心の旅　中国　海南省　海口

2011/08/13 - 2011/08/15

鬱な気分を切り替えて、海南島へまっしぐら。

さあて、これからバカンスだー！



出費合計：538元

出費内訳
宿：　105元
　・車中泊（8月13日）
「Haikou - Redbud Flower International YH」(8月14日-15日,23日:3泊)
　　1泊35元×3=105元

交通費:　 253元
　シンセン（宝安）　−　康江　170元
　康江（ターミナル移動）5元
　康江　−　海安　30元
　海安　−　海口　48元
　
食費：150元

雑費：30元



円換算は下記URLにてお願いします。
http://ja.exchange-rates.org/

旅の仕切りなおし
http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10571301/

エリア 海口(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

香港を午後に出発し、夕方シンセンの宝安バスターミナルに到着。

到着した時にはもう８時を過ぎていた。

海口へ向かう直行くバスはもうなかった。

なので、途中にある「康江」というところまでの切符を買いバスに乗った。

夜明け前に駅に到着。何時ころだったかな？3時ごろか？

到着直後、海口へ行くにはどのバスに乗れば良いか、係員に質問。

すると、「この駅からは出ませんよ、ちょっと離れたところに別のバスターミナルがあって、そこから出ます。」とのこと。

しかたないので、しばし仮眠をとることにした。

起きてみると…誰もいなかった。

…あ…

…これって、間抜け？･･･

ここって･･･もしかして･･･到着バスしかこないの？？？

まあ、いいや。

腹が減っては戦ができぬ！

飯食いに行こ！

駅前の道路に出て、左右を眺める。

すると、なにやら遠くのほうに人の行き来があった。

･･･まあ、あそこら辺なら何か食べるものがあるだろう･･･

テキトーに歩いていくと…

あった！

道路の両側に店、店、店。

適当に人が集まっているところを選ぶ。

初めは肉まん屋に行った。

じっと待ち、いざ注文。

「これ！」

と指を指すと、すぐさま横から割り込みが入った。

結局、店員は割り込みの方について注文を受けた。

･･･まあ、いいや、こいつが終われば俺の注文を受けるだろう･･･

やっと終わり、いよいよ、

「これとこれ」

と指を指して注文すると、また割り込みが入った。

店員は次は俺だと分かっているのにもかかわらず、また割り込みの注文を受けた。

･･･どうしようもない店員･･･

仕方ないので、あきらめて別の店を探すことにした。

後ろから店員の声。

「今あげますよ！」

･･･なら割り込みなんて許すなよ･･･

･･･まったく･･･ごじゃっぺ野郎だぜ！･･･


さて、次の店はと･･･

おっ･･･あった･･･人がごちゃごちゃ･･･

ここにしよう。

中へ入って餃子？を注文する。3元。安
い！

一つ食べる･･･うまい！

べらぼうにうまかった。

なので、餃子の形をしたパンも買った。

これもうまかった。

おお？

これはこの辺でしか売ってないのか？

今まで見たことがない。

後で分かったが、これは海南島で生産されている飲料らしい。飲んでみると「王老吉」と同じタイプの飲料だった。

「康江」の到着専門のバスターミナルからバイタクに乗り、別のターミナルに行く。ターミナルに到着してすぐ切符売り場へ行き、「海口」と言うと、海南までの切符をくれた。とりあえず海南まで行く。3時間で到着。

海南のターミナルに到着するとターミナル内に船の切符売り場があった。

人の波に乗って切符を買い、外に出た。

入り口のところで係員が「あっちだよ！」と指を指す。

100mほど歩いていくとあった。船乗り場。

おおっと、久しぶりに船に乗るぞ！

ワクワク！

1時間ほど待って乗船！

席を確保し、窓の外を眺めていると、出発間際にツアー客たちがぞろぞろと入ってきた。

そして

出発！

ヤッパ潮風はいいよなあ。

でも、もうちっと海の色が海らしい色ならいいんだけどなあ。

岸から離れ、30分ほど経過したころ、海の色が変化してきた。泥水のなかにところどころに海らしい色の水が混じってきた。やがて、泥水は消え、全てが海色になった。

街が遠くの方に見え出した。海口市だ。

岸が近づくと、再び海の水が濁りだした。

乗船して１時間半。やっと到着だ。

こうやって見てると、遠い昔、青函連絡船に乗って函館に行った時のことを思い出すなあ。

連絡船の甲板で潮風を浴びていると、

「はーるばる来たぜはこだてぇーー！さーかまく波を乗り越えてー！！」

サブちゃんの歌を思い出した。まさしく歌の通りだった。

駅のホームを歩いて列車に向かうときは、高倉健を思い出した。彼の映画の多くは北海道が舞台。健さんにあこがれ、北海道にあこがれて行ったっけ。

函館は、「居酒屋兆治」の舞台。

函館ドックに働く兆治。経営が傾き、人事課に配属されることになり、首切りの仕事をやらされることになった。同僚を首にするのができない兆治は、悩んだ挙句、自分からリストラの犠牲になり会社を辞めていく。そして、奥さんと二人で居酒屋を始める。

