2011年イエローストーン　後編

2011/07/29 - 2011/08/03

3日目〜5日目はジャクソン〜マンモスの間をドライブしながら、動物と観光を楽しんだ。最も見たかった、グリズリーベアが見られたばかりか、狼2匹との獲物の奪い合いや、グリズリーベア2匹の最接近など、大興奮のハイライトであった。
3日目：オールドフェイスフル→ジャクソン→ジャクソンレイクロッジ泊
4日目：グランドティトン→レイク→ヘイデンバレー→ロウアー滝→マンモス→ガーディナー泊
5日目：ガーディナー→ラマーバレー→ルーズベルトロッジ→ボーズマン

エリア イエローストーン国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空

3日目午前中にオールドフェイスフルを出発し、グランド・ティトン国立公園へ移動。
途中、イエローストーン国立公園を出たあたりでブラックベア出現。
堂々と道路を横切って行った。

途中、サンフラワー越しのティトン山脈。
生憎天気は下り坂。

真ん中の高い山がグランドティトン。
翌日に近くまで行こうと思っていたが、翌日は雨がふり、結局最後のグランドティトンとなった。

カナダガン。
旅行中、水辺で多く見かけた。

ハクトウワシ。
この鳥も見たかった動物の一つ。
ジャクソンレイクロッジの近くで発見！
やっぱりかっこいいなぁ。

ペリカン。
これもジャクソンレイクにて。
湖にいることが多い。

3日目はジャクソンレイクロッジに宿泊。
部屋もマウンテンビューを指定したが、最高の眺めだった。
部屋の窓からはティトン山脈が一望でき、手前の草原には野生動物がたくさん現れる。最近はグリズリーも現れるらしいが、今回は残念ながら現れず。
エルクの群れは沢山いた。

ジャクソンレイクロッジの部屋から見えた、エルクの群れ。

4日目。
予定ではティトン山脈の素晴らしい景色を・・・と考えていたが、
山には厚い雲が・・・。
景色は諦めて、イエローストーンへ戻ることに。
その前に動物探しのために、シグナルマウンテンに登る。
すると、ほんの数m先に2回目のブラックベアが！
とても近かったので、前日よりも大迫力！

再びイエローストーン国立公園に入り、レイクホテルで昼食。
（詳しくは食事編で）

ヘイデンバレーでバイソンの群れに遭遇。
オス同士の喧嘩（？）や、バイソンの川渡り、子供のバイソンなど、色々な表情を見ることができて大満足！

アーティストポイントより、ロウアー滝。
確かに「イエローストーン」

マンモスに到着。
マンモスの番人、リバティーキャップ。

ここに来て天気が回復。
湧き出る温泉に日光が当たり、とても綺麗！

このあと、北口ゲートから国立公園を出て、ガーディナーに1泊。

イエローストーン最終日はラマーバレーへ向かい、最後の動物チャンス。
最大の目的、グリズリーベアをみたい！
日の出前に宿を出て、ラマーバレーへ向かう。

孤独な（負けた）オスのバイソンの後ろ姿。

プロングホーン（アンテロープ）の群れ。

ラマーバレーに到着。
今日は快晴！

グリズリーベア発見！！
エルクの死骸を食事中！
食べては消化のために、寝っ転がりを繰り返す。

更に狼が2匹登場！！！
グリズリーとエルクの奪い合い！
狼がグリズリーをスピードで揺さぶり、隙を見てエルクの肉を奪い取る。

上空をカナダヅルが、とても綺麗な鳴き声で通過。

そこへ、更に更に、もう一匹のグリズリーが接近！！
グリズリー2匹の衝突が近づき、100人余りの観光客とレンジャーに緊張が走る。

新たなグリズリーが近づくと、もとから居たグリズリーが立ち上がって威嚇し、その体格差から、戦いは避けられ、後から来たグリズリーは不戦敗。
小さくなって川を渡り、逃げていった。
他の人の話では、更にもう一匹、グリズリーが近くまで接近していたとのこと。

グリズリーを見るために集まっていた観光客。
中には、世界的に有名な狼学者や、哺乳類研究者、NHKに映像提供しているカメラマンもいた。

朝7時から、たっぷり6時間、グリズリー観察を楽しみ、昼過ぎに出発。
途中、ルーズベルトロッジで昼食をとり、5日間のイエローストーン・グランドティトン旅行を終えた。
今回見れなかった動物はムース、ビックホーンシープ、ビーバー、ハチドリなど。それとグランドティトンの絶景を見るために、もう一度是非訪れたいと思った。