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北海道出張が入りました。こうなると週末を利用して滝めぐりをしないわけにはいきません。道南、道央にはまだ見ぬ百選滝が2本あるのです。すなわち、島牧村の賀老の滝と白老町のインクラの滝です。この2本の滝めぐりを軸に、友人を巻き込んでゴルフも絡めました。<br /><br />おおまかな行程は以下の通りです。<br />7月28日(木) 一応仕事。ホテルニドム泊。<br />7月29日(金) ニドムクラシックコースにてゴルフ。ホテルニドム泊。<br />7月30日(土) 賀老の滝。室蘭夜景。ホテルルートイン東室蘭駅前泊。<br />7月31日(日) インクラの滝。<br /><br />この行程だけではおそらく余裕があるので、あとは現地で出たとこ勝負です。<br /><br />インクラの滝のあとどうするかということは、北海道入りしてからいろいろ考えていました。洞爺湖方面に戻って周辺の滝めぐりをするのも候補の一つでしたが、新千歳空港まで意外と遠いので却下。樽前山登山も候補に挙げていました。しかし、インクラの滝での天気から気が進みませんでした。それでも空港へ向かうには樽前山登山口の近くを通るのでダメモトで道道141号に入りました。すると、あと少しで樽前山7合目登山口への林道のゲートまであとわずかというところで、突然雲ひとつかかっていない樽前山の姿が目に飛び込んできました。<br /><br />樽前山は、頂上部に北海道指定文化財の天然記念物に指定されている溶岩円頂丘(ドーム)があり、世界的にも珍しい三重式活火山として知られています。この溶岩ドームは明治42年の噴火によりできたものです。現在火山活動は小康状態ですが、活火山であり日常的に噴煙を上げており、最高地点の溶岩ドームへ登ることはできません。<br /><br />樽前山データ:標高1041m(火山活動のため溶岩ドームには登ることができない)、日本二百名山<br />樽前山東山データ:標高1022.0m(一等三角点、点名:樽前岳)<br />樽前山西山データ:標高993.9m(三等三角点、点名:樽前山)<br /><br />登山コース:7合目登山口(東山コース)東山(外輪山北コース〜外輪山西コース)西山(西山コース〜東山コース)7合目登山口の外輪山一周、歩行時間2時間30分、累計標高差約580m<br />同行者:単独<br />登山体力度:★★☆☆☆、コース難易度:★☆☆☆☆(★が多いほど困難)

山あり滝ありゴルフあり 2011夏の北海道(7) 樽前山外輪山ぐるり一周

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2011/07/31 - 2011/07/31

347位(同エリア450件中)

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

北海道出張が入りました。こうなると週末を利用して滝めぐりをしないわけにはいきません。道南、道央にはまだ見ぬ百選滝が2本あるのです。すなわち、島牧村の賀老の滝と白老町のインクラの滝です。この2本の滝めぐりを軸に、友人を巻き込んでゴルフも絡めました。

おおまかな行程は以下の通りです。
7月28日(木) 一応仕事。ホテルニドム泊。
7月29日(金) ニドムクラシックコースにてゴルフ。ホテルニドム泊。
7月30日(土) 賀老の滝。室蘭夜景。ホテルルートイン東室蘭駅前泊。
7月31日(日) インクラの滝。

この行程だけではおそらく余裕があるので、あとは現地で出たとこ勝負です。

インクラの滝のあとどうするかということは、北海道入りしてからいろいろ考えていました。洞爺湖方面に戻って周辺の滝めぐりをするのも候補の一つでしたが、新千歳空港まで意外と遠いので却下。樽前山登山も候補に挙げていました。しかし、インクラの滝での天気から気が進みませんでした。それでも空港へ向かうには樽前山登山口の近くを通るのでダメモトで道道141号に入りました。すると、あと少しで樽前山7合目登山口への林道のゲートまであとわずかというところで、突然雲ひとつかかっていない樽前山の姿が目に飛び込んできました。

