2011/08/28 - 2011/09/28
39位(同エリア93件中)
どんぴさん
イスラエル&ヨルダン旅行もいよいよ最終日。今日は朝から世界遺産"アッコ旧市街"を目指します。
アッコは紀元前20世紀(!)にはすでに街ができていたという古い歴史を持ち、地中海に面する重要な港町として様々な国や宗教が奪い合いました。
現在でも十字軍時代の城壁やオスマン朝時代のモスクなどの歴史的建築物が残り、世界遺産に登録されています。
現代のアッコは激動の歴史を感じさせない小さくのどかな港町。人々は観光地ズレしていない素朴な人ばかりで、とても雰囲気のいい街でした(^_^)
【今回訪問する世界遺産】
第154弾「アッコ旧市街」
□8/20(土) 成田空港出発(16:55) → バンコク・スワンナプーム空港着(21:25)
□8/21(日) バンコク発(10:30) → テルアビブ空港着(07:20)→メギッド→テルアビブ
□8/22(月) テルアビブ → エルサレム
□8/23(火) エルサレム → ベツレヘム → エルサレム
□8/24(水) エルサレム → マサダ → エルサレム →(ヨルダン入国)→アンマン
□8/25(木) アンマン → ペトラ → ワディ・ラム
□8/26(金) ワディ・ラム →ウンム・アル・ラサース → マダバ → アンマン
□8/27(土) アンマン →(イスラエル入国)→ エルサレム→ハイファ
■8/28(日) ハイファ → アッコ → ハイファ → テルアビブ空港発(23:05)
□8/29(月) バンコク空港着(14:40)→バンコク→バンコク空港発(23:50)
□8/30(火) 成田空港着(08:10) → 帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8月28(日)
07:20、起床。ホテルで朝食。
昨日ガイドブックを紛失したせいで情報が全然ない。ハイファに関してはホテルのおばちゃんに地図とパンフレットをもらったが、アッコのものは無かった。現地で情報を集めるしかない。
08:05、ホテルを出発。
アッコまでは鉄道で移動しようと思った。
と・こ・ろ・が!
Haifa Merkaz Ha Shmona駅に着いたら、この駅からアッコまでの区間は運休していると言われた。ええっ!何で!?(o_o;)
アッコへは路線バスで行くしかないようだ。駅前の大通りにあるバス停から東に向かう103番のバスに乗ればいいようだ。
08:25、バス出発。料金は13.5NIS(約297円)。 -
08:42、なんだか大きなバスターミナルに到着。
ここでバスを乗り換えろと言われる。871番(271番だったかも?)のバスに乗り継ぐ。最初にアッコまでのチケットを買っているので、新しくチケットを買う必要は無いようだ。
08:44、出発。 -
09:10、アッコのバスターミナルに到着。
ガイドブックが無いので地図が欲しいけど、バスターミナルには無かった。チケット売り場のおねえさんに聞いたところ、旧市街のツーリストインフォメーションに置いてあるとか。
でも、そもそも旧市街への行き方が分からないな(笑) -
おねえさんに教えてもらった方向と、方位磁石と記憶を頼りに出発。地元の人に道を聞きながら旧市街を目指す。
それにしても今日も暑い。汗が噴き出る… -
09:40、迷いながらもアッコ旧市街に到着。
どうやらここは旧市街の東側のようだ。 -
旧市街が海に突き出ているのが見える。
なんか雰囲気いいね(^_^) -
アッコの旧市街は城壁で囲まれている。
近くの門から中に入る。 -
門をくぐり抜け、いよいよ旧市街に突入!
-
アッコの街には釣り関係の店や魚屋などが多い。
港町らしい雰囲気だ。 -
ツーリストインフォメーションはアッコ旧市街の観光の目玉「十字軍の町」の敷地内にあった。
09:50、地元の人に何度も聞いてなんとか到着できた。
ケチなことに地図は有料。3NIS(約66円)とられた。 -
インフォメーションの横にあるビデオ室みたいな所で休憩させてもらいつつ、地図を見ながら今後の予定を確認。
最初はもちろん「十字軍の町」を見学。入場料27NIS(594円)。 -
十字軍が飼っていたネコ。
嘘。 -
「十字軍の町」
地下に広がる巨大な空間。ここは十字軍によって12世紀に築かれた地下都市。
1950年代に発見されたものの、地上には人が住んでいたため発掘が始まるまで40年もかかったんだとか。
…時間かかりすぎだろ。 -
十字軍によって建てられた建築物が単体ではなく街全体として残っているのは世界でもここだけと言われているそうだ。
-
"騎士のホール"かな?
