ザンクト・ヴォルフガングとシャーフベルク山日帰りの旅

2011/08/29 - 2011/08/29

ザルツブルグからザンクト・ギルゲンまで行って、遊覧船でザンクト・ヴォルフガングまで行き、シャーフベルグ鉄道でシャーフベルグの山頂に日帰りで行ってきました。

エリア ザルツカンマーグート周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

ザルツブルグのホテルを出て、ホテルの前にあるポストバス乗り場で8:17分のバードイシュル行きのポストバスに乗り込みます。　ザンクト・ギルゲンには9:00過ぎに到着しました。前回ザンクト・ギルゲンに来た時にチェックしておいた遊覧船のチケット売り場でザンクト・ウルフガングまでの遊覧船往復と、シャーフベルグ登山鉄道の往復のコンビチケットを購入します。40.10ユーロでした。ところで、ベルリンでは気がつかなかったですが、オーストリーではよく料金の端数を要求されます。たとえば、今回50ユーロで支払うと、10セントあるかと聞かれて、10セントを払って、10ユーロを返してもらいます。日本以外ではオーストリーが初めてですね。

遊覧船は5分前位に到着しました。オーストリッチ号です。

10：00の遊覧船はちょうど、じいちゃん、ばあちゃんの団体と一緒になったので、まるで老人ホームのようです。でもこちらの老人はみんな元気なのでびっくりです。天気がいいので、全員デッキに登って遊覧の開始です。それにしても今日もいい天気。　結局この10日間で雨が降ったのは1日だけですが、その日はちょうどコンサートが2度あった関係で外出予定が無かったので、実質雨に降られたことは無かったといっていい。

デッキでくつろいでいると、バーテンダーが飲み物の注文にきます。私はビール大を注文。　すぐに出てきます。　途中、いくつか港に立ち寄って、人が降りたり、乗ってきたりします。港と港の間は5分とか10分です。

途中、切り立った岩肌を見せる巨岩や、すばらしい風景に溶け込んだなんか居心地のよさそうな住居があったりして、住んでみたいと思わせます。

ザンクト・ウルフガングの港に到着。　目の前にシャーフベルグ登山鉄道の切符売り場と駅が見えます。すでに200人くらい待っているようです。

その先に赤い蒸気機関車も見えます。1枚写真を撮っておきます。この蒸気機関車がプレミアと思っていましたが、違ったようです。なので、普通のチケットで乗れます。　チケットには11:00と書いてあるので、11:00発の列車に乗れるはずですが、ちょっと人が多すぎて不安になります。とりあえず最後に並ぶと、10分前くらいにやっと乗れました乗れたのは蒸気機関ではなく、普通のちょっとレトロな形したディーゼルです。先に赤い蒸気機関車が出るようなので、後から走っている姿を写真に取ります。

鉄道からの景色はすばらしかった。ロープウェイと違って、右に左にカーブするたびに景色が異なるので、そのたびに新しい発見があり、これはこれでよかったです。

途中、サウンドオブミュージックのオープニングはここで撮ったに違いないと思わせる場所がいくつもあり、すばらしかったです。

11:45分頃終点に到着しました。駅舎の階段を登ると、改札になっており、そこで帰りの予約チケットをもらいます。
たぶん１時間ぐらいでやることもなくなると思い、13:11分の帰りのチケットをもらいました。

で、まずは頂上を目指します。ちょうどホテルの裏あたりですが、切り立った崖からすばらしい光景が。
一応、デジカメで動画と、スマホで3D動画も撮っておきました

ぐるっと回って360度写真を撮り終えて、お昼も過ぎたので、レストランで食事をしようと思いましたが、いい席は満席で、かつ、１人で4人席を占有するのも申し訳ないので、ちょっとはずれにあった売店で、ビールとソーセージを購入して、済ませました。
ビールはspiegelの500mlのカンが3.8ユーロ。ソーセージが2本にパンがついて4ユーロぐらいでした。場所のプレミアが付いている割には安いです。

食事を済ませると、ちょうど15分くらい前になったので、駅に向かいます。駅には13:11発と思われる赤い蒸気機関車につながれた2両編成の客車が2台並んでします。ちょっとまだ時間が早いので湖の写真とかを取っていたら、結構満員になったらしく車掌が車両のドアを閉め始めました。急いで乗り込んで、チケットと予約カードを見せます。後から、ベルギー人が2人乗り込んできたので、席はぎゅうぎゅうになりました。帰りに、レトロの蒸気機関車とすれ違いましたが、機関士がサービスで笛を鳴らしたので、車内は大盛り上がりです。帰りも景色はよかったのですが、ちょっと疲れて眠ってしまいました。

で、終点に到着すると、出口付近にずらっと写真が並んでいます。どうやらここで乗車するときにカメラマンが写真を取って、プリントしたものを記念品として売っているようです。価格は5ユーロでした。私はなんか変なやつがいるなと思っていたので、撮られなかったのですが、前にいたおじさんを撮った後ろに小さく写っていましたが、さすがにこれは買えません。ところで、肖像権とか問題にならないのでしょうか。港で船の時間を見ると、10分くらいで次の船が来ます。でも、ザンクト・ヴィルフガング教区教会に寄りたいので、確認すると、このシーズンは30分後にもう一本船が来るようです。大体40分あるので、ザンクト・ヴィルフガング教区教会歩いて向かいます。

教会に行く道筋も美しい。

歩いて10分くらいでザンクト・ヴィルフガング教区教会に到着。写真禁止の表示があるが、みんな写真とっているので、私も少し撮りました。帰りにポケットの小銭を寄付しました。

とりあえず、これで目的を達したので、港に戻ることに。港に戻って10分位でザンクト・ギルゲン行きの船が来ました。ちょっとレトロな感じです。
途中、ホイール船に出会いましたが、たしかこれに乗るには追加料金が必要だったと思います。
急に近づいてきて、かつ逆方向なので、あっという間にすれ違って、じっくり構えたりする余裕も無く、1枚しか取れませんでした。前のばあさんに思いっきり邪魔されてますが。

ザンクト・ギルゲンには15:30ごろ到着して、ポストバス乗り場で確認すると、次は16：10のようです。30分ぐらい時間がありますので、ちょっと歩いて、写真と撮ったり、公園のベンチで休憩したりして、時間をつぶしました。5分前にバス停に行くとすでにバスが到着していて、乗車が始まっています。5.9ユーロ払ってバスに乗り込みます。今日は平日なので、そんなに混まなかったです。とりあえずホテル前まで座席を占有できました。ザンクト・ギルゲンとザルツブルグ間は3往復目なので、見慣れた景色でとくに写真撮ることも無く終了です。

今回の移動軌跡