2011/07/02 - 2011/07/03
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2011年7月2日(土)〜5日(火)の3泊4日で北海道に旅行に行きました。
2011年3月にカマルグ湿原(南仏)を訪れたことがきっかけで、日本初のラムサール条約の登録地である釧路湿原に行きたくなりました。
7月2日(土)はヘイゼルグラウスロッジatピルカトウロ〔マナー・ハウスのような洋風ホテル〕に泊りました。このホテルのおもてなしとお料理は素晴らしかったです。
旅行中、JRの車内誌「THE JR Hokkaido 2011年7月号」の愛読者アンケートとクイズに応募してみました。応募はがきの「旅の思い出等」として書いたことが「THE JR Hokkaido 2011年9月号 No.283」≪読者からのお便り≫のコーナーに載りました。自分でも何を書いたのかすっかり忘れていましたが、この旅について旅行記を書いてみます。
『≪読者のお便り≫節電の長くて暑い夏を乗り切るために、神戸からプチ・バカンスでやって来ました。今日は、朝5時から塘路湖、シラルトロ湖の木道を散策し、展望台から釧路湿原を一望しました。午後は、アトサヌプリ(硫黄山)から川湯温泉にかけてイゾイソツツジが満開のつつじヶ原自然探勝路を歩きました。また来たいです。』
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ANA771便に搭乗しました。
08:45 大阪(伊丹)→10:35 札幌(千歳) -
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JRエアポート121号に乗って、南千歳駅に着きました。
12:04 新千歳空港→12:07 南千歳 -
南千歳駅で昼食の駅弁を買い、JR特急スーパーおおぞら5号に乗りました。
12:17 南千歳→15:44 釧路 -
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南千歳駅で買った「かに わっぱめし(新千歳空港名物 北の空港弁当)」を昼食にいただきました。煮物もあっさりしたお味で、とても上品なお味で、とても満足しました。
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続いて、車内販売の「よつ葉十勝アイスクリーム」をデザートにいただきました。
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太平洋に面した海岸線から内陸に入って行きました。そろそろ白糠町です。
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「白糠駅」に停車しました。
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釧路駅には15:44に着きました。
続いて、釧路駅15:50発のJR普通列車(網走行)に乗車しました。 -
整理券を取って乗車しました。15:50 釧路→16:20 塘路
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東釧路駅で「くしろ湿原 のろっこ号」を見かけました。
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乗車券を撮影しました。
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ワンマンバスさながらの一両のみの車両です。
釧網本線では、臨時列車以外はすべてワンマン運転が行われます。 -
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車窓からも釧路湿原を楽しめます。進行方向左手に湿原が見えます。
釧路湿原は国立公園に指定されており、日本初の「ラムサール条約」の登録地となっています。2011年3月にカマルグ湿原(南仏)を訪れたことがきっかけで、釧路湿原に行きたくなりました。 -
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塘路湖は、標高8mのところに位置する、周囲24km(現在は18km?)、面積6.2平方km、最大深度8m(現在は7m?)の、釧路湿原にある湖の中で最大の海跡湖です。
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塘路湖畔に建つマナー・ハウスのようなホテル「ヘイゼルグラウスロッジ at ピルカトウロ」に泊りました。
〒088-2264 北海道川上郡標茶町字塘路原野北8線58番地9
TEL:0154-87-2200 -
ホテルから歩いてすぐの「塘路湖エコミュージアムセンター あるこっと」で明朝の散策に備えて地図をいただき、(1)この時期(7月上旬)は午前3時過ぎから明るくなること、(2)朝早いほどエゾシカやいろいろな動物に出会える可能性が高いことを教えていただきました。
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「ヘイゼルグラウスロッジ at ピルカトウロ」のお部屋には飲み物セットがありました。
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「ヘイゼルグラウスロッジ at ピルカトウロ」のディナーです。
地元の食材を使ったお料理で、お味も優しく、とても美味しかったです。
最初に『北海道産有塩バターでじっくりと火を通した釧路産灯台ツブニンニク風味のパセリクリームと鮮やかな緑のジュ』をいただきました。 -
『釧路和商市場より、本日の鮮魚料理 最高級釧路昆布森産活〆時鮭“トキシラズ”のミキュイ』の鮭は絶品でした。
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『お口直しのグラニテ』も爽やかで美味しかったです。
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メインのお料理『海藻を食べて育った釧路産“海藻ポーク”のロティ 香ばしく炙り焼きしたトラヴェールと共に』です。