樽前山は、頂上部に北海道指定文化財の天然記念物に指定されている溶岩円頂丘(ドーム)があり、世界的にも珍しい三重式活火山として知られています。この溶岩ドームは明治42年の噴火によりできたものです。現在火山活動は小康状態ですが、活火山であり日常的に噴煙を上げており、最高地点の溶岩ドームへ登ることはできません。

樽前山データ:標高1041m(火山活動のため溶岩ドームには登ることができない)、日本二百名山
樽前山東山データ:標高1022.0m(一等三角点、点名:樽前岳)
樽前山西山データ:標高993.9m(三等三角点、点名:樽前山)

登山コース:7合目登山口(東山コース)東山(外輪山北コース〜外輪山西コース)西山(西山コース〜東山コース)7合目登山口の外輪山一周、歩行時間2時間30分、累計標高差約580m
同行者:単独
登山体力度:★★☆☆☆、コース難易度:★☆☆☆☆(★が多いほど困難)

同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー ANAグループ 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 道道141号の樽前山5合目から未舗装の林道に入り7合目駐車場へ。駐車場手前から路上駐車の列が続いていましたが、昼前で下山してきた人も出始めたため、ラッキーにも駐車場に入ることができました。満車になれば(路上の駐車スペースも含め)道道141号の5合目のゲートが閉められ林道に入ることができないようです。<br /><br />樽前山7合目登山口。登山届に記入しスタートです。

    道道141号の樽前山5合目から未舗装の林道に入り7合目駐車場へ。駐車場手前から路上駐車の列が続いていましたが、昼前で下山してきた人も出始めたため、ラッキーにも駐車場に入ることができました。満車になれば(路上の駐車スペースも含め)道道141号の5合目のゲートが閉められ林道に入ることができないようです。

    樽前山7合目登山口。登山届に記入しスタートです。

  • 登山開始直後は森林帯です。

    登山開始直後は森林帯です。

  • この森林帯では白いノリウツギが満開でした。

    この森林帯では白いノリウツギが満開でした。

  • 森林帯を数分歩くと急に開けたところに出ます。ここは見晴台。支笏湖を一望できます。山頂までではなくこの見晴台まで登る家族連れもいるそうです。

    森林帯を数分歩くと急に開けたところに出ます。ここは見晴台。支笏湖を一望できます。山頂までではなくこの見晴台まで登る家族連れもいるそうです。

  • 見晴台を過ぎると再び森林帯に入ります。その森林帯で見たミヤマホツツジ(深山穂躑躅)。初めて見た花です。一般的には緑白色の花だそうですが、樽前山ではピンク色を帯びているのが普通です。

    見晴台を過ぎると再び森林帯に入ります。その森林帯で見たミヤマホツツジ(深山穂躑躅)。初めて見た花です。一般的には緑白色の花だそうですが、樽前山ではピンク色を帯びているのが普通です。

  • 森林帯を抜けると森林限界(さすが北海道。標高1000mにも満たないのに森林限界とは)となり、目の前に外輪山の姿が見えるようになりました。それにしてもいい天気です。午前中の天気がウソのようです。<br /><br />7合目登山口から外輪山取付、東山山頂までが東山コースです。

    森林帯を抜けると森林限界(さすが北海道。標高1000mにも満たないのに森林限界とは)となり、目の前に外輪山の姿が見えるようになりました。それにしてもいい天気です。午前中の天気がウソのようです。

    7合目登山口から外輪山取付、東山山頂までが東山コースです。

  • 振り返ると支笏湖が一望できます。外輪山取付までは支笏湖を背にして歩くことになります。

    イチオシ

    振り返ると支笏湖が一望できます。外輪山取付までは支笏湖を背にして歩くことになります。

  • さあ、外輪山目指してがんばろう。

    さあ、外輪山目指してがんばろう。

  • 森林限界を超えると、足元に高山植物が目立つようになりました。このイワブクロは樽前山を代表する高山植物です。イワブクロは北海道の山では普通に見られるそうですが、特に樽前山で多く見られるため別名タルマエソウと呼ばれています。

