2011/07/22 - 2011/08/13
509位(同エリア1213件中)
Toshさん
4月から、旅の題名が「心の旅」になった。7月初旬に学校が終わり、本格的な心の旅が始まった。
正直言って、行き先のない旅。
精神もほとんど回復したせいか、
「俺って、このまま彷徨っていて、いいのだろうか?何かやるべきことを見つけて始めるべきではないのか?」
と自問自答をし、自分を責めるようになってきた。
大理、麗江、シャングリラは行く計画を立てていたが、それからの計画は全く立っていない。というか、正直立てる気力がなかった。
このままブラリブラリさまよい続けたらいいものか?それともどこかに定住してじっくりとこれからを考えた方がいいのか?
梅里雪山まで行ってからはそんなことばかり考えていた。
「とりあえず、大理にはまだ行ってないので、街をぶらつきながらこれからのことを考えよう。」
しかしながら、シャングリラまで引き返したときから、これからの人生というか、これまでの人生を暗示するかのように、いろいろなことが起きたなあ。
費用総額:約7万4千円
シャングリラを出てから、昆明に立ち寄り、懐かしい広西自治区に入り、百色市近辺、南寧市、桂林市で観光、広東省深センにて1週間あまりをすごしてパソコンを修理したり、カメラや携帯電話を買った。そして海南省の海口まで行った。正直この間沢山お金を使ったが、正直言っていくら使ったか覚えていない。上記の金額は新生銀行の口座情報を参考にして、この期間に引き出したお金を足したものだ。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シャングリラから海南島に来るまでにはいろいろあったなあ。
シャングリラでパソコンが起動しなくり、いやな事がそれから嵐のごとくおそってっ来たんだよな。
雪山から到着した日、シャングリラは晴れていて、とても気持ちが良かった。
…さあて、昆明に帰ったら次はどうしようかな…ラオスキープがあるのでるルアンパバーンでも行こうかな?…
なんて考えながら、ノート・パソコンを開き、起動すると…真っ暗!
画面にある文字を読むと、データ先が見つからないと書いてある。どうやらハードディスクに異常があるらしい。
…どうしよう…寿命か?…別なパソコンを買わねば…香港に行かねば…
ととっさに考えた。
中国国内のパソコンは規制がかかっている。ユースのパソコンでさへそうだった。壊れた日、ユースのパソコンを借りてホットメールを開こうとしたが、何回やってもなかなか開けなかった。最後に開くことができたが、開くまで1時間近くかかった。さらに、開くことができても、次に要求したページに飛ぶと、またもや1時間。
…こんなもん使ってられない…
友人からの情報では、インターネット・サービス・プロバイダーと、「360殺毒」とかいう中国製ウィルス駆除ソフトが制限をかけているとのこと。
パソコンのせいではないかも知れないが、中国大陸で買うとなんだかパソコンに規制がかかっているようでいやだった。
更に、いやな理由がもうひとつある。WiFiが使えないとき、時折ネットカフェに行ったが、そのときパソコンには偽者のWindowsが入っていた。日本語を入力しようとしたが、いくら操作しても設定できなかった。他の言語は設定できる。多分、この偽者Windowsを作った人はたぶん半日政府共産党員の犬だ。
注)写真はWindows7からWindowsXPにダウングレードされて修理されたパソコン。 -
香港へ行く途中、深センに立ち寄った。
台湾で出会ったアメリカ友人ヴィンスが、先にここに来ていた。
「彼は、中古パソコンを扱っているお店があるよ。まずは、見てみたら?」といった。
彼に連れられて、写真の行ってみる。地下鉄羅宝線「桃園駅」から南へ数百メートルほど歩いた左側にあった。ビルの名前は「SEG」…何の略だ?
