観光地ではない所を見る　　　秩父

2011/08/29 - 2011/08/29

観光化されてない古い町並み、そこには自分だけが見ているという、喜びがある。

エリア 秩父(埼玉)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

自転車を駅前で借りて、街歩き、いえ街乗りです。
横道にはだいぶくたびれた土蔵がありました。

しもた屋でしょうか、塀を改築しても、前のとおりに造っています。うれしくなりますね。

乾物屋さん、黒豆、黒米、金時豆、大納言小豆、ひよこ豆、それにくるみ、まで売ってました。

秩父市のメインストリートです。

横道にはいると、豚肉味噌漬の老舗です。二階の様子がいいですね。手すり、電灯など。

懐かしいタバコやさんの店構え、♪むーこう横丁のタバコ屋のー、かわいい看板・・・たいていおばあさんがいました。
いまは廃業したんですね。

窓の下、腰の部分におおきなアワビの貝殻が埋め込んであります。
おしゃれですねー。でも単なるおしゃれではないのです。

ここは、お寿司屋さんなんですよ。今はやってないみたいですね。

道の角に大きな家がありました。二階の手すり、下のすだれ、しぶいなー。

こちら側から見ると、屋根の鬼瓦がお城のシャチホコみたいです。

つぎつぎと現れる木造建築、ペンキを塗らない木の味わい、好きだな。

おしゃれな窓の木製サッシに注目。

昔ながらの長屋です。

昔は何のお店だったのでしょうか。

人が通らぬ静かな道。

すごい面格子の家です。隣に二階建ての蔵があります。

振り返って見てみます。タイムスリップしたような街の雰囲気。
ワクワクします。

この家も何のお店だったのでしょうか。壁の模様がおしゃれです。
縁の掛けた発砲スチロールの植木鉢が、何かを物語る。

立派な白壁の土蔵がありました。横道というよりは路地のすきなpedaruは誘惑にかてません。　入ってみます。

この先何があるのかな？

古い門がありました。なかは民家のおおきな庭です。門柱に年代物の看板がかかっています。よーく見ると・・・「荒松機業工場」と判読できました。

その門。

のこぎり屋根の工場。
登録有形文化財　旧埼玉繊維試験場秩父支場工場棟

先ほどの家、よほど気に入ったか。

大通りに面して

こちらは大きな建物です。「秩父ふるさと館」になっています。
おみやげ屋、蕎麦屋さん、喫茶店などになっています。

登録有形文化財　　旧柿原商店店舗　昭和５年建築
柿原商店は大正時代からこの地で、繁栄をきわめた銘仙問屋でした。昭和初期の商家建築の形式を伝えています。

お隣も立派ですね。うだつもあがっています。

瀬戸物屋さんを見つけましt。掘り出し物があるかな？

息子へのおみやげに「ぐい飲み」を物色します。

上石商店　　電話三三四番　の看板

松竹　秩父国際劇場

手すり　格子　瓦屋根　黒い壁。

木製の看板には「ほっとすぽっと　秩父館」と書いてあります。
放射能が騒がれている昨今、やばいネーミングですね。
その横に「電話三四番」というホーロー製の標識が見えます。

縁側に並べられた新鮮な野菜。

店内には色々な土地の物産が売られています。

登録有形文化財　　宝暦三年創業の銘酒「武甲正宗」の柳田総本店です。

秩父市のメインストリート　（秩父往還）二面しています。
江戸時代後期の建築です。

店の横にあった大釜。五右衛門を煮たような・・・・

秩父神社の鳥居。

登録有形文化財　薗田家住宅表門　　　建築年代　天保年間

驚きました。街中にしめ縄を飾った古い門があったのです。恐る恐る中に入ってみると・・・

総二階建て玄関は入母屋造りの屋根を持つ重厚な家がありました。
人が住んでいる様子なのでさっと引き返します。

登録文化財　薗田家住宅　明治初年建築

面白い門のある医院　昔公民館などがこんな建物でした。

こちらは玄関でしょうか。「電話一二四番」の標識があります。

「カフェ　パリー」　昭和２年建築の木造２階建て、正面通り面を高く立ち上げて３階建てに見せています。なんともレトロな雰囲気です。
窓の上には飾りを付けています。一階正面の壁は汚れたままで、出窓式のショウウインドーには、ほこりをかぶったままに見える食べ物のサンプルがならべられています。

