前船によって、運ばれてきた文化が、ここ北海道で花開いた北海道の文化遺産です。
江差追分の資料館と同時に、実演(11時、13時、14時30分)があります。
入館料 大人 500円
小中高生 250円 -
11時の回に間に合いました。
江差追分、本格的に聞くのは初めてです。 -
江差追分コンクールの優勝経験者の方の唄をききます。
他にもう1曲の民謡と、おなじみソーラン節では掛け声のかけ方を皆で練習して一緒に参加したり。
なかなか経験できないことが出来て、面白かったかな。 -
同じ建物の中に、「江差山車(やま)会館」があったのでちょっと覗いてみることに。
-
はい、ここから10月15日に放送された「世界ふしぎ発見−北前船 みちのく丸の冒険」に出てきた内容が入ってきますよ〜。
起源は約370年前にもさかのぼり、歴史の浅い北海道にとっては類を見ない珍しい神事の江差姥神大神宮徒御祭。
8月8.9.10の3日間、盛大に行われるお祭り、北海道ではなかなか見られない由緒ある祭り、この会館の展示を見て来年このお祭りを見てみたいな、と思いました。 -
2階は、江差追分の展示資料室。
江差追分歴代の優勝者の歌声が聞く事が出来ます。
実は今回は参加できなかったけど、お寺の檀家さんのおじいちゃんが優勝者としてここに名前が載っているということもありここに来たと言ういきさつもあります。
それとともに私が小さい頃、近所のおばさんが優勝して民謡教室を開いたと言ったことも思い出し、そのおばさんの名前を見つけてちょっと懐かしかったり… -
再び1階に下りると、あら、みんなは早くもお土産物色中。
ではでは我が家もちょっと覗いてみましょうか。
と言うことで見てみると、あらまぁ懐かしい「五勝手屋羊羹」が有るじゃあありませんか。
道産子ならこの五勝手屋羊羹誰もが食べたことあるんじゃない?と言うくらい昔ながらの名産品。
五勝手屋羊羹と言えば丸い筒状の羊羹を思い浮かべるけど、四角いのもあるし、短いのもあるんだ。
と言うことでお土産購入。 -
それと江差・松前とこのあたりではずせないのが「にしんの甘露煮」
にしんそばには欠かせませんよね〜。
自宅で手軽ににしんそば♪
もちろんお買い上げ。 -
そしてそのにしんそばも食べられる、レストラン「江差家」
江差追分会館に隣接しています。 -
店内に「かもめ」が飛んでる〜。
とってもおしゃれな照明でした。 -
昨日の夜海の幸を堪能したのに、まだまだ行きます。
私・あわび丼とにしんそばのセット 2100円
あわびがコリコリしていて美味しい〜♪ -
夫・うに丼とにしんそばのセット 2150円
うにがね〜、甘くてとろとろなの〜。(←スーパーで売っているウニが食べられない人です。) -
食事の後は、開陽丸とセットで券を購入した「横山家」に行きます。
江差追分会館から、すぐ近くなので歩いても4〜5分。
国道沿いではなく、1本上の道を通ると古い家並みが残っている「いにしえ街道」となっているのでそちらを行きます。 -
「いにしえ街道」
明治初期まで北前船などによる交易で栄えた江差の町。
その隆盛を極めた建物が海岸線沿いの下町に多く残っているのがここ「いにしえ街道」 -
でもやはり、新旧混在と言った感ですね。
-
こちら北海道新聞の江差支局ですが、建物も街の景観に配慮して作られていますね。
-
「横山家」
初代から現在まで200年の歴史があります。
160年前に立てられた建物で、北海道文化財になっています。
京都の影響を受け、奥行きが長いつくり。 -
入るとすぐに帳場。
商いをしていますが、店先に商品を並べるような商売じゃないのでこじんまりとしています。 -
客間で、現在の横山家のご当主からお話を聞きます。
このときに、「世界ふしぎ発見」に出るかもしれませんと聞いたのです。
説明も面白おかしくしてくれたけど、私は足が痛くてそれどころではありません。^^; -
客間にあった、火事のときにお金を持って逃げるための非常持ち出し用の金庫。
上に乗っている「フクスケさん」が時代を感じさせる〜。 -
ふしぎ発見でも紹介されていた「一番蔵」
物凄く大きい、頑丈な扉が取り付けられています。 -
蔵の一つは展示室になっています。
-
陶磁器などもやはり北前船によってもたらせられたものです。
これって、余市で見た「運上屋」でも同じような話を聞いたっけ。
→ http://4travel.jp/traveler/kiyoyuri/album/10476147/
北海道からニシンを運んで、帰りには各地の珍しいものを積んでくる、それが文化の交流になったと。 -
「和磁石」
-
これも「世界ふしぎ発見」に出ていましたね。
ニシンの搾りかす「シメカス」を入れる入れ物。 -
建物の一番奥は現在国道に面していますが、当時はこの先は海。
ここから直接船に荷物をつみ降ろすことが出来るようなつくりになっていたそうです。
また北前船も、浅瀬にも乗り入れられるようなつくりになっていたとか。
う〜ん、今回はたくさん勉強したな〜。
多分すぐ忘れるんだろうけど。^^; -
横山家に飾ってあった「山車(やま)」のような飾り物。
本物の「山車(やま)」はもっともっと大きいと思うので、これは家の中に祭るためのものなのかな。
それにしても町内で十三台の山車が練り歩く「姥神大神宮徒御祭」
一度は見て見たいな。 -
最後に
五勝手屋羊羹、こういう形のものは多分あちこちにあると思うけど…
子供の頃、お土産で貰うと兄弟で争うようにして、この「ひもきり」しながら羊羹を食べていたのを思い出しました。
我が家の子供達も、名前を行っただけでは思い出さないけど、形を見るとひもを切る動作をします。
一番上の、砂糖がたっぷり乗っかった部分が好きな私と次男、似たもの親子です。
今回も、よく食べ、よく遊び、よくお勉強した楽しい親睦会旅行でした。
ちょっと疲れたけど(おまけに私はブヨにさされるし)。^^;
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