    森林限界を超えると、足元に高山植物が目立つようになりました。このイワブクロは樽前山を代表する高山植物です。イワブクロは北海道の山では普通に見られるそうですが、特に樽前山で多く見られるため別名タルマエソウと呼ばれています。

  • イワギキョウ。イワブクロよりやや標高の高いところから見られるようになりました。東山コースにはそれほど多くありませんでした。

    イワギキョウ。イワブクロよりやや標高の高いところから見られるようになりました。東山コースにはそれほど多くありませんでした。

  • 最も幅を利かせていたのがウラジロタデ。花は地味ですが、イワブクロやイワギキョウに比べると背丈が高いので目立ちます。

    最も幅を利かせていたのがウラジロタデ。花は地味ですが、イワブクロやイワギキョウに比べると背丈が高いので目立ちます。

  • 白いところがウラジロタデが咲いているところです。

    白いところがウラジロタデが咲いているところです。

  • 東山コースから南の方角。麓は原生林が広がっています。今いる樽前山は晴れのエリアですが、原生林はその上に雲の切れ目があり低く垂れ込めた厚い雲に覆われています。インクラの滝はまさにそのような中にあったのです。

    東山コースから南の方角。麓は原生林が広がっています。今いる樽前山は晴れのエリアですが、原生林はその上に雲の切れ目があり低く垂れ込めた厚い雲に覆われています。インクラの滝はまさにそのような中にあったのです。

  • 外輪山取付に到達。

    外輪山取付に到達。

  • 外輪山取付から向きを変え東山を目指します。

    外輪山取付から向きを変え東山を目指します。

  • 東山コースの西側に広がる火口原。中央に溶岩ドーム、その左のピークが西山です。

    東山コースの西側に広がる火口原。中央に溶岩ドーム、その左のピークが西山です。

  • 樽前山東山山頂に到達。樽前山の最高点は溶岩ドームの1041mピークですが、外輪山の内側の火口原は立入禁止のため、外輪山の最高点である東山が樽前山の山頂とされています。

    樽前山東山山頂に到達。樽前山の最高点は溶岩ドームの1041mピークですが、外輪山の内側の火口原は立入禁止のため、外輪山の最高点である東山が樽前山の山頂とされています。

  • 東山の山頂に立ったことでとりあえずは目的は果たしたわけですが、まだ時間はたっぷりあります。山頂にいた人に外輪山を一周するとどれくらい時間がかかるか訊ねたところ、1時間半ほどだろうとのこと。2時間ほどで登山口に戻れるのでまだまだ時間に余裕があります。天気もいいし外輪山を一周することにしました。東山から延びる稜線は外輪山北コースで、正面の風不死岳(東山から北西の方向)への縦走路が分岐するところまで続きます。

    イチオシ

    東山の山頂に立ったことでとりあえずは目的は果たしたわけですが、まだ時間はたっぷりあります。山頂にいた人に外輪山を一周するとどれくらい時間がかかるか訊ねたところ、1時間半ほどだろうとのこと。2時間ほどで登山口に戻れるのでまだまだ時間に余裕があります。天気もいいし外輪山を一周することにしました。東山から延びる稜線は外輪山北コースで、正面の風不死岳(東山から北西の方向)への縦走路が分岐するところまで続きます。

