ペルー、ボリビア初の南米女一人旅⑨～ラ・パス散策、そしてウユニへ～

2011/07/24 - 2011/07/24

７月２４日

ウユニのバスは２１時発。
それまでは時間があるので、オーディオガイド付きの観光バスに乗ってラ・パス市内と月の谷を巡った。
どんだけ歩くのが嫌いなのかと突っ込みを入れたくなるが…（笑）
ラ・パスは坂が多くてつらいのだ…（泣）

標高さえ高くなければ、普段は街歩きが大好きで坂や階段の上りだってへっちゃらなのに…


そんなわけで、夜２０時ごろ、Todo Tourismo社へタクシーで向かった。３０分前集合してチェックインが必要なのだ。

バスでチェックイン！？と思うが、

ただ、パスポートのコピーをとらされ、氏名のチェックで、要は、ちゃんと集合しましたよ、という証明のようなものだった。でも、これをしなかった人が、後で出発間際にバスから降ろされたから、バスといえどもあなどれない…。

オフィスに着くと、すでにヒトミさんがいた。

「大変なことになっちゃった…」

と、いきなり切り出された。ただごとではない予感がした。

「全部盗られちゃった…」

はぁ？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？

びっくりした。まさかあの…

話を聞くと、こうだった。
道を歩いていたら、南米の国から来たと称する２人のツーリストに道を聞かれ、自分もそこに行きたいからとしばらく話していたら、偽警官がやってきた。パスポートを見せるように言われ、少しおかしいと思ったが、２人のツーリストは見せているので自分も見せた。そして、タクシーに連れ込まれ、裏路地へ連れて行かれた。所持品のチェックと称され、かばんの中を見せた。「クレジットカードのPIN番号が合っているかどうか調べたいから教えてくれ」と言われ、教えてしまった。かばんが返された時にはすでに現金、クレジットカード、カメラ、すべてなくなっていた。

衝撃だった。よくガイドブックに書いてある手口だったけど、まさか自分の身近な人が事件に会うなんて…。
ヒトミさんも相当ショックで、泣いた後のようだった。

ヒトミさんは、本当ならボリビアの後はペルーへ抜けて、アメリカにいる友人を訪ねて日本へ帰国する予定だったが、こんなことになってしまい、ここボリビアで旅を終わらせようとしていた。

エリア ラパス(ボリビア)

月の谷です。
ここは、ラ・パスの南の方で、少し標高が低くなります。
確かに、少し楽です。

月の谷入り口付近には世界各国の国旗があるのですが…
日本の国旗が見つけられませんでした…。

ここが入り口です。

午後は、ラ・パス市内のサガルナガ通りを物色。
南米らしいお土産物屋がならんでて、楽しいところです。
でも、坂がつらい…（泣）

この旅行記へのコメント （2）

• mochaさん 2011/09/12 11:47:03

  その後のヒトミさんは？

  どうなったのでしょうか？？
  分かっていても引っかかってしまうことがあるよね。自分も気をつけないと。
  ヒトミさんにはショックを受け過ぎずにまた次の旅に出てね！とエールを送りたいです。

  たまおさん からの返信 2011/09/12 17:01:13

  RE: その後のヒトミさんは？

  > ヒトミさんは、幸い宿に置いてあったバックパックの中にまだユーロが日本円にして十何万あって、サブのクレジットカードが残ってたの。でも、帰りの航空券も買ってなかったし、これからペルーへ抜けてマチュピチュへ行くのはお金が足りないと思っていたんだけど、ウユニでたくさんの仲間と出会って、聞くと、「足りるんじゃ〜ん？」ということになり、しかも、日記にも出てくるけど、ヒロユキさんと、これから辿ろうとしているルートが同じだということが分かって、一緒に旅をすることになったの。一人じゃないし、男の人が同伴っていうのは安心するよね。一人だったらたぶん彼女も旅を終わらせてたと思う。