「海藻ポーク」は初めていただく、柔らかい食感と海藻の風味が絶品でした。
釧路町では、最近、達古武産の豚肉「海藻ポーク」を地域の新しいブランドに取り組んでいるそうです。海藻成分の入った餌を豚に食べさせていることが最大の特徴です。釧路の食材の魅力を再発見する中で「海藻ポーク」が誕生したとのことです。 -
デザートとして『標茶産ハチミツのヌガー・グラッセ 柑橘のソルベとクーリーをアクセントに』をいただきました。
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前日に「塘路湖エコミュージアムセンター あるこっと」で教えていただいたように、エゾシカやいろいろな動物に出会える可能性が高い早朝5時にホテルを出発してサルボ展望台を目指しました。
途中で犬を連れて散歩している方に出会いました。 -
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サルボ歩道は、季節によって変化する野鳥の観察や昆虫類の観察に適した、雑木林の中を歩くコースです。
終点の展望テラスからは湿原湖沼群が一望できます。
湖沼群は水鳥たちの宝庫で、湖面を飛び交う水鳥たちが観察できることもあるそうです。この日はエゾシカ目当てで早朝5時に出発しました。 -
最初のうちは木の階段を上ります。傾いて、腐りかけたり、抜けている所もあり注意が必要でした。
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サルボ展望台とサルルン展望台の分岐の看板です。
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このチャシ跡を少し過ぎると、展望台がありました。
標茶町では、400年ほど前から作られ始めたとされているアイヌ時代のチャシ(砦、柵の意味)が18か所見つかっています。チャシは、祭祀の場、談合の場、戦いの場、見張り台、住居などに使われたと考えられています。
標茶町のチャシの多くは、塘路湖の周りにあり、チャシに関して様々な伝承が残されているそうです。 -
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塘路湖畔を通る国道391号線沿いに、塘路湖を見渡すサルボ展望台(高さ100m)があります。国道沿いの駐車場から歩いて約20分で着きました。
サルボ展望台及び散策用地は、日出染業(株)[和歌山市加納295番地]の私有地ですが、ご好意により誰でも自由に訪れることができます。 -
塘路はト・オロ、沼の所の意味で、サルボはサル(葦原)ポ(子)、小さい葦原の意味です。いずれもアイヌ語を語源とする地名です。
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丘の上にある展望台に登ると、湖と周辺の緑のコントラストが美しい風景が広がります。塘路湖や蛇行する釧路川と広がる湿原を見渡すことができました。この写真は朝5時39分に撮影しました。
晴れていれば、さらに宮島岬キラコタン岬、遠く阿寒の峰が一望できます。 -
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展望台を下り、今歩いてきた道を引き返し、次に「サルルン展望台」に向かいました。
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先ほどの分岐点を左に曲がり、尾根づたいに約15分歩くとサルルン展望台に着きました。
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サルルン展望台です。
木道を歩くのは楽しく、曇ってはいましたが、爽やかな早朝の時間を有効に活用して、釧路湿原の河川のように雄大でゆったりとした時間を過ごすことができました。 -
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サルルン展望台からの風景です。眼下にサルルン沼、ポン沼、 エオル沼、マクン沼そして塘路湖等の湖沼群を見ることができ、サルボ展望台よりこちらのほうが絶景です。早朝で曇っていますが…。
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ホテルまでまっすぐの道を戻りました。
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塘路湖は漁業法によりわかさぎ漁業、えび漁業、はぜ漁業、こい漁業、ふな漁業、ざりがに漁業、ひし漁業、たにし漁業、まりも漁業の漁業種が設定されており、無許可での捕獲は禁止されています。
「鯉 遊漁禁止 コイヘルペスウイルス病発症のため、当面の間遊漁を禁止いたします。塘路漁業協同組合」という看板がありました。 -
ホテルのレストランです。8時前にホテルに戻りました。
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朝食も美味しかったです。
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朝食後は標茶町郷土館を訪れました。
標茶町字塘路56 TEL:(01548)7-2332 FAX:(01548)7-2332 -
昭和44年に開館し、建物は明治18年に建てられた北海道集治監釧路分監の本館を移転、復元したものです。
明治34年に廃監となった後、終戦近くまで軍馬補充部川上支部の事務所として使用されていました。
昭和41年に町指定文化財となり、昭和44年に現在の標茶高校の敷地内から、標茶町で最初に戸長(こちょう)役場がおかれた塘路に移転復元されました。 -
豊富な資料と展示物は必見です。学芸員の方もいらっしゃり、気軽に質問ができる雰囲気でした。
標茶町郷土資料館の1階には、近代資料展示室、先史時代展示室?、先史時代展示室?、事務室、お手洗いがあります。 -
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『隣のトトロ』で有名になった“デルビル式電話”が管内で実際に使用できます。