  • 間もなく風不死岳への縦走路の分岐です。時折このように雲が流れてきます。

    間もなく風不死岳への縦走路の分岐です。時折このように雲が流れてきます。

  • 風不死岳への縦走路の分岐点。西山へはここで南方向へと進路をとります。ここまでが外輪山北コースで、ここから西山までが外輪山西コースとなります。

    風不死岳への縦走路の分岐点。西山へはここで南方向へと進路をとります。ここまでが外輪山北コースで、ここから西山までが外輪山西コースとなります。

  • 溶岩ドームを中心に反時計回りで外輪山を一周しているため、左手には常に溶岩ドームがあります。

    溶岩ドームを中心に反時計回りで外輪山を一周しているため、左手には常に溶岩ドームがあります。

  • 外輪山西コースではイワブクロ(タルマエソウ)の群生が多く見られました。

    外輪山西コースではイワブクロ(タルマエソウ)の群生が多く見られました。

  • どんどん進むと溶岩ドームから火山性ガスを噴出しているところが見えるようになります。山が黄色っぽく見えます。

    どんどん進むと溶岩ドームから火山性ガスを噴出しているところが見えるようになります。山が黄色っぽく見えます。

  • 東山からは下り基調で快調に歩いてきましたが、いよいよ西山への登りに差し掛かりました。

    東山からは下り基調で快調に歩いてきましたが、いよいよ西山への登りに差し掛かりました。

  • 振り返るとこれまで歩いてきた外輪山西コースとその先へ延びる風不死岳への縦走路が見えます。縦走路はなかなかそそられるコースですね。

    振り返るとこれまで歩いてきた外輪山西コースとその先へ延びる風不死岳への縦走路が見えます。縦走路はなかなかそそられるコースですね。

  • 7合目登山口からの外輪山取付地点から延びる西山コースに合流。

    7合目登山口からの外輪山取付地点から延びる西山コースに合流。

  • 間もなく西山山頂ですが、丁度ガスが出ているタイミングとなってしまいました。

    間もなく西山山頂ですが、丁度ガスが出ているタイミングとなってしまいました。

  • 西山山頂に到達。

    西山山頂に到達。

  • 西山山頂には2基の観測機が設置されています。いずれも太陽光発電によって動いています。

    西山山頂には2基の観測機が設置されています。いずれも太陽光発電によって動いています。

  • 下山開始。西山ではガスがかかっていましたが少し下りるとすぐに晴れのエリアに入ります。西山コースの登山道が延びているのが良くわかります。

    下山開始。西山ではガスがかかっていましたが少し下りるとすぐに晴れのエリアに入ります。西山コースの登山道が延びているのが良くわかります。

  • 西山コースから見る溶岩ドーム。

    イチオシ

    西山コースから見る溶岩ドーム。

  • 西山コースのイワブクロの群生。

    イチオシ

    西山コースのイワブクロの群生。

  • 西山コースのイワギキョウの群生。

    西山コースのイワギキョウの群生。

  • 西山コース。

    西山コース。

  • 西山コースの途中に樽前山神社奥宮があります。丁度いい休憩スポットとなっているようで、多くのハイカーが休んでいました。

    西山コースの途中に樽前山神社奥宮があります。丁度いい休憩スポットとなっているようで、多くのハイカーが休んでいました。

  • 樽前山神社奥宮。

    樽前山神社奥宮。

  • 私は奥宮で休むことなく先へ進みました。

    イチオシ

    私は奥宮で休むことなく先へ進みました。

  • 振り返ると西山が見えます。依然としてガスが出ています。

    振り返ると西山が見えます。依然としてガスが出ています。

  • 西山コースから南を見ると相変わらず麓の原生林の上に雲の切れ目があります。ずっとこんな調子なのでしょうか。

    西山コースから南を見ると相変わらず麓の原生林の上に雲の切れ目があります。ずっとこんな調子なのでしょうか。

  • もうすぐ東山コースと合流です。

    もうすぐ東山コースと合流です。

  • 東山コースに入ります。あとはひたすら下るだけ。

    東山コースに入ります。あとはひたすら下るだけ。

  • 正面に支笏湖を見ながらの下山となります。登りでは気になりませんでしたが、登山道は砂礫で下りは結構歩きにくいです。おっかなびっくり下っている人多数でした。

    正面に支笏湖を見ながらの下山となります。登りでは気になりませんでしたが、登山道は砂礫で下りは結構歩きにくいです。おっかなびっくり下っている人多数でした。

  • 無事下山しました。<br /><br />登山開始前、駐車場はほぼ満車でしたが、下山後はガラガラでした。<br /><br />この後新千歳空港へと向かい、帰路の途につきました。充実した旅となりました。<br /><br />                                                     おわり

    無事下山しました。

    登山開始前、駐車場はほぼ満車でしたが、下山後はガラガラでした。

    この後新千歳空港へと向かい、帰路の途につきました。充実した旅となりました。

    おわり

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