中には怪しげなパソコンや携帯があった。
意外なことに、3階にパソコンの修理屋さんがあった。
…こりゃあいい…いっちょ、見せてみるか…
受付にパソコンを渡して、しばらく待っていると、ハードディスクさへ交換すればOK。OS、MS Office、壊れたハードからデータを取り出すのも含めて460とのことだった。
…おおっ!5,000円くらいで元のデータが戻ってくるのかよ!…
日本では、壊れたパソコンからデータを取り出すだけでも高い。優に万は超える。不思議な感じ。まあ、直るかどうかは別にして、データはどうしても欲しかったので、試しに修理してもらうことにした。
待つこと数時間して修理完了。ただ、Windows7はダウングレードされてXPになってしまった。MS Officeも同じく2010から2003に。そして、中国語のキーボードになってしまった。それだけは残念。
その後、4日間ここに通い、バグを修正。現在は、万全ではないものの、十分許容範囲内で動いている。規制もかかっていない。
いいぞ!中国!
これからは、パソコンが壊れたら中国で修理するか!?
ヴィンス、お店を紹介してくれてありがとう! -
…そういえば、携帯電話も必要だな…
中国では、マックやスタバで無料インターネットをするには必需品。また、これから宿を探す時も必要。
ということで、パソコン修理店の店員に、良いところはないか聞いてみる。
すると、1階の販売店を紹介してくれた。
お店に着くと、
「これ、本物じゃあないけどどう?」
などと堂々と偽者のiphoneを進めてきた。350元だった。
…どうせ、すぐぶっ壊れるだろう…
と思い、単純な機能だけついている本物を見せてもらった。
すると、写真の携帯を見せてくれた。260元。買い。
しかしながら、あとで分かったことだが、この電話では自分が所持している中国電信のカードは使えななかった。
翌日、修理店に行き、パソコンのバグを修正してもらっている間、携帯を交換しに行こうとすると、
「中国電信の携帯は高いんだよ。中国移動は安いんだ。100元でカードを買った方が安いよ。」
と言われた。
で、素直な俺はその通りにした。
電話番号は7の沢山あるものを選んだ。なぜかというと、95元と安かったからだ。なぜ?とたずねると。中国では4と7と9は縁起が悪く、買う人は少ないからとの回答だった。
選びながら、…あーあ、中国電信のカードはどうしようかな?…もったいない…そんなことを考えていた。 -
マーケットと同じ並びを、南に100mも歩くと「国見電器」と「蘇寧電器」が通りを挟んで経っている。
桂林の駅前でデジカメを盗まれたので、どんなものが売られているのかちょっと見に、中へ入ってみた。 -
日本ではあまり見かけない Fiji Film のデジカメ。「蘇寧電器」に売っていた。
…そういえば、俺がイギリスに留学した15年前、この会社のデジカメだけ売っていたっけなあ…そのころの日本にはデジカメなど売っていなかったのに…ってことは、もしかしたら、Fuji Film がデジカメの創始者なのか??…
値段を見ると…649元!安い!…でも、ちゃんと写るのかな??
そんなことを考えながらガラスケース越しにカメラを見つめていると、店員がやってきた。その後試し撮り。望遠を使って撮影したり、暗所にて撮影したりした。望遠は以前持っていたキャノンのカメラほど効かなかった。暗所の写真もちょっと不鮮明なところがあった。でも、どこを撮っても ピントだけはきっちり合った。
まあ、ネットにアップする日記用の写真を撮るのならOKかな?
ということで、新たなお供として買うことにした。
これで、パソコン、携帯電話、カメラと、"旅行"という日常生活に不可欠な道具がそろった。
しかし今回は、
…さあて、これから又、旅を始めるぞ…
という気にはならなかった。
シャングリラではパソコンが壊れ、ずっと行きたがっていた桂林ではカメラが盗まれたものなあ。パソコンが直り、梅里雪山の写真が戻ってきたものの、シャングリラから桂林まで貯めておいた写真がなくなったのだから。
神様が、
「お前、もう旅はやめろよ!」
と言っているような気がする。
…でも、旅を止めても行き所がないんだよな、日本には恐怖感があるし…
もし職につけたとしても、誰もが嫌がる場所に配置される。そこに配置されれば、精神や肉体が壊れる。ハッピーエンドのような展開など全くない。待っているのはリストラだもんな。情けないことに1年持たなかったんだから。
体が治っても、精神が拒否反応を続ける。
やっぱり精神が回復するまで旅を続けるしかない。
…でも、やっぱり俺はどっぷりと日本に浸かった日本人。日本には帰りたいんだよな… -
「深センの図書館ではインターネットが無料」だと友人のヴィンスが言った。
公共機関が提供するラインはどんな規制がかかってるんだろう?
