2005/11/02 - 2005/11/02
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ジェイミー&ベンさん
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11月2日(水曜日)
旅は小休止。海を臨む丘の上で、猫と暮らす
放浪の旅はしばしお休みだ。11月いっぱい、湾を臨む緑豊かな丘の上に建つ、バルコニー付きの小屋(27番)に滞在する。通常レートの半額以下で借りられるよう、J.P.リゾートのお偉いさんに前払いしたのだ。
同時に、オートバイ2台も1カ月間レンタルしている。こちらも交渉して、1日当たり1ポンド(約120円)以下という破格の料金だ。ホンダ・ドリームという名のそのオートバイは、「至高のエレガンス」を謳うだけあって、男らしい乗り物とはいえないが、充分役に立つ。
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 自転車
-
そんなある日、美しい海を眺めながら美味い飲み物を楽しんでいたところ、しつこく繰り返される哀れっぽい鳴き声が、僕らを夢想から引き戻した。見ると、階段の一番上に痩せこけた猫の姿が。きれいな三毛猫だったが、その目は「さっさとエサをちょうだい。おなかが空いて死にそうよ」と言っていた。ジェイミーが慌てて何か食べさせるものはないかと立ち上がる。残されたベンが猫を見つめていると、猫もベンを見つめ返すが、そのあいだも気の滅入るような鳴き声が途切れることはない。
「大丈夫だよ、ほら。ご飯」
ジェイミーが優しく声をかけ、猫の前にミルクのような液体がなみなみと入ったトラベル用ソースパンを置いた。 -
「それ、何?」「コーヒーメイト」ジェイミーが言った。猫はガツガツとあっという間にたいらげると、「もっとちょうだい」とまた陰気な声で鳴き始めた。それが、すでに充分家庭的な雰囲気を醸し出していた僕らの27番小屋に、ペットまでもが加わった瞬間だった。ちょうどいま僕がこの文章を打っているあいだも、“プッシー”――僕らが彼女につけた名前――はドアマットの上で丸くなって寝ていることだろう。
タオ島滞在中はおもに、鮮やかな色をしたサイケな熱帯魚に囲まれてのシュノーケリングを楽しんでいる。水中にいないときは、ビーチで砂に絵を描いたり、本を読んだりしているよ。
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