2011/09/10 - 2011/09/10
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momo-zukiさん
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夏の終わりの桃狩り旅。
福島のフルーツロード沿いには、たくさんの果樹園・直売店があります。
桃の後は、飯坂温泉まで足を延ばして温泉。
昼も夜も福島市内でおいしいものを食べる、新幹線利用の日帰り旅です。
震災から半年。
果物もお米も例年どおり成長しました。
1日も早く、何の心配もなく出荷できる環境に戻りますように。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東京駅朝9時発の新幹線に乗って、約1時間半で福島駅に到着。
福島駅 駅
-
JR福島駅で福島交通飯坂線に乗り換えます。
福島交通飯坂線、通称「飯坂電車」は、福島駅から飯坂温泉までの9.2キロを結ぶ、全12駅の単線です。福島駅 駅
-
木のベンチがあって懐かしい雰囲気の駅舎です。
飯坂温泉の入湯券付のフリー切符などもあるので、
旅程に合わせて組み合わせるのもオススメです。
【福島交通】
http://www.fukushima-koutu.co.jp/index.php -
5つめの「上松川」という駅で降ります。
無人駅なので、車掌さんに切符を渡して降車します。上松川駅 駅
-
最初の目的地は、気になってたラーメン屋さんです。
今日はここの開店時刻(11時)から逆算して、東京駅を出発しました。
【伊達屋】
http://r.tabelog.com/fukushima/A0701/A070101/7001032/
上松川駅と並走する道路沿いに3分程度歩くと看板が見えます。 -
開店15分後に入店したら先客が8名。11時半には行列が出来始める人気店です。
中華そば(写真)も、塩雲呑麺もおいしかったです。満足。 -
上松川駅に戻って電車を待ちます。
券売機がない駅から乗車する場合は「乗車駅証明書発行機」という発券機で発行した証明書を持って乗ります。上松川駅 駅
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車内で車掌さんにお金を払って、鋏が入った切符をもらいます。写真は「10日に医王寺前駅まで行く切符」200円。
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上松川から4つめの医王寺前駅で下車。次の目的地は「まるえ観光果樹園」。桃狩りです。駅からだと少し距離があるけど、歩いてみることにしました。ところどころ雲が浮かぶ晴天。5分も歩くと汗ダラダラです。
東京からかなり北上してますが、この日は東京と同じ気温33度湿度も同程度。福島市は盆地なので暑いのよ〜、と、地元のおばさま。 -
フルーツラインは、福島県福島市西部から北部を走る、福島県道5号上名倉飯坂伊達線の約14キロの区間のこと。沿道に桃や梨の果物狩りが出来る、観光果樹園・果物の直売店が多いことから名付けられたそうです。
【フルーツライン】
http://www.f-kankou.jp/frut.htm -
フルーツラインの両脇に広がる果物を写真におさめながら歩きます。
まずは、梨。食べごろかな。 -
柿はまだ青い。
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薄ピンクに色づくりんごも美しい。
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早稲品種のりんごは既に赤くなり始めています。
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ぶどうも。
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稲穂の重みでしなる田んぼ。
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「まるえ観光果樹園」到着。結局45分歩きました。気持ちよい全身汗だく。「医王寺前駅から徒歩で来たの?!」と、お店の人たちに驚かれました。
徒歩でないと見逃してしまう風景を歩いてきたので、満足です。(でも帰りは車にします。) -
こちらは直売所も兼ねた、桃と梨とぶどうの果樹園です。今日は桃狩りを選択。「今日からぶどう狩りも始めたんですよ。」と店の方。
店のおばさまたちの福島訛りが心地よい。方言大好き。 -
700円支払って、バケツとナイフをもらって、畑まで案内してもらいます。
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高い位置にある桃のほうが甘くておいしい、と教えてもらいます。脚立に登って手を伸ばして、できるだけ柔らかそうな実をもぎます。
たわわに実っていますが、固い身もあるので、じゅうぶんに見極めてから手を伸ばさないといけません。桃はデリケートですから、触ってから「やっぱり止めた」は反則です。 -
桃の季節はそろそろおしまい。
9月のフルーツ狩りは梨かぶどうがピーク期のようです。
写真を撮ってる間にも果実が地面に落ちてきます。重みがあるのでかなりの音がします。
お店のおばさんが「ここまで大きくするのに、震災の前後から花の数を調整して、果実も大きくなりそうなのを残して間引いて、袋をかけて、大事に大事に育ててるから、みなさんの口に入る桃は選ばれた桃なんですよ。それなのに最後の最後で枝から落ちちゃうと、かなしいわねぇ」と拾い集めます。 -