図書館に行ってみることにした。
直ったパソコンの試運転にもちょうどいいだろう。
受付に行くと、会員書がない限り、インターネットは使えないということだった。なので、作ってもらうことにした。
パスポートを見せ、前金100元(後で返してもらえる)を預け、会員証を作った。5階のパソコン室にて早速使う。
無線LANにおいては、今まで使っていたネットワークにかかっている規制と差異はなかった。
あとで、デスクトップを使ってみた。
デスクトップには、かなり厳しい規制がかかっていた。
Hotmail さへ閲覧禁止になっていた。
使っている人たちは何をしているのか覗いてみる。小学生たちはゲームをしていた。大人たちは映画画を見ていた。
中国では映画は無料。どこの国の映画でも、コピーライトを無視しているので無料で見れる。「迅雷」他いろいろなサイトがある。他の国からアクセスすると規制がかかるが、中国国内ならどこからでも見れるようになっているらしい。 -
夜の9時を回る。
重い荷物を担いで宿を探していたが、なかなか見つけることができなかった。
大学生の運動会ユニバーシアードが深センで開かれているというのと、七夕が重なっているためだ。わずかながら空き室はあっても、価格表の最高額をはるかに超えた値段だった。
それで、この日は香港に行って宿を見つけることにした。
羅湖から地下鉄に乗る。車内でネイザン・ロードの繁華街に行くにはどうしたら尋ねてみると、「屯門」で降りるとのこと。
あとは、駅にインフォーメーションがあるから、詳しいことはそこで聞くようにとアドバイスをくれた。 -
なるほどねえ。香港の地下鉄はこんな風になっているのか。
初めてじっくり見た。 -
…ネイザン・ロードに…
…友人の話ではこの辺に仮眠のできるサウナがあるというのだが… -
なかなか見つからず、ネイザンロード界隈をグルグル歩き回った。
あちこちでサウナへの道を聞きながら、何時間歩いたろう?
もうへとへと…途方にくれてネイザンロードを再び歩く…ふと見上げるととても大きな看板があった。そこには英語でSaunaと書いてあった。建物の中に入ると、218HKDとある。
…これって、いかがわしいところで、追加料金がかかるのか?…
…まあ、中へ入って聞いてみよう…
結局、日本と同じスタイルのサウナだった。ホッ。
ただその後、マッサージを断ったせいか、この日はソファで寝ることになってしまった。
寝たのは3時前後だった。参った。 -
翌日、通りを歩くと、街の様子はこんな感じだった。
やはりテレビで見ていた通りの香港。ごちゃごちゃしていた。
ただ、予想していたより、街は清潔だった。
信号機通りに車が動いている!
香港はやはり中国というよりは別の国だった。
人に道を聞いても大陸の人間とは対応が違う。
知らなくても、解決策を考えてから答えてくれる。
「あそこに、地図があるから見てみれば?」
とか、
「地下鉄の駅にインフォーメーションがあるからそこで聞いてみれば?」
と答えてくれたりする。
顔の表情も豊かなんだよな。
大陸では、だいたいの人が
「ブーチータオ(知らない)」
と答える。多分答えるのがメンドクサインダロウ。
ひどいやつは、質問をしている最中に知らないと言う。
すさまじく無礼。
そういえば、深センかわいい女性に、道を聞いたら、
「あなたの言うことは良く分からない」
と笑いながら言われ、さっさと歩き去られてしまったこともあったなあ。 -
歩いていると、吉野家があちこちにあった。
…なつかしい…
「久しぶりに、牛丼でも食べるか!」
中に入ると、かすかに日本の吉野家の雰囲気が漂っていた。
メニューを見ると、カレーもあった。
欲張ってカレーも食べたくなり、写真のメニューを注文した。
値段は350円前後だったかなあ。大陸と比べると異常に高いような気がするが、日本と比べると日本の8割程度ってところだろうか?
