ザンクト・ギルゲン日帰りの旅

2011/08/26 - 2011/08/26

ザンクト・ヴォルフガング、バート・イシュルの下見もかねてザルツブルグからザンクト・ギルゲンに日帰りで行ってきました。思ったよりも近かったのと、あまり期待していませんでしたが、ロープウエイで登ったツヴェルファーホルンからの景色は絶景でした。お手軽でしかも安い。バス代とロープウエイ代込みでも、30ユーロちょっとでした。

エリア ザルツカンマーグート周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ザンクト・ヴォルフガングのシャーフベルグ登山鉄道往復や、バードイシュル往復でコンサートの時間に間に合わないとまずいので、下調べを兼ねてザンクト・ギルゲンに行ってきました。中央駅9:15発のバート・イシュル行きのポストバスに乗るためにホテルを出て、ホテル前の4番のバスに乗って中央駅に行こうとしたところ、直接中央駅に行かず、ずっと遠回りしてしまい、9:15に乗れませんでした。結局10:15発に乗ることに。ただし、みんな運転手から切符を買っており、全員乗り込んで出発したのは、10.25分くらい。で、ミラベル宮殿前でも人を乗せているので、ここでも10分くらい消費、今度は私が泊まっているホテルのすぐそばのバス停でも人を乗せていました。知っていればここから乗ったのに。次回はここから早めのバスに乗りたいと思います。ところで、中央駅から、ザンクト・ギルゲンまでの料金はわずか5.9ユーロでした。安いですね。途中の風景は田園そのものです。

途中、湖が見えたのと**bahnhofとの表示でバスを降りたところ、ウルフガング湖ではなくその手前のフシュル湖でした。下見でよかった。で、少しうろうろしましたが特に見るものもなかったので、次のバスを待って、ザンクト・ギルゲンに向かいました。ちなみに、フシュル湖からの料金は2.1ユーロでした。

で、やっとザンクト・ギルゲンに到着です。ロープウエイがあるので間違いないです。

とりあえず市庁舎に向かって、子供のモーツアルト像を見に行きます。2分ほど歩いたところでありました。本当に小さいです。でも、みんな写真を撮っていたのでしばらく順番待ちしてようやく撮れました。

市庁舎の裏に教会があります。

教会を過ぎてそのまま、下っていくと1分くらいでモーツアルトハウスが見えてきます。モーツアルトの母、アンナの生家だそうです。

また下っていくと、1分せずに湖にたどり着きます。真ん中にちっちゃく見えているのが遊覧船です。ちょっとレトロな感じがよいです。

この建物の右側が売店兼観光船の切符売り場です。次回のためにパンフレットをもらっておきます。真ん中の建物が人の顔になっているのが笑えます。

一通り、次回の下調べは終わったので、ロープウエイにもっどってきました。ここから、ツヴェルファーホルン（十二使徒山）に登ります。ロープウエイ代金は往復で20ユーロでした。

乗り場はこんな感じ。平日だからか、比較的空いてました。半分以上のゴンドラは空でしたから。

期待してませんでしたが、ゴンドラからの景色は絶景です。なぜ、旅行ガイドでは省略されているのか不思議です。　で、延々10分以上かけて登ります。携帯のビデオでHD3Dで撮っていましたが、7分過ぎにオーバーヒートで終了してしまいました。使えねー。

ゴンドラを降りて外に出るとすばらしい景色が広がっています。上を見るとまだ上がれるようです。

で、一番頂上からザンクト・ギルゲンを見たところがこれ。

ザンクト・ギルゲン　ズーム

こっちはアルプスの方向。遠くに氷河が見えます。

カメラのMAX15倍ズームで氷河を見るとこんな感じ。

こっちはイシュル湖の方角。

イシュル湖拡大

シャーフベルク山が見えます。

山頂拡大15倍MAX。山頂にホテルが。

とりあえず、一通り見たので、ロープウエイ乗り場まで戻り、併設されているレストランでビールと、ソセージのグリルと、冷めたいポテトとキャベツとトマトのサラダ、それにパンの組み合わせでお昼と取りました。少し離れたところのロッジ風のレストランがありましたが、景色がよくて、日陰になっているところの空きが無かったので、こっちにしました。代金は9ユーロちょっとです。こんなところなのに、もっと高いと思っていましたが、安い。多分、田舎では高いほうなんだと思います。プレミアつけてザルツブルグ市内と同じ位の値段になったのでしょうね。

お腹もいっぱいになったし、ロープウエイで下山して、みやげ物屋をうろうろしましたが、結局何も買いませんでした。ここで15時近くなったので、バス停に向かいました。15:05にザルツブルグ行きのポストバスがあるためです。ただし、バスは15分遅れてやって来ました。5.9ユーロ払ってバスに乗り込みます。比較的空いていました。南からの日差しのせいで、南側の座席がすべて空いています。北側も半分は空いていました。ところで、バスの運転手の運転が荒くてびっくりです。遅れているからなのか、80kmの道路で100km近く出しているし、前の乗用車をあおっているし。まえから2番目にのったので、一応シートベルトをしてしまいました。ちなみに、シートベルトは全員するように表示はありますが、している人はあまりいません。ちなみにこの運転手、ガムをくちゃくちゃさせて、時折風船作ってました。日本じゃ考えられないですね。まあ、安全であればいいんですけど。

で、今日はシカゴフィルのコンサートがあるので、チケットオフィスに行くために、ホテルを通り過ぎて、ミラベル広場前でバスを降りて、ミラベル庭園を横切ります。　今日もミラベル庭園を横切りましたから、ミラベル庭園には毎日通っていることになります。素通りですけど。マルカト小橋を渡り、ゲトライガッセを素通りして、馬洗い池の裏のオフィースでチケットをもらってきました。で、ホテルに戻るために大劇場の前を通ると、ホーエンザルツブルグ城塞が迎えてくれます。ザルツブルグに帰ってきたって感じです。

本日の移動軌跡
20kmくらいの往復なので、東京−横浜往復といったところか。