2011/09/10 - 2011/09/17
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maxieさん
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9月半ばの遅い夏季休暇で、ふと思い立ってドイツ旅行に行きました。
集団で連れ立っての旅行が苦手なので、すべて個人手配しました。
ドイツ語がほとんどできない中での個人旅行をお考えの方の助けになればと。
語学能力は、夫婦とも、英語ならば何とか喋れるレベル。
私(妻)は、大学の第二外国語がドイツ語だが、ほぼ忘れ、
旅行2〜3ヶ月前から付け焼刃のボキャブラリビルディング実施するもお粗末レベル。
共に、カトリックの信者。ただし、シンプルな教会が好み。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9/10〜17にかけて、ミュンヘン周辺とザルツブルクを旅行
してきました。
集団行動が苦手なので、個人手配でした。
個人手配好きなので大して苦ではありませんが、やはり
旅行会社がお金を取るだけの労力は多少必要です。
■費用面
・トランジットでのバゲージロストを相方が危惧し直行便
にし、旅費がその分UP
・費用は、安くは無いが、毎月の飲み会等の遊興費を削れ
ば、1年後には旅行に行ける程度
■言葉面
・英語で基本OK
(若い方や、お店の店員のみなさんは、大体しゃべれる)
・英語OKのレストランでも最初はドイツ語なので、
多少は覚えたほうがいい
※観光客が多い店だと、最初から英語メニューをくれ
たりする・・・
■手配面
・航空券は、航空会社のPEXがなかなか安い
(私はいつもこれ。)
・ホテルは、エクスペディアがなかなか安い
(はじめて使った。)
メルキュールミュンヘンシティセンター
http://www.accorhotels.com/ja/hotel-0878-mercure-hotel-muenchen-city-center/index.shtml
・WEBで手配できるものは手配すると楽。
(城の入場予約とか、鉄道パスとか。)
■旅のテーマ
(1)優等特急一等車に乗る(ICE、RJ)
(2)いろんな街をぶらぶら歩く
(3)ビールとソーセージを楽しむ
(4)城を見る -
(1)優等特急に乗る(ICE、RJ)
ジャーマンレイルパスの1等パスを握り締めて乗車。
●ICEの巻
ICE(InterCityExpress)とは、DB(ドイツ鉄道)の誇る優等
特急で、ミュンヘン⇔ニュルンベルクで乗車した。
行きは、券売機で指定席を取ったのにかかわらず、発車
直前に、全席自由席になり、指定していた席に座れず、
食堂車で呆然とすごすという悲しい事件があった。
これに懲りて、ニュルンベルクからの帰りは予約を
取らずに乗車した。
革張りシート、シート間の距離、車内の静かさに感動。
さすが国際特急。
隣の席のお兄ちゃんが、席で仕事をしている間に、
棚に載せていたバックパックを落し物と間違って車掌
さんに持っていかれてしまい、降りる直前で気づいて
大パニック。
どこにあるか知らないかと聞かれたので、
車掌が知ってると思うと答えると、車掌を探して
猛ダッシュ。
途中で車掌が交代していた模様で、知らない車掌が
お兄ちゃんの座席あたりを鼻歌交じりで遺失物調査
に来た。(もちろんない)
お兄ちゃんのバックパック…どこかの駅で保管され
てるかな。車掌さんは、がめたりしないと思うけど。
ちょっと心配。
●RJの巻
RJ(RailJet)とは、OEBB(オーストリア国鉄)の誇る
優等特急で、オーストリアのザルツブルクから
ミュンヘンへ戻る際に乗車した。
革張りシートで乗り心地抜群だが、完全自由席で
あることもあり、また、ハンガリーからミュンヘンへ
向かう長距離の電車だったため、車内はゴミが
ちらほらあって、残念だった。
機関車はシーメンス。
発車時は、おなじみ、
ファ〜ソ〜ラ〜シ♭ドレミ♭ファソ〜♪
●その他
せっかくパスを持っていたので、普通電車でも意地で
1等に乗った。
結局、海外からの旅行客ばかりが、1等に乗っていた。
同じパスを握り締めて。
1等よりも2等の方が車両が新しくてよさげだったこと
もあった。
ちなみに、ザルツブルクへ向かうRE(Regional Express)
では、車内検札後に、「お飲み物は?」と聞かれるので、
うっかり上機嫌で、「コーヒー♪」と言ってしまった。
もちろん、これは有料。しっかり、2人で5ユーロ取られた。 -
(2)いろんな街をぶらぶら歩く
●ミュンヘン(美術館)の巻
美術館2館では、様々な著名な絵を見た。
ルーベンスの聖母被昇天の絵、
ゴッホのひまわりを始め、
エルグレコ、レンブラント、マネ、
ゴーギャン、数え切れないくらいの名画。
それが、並ばず混まず。
日曜はそれぞれ1ユーロ。 -
●ミュンヘン(ドイツ博物館)の巻
ドイツ博物館は、マニアックすぎて途方にくれた。
ドイツ語ができればと、これほど悔やんだことは無い。
この写真のように飛行機や車は当然として、
博物館の中にたくさんの重機があったりするのだ。
…ガイガーさんのbiographyと、ガイガーカウンター
もあった。 -
●ミュンヘン(教会)の巻
石を投げれば教会に当たるくらい、
旧市街には教会がたくさんあった。
装飾が美しい教会がガイドには紹介
されているけれど、やっぱり、ミサに
出た、カテドラル(フラウエン教会と
紹介されている)が一番和めた。
フィリピンから来られた方や現地の
