川越の街 (2011)

2011/09/10 - 2011/09/10

日本にも面白い町がいっぱい、今回は川越を訪ねました。

川越とは１５世紀中ごろ、上杉持朝が家臣の太田道灌に命じて川越城を築城し、そこから発展した城下町です。
ただ川越街道終点の宿場町でもあり、どちらかというと城下町というより、宿場町、商人町といった風情です。
中仙道馬籠・妻籠や会津西街道大内宿とはちがい、江戸に近いせいか
そこそこ都会です。ルアン・プラバンのサッカリン通りやマラッカのジョンカー通りを思い出しました。
思ったよりたくさんの観光客が来ています。
中国人のカップルも目立ちます。

見所は「時の鐘」を中心とした蔵造りの街から菓子屋横丁、川越城本丸御殿、博物館、喜多院、仙波東照宮といったところ
川越駅や本川越駅から巡回バスも走り、名所を廻っていますので、これらを利用するのも便利です。

<マヤの予言＞について

　2012年12月22日でマヤ暦は終わっている。世界の終焉と言われる所以だ。
今まで世界をリードしてきた米国と日本。アメリカは(20)01.9.11に同時テロに襲われ、日本は(20)11.3.11に大地震とさらに原発破壊という大打撃を受けた。これらの月日をそれぞれ足すと20(01.9.11＋11.3.11）＝2012.12.22となり、奇妙にマヤの最終暦日と一致する。これは偶然か？

それはともかく、人類そのものが大きな転換点に差し掛かってきているのは間違いないように思える。
国も、一人ひとりの生き方もここで再考する必要があるのではないか。
それとも世界の終わりが既に始まっているのか？

エリア 川越(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

蔵造りの街

　このあたりが旧街道に沿った中心街になる。
　すぐ近くに「時の鐘」がある。

時の鐘１

　400年前から時を知らせてきた川越の象徴です。
今でも日に4度時を知らせる現役です。

時の鐘２

時の鐘３､遠景

菓子屋横丁１

菓子屋横丁２

川越城、本丸御殿内部

　川越城といっても高層の城郭や石垣はない。
　今はお堀もない。

喜多院１：多宝塔

喜多院２：客殿・書院
　家光誕生の間と春日局の間が江戸城から移築されている。

　・家光が局を連れて喜多の院　　　＜野次喜多＞

喜多院３：五百羅漢１
　538体あるそうです。表情は皆違う。

･･･あのな、経産大臣の鉢呂はん更迭らしいわ･･･
･･･ふーん、ほうかい、皆はしゃぎ過ぎ言うとったわ･･･

喜多院４：五百羅漢２

　なんか世の中騒々しいのう、
もちっと、わてらみたいにどっしりかまえなアカンで．．．

喜多院５：五百羅漢３

･･･原発はどうなっとんじゃ、
　　早う処理できんのかい、アホどもが！･･･
　と、大分お怒りのようでした。

仙波東照宮：

　東照宮とは神となった家康を祭る神社で全国に500以上もある。
日光と久能山がよく知られるが、ここも三大東照宮のひとつである。
1616年かの天海僧正により創建。
喜多院とは南側で接するが、喜多院は寺院であるのに対し、こちらは神社であり、運営は異なる。