桃狩りを終えて店に戻ると、「桃100%よ。飲む?」とネクターをいただきました。桃100%の絞り汁。上品な甘さなのでゴクゴク飲んでも後味はすっきり。
店から福島交通の駅まで戻って(タクシー5分で950円。)次は飯坂温泉に行きます。電車は20分に1本程度の運行なので、ストレスなく利用できます。 -
終点の飯坂温泉駅。
飯坂温泉駅 駅
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駅の横を川が流れており、懐かしい温泉街の風景です。橋は飯坂温泉のシンボル的存在の十綱橋。
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駅前から摺上川下流方面。摺上川は山形県との県境近くに源を発し、阿武隈川に合流する、鮎も取れる美しい川です。
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飯坂温泉にはいくつかの立ち寄り湯がありますが、今回は「鯖湖湯」に行きます。駅から徒歩7-8分程度で到着。
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鯖湖湯は、松尾芭蕉が奥の細道の途中、飯坂に立ち寄った際につかった湯処と伝えられています。
現在の建物は平成5年12月改築したものですが、元々は日本最古の木造建築共同浴場として、地元住民や観光客に親しまれていた名湯だそうです。 -
銭湯の要領で、入り口の券売機で入湯券を購入。靴を靴箱にしまって、引き戸をあけると、そこはもう脱衣所と湯船。脱衣所と湯船に区切りがない開放的な空間。(写真撮影は禁止)
番台のおじさんから「女湯は誰も入ってなくて熱いだろうから、ホースの水でぬるくしなさいね」と声をかけていただく。温泉の温度を水で下げるような無粋なことは、私いたしませ・・・・48度、すみません、少しだけ水を入れさせていただきますわ。
アルカリ性単純温泉、湯温は51度だそうです。あとから2人入ってこられた1人は観光客、1人は土地のおばあちゃん。熱いわねぇ、なんて話をしながらご一緒しました。 -
鯖湖湯のすぐそばに足湯もあります。こっちは無料。地元のおばあさんが観光客と一緒に入ってました。こういうところで土地の人と話ができるのも、旅の楽しみの1つですよね。
温泉街にはところどころスピーカーが設置してあり、地元にゆかりのある歌(民謡・演歌など)が大音量で流れています。温泉街に来たぞ!と気分が高まる一方、せっかくなので静かな温泉街を散策したいかもよ、と複雑な心境にもなり。 -
イチオシ
熱い湯に浸かって着替えたら、シャッキリしました。
温泉って素晴らしい。
写真は新十綱橋から摺上川上流方面。駅にレンタサイクルがあるので、美しい風景を自転車で巡るのも楽しい旅になるかもしれませんね。 -
温泉街をぐるりと一周して、途中立派な松の木に遭遇したり、おっとりとした老犬と目が合ったり。
駅前の露店で完熟トマトと、お土産の「巻せんべい」を購入して、福島駅まで戻ります。 -
夕食の予約時刻まで少し時間があったので、福島駅前のデパートで、地元さんのジュースやジャムなどを購入。ザックにつめて帰ります。
夕食は地酒と一緒に美味しいものをいただく予定。
うに豆腐(写真上)に乗っかっているのは鱧のタマゴ。手前の寄せ豆腐には茄子が入っているプロの味。福島駅 駅
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お刺身四種。
こちらに伺う前に駅前のスーパーの鮮魚売場に寄りましたが、地元の魚はまだ皆無。色んな問題をクリアして、以前のような地魚があふれる売場になってほしい。微力ながら応援できることはないか、考えてみます。 -
目鯛の辛味噌焼き。お酒が進みます。
付け合せも手の込んだ繊細な品です。 -
お酒は辛めほうが好きなのですが、と女将さんに相談したら、「でしたら福島のお酒は甘いので、こちらは?」と薦められた、お店に前日入荷したてのお酒。隣県山形の有名な酒蔵のですね。
・・・おいしかった。言葉を失うくらい。 -
酢の物は鰹。
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百合根饅頭の湯葉餡。饅頭の中に蟹。
【旬献彩 秋山】
http://r.tabelog.com/fukushima/A0701/A070101/7006562/
予算に合わせたおまかせコースのみです。 -
20:27福島発の新幹線で帰京します。
今日は朝も夜も新幹線は満席でした。
車移動じゃないから、気がねなく飲めるのがよいです。
終点まで乗るので寝過ごす心配もないです。
ソトはもう真っ暗なので、うとうとしながら帰って来ました。
(久しぶりによく歩いたしね。)
写真は食後のデザート。駅前で購入したプリンです。 -
今回買ってきたもの。
消費期限3日間のジュース、イチゴジャム、露店の完熟トマト、福島土産のお菓子。前から気になってた仙台麩も購入。お店のおばちゃんが、仙台麩を使ったレシピをいくつか袋に入れてくれました。この日出会った地元の人たちは皆口数は少ないけど、とても親切な方ばかりでした。
ザックに入りきらなかったので諦めた「こづゆセット」とか「なめこの缶詰」とか、興味深い品がまだたくさんあったので、期間をあけずにまた訪ねてみたいです。次は温泉宿にゆっくり宿泊しようかな。
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