人たちとちょっと喋ったり、
日本ではあまり見ない種類のろうそく
のつけ方を忍耐強く、教えてくれたり
と、なかなか楽しかった。
特別なミサの日で、ルター派の聖職者
の服をはじめて見たし、正教の主教
は、どこの国にいる主教も、厳しい
雰囲気が漂っていて威厳があり、印象
的だった。 -
●ザルツブルクの巻
ここでも、ガイドに乗っている教会は、
装飾は美しかったもののいまいち
感動せず、フランシスコ会の教会が、
祈るのには良い教会だった。
その後、ケーブルカーでザルツブルク城
に登ったりして、再び旧市街へ戻ってお茶。
モーツァルトの生家に行ったりもして、
観光場所がコンパクトにまとまっている印象
だった。
半日の観光だったけれど、まあ、
堪能できたような気がする。
ザルツブルク城から見る市街の眺めは絶品
だった。 -
●ニュルンベルクの巻
中世の街並みが広がる古城街道の1都市だが、
第二次世界大戦後に再現させたものである
とのこと。
それにしたって、綺麗に再現させて偉い。
旧市街地の石畳の坂を上り詰めると、
カイザーブルクという城。
城から眺める旧市街地はタイムトリップ
したかのよう。
とても美しい街で、ここにはまた来ても
いいなと思わせる魅力があった。 -
(3)ビールとソーセージを楽しむ
楽しんだ楽しんだ。
行ったお店のリスト。
●ミュンヘン
・ラーツケラー(英語メニュー有り)
http://www.ratskeller.com/
市庁舎地下にある食堂。2度お世話になった。
バイエルンの料理は、1人1皿頼んだだけでおなかが
はちきれるので注意。
そして、しょっぱい…。
バイエルンならではの料理と雰囲気を味わいたい
ならば、ココ。
・プファルツァーレジデンツワインステューベ(日本語メニュー有り)
http://www.bayernpfalz.de/Netzcraftwerk/index.php
レジデンツ内のワインハウス。
きのこのクリーム煮+じゃがいも団子が
おいしかった。
また、地ワインが破格で楽しめて満足。
(辛口の白。)
・Gaststatte Nurnberger Bratwurst Glockl am Dom(英語メニュー有り)
http://www.bratwurst-gloeckl.de/
カテドラル隣のビアレストラン。雰囲気良し。
教会の足元で飲むという独特の高揚感と共に、
おいしいアウグスティナービールに、ブラート
ブアストが絶品。
・エアブロイ(英語メニュー有り)
http://www.munich-airport.de/de/micro/airbraeu/index.jsp
帰りの飛行機搭乗前に利用。
ミートローフ、ソーセージなどと共に、最後の
ドイツビールを堪能。
意外や意外、ここのピルスが一番美味しかった
気がする。
写真は、エアブロイのミートローフ。 -
●ザルツブルク
・Saran Essbar(英語メニュー有り)
http://www.saranessbar.at/Saran_Essbar.html
インド系の方が経営されているようだった。
で、周囲を見渡して、頼んでいる人が多かった
ウィナーシュニッツェルを注文。
あっさり味で美味しかった。
・トマセリ(英語メニュー・・・あったかな?)
http://www.tomaselli.at/
最初の挨拶が、「Gruess Gott.」と来たもので、
びっくりした。
込み入った話は英語でお願いし、注文関連の
言葉は何とか片言ドイツ語で挑戦。
相方氏はイチゴのタルトを食べ、私は、
シュバルツバルト風さくらんぼケーキを食べた。
海外のケーキにはあまり期待していないのだが、
ここは、日本レベルのクオリティがあったよう
な気がする。(逆に言えばその程度。)
ウィナーコーヒーは、アルコールとクリームが
濃厚。単独で楽しまれるのが良いかと。 -
●ニュルンベルク
ここではずせないのが、
ニュルンベルガーブラートブアスト!
・ブラートブアストホイスレ
http://die-nuernberger-bratwurst.de/
オープンテラスで、ビールとブラート
ブアスト10本を注文して、堪能した。
ニュルンベルガーブラートブアストは、
日本のソーセージの味を凌駕する旨さ
だった。
日数の割りに紹介している店が少ないと
思われるかと思いますが…、
それは、バーバリアン料理の塩分が強す
ぎるので、駅のコンビニなどで夕食を買い、
塩分調整をしたり、食事を思い切って1食
抜いたりして、努力をしていたからです。
生活習慣病には幸いながらかかっていない
我等ですが、こちらでの食事は十分気をつける
必要がある気がします。
というか、地元っ子はこれで体を壊さないのか
不思議。人種の差か? -
(4)城を見る
実はそんなに印象深くない。
行ったのは、ザルツブルク城、
ノイシュヴァンシュタイン城、
外観だけカイザーブルク。
ザルツブルク上は城塞で、軍事基地的側面が強く、
日本の城を見るかのような面白さはあった。
ただ、ノイシュヴァンシュタイン城は、
メルヘン王が、自分の世界に引きこもる為の
隠遁城であり、自分の好きな芸術作品や建築物を、
精一杯模倣しただけで、本物の教会美術を見た後
の自分には、全部がニセものと映った。
ただ、立地がすばらしく、広々とした牧草地が
広がる美しい村の山合に建っているので、
城の外観と街の風景がとても絵になると思った。
(実際、ドイツにこの城有りとばかりに紹介される。)
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