缶コーヒーも飲んだけど、それも8割くらいだったんだよな。 -
ちょっとネイザンロードを海の方に向かって歩くと、交差点があり、その交差点を越えてちょっと歩くと…
-
バックパッカーがどかどかと集まってくる重慶大楼があった。
この日は、中に入り、何軒か宿で値段を聞いた。
全て200HKD以上だった。
…思ったより高いな… -
やはり重慶マンションで1泊せねばバックパッカーではないだろう。
ということで、後日再び香港に入り、泊まることにした。
ラッキーゲストハウスとか、あらかじめ目を付けておいたところに行ったのだが、全部埋まっていた。
…あーあ、今日もサウナか…
と思っていると、
「だんな、いい部屋がありますよ。」
入り口で、呼び込み隊が声をかけてきた。
…おいおい、どーせべらぼうな値段をふっかけるんだろう ?…ま、でも、一応聞いてみるか…
「いくら?」
と言うと、
「300ドル」
と言った。
「高いだろう?250なら泊まるよ」
と返すと、
「いいよ、それで」
あっさり決まった。
連れて行かれたところは新広州ゲストハウス。D棟の13階にある。 -
部屋を見てみると、
…何だこれ?トイレと浴槽を改装した部屋だろうに!…
とは思ったものの、この日は風邪を引いているせいか、とても疲れていて動き回る気も起こらなかった。
…清潔だし、ま、ここにするか…
「じゃあ、1泊」
と言うと、
「安くしたんだから、もう一泊まってくださいよ!」
と返す。
「明日のことはあとで決めます!」
従業員は、そそくさと立ち去った。
…あーあ、つかれた…
そう思いながら、ボーっとしていると、
従業員が、領収書を持って入ってきた。
領収書を見ると、
「250HKD+TAX50HKD=300HKD」と書いてあった。
…!!!…
「250って言ったろ?なんだこれ?!」
「いや、税金もあるから」
だと。
…お前、バカか?俺は香港の住人じゃねえや…それに、お前、お役所に営業の届出をだしてるんか?…ふざけやがって…イカサマ野郎!…
とは頭では考えたが、何も言わず宿を出てエレベーター前へ。
エレベーターを待っていると、さっきのイカサマ野郎がやってきて、声をかけてきた。
「250ドルでいいよ」
「今度はホントカ?」というと、顔を見ながら、
「怒ってるのか?」
と言う。
…すっとぼけ野郎…
結局、この日は言い値の250ドルでここに泊まった。
翌日の朝、部屋でインターネットをしていると、
「コンコンコン」ノックがあった。
返事をすると、昨日の男とは別の男がドアを開けた。彼は昨日の男の兄だとのこと。
「安くするから今日も泊まらないかい?」
と言った。
…また、何を言ってるのやら…ここはこちらがスットボケよう…
「うんん…まだ決めてない。」
その後しばらくして、再び男が顔を出す。
「200にするからもう1泊まったら?」
…昨日は疲れて250で手を打ったけど、どうせ本当は200以下なんだろう?便所を改装したところなのに…
「悪いんだけど、今日は中国に行きます。」
と言って宿を去った。
…やっぱ、俺って日本人なんだよな。言ってることと、腹で思っていることが違うもんなあ…
後で、重慶マンションの宿泊料の規則について聞いた。1階が高い値段で、階が上がるほど値段が低くなるとのこと。そして入り口に近いほど高いのだそうだ。
ということは、D棟13階は奥にあって…考えるのは止めよう自分の知識のなさに腹が立つ。
まあ、何はどうあれ、とうとう重慶マンションで1泊したんだから良しとするか。 -
重慶マンションの一階はインディアン・フードの店がずらり。
ここはインドか?
…というのが重慶マンションに入ったときの初めての感想だった。
…腹が減った…急にインド料理が食べたくなった…
宿の出掛けに、インチキ宿主にどこか良いレストランはないか聞いてみた。
するとここを案内してくれた。
名前は…忘れた。
ここの店長とはエレベーターに乗るときに会った。
なので、値段を聞いてみた。
48HKDとのこと。 -
メニューを見ると、やはり48HKDだった。
値段が違えば出て行こうと思っていたが、そうではなかったのでここで食べることにした。
カレーと飲み物、そしてナンを注文した。全部で75HKDくらいだったかな?