函館が翳り始めた時代のことを描いた映画だ。

上陸したときの函館は冬、そして夜。夜行列車に乗るため、ホームを歩いているとき思ったっけ。

「哀愁の漂う健さんには、ヤッパ北海道が合ってるよな。おれも健さんみたくなりテー！」

なんてね。

船から下りて海口フェリー・ターミナルをパチリ。

このターミナルの前にバス・ターミナルがあった。

広州や南寧へバスが停まってた。

気になるシンセンへのバスは270元だった。

ターミナルの前には市内バスの停留所があった。

まず、情報収集。

中心街?らしき所へのバス番号と下車駅を聞いて、インターネットカフェへ。

･･･ま、あらかじめシンセンで情報収集してくればいいんだけど･･･今回は学習した中国語の実践の場ということで･･･

とごまかす･･･ははは。

海口のインターネット（カフェ）は、中国政府が発行したプラスチックのIDカードがなくてもパソコンが使えた。

ネットからの情報によると、目指す宿は「海南日報社」バス停の近く。

バスを降りて道路を渡り、ちょっと左を見ると路地がある。

路地の入り口には目指すユースの看板があって入って行くと･･･

でっかい冶金学校の手前の交差点で学校のでっかい看板にぶつかる。

注意すると隣にユースの看板。

交差点を右折して行く。　

目的地に到着。

結構おしゃれ。

中はこんな感じ。西洋風の作り。結構いいんでない？

学生旅行者グループや家族連れが泊まときは、夜になると、バーベキューガーデンになったっけなあ。

楽しそうだったっけ。

宿の近くには公園があった。

でも･･･人が誰もいなかった。

ちと散歩･･･なんかいい気分･･･あたりを見回す･･･

ちょっと一休み･･･と歩みを止めて足元を見ると、

･･･お墓だった･･･

･･･あ･･･俺、踏んだか？･･･

一人なので、いつも食事は外で採った。

宿の近くに店がないので、テキトーに探す。

バス停に少年少女らがたまっていた。

･･･お？夜市に行くのか？･･･

一緒について行くことにするか。

ということで、彼らがゾロゾロと降りた場所はこのバス停。

バス停の前には、大きな池のような海があって、その周りに露天の飲食店ができていた。

なんだか、ベトナムのドンハーで見たような光景だ。

あの時は、池の周りに机とイスが並べられてたっけ。池では鯰釣りをしていたっけ。ここは海だから･･･まあ、だれもやっていないけど･･･海釣りか･･･いいなあ。

ギャルずアンドボーイずについていくと、どこの街にもある中山路に到着。

南寧ではこの名前の通りに夜市があった。海口でもやはりこの名前の通りの近くに夜市があった。

･･･で、海口の中山通りでは･･･ものすごい人だかりが何箇所かにできていて、中を覗くとこんなことやってました。

･･･って言ってもよーく分からないのですが、どうやら賭け事をしているらしいのです･･･

通り沿いには沢山店屋がありました。歩道にはバイクの山。歩く場所がない。まあ、これは南寧でも同じ状態だったんだけど、中国って歩道っていうのは名ばかりなのかも。

歩く場所がないじゃないか！！

･･･あ、台湾もそうだったっけ･･･あそこって中国人･･･が･･･住んでるんだな･･･そういえば。

メイン・ストリートを歩いているとに人でごった返すぎやかな路地があった。

これだよこれ！やっぱ夜市はいいなあ！

観光のほかに、次に中国語を学習する場所を探しているので、翌日は大学見学。見学がてらにオフィスで授業内容について聞いてこよう。海口には２つ大学がある。一つは写真の海南大学。もう一つは海南師範大学。宿からはどちらの大学にも同じ路線で行けた。

北門の前はこんな感じ。

まさにトロピカル。

門を入り、まっすぐどこまでも歩いていくと、「国際交流…」と書いてあるビルディングが右手に見えてくる。ここが中国語を教えるビルディング。中にいる受付のおばちゃん、おじちゃんにどこがオフィスなのか尋ねると、写真の喫茶店に向いて右にまっすぐ言った突き当たりだと言った。いつ開くのかと聞いたところ、3時になったら開くとの返事。あと2時間半ある。