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石刃鏃(せきじんぞく)文化は大陸伝来の文化で、約7000年前に突然現れて消えたとされています。 道内各地に遺跡があり、道東では標茶が大規模遺跡として知られています。
石刃鏃文化の遺跡を残した人々は、約7000千年前に北海道東部に遺跡を残し、当時北海道に住んでいた縄文人とは異なる文化をもった人々でした。
“石刃鏃”とは、石刃鏃文化の遺跡から見つかる特殊な石器製作技術によって作られた石の鏃(やじり)のことで、その他の石器や土器なども縄文人とは異なるものを使っていました。
彼らの石器製作技術は「石刃技法」と呼ばれる技術で、縄文時代以前の後期旧石器時代(土器が使われる前の時代のため、先土器時代とも呼ばれる)に北海道で使われていた技術です。そのことから石刃鏃文化は、縄文時代以前の石器製作技術を持ちながら土器も使用する特異な文化として古くから注目されていました。
その後研究が進み、石刃鏃文化は縄文文化の一部ではなく、中国東北部からシベリア東部のアムール川流域付近で栄えた、当時の文化に近いことが分かりました。このことから石刃鏃文化は元々、大陸が故郷の文化であり、サハリン等を経由し北海道へ伝わったと考えられるようになりました。 -
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通路に展示された民具。
農業開拓は大正から昭和にかけて、道内外の人々が入植するとともに本格化し、おもに馬産や畑作から酪農へと移っていったそうです。
■軍馬補充部と標茶
明治34年集治監の廃止により標茶市街は完全に経済基盤を失ってしまった。集治監の敷地560万坪は陸軍省の牧草試作地となっていたが、その後明治41年日露戦争の勝利を背景として軍馬補充部が設置された。町民にとってはまさに救いの神であり、また開拓民は地理的条件によって農耕から畜産への脱皮を図ろうとしていた時であったので、標茶は再び活気を取り戻すようになった。
by 標茶町郷土館の説明 -
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標茶町郷土資料館の2階には、アイヌ資料展示室、自然資料展示室、昆虫資料展示室、集治監資料展示室があります。
自然資料展示室に展示された動物のはく製標本は、数も多くて見応えがありました。 -
標茶町の北部には、西別岳から続く森林地帯があります。釧路川は、町の中央部を流れています。南部には広大な釧路湿原を抱えています。そして、このような豊かな自然の中で、数多くの動物や植物が生きています。
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館内に大きさ1mの集治監の鴟尾(しび)が展示されていて、目を引きました。
鴟尾は鬼瓦やシャチホコと同様に一種の魔除けで、瓦葺屋根の大棟の両端につけられる飾りの一種です。「しび」は訓読みでは「とびのお」と読みます。沓(くつ)に似ていることから沓形(くつがた)とも呼ばれます。 -
■“集治監”とは?
明治時代に入り、明治6年から懲役刑が採用されることになったため、各地の監獄で在監者が多くなりました。また、不平士族らによる佐賀の乱、西南戦争などが起こったため、さらに長期刑囚が増加し、結果的に収容人数を大きく超える監獄や設備が整っていない監獄が増えました。
そうした監獄では、囚徒らによる逃走や放火等が起こり、監獄内の治安が非常に悪くなっていたため、明治政府は特に死刑囚を除き、徒流刑を受けた重罪囚を、当時開拓地として見込まれていた北海道へ移送し拘禁する計画を立てました。〔徒刑・流刑はともに島地にて囚役に服すことを目的とした刑ですが、島地以外での収監もあり、その解釈は曖昧でした。ただし、重罪人であることに変わりはありません。〕これらの囚徒を受け入れる施設は「監獄」ではなく「集治監」と呼ばれました。
“集治監”とは、「集治官吏官等職務条例」によれば、徒流刑者を拘禁する施設であり、獄司(後の典獄、現在の刑務所長)、書記、守長、監守を置き、一般地方司獄官よりはるかに地位が高く、その待遇も重いものでした。最初の集治監は明治12年に東京、宮城に設置されましたが、その後、集治監は北海道に設置されました。
by 標茶町郷土館の説明 -
2階の昆虫展示館の飯島コレクション。標茶町の昆虫研究家、飯島一雄氏から寄贈された道東産昆虫標本がずらりと展示されています。
エアコンが効いていて、寒すぎて長く在室することができませんので、入ったり、出たりしました。 -
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昨日情報収集のため閉館間際に入館した「塘路湖エコミュージアムセンター あるこっと」(TEL:015:487-3003)にもう一度行きました。
ジオラマやマルチビジョンで釧路湿原全体を上空から見渡した映像を存分に楽しめます。自然や野鳥観察などもできます。
開館時間は10:00〜17:00(冬季は〜16:00)、水休、無料です。 -
塘路湖を行くカヌー。
湖にペカンペ(菱の実)の実る9月上旬にはアイヌの人たちにより「ペカンペ」祭りが行われ、12月下旬湖面の結氷が進むときには「御神渡現象」が見られるそうです。 -
元村ハウス「ぱる」レイクサイド塘路湖は、湖畔のカヌーステーションです。
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塘路駅で川湯温泉行きの普通列車を待っていたところ、釧路〜塘路間で運行される臨時列車「くしろ湿原 ノロッコ号」が到着し、大量の団体客(数百人)がどっと降りてきて、圧倒されました。
静かな塘路駅の駅前ターミナルには各旅行会社が手配した10台近くの観光バスが乗客を待っていました。 -
塘路駅でエゾシカに出会いました。
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JR釧網本線(網走行)の普通列車に乗車しました。
12:06 塘路→13:08 川湯温泉 \1,230 -
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茅沼駅前はタンチョウ営巣地になっています。
タンチョウは3月〜10月頃は子育てのため湿原内にいます。
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