とても大きな空間で、夏にはコンサートの会場にも使われる。 -
一部の部屋では柱を鉄板で囲んで補強していた。
高速道路の橋脚の耐震工事みたいだ。 -
"聖ヨハネの地下聖堂(Crypt of St John)"
アーチがいくつも連なる構造が特徴的だ。
スペインのコルドバにあるメスキータという建物に似てるな、と思ったら、ここはオスマン帝国の総督ジャッザール・アフマド・バーシャーによって改築された場所だとか。
メスキータもイスラム教徒によって建てられたもの。似てるはずだ。 -
10:50、十字軍の町のすぐ近くにある「ジャーマ・アル・ジャッザール」へ。
ちなみにジャーマとはモスクのこと。 -
このモスクは1781年に総督ジャッザール・アフマド・バーシャーによって建てられた。小さなモスクだけど、大理石を使った内部の装飾は気品があって美しい。
-
どうしてアラブ人の子供は旅行者を見ると「写真を撮って!」とせがんでくるんだろう?後で写真を送ってと頼むわけでもないのに。
-
今日も暑い。死ぬほど暑い。
かき氷を食べないとやってられないぜ! -
11:10、スーク(市場)を通って旧市街の南側へ。
-
アッコは小さな街だ。
エルサレムやテルアビブのスークに比べると小規模でこじんまり。 -
アッコの街では旧市街には主にアラブ人が住み、新市街には主にユダヤ人が住んでいる。そういえばエルサレムも同じだった。
そんな訳で、スークにはアラブっぽい商品が並んでいる。歩いているのもアラブ人ばかりだ。 -
こういうスパイスショップもアラブ人の街ならでは。
-
駄菓子屋(?)の前にある遊具。
象の配色のセンスが素晴しい(笑) -
地図に「Khan a-Shawarda(Merchants' Inn)」と書かれていた建物。
歴史の古そうな建物だけど、地球の歩き方にも地図にも詳細が書いてない。 -
「ハヌール・ウムダーン」までやって来た(左の建物)。
でも、入口はどこだろう? -
こんな感じの路地裏を進んでいくと…
-
11:30、「ハヌール・ウムダーン(Khan Al Umdan)」に到着。
ここは18世紀に建てられた隊商宿。中は立ち入り禁止で、観光客は入口付近から眺めるだけ。見学は無料。
この建物もそうだけど、現在のアッコ旧市街は18世紀から19世紀にかけてオスマン帝国によって築かれました。 -
続いて「十字軍のトンネル(Templer's Tunnel)」へ。
入場料10NIS(約220円)。
ここは第1回十字軍がアッコに拠点を置いていたとき、テンプル騎士団によって建設されたトンネル。
その後トンネルの存在は忘れ去られ、再び発見されたのは1994年だった。 -
トンネルを通って一気に旧市街の南端へ。
海に突き出た3つのアーチを持つ遺跡が印象的。
地図によると「Burj el Kashla」という名前の建物らしい。 -
岩場には釣り人たち。
アッコは小さな港町だ。のんびりとした時間が流れている。 -
海沿いの道を東に向かって歩く。
オープンカフェの店が並んでいるけど、ほとんど客がいない。そもそもアッコには観光客がほとんどいない。静かでいい雰囲気だ。 -
「聖ヨハネ教会(St.John's Church)」
白壁が青空によく映える。なんかステキ。 -
要塞の近くにいい雰囲気の店を発見。
この店にはちらほら観光客がいる。 -
釣れたかな?
-
上の写真の店のすぐ近く。
海の中にもなんかの遺跡。 -
狭い路地を通ってアッコー・マリーナを目指します。
-
12:00、「アッコー・マリーナ」に到着。
-
マリーナにはたくさんのヨットや漁船が停泊している。
ちょっとしたリゾート気分(^_^) -
歴史的な建造物とマリーナの組み合わせ。
とても絵になる光景だ。 -
変なクジラの石像。
有名な記念写真スポットらしく、観光客はみんなここで写真を撮っていく。 -
「ジャーマ・アル・スィナン・バーシャー(Sinan Basha Mosque)」
マリーナ近くにあるモスク。
中の見学できなかった。 -
12:15、スークを通ってバスターミナルに戻ることにする。
-
スークにあるCDショップ。
アラビーだなぁ。 -
このスークは地元の生活の場という雰囲気。
観光客がいても客引きとか全然してこない。 -
甘そうなお菓子。
イスラエルやヨルダンではこういうモッサリした感じのお菓子をよく売ってる。
甘さが尋常じゃなく強烈なので日本人の口には合わないと思う(^_^;) -
今まで行った観光地と違って、アッコの住民は観光地ズレしていなくて純朴。
世界遺産としては規模が小さいけど、のんびりした雰囲気がとても良かった。 -
旧市街の外に出る。
箸の上から見えたのは、街を囲む城壁。 -
12:40、バスステーションに到着。
ハイファに戻るバスは271番。でも次の便がなかなか来ない。
バスステーションのすぐ前の道にあるシェルート(乗り合いタクシー)乗り場があり、そっちの方が先に出発するようだ。
料金は12NIS(約264円)。バスより安いじゃん!
12:52、出発。
なぜか超ノロノロ徐行運転。途中で客を拾ったり、なんか他の乗客同士で口ゲンカを始めたりしてなかなか進まない。
13:00、やっと普通に走り始めた。
13:10、渋滞にはまる。こりゃハイファまでは時間がかかりそうだ…
《2011年イスラエル&ヨルダン旅行:ハイファ編へつづく》
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