登録文化財　小池煙草店　昭和初期の建築

カフェパリの近くの四つ角に建っています。角を丸めた外観は一際目を引きます。
「店草煙池小」とアラビア語と同じく右から左へ書かれています。

窓枠がおしゃれですね。いまは機能優先で装飾にはあまり力を入れた建物は見かけませんね。

肉の味噌漬けの「安田屋」　

窓の上の装飾がいいですね。

「片山医院」　

秩父鉄道「御花畑駅」を踏切からみます。

秩父駅近くから武甲山？を臨みます。ファミレスの駐車場から車を出して、帰ります。　ちなみに、駐車場は駅前の観光案内所のほうが、格安です。

この旅行記へのコメント （5）

• わんぱく大将さん 2012/05/12 06:23:16

  ひよこ豆

  pedaruさん
  
  前回読み落としていました。ひよこ豆。日本ではあまり見かけないとききましたが。　　カタルニア、豆の産地でもありんす。
  
  で、またもや発見。　ミラ―に自転車に乗られたお方が写ってましたが。。。どなたでしょうかね？　　どこかの人？　はい。
  
  　大将

  pedaruさん からの返信 2012/05/12 07:04:29

  RE: ひよこ豆

  > pedaruさん
  >
  > 前回読み落としていました。ひよこ豆。日本ではあまり見かけないとききましたが。　　カタルニア、豆の産地でもありんす。
  >
  > で、またもや発見。　ミラ―に自転車に乗られたお方が写ってましたが。。。どなたでしょうかね？　　どこかの人？　はい。
  >
  > 　大将
  
  大将さん　お早うございます。
  
  えっ〜　カーブミラーに映っていましたか、　もしかして、大将さんホントの
  名前はシャーロック大将じゃないですか？
  それともＣＩＡにお勤めですか？参りました、ダサい格好をしたpedaruです。
  
  どこで見られているか分かりませんね。えっ　誰でもミラー
  
  pedaru

  わんぱく大将さん からの返信 2012/05/12 08:00:30

  RE: RE: ひよこ豆

  > > pedaruさん
  > >
  > > 前回読み落としていました。ひよこ豆。日本ではあまり見かけないとききましたが。　　カタルニア、豆の産地でもありんす。
  > >
  > > で、またもや発見。　ミラ―に自転車に乗られたお方が写ってましたが。。。どなたでしょうかね？　　どこかの人？　はい。
  > >
  > > 　大将
  >
  > 大将さん　お早うございます。
  >
  > えっ〜　カーブミラーに映っていましたか、　もしかして、大将さんホントの
  > 名前はシャーロック大将じゃないですか？
  > それともＣＩＡにお勤めですか？参りました、ダサい格好をしたpedaruです。
  >
  > どこで見られているか分かりませんね。えっ　誰でもミラー
  >
  > pedaru
  
  pedaruさん
  
  ふふふ〜ん！　正体がばれてしまったかね、ワトソン君。昔まじで、シャーロック・ホームズが住んでいたとされる家の近くに住んでましたから。
  近くの駅はBaker Stでした。　　大将

• わんぱく大将さん 2012/01/14 21:32:05

  工場、気にいりました

  pedaruさん
  
  お伺いするのが遅くなってしまい申した。すまんです。
  また、面白い所に行って来られましたね。　　今度、行かれる時はおともさせてください（きび団子はいらんけど）
  
  たばこやは、いつもばあさんが、わかる。で、その横にポストもあって。
  はがき、切手も売ってて、郵便局で並んで買うより、早かった、下田のおばちゃんの煙草屋さん。　おばあさんの顔まで憶えてます。
  
  日本に洋風建築が入ってきた当時は、フェンスもそんなに凝らず、まあ、日本は実用的というか、　窓枠にしても、中から見るとオリのなかのような。
  木から、素材が金属に変わったので、まだまだ、そのままと言う感じですね。　それによって時代もわかるような。
  
  うちの、明けにくかった木の雨戸、へたするとレールからすべりおちた雨戸、どこにいってしまったんでしょうか？　けが人、病院がでると、その上に人をのせ、ベット替わりにもなった雨戸。
  
  　大将

  pedaruさん からの返信 2012/01/15 07:07:40

  RE: 工場、気にいりました

  
  　大将さん　おはようございます。
  
  いつも見てくださって、コメントまで入れてくれて、ありがとうございます。
  それにひきかえ、pedaruは筆不精で、申し訳ありません。
  
  大将さんのコメントは、昭和のしかも３０年代の描写がいきいきとして、懐かしい様子が、目に浮かびます。失礼、４０年代？５０年代かな？
  
  戸板のくだり、人にむしろなどかかっていると、完璧なんですが、いやいや、時代劇の見すぎ、でしょうね。
  
  また、よろしくおねがいします。
  
  pedaru