喫茶店で食事をし、あとは外に行き、椰子の木影のベンチで昼寝しながら待つ。

3時になる。

オフィスに行く。15分経っても人が来ない。

この日の当番の連絡先が書いてある。

電話をかける。

「オフィスはいつ開くんですか？」

「8月28日です。」

･･･あ？あ？あ？･･･あいた口が塞がらなかった･･･今日は･･･14日･･･え？･･･勘弁してくれよ･･･待って損した･･･ここの大学に来るのはやめよう･･･

まあ、学校の中だけでも見ていこう。

暑い日に、ここで涼を取りながら一休みするのもいいだろうなあ。

池もあるし･･･ちょっと汚いけど、魚はいっぱいいた。

去年勉強した広西民族大学を思い出した。

東門まで歩く。

ここには花壇があった。

後日、今度は海南師範大学に行った。

まずは門の近くにあるお店で腹ごしらい。

福建省の人が開いているお店か？

どんなものがあるんだろう？

「伴面」という麺類を注文。5元。

見かけはあまりうまそうでないけど、結構イケタ。　

皿に醤油たれとピーナツたれを注ぎ、その上に面を乗せ、具を乗せて出してくれた。食べるときは麺を練り、たっぷりとたれを絡ませる。初めての味だった。

師範大学の構内はこんな感じ。

空が見えないせいか、なんだかとても圧迫感を感じた。

狭いってことかな？

この大学はひとつ特徴があった。

それがこれ。

英会話を勉強したい人たちのために設けたコーナーらしい。

毎日8時からと書いてある。

･･･行ってみたい･･･でも、人は集まるんだろうか？

中国語も英語も勉強したい人はこの大学がいいかもしれないなあ。

それに、ここに来て話をすることで、中国人学生との交流が生まれるだろう。

友達や知り合いが増え、日本語と中国語の言語交換学習あいてを見つけるには最高の場所だ。

聞くところによるとどうやら、バス停「明珠広場」近辺が人々が集まる繁華街らしい。

試しに行ってみた。

そこには、

でかい公園があって･･･

だだっ広い道路があって

･･･しかも一方通行？　

･･･かどうかは、反対車線を平気で走る車が多い中国だから分からないが･･･

大きなデパートがあり･･･

裏には露天の市場もある。

人がごちゃごちゃいた。

ここで、目を惹いたのは、えらいでかいバナナと餃子？風パイ。

そしてシャカトウ。

片っ端から買ってみた。

その中でも、印象に残ったのはシャカトウ。1つ2元だったっけなあ？

フィリピンよりも安かった。うまかった。

ヨーグルト味の果実マンゴスチンと似ているけど、もっとコッテリしている。

久々に食べる。

この旅行記へのコメント （3）

• グリーンマンさん 2011/12/04 10:10:17

  海南島海口市のお勧めスポットは？

  海口のお勧めスポットを教えてください！

  Toshさん からの返信 2011/12/04 13:47:02

  RE: 海南島海口市のお勧めスポットは？

  グリーンさん、
  
  お初です。
  
  旅行記見ましたよ。いいですね海口！楽しんでますね！
  
  まだ、半そででOKですか？
  
  広州は寒いですよ。
  
  面白いほどぼったくられまくりですね。
  
  特にマンゴ1個600円って、日本より高いでしょうに。
  
  自分なら十分の一で買いますよ。
  
  そんなぼったくられ経験もあとになるといい思い出なんですけどね。
  
  
  > 海口のお勧めスポットを教えてください！
  
  ええとですね、バックパッカーの身としては、市バスで行ける範囲に、確か海水浴場があったんですよね、そこに行きたかったんですよね。一度、教えてもらったんですが、ちょっと忘れてしまいました。たぶん、宿の人は知ってると思いますよ。聞いてみてくださいな。へんな解答で、ごめんなんさい。
  
  地元の食べ物類なら、グリーンさんの行った回転寿司屋さんの入った雑居ビルの周りの路地を歩くといいかも知れませんね。そういった建物の近くには、地方都市には結構な確立で路上に市が立っています。マンゴとかシャカトウとかとても安くて美味いですよ。
  
  あとはそうですね、下の熱帯魚さんの旅行記を参考にして歩き回るといいかもしれません。自分も時間があればそうしたかったんですが、できませんでした。残念。
  
  http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10550088/
  

  グリーンマンさん からの返信 2011/12/05 08:23:38

  RE: 海南島海口市のお勧めスポットは？

  > 海口のお勧めスポットを教えてください！
  
  ありがとうございます！
  
  色々行ってみます・・・
  
  大変参考になりました！