2011/09/18 - 2011/09/25
30位(同エリア85件中)
芦花さん
カナディアンロッキードライブ旅行完結編。
レイクモレーンロッジを出発し、レイクルイーズから一路、アイスフィールズハイウェイでジャスパーへ。ジャスパーで一泊後、エドモントンまでの大森林地帯を抜けました。
見所:レイク・ルイーズ、タカカウ滝、クロウフット氷河、ボウ・レイク、ペイトー・レイク、コロンビア氷河、マリーン渓谷。大森林地帯の黄葉。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずは、お決まりのレイクルイーズですね。一番の観光地となっていましたが、その美しさは絶品です。
このように風景を作ってくださいという通りにできたような景色。
奥の標高3000メートル超のマウントビクトリアをバックに、きれいに放射線状に広がる針葉樹林を伴った山並み。
その中央にエメラルドに輝くレイクルイーズ。
まあ、とにかく行ってみてくださいというしかありません。
以下、天気によって湖面の色が移り変わる様子を堪能。 -
「カナダ歴史紀行(木村和男著)」によると、
1882年にインディアンのガイドが、カナダ太平洋鉄道の作業員を案内してきたことが観光名所となった始まり。最初はエメラルド湖と名付けられたらしいが、1884年にはカナダ総督だったローン侯爵の夫人ルイーズ・キャロライン・アルバータにちなんでレイクルイーズと改称されたとのこと。
ルイーズは、イギリス国王のヴィクトリア女王の四女。皇族を植民地に派遣して本国の権威を高めるのはイギリスの常套手段らしい。
ローン侯爵は、対カナダ投資に尽力し、オタワ政府は、この貢献に対して、侯爵の夫人の名を「ロッキーの宝石」たるこの湖の名前に、この湖が位置する州の名を彼女の名前から「アルバータ」を名付けたとか。。。
カナダにはカナダの歴史がありますね。 -
更に明るめ
-
イチオシ
フェアモントホテルのお花をバックに。。。
-
透明感ある湖面。
-
湖面をアップするとこんな感じ。
-
レイクモレーン同様、鏡のような湖面。
フェアモントホテル方面をバックに。。。
フェアモント シャトーレイクルイーズは、もともと、カナダ太平洋鉄道直営のホテル。
カナディアンロッキーにはこの鉄道会社は深ーくつながっているんだな。 -
美しい湖面。とどめの1枚です。
-
フェアモントホテルの花壇をバックに取るとこんな感じです。
-
フェアモントで午後の紅茶と行きたいところでしたが、窓際は満席でしたので、残念ながらスルーパス。
レイクルイーズを出発し、ちょっと寄り道(だいぶ寄り道?)で、ヨーホー国立公園タタカウ滝へ。
途中のスパイラルトンネル。列車が走っていないと確かに味気ない。急峻なロッキーを越える一大難所だった模様。 -
タタカウ滝の紹介です。
先住民族「クリー族」の言葉で「タタカウ=今の現地語(英語)でマニフィシエント」、日本語で「壮大・雄大な」という意味らしい。
254メートルの高さで、雪によって解けた氷河が滝として流れおちるみたいなことが書いてあるのでしょうか? -
イチオシ
これがその全容。
-
駐車場から歩いて10分ぐらいで、滝のふもとまで行けるようになっています。
その途中の橋から写した美しいヨーホー川。 -
ふもとから撮るとこんな写真になります。
-
ヨーホー川も、氷河が溶けて流れ出る。遠方にヨーホー氷河を望む。
-
タタカウからトランスカナダハイウェイに戻る途中。
カナディアンロッキー開発のきっかけとなった、カナダ太平洋鉄道貨物列車。意外に短かった。 -
クロウフット氷河。カラスの足の氷河。
-
カラスの脚が3本脚なのは、日本サッカー協会のシンボル「ヤタガラス」。
カラスの指が2本指なのは、ここクロウフット氷河。
どちらもホンモノのカラスと違います。
ただし、クロウフットは実は3本脚だったとのこと。 -
上の写真は、1918年の写真。20世紀に1本指がなくなったとのこと。
クロウフット氷河については、温暖化によって温暖化にまつわる観光名所に。。。
でも、この景色だって、1万年前に氷河期が終わって、地球が温暖化し、氷河が後退したからこそ生まれた景色。
人間が温暖化しようが、人間以外の自然が温暖化しようが、氷河期になろうが、それは全て自然のなせる所業。
人間も自然が生み出した生き物。この先絶滅するかもしれないし、生きながらえるかもしれない。
地球の歴史は46億年。あまり短いタームで物事を判断するのは、あまりにもナイーブな考えだと思っています。 -
イチオシ
なぜかハイウエイの駐車場にカラスがいました。
地元の人が餌付けしているのか。。。 -
クロウフットの麓には、ボウ・レイク。
ここは、観光バスがたくさん。確かにここも風光明美。
奥の山からボウ・ピーク、ボウクロウピーク、クロウフット山(稜線のみ)。 -
ここにも大規模な氷河。
-
イチオシ
個人的には一番見たかった湖、ペイトーレイク。
やっぱりここが一番美しい。ここにずっといたかった。
クリーミーなエメラルドグリーンが本当に美しい。カナディアンロッキーならではの、ビッグな山並み。美しい地層。
何も言うことはありません。行ってください。 -
バスだと展望台に近いようなのですが、個人の車だと、駐車場から展望台まで10分ほど坂を登る必要があります。
必ず登ってください。 -
この湖も他のカナディアンロッキーの湖の例に漏れず、湖の奥の氷河から溶けて流れてきた川が、湖を形成。その時の各種成分が、この美しい色を発するらしい。
-
アングルを変えて撮影。
-
もう1枚。
-
後は、ひたすらジャスパーを目指す。
それでも、ドライブ中の景色はすべてが見所といっても大げさではない。 -
コロンビア大氷原。
ここは、氷河だけ撮影。時間の都合で氷河の中にはいきませんでした。 -
黄葉のハイウエイをひたすら北上。
-
やっとワイルドライフ「野生動物」に遭遇。
立派なオスのエルク。ジャスパー近隣のハイウエイで発見。周りは大自然というよりも、人間の気配のするリゾート地。
やはり、人間の住む所の方が餌が多いのか。 -
夜の食事は、ヴィラカルーゾ。ここでパスタを食べてはいけない。パスタは伸び切り、トマトソースは冷凍チック。
最悪です。 -
でもお肉の方は、文句なし。
リブロースステーキをオーダー。 -
翌日は、一路エドモントンへ。
その前に、大渓谷「マリーン渓谷」に立ち寄る。
ちょっとわかりにくいのですが、こんな感じで大地に大きな割れ目があり、このずっと下に川が流れています。
その深さが尋常ではない。 -
ココは上流でまだ浅い個所。
-
段々削れていき。。。
-
更に削れていき。
-
一番えぐれているところは、写真ではよくわからない。
-
渓流には美しい滝もありました。
-
いくら木を切っても、キリがないような大森林です。
カルガリー近辺のような一面に畑の広がる大平原をイメージしていたのですが、本当に緑豊かな大森林地帯が、エドモントンまで300キロ以上続きます。 -
さて、最後にハイウエイ沿いの黄葉。
とにかく緑豊か、水豊か。山豊か。
カナダは、本当に恵まれた自然がたくさんでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41