2008/03/27 - 2008/03/29
77位(同エリア271件中)
ゆらのとさん
アメリカ南部で有名な都市、アトランタ(ジョージア州)で何をイメージされますか。15年前のオリンピック開催地、それとも、振興大都市?。私は、中学生の時見た、「Gone with the wind」、そう、「風と共に去りぬ」の総天然色映画(当時、そう言っていた)である。アトランタもまた、町のいたる所に桜が咲いていた。日本の染井吉野のような淡いピンクの桜もあったが殆どが濃いピンクの緋桜のような桜だった。 それがかえって、「風と友に去りぬ」の主人公、スカーレット オハラの情熱を偲ばせて私には嬉しかった。アメリカ桜旅2はアトランタの情熱の桜。特とご覧あれ。
アトランタ空港でびっくりするのはその規模の大きさだった。でも、分かりやすく、インフォメーションの人は親切に教えてくれた。アトランタにはアメリカの多くの大企業の本社があるのだそうだ。日本でも300社以上の企業が進出しているとか。
シャトルバスでダウンタウンに着くと、巨大なビルが空を目がけて乱立している。
私が泊ったホテルも45階建てで私の部屋は38階だった。まるで、一つの町が空中に詰め込まれているようで恐ろしかった。私が見たアトランタは6割以上が黒人であった。
荷物を部屋に置くとすぐ市内の桜見物に出かけた。路線バスの利用は分からない。結局、タクシーを利用したのであるが、タクシーの運転手が悪ずれていて走行メーターを入れない。いくらで目的地まで行くかを交渉して乗らざるをえない。(日本人が馬鹿にされているとしか思えない)
私は予ねて調べておいたアトランタ植物園に出かけた。植物園の周りの一部に染井吉野に似た桜の並木道があり満開だっった。公園の中に日本庭園があり、3種類の桜が咲いていた。これは日本から贈られたものと思われるが残念ながら説明か記されていなかった。
植物園見学の後に訪ねたのがマーガレット ミッチェル・ハウス記念館。アトランタに行ったら、是非、訪れたい所だった。「風と共に去りぬ」の作者が生まれた家であるが、残念ながら、生まれた家は焼かれて建て直しだった。
町のあちこちに緋色の桜が咲いていた。ジョ-ジア州は緋桜が似合った。土地も赤土が多かった。巨大な大都市(人口300万以上)に変貌したアトランタ、南北戦争当時の広大な農地を私は見る事ができなかった。
次にタクシーで出かけたのが黒人に公民権を獲得した、マーチン・ルーサー・キング牧師の生家だった。12歳までそこで暮らしていたのだそうだ。
アトランタはコカコーラの発祥の地である。「ワールド・オブ・コカコーラ」というパビリオンがアトランタの人気のスポットであるとガイドブックに書いてあったが私は興味がないので行かなかった。でも、アトランタで飲んだコカコーラはとても美味しかった。日本のコーラと製法う違うのか、それとも、アトランタの風土に似合っているのだろうか。
アトランタの郊外のジョージア インターナショナル ホース パーク で3月29,30日に桜祭りが開催される事をシカゴのU氏が調べてくださったが、私がアトランタに滞在したのが28日だった。訪れてもおそらくゲートが閉まっていて中に入れないだろうと思って諦めた。
アトランタは大きい。巨人も沢山いる。150キロ以上もある人を町中で大勢見かけた。あんなに太って健康は大丈夫なのかな。町中のカフェテリアでどんぶり位のボールに盛り上げたアイスクリームを美味しそうに食べている人を何人も見た。 病んでいるアメリカの一面を見たような気がした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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