ま、たまにはいいさ!
よーし、食うぞ!
これが結構うまかったんだなあ。
あっという間に食べ切ってしまった。
ご馳走様! -
深センへはいつも羅湖から入っていた。だが、この日は別のルートを取ってみた。深セン湾口岸から行くことにした。
まず、ネイザンロードに出て香港島の方へ向かう。
地下鉄西鉄線「East Tsim Sha Sui」駅で列車に乗り、終点屯門駅へ。
B3またはB3Xのバスに乗る。 -
香港ー深センにかかる長い長い?橋を渡る。
何かを養殖しているのか、海にはイカダが沢山浮かんでいた。 -
深セン湾口岸に到着。
なぜかところどころに成田空港にあるような平面リフトがあった。
でも、直線なのに、成田のようにつながってないのはなぜ?
地下鉄21HKD、バス19HKDかかった。
羅湖へ行には31HKDだから、料金はほとんど同じ。
でも、深セン宝安空港や広州方面に行くときの乗り換えと言う点、バスから海の景色が見えるという点では羅湖経由よりもこっちを利用した方がいいかな? -
アメリカの友人ビンスの情報によると、「蛇口」に洒落たレストランが沢山あるとのこと。
行ってみた。
地下鉄「海上世界」駅で下車。 -
なるほど。
ここは、他の地域とはちょっと雰囲気が違っていた。
駅前には広場があり、オフィスビルが立ち並んでいた。
地下鉄駅の前にファストフード店SUBWAYがある。この店を作った人はきっとユーモアたっぷりのひとだろう。
広場にはマクドナルドなどのファストフードや、さまざまな洒落たレストランがあった。夜になると、レストランのテラスにで沢山の西洋人が食事を採っていた。
そういえば、サブウェイといえば、あとでいやなことがあった。
後日の夕方、ヴィンスと自分と中国人の18歳の女の子で一緒に食事を採った。
自分が中国語を教えてくれる学校を探していると言うと、ヴィンスが「個人的に習ったら良いだろう。まあ、会うだけ会ってみたらいいよ。最終的に決めるのはお前だから。」と言って紹介してくれたのだ。彼女は湖南省の専門学校生、現在夏休みのため、深センのお姉ちゃんの家に居候し、インターネットカフェで働いているらしい。
ヴィンスはとても親切。
しかしながら、あとが悪かった。
ヴィンスは注文の際、
「ここは俺に払わせてくれ!”先生”を連れて来てくれたのだから。」
という俺からの申し出をなぜか断った。
???
結局、二人で半分づつ出した。
その後、席に着き運ばれてきたBLTサンドを一口食べた。
すると、
「何だこれは??!!BLTサンドじゃない。きゅうりとたまねぎが入っている!マヨネーズの代わりにサウザンドドレッシングがかかっている!それにベーコンの代わりにハムが入っている。おまけに焼いていない!!」
といって立ち上がった。
そして、肩で風を切りながら入っていった。そして、店長を引っ張り出し、
「なんだこれは?店の中にいったらマヨネーズがあったろう?何で使わない?それに、余計なものが入っているし、ベーコンでなく生ハムじゃないか!」
と怒鳴りつけた。
俺と中国娘はその後、このやり取りの繰り返しを30分あまり聞かされた。
そして、最終的にヴィンスはこう言った。
「ローストビーフサンドにしてくれ!」
…なんだ?BLTサンドを作り直してもらうんじゃないのか???それに、ローストビーフは値段が高いだろうに…
「チェーン店とは言っても、アメリカとは違うのは当たり前。その国に行けば、その国の風土に合わせて、手を代え味を代える。ここは中国。アメリカじゃない。」
店主との口論の最中に、友人としてアドバイスした。だが、彼は聞き耳を持たなず、押し通してしまった。
…なんか、一緒にいたくなくなってきた…
たぶん、彼のこの行為の伏線はサブウェイにやってくる以前、待ち合わせの時にあるのではないかと思う。
我々は、図書館で3時に待ち合わせをすることにしていた。ヴィンスが図書館で2時から3時までインターネットしているからというので、3時という約束をした。しかし、宿を出る直前、彼から電話がかかってきて、急遽変更して勝手に桃園駅にしようとした。自分は、図書館を主張。結局、図書館になったものの、彼を待つ羽目になった。
遅れてきたヴィンスは、気分が悪かった。人を待たせておいて謝りもせず、
「なんでここで待つんだ?桃園駅って言ったのに!」
と逆切れ。
俺は腹が立ったので、
「俺は約束を守った。お前は遅れてきた。なぜ怒っている?意味がわからん。」
と言った。その後、ぶつぶつと文句を言い続ける。だが、俺が何度か強く主張しているうちに言わなくなった。
たぶん、ヴィンスはこの時の不満を誰かにぶつけたかったのだろう。
サブウェイで夜食を食べたあと、近くにあるマックに行き、三人でジュースを飲み、解散した。
そういえば、落ち着いてサンドイッチを食べ始めてから解散するまで、話し好きで女好き?のヴィンスは中国娘と話しっぱなしだったっけなあ。正直、俺に”先生”を紹介してくれるなんてウソで、彼女を外に誘う機会が欲しかったのだろうと疑われても仕方ないくらい喋り捲った。
加えて、彼女と仕事の本題に入ると
「彼女に中国語を習え!」
とか、
「給料は沢山やれ!」
とか、すぐに口出しをしてくる。そして、俺が、
「学習できる期間とビザの問題が解決するまで決められない」
というと、
「日本人だよな、あいまいに答えて。」
と突っ込んでくる。
俺が全て決めて良いという割りには押しが強い。というより俺のことなど考えていない一方的な押しだ。気分が悪くなった。
…気に入った娘の前だからといって格好つけるのもいい加減にしろ!…
怒鳴ってやろうと思った。
まあ、そういうやり取りを、うまく交わしていけない俺にも問題はあるけどね。とにかく不快だったよ。
翌日、ヴィンスと街を歩くことになっていた。
宿を出る間際にヴィンスから携帯メールが送られてきた。
「俺は宝安空港に行くので、そこで会おう!」
とのこと。先日、ヴィンスの宿に行く行くという約束をしていたのに、勝手に変更した。
・・・こりゃだめだ!昨日と同じだ!・・・
気分がどうしても乗らず、土壇場でキャンセルをした。ストレスは回避し、療養するのが旅の目的だからだ。
すると、携帯に「昨日連れて行ってやった中国娘にお金を払え」とか、「中国娘と俺になぜマクドナルドでジュースを買ってくれなかった」と長いメールを数通送ってきた。挙句の果てに第二次世界大戦のドイツと日本のことを引き出しながら何通か文句を書いてきた。
…まあ、ドタキャンした俺が悪いか…
メールを受けるたび、
「ヴィンスの気分が良いときに又会おう」
と書いた。そう書くのが目いっぱいだった。
メールをもらう度に頭に来るというより、落ち込んでた。
その後、俺は香港で気分転換をし、海南島に向かった。気分転換だ。
彼の”呪い”のメールはしばらく止まった。だが、すぐに復活した。
…どれほどまでに俺を憎んでいるんだろうか?…
今思うに、彼は中国娘に仕事を紹介すると言ってしまったんだろう。そうすれば彼の面子が立つ。そして娘との関係を親密にした後に口説きたかったんだろう。
でも、そうは行かなかったのが面白くなかったのだろう。
最後に彼から「今日中国を旅たつことにした」というメールが来た。
返事を返すと、再び恨み節を綴ったメールが来た。
返事は出したものの、どんな返事を書いても、彼はエキサイトした。なので返事を出すのをやめた。でも、メールはまだ送られて来る。
やがて、メールはパタリと止んだ。たぶん、飛行機に乗ったのだろう。
ヴィンス!機会があったらまた会おう! -
ある日、宿の近くのレストランで昼食をした後、歩道を歩いていると、雨が降り出した。
深センは亜熱帯にあるためか、雨が降ると一気に空から落ちて来た。
ちょうど良いところに雨宿りができる場所があった。
このときまで、この歩道に立てられた"不自然?"な屋根の意味が分からなかった。
スゴイねえ!やるなあ!
キチンと役に立つじゃないか! -
後日、急に羅湖に行った。2年前にシンセンに来たときに会った友達シェリーが案内してくれたファストフードレストランで食事がしたくなったのだ。
レストランの名前は「香港…」
…何だっけなあ…忘れた…もしかしたら違う店か?…まあいい…
前に来たときに食べたご飯とこのときはビールも注文した。計28元。
相変わらず結構イケル。
食べながらいろんなことを考えた。9月から勉強を始める場所。シンセンの後に行く場所。そして、これから俺は何をしたいのかということ。
その中でも、一番頭の中を占めたのは、これから勉強をする場所をどこにするかということだった。シンセンに来た第一の目的は、シンセン大学で勉強しながら就職活動をするつもりだった。だが、いざシンセン大学にオフィス行ってみると、あまり行く価値がないことが分かった。説明を聞こうとすると、従業員は自分たちの使う教科書を知らないし、ビザの更新ができるかどうか保証しないとノタマッタ。ヴィンスの紹介してくれた湖南の学校に通う女の子は10月から故郷に帰って勉強するとのこと。自分は少なくとも来年の1月までいたい。加えて、ビザは自分自身でどこぞへ行って採ってくるしかない。
こんなときは、切り替えが必要だな!
また香港に行こうっと! -
まず、何をするかわからずに迷っているならインターネットで情報収集。
羅湖の隣にある上水駅で下車し、セブン・イレブンを探す。
そこでPCCWのWiFiカードを20HKDで購入。カードを使うには、この電話機のボックス近くに行く。カードにはスクラッチ部分があり、そこにIDとパスワードが書いてある。パソコンを立ち上げてWiFiに接続し、ブラウザを起動したあと出てきた会社のホームページに入力すれば、香港内なら24時間使える。 -
自分はマクドナルドで使った。マクドナルドなら電波が強い。
この会社を知ったのは、シンセンのマックで30分無料のWiFiをしているときだ。
会社は香港とシンセンでは名前こそ違うがどうやら同じ会社らしい。多分香港の会社だろう。
中国では20元でマックにて5日使えたっけ。セブンでは置いてないところが多かったっけ。セブンはチェーン店なのにどー言うこと?いったい中国はシステムが浸透するのにどのくらい時間がかかるんだ?
この日は念願の重慶マンションに泊まった。
香港で、これからのことをたっぷり考え、翌日は海南島に向かった。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- べ〜こんさん 2011/09/06 20:55:23
- 来月の帰国
- Toshさんへ
来月の帰国、気を付けてね(=^0^=)
元気になって、是非とも教壇復帰して欲しいと願っています!
人生これから!
べ〜こん
- Toshさん からの返信 2011/09/06 21:58:46
- RE: 来月の帰国
- ベーコンさん
心配してくれてありがとうございます。
来月の2日から9日まで日本にいる予定です。
近くなりましたら連絡します。
実名を伏せてくれたんですね。
ありがとうございます。
Tosh
- べ〜こんさん からの返信 2011/09/07 08:25:59
- RE: RE: 来月の帰国
- Toshさんへ
ランちゃんの件では、ご紹介ありがとうございましたm(__)m
彼、感謝していましたよ、Toshさんに(^。^)y-.。o○
Toshさんは、優しいからなぁ〜(^^ゞ
日本に軸足を再度置いてみて、復活して頂きたい!と願っていますよ♪
Toshさんの活躍される場は、たくさんあります!
べ〜こん
> ベーコンさん
>
> 心配してくれてありがとうございます。
>
> 来月の2日から9日まで日本にいる予定です。
>
> 近くなりましたら連絡します。
>
> 実名を伏せてくれたんですね。
>
> ありがとうございます。
>
> Tosh
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