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山陰への旅は夏が来る度に恒例化し、今年も当然のように足は彼の地へと向くのだった。<br /><br />鳥取まで行っても、ついつい素通りしていた大山及び大山寺・大神山神社等に、今年は行って来た!<br /><br />なお表紙のこの大山の勇姿は、「植田正治写真美術館」の駐車場からの眺めである。<br />ここからが、最もよく大山を眺めることができた。<br /><br /><br />五木寛之著『「百寺巡礼」第8巻 山陰・山陽』より<br /><br />『鳥取や島根はいま、「山陰地方」と呼ばれている。しかし、歴史の上で考えると、決して「山の陰」などではなかった。むしろ、日本海側のほうが「表玄関」だった時代が長くつづいていたのだ。<br /> その日本海を船で行き来する人々にとっては、航海の指標としての大山があり、もっと北東へ行けば北陸に白山があった。どちらも“神の山”として太古より信仰されている。』<br /><br />五木氏のこの述懐に、山陰贔屓の私が大いに共感させられたのは言うまでもない。

2011 今年も山陰へ 1 大山

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2011/08/06 - 2011/08/06

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前日光

前日光さん

山陰への旅は夏が来る度に恒例化し、今年も当然のように足は彼の地へと向くのだった。

鳥取まで行っても、ついつい素通りしていた大山及び大山寺・大神山神社等に、今年は行って来た!

なお表紙のこの大山の勇姿は、「植田正治写真美術館」の駐車場からの眺めである。
ここからが、最もよく大山を眺めることができた。


五木寛之著『「百寺巡礼」第8巻 山陰・山陽』より

『鳥取や島根はいま、「山陰地方」と呼ばれている。しかし、歴史の上で考えると、決して「山の陰」などではなかった。むしろ、日本海側のほうが「表玄関」だった時代が長くつづいていたのだ。
 その日本海を船で行き来する人々にとっては、航海の指標としての大山があり、もっと北東へ行けば北陸に白山があった。どちらも“神の山”として太古より信仰されている。』

五木氏のこの述懐に、山陰贔屓の私が大いに共感させられたのは言うまでもない。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー ANAグループ
旅行の手配内容
個別手配
  • 8月5日(金)4時頃までに仕事を済ませ、明日の朝6時50分羽田発米子便に搭乗するため、「ホテルJALシテイ羽田」に前泊。<br /><br />実は利用する航空機はANAなのであった(^_-)

    8月5日(金)4時頃までに仕事を済ませ、明日の朝6時50分羽田発米子便に搭乗するため、「ホテルJALシテイ羽田」に前泊。

    実は利用する航空機はANAなのであった(^_-)

  • 6日(土)、午前8時半頃には、既に大山に向かってレンタカーを走らせており(実際に車の運転をしているのは、基本的に相棒なのだが)、飛行機だと東京から1時間ほどで着いてしまうということに、奇妙な感覚を覚える。<br /><br />長い一日の始まり。

    6日(土)、午前8時半頃には、既に大山に向かってレンタカーを走らせており(実際に車の運転をしているのは、基本的に相棒なのだが)、飛行機だと東京から1時間ほどで着いてしまうということに、奇妙な感覚を覚える。

    長い一日の始まり。

  • 朝食も摂らずにここまでやって来たため、大山駐車場近くの土産物店兼食堂で、遅い朝食となった。<br /><br />二階にあるその食堂からは、美保湾が望める。<br />写真左方には、ぼんやりと弓ヶ浜や島根半島地蔵崎付近が俯瞰できる。<br /><br />気温が高すぎて、はっきりと写らないのが残念!

    朝食も摂らずにここまでやって来たため、大山駐車場近くの土産物店兼食堂で、遅い朝食となった。

    二階にあるその食堂からは、美保湾が望める。
    写真左方には、ぼんやりと弓ヶ浜や島根半島地蔵崎付近が俯瞰できる。

    気温が高すぎて、はっきりと写らないのが残念!

  • 「大山そば」とあったので注文したら、朝からエビ天付きの冷たいお蕎麦となる。ちなみに、エビ天は揚げたてだった。<br /><br />西の方の味付けは、案の定甘い。<br />砂糖の使用度がおそらく関東とは違うのだろう。<br />これも食文化の違いと思われるが、煮物や醤油の甘いことだけは、なかなか馴染めない。蕎麦そのものは美味しかった。

    「大山そば」とあったので注文したら、朝からエビ天付きの冷たいお蕎麦となる。ちなみに、エビ天は揚げたてだった。

    西の方の味付けは、案の定甘い。
    砂糖の使用度がおそらく関東とは違うのだろう。
    これも食文化の違いと思われるが、煮物や醤油の甘いことだけは、なかなか馴染めない。蕎麦そのものは美味しかった。

  • 大山寺に向かう「御幸参道本通り」のなが〜い上り坂。<br /><br />覚悟はしていたが、なにしろ暑いのだった!<br /><br />実は北関東は、7月19日から台風6号の影響からか、8月3日まで比較的凌ぎやすい気候だった。<br />暑さから遠ざかっていた身体には、この暑さが相当にコタエた。

    大山寺に向かう「御幸参道本通り」のなが〜い上り坂。

    覚悟はしていたが、なにしろ暑いのだった!

    実は北関東は、7月19日から台風6号の影響からか、8月3日まで比較的凌ぎやすい気候だった。
    暑さから遠ざかっていた身体には、この暑さが相当にコタエた。

  • その暑さの中、登山姿で「登山道」へと向かう人がけっこういて、その元気さに脱帽。<br /><br />どうでもいい発見!<br />この坂をもう少し行った右側の駐車場(おそらく旅館の)に、「栃木」ナンバーの車があった。<br />栃木から、車で? なんというバイタリティーだろう!<br />以前に、出雲大社の駐車場でも、「宇都宮」ナンバーの車を見たことがあるが、世の中には元気な人はいるものだ(@_@)<br /><br />体力と根性がないのは私の個性だ!なんていうのは、恥ずかしくて言えませんが(言ってるって!)、時間があるならば、のんびりとマイカーの旅なんていうのもいいのかな?<br /><br />

    その暑さの中、登山姿で「登山道」へと向かう人がけっこういて、その元気さに脱帽。

    どうでもいい発見!
    この坂をもう少し行った右側の駐車場(おそらく旅館の)に、「栃木」ナンバーの車があった。
    栃木から、車で? なんというバイタリティーだろう!
    以前に、出雲大社の駐車場でも、「宇都宮」ナンバーの車を見たことがあるが、世の中には元気な人はいるものだ(@_@)

    体力と根性がないのは私の個性だ!なんていうのは、恥ずかしくて言えませんが(言ってるって!)、時間があるならば、のんびりとマイカーの旅なんていうのもいいのかな?

  • 路上に指標があった。<br /><br />大神山神社奥宮<br />大山寺         ↑  御<br />                 幸<br />阿弥陀堂           参<br />登山口         →  道 <br />                 本<br />大山口 米子      ↓ 通<br />                 り<br /><br />この登山口から、登山道に向かう人々に敬服しながらももちろん直進する。

    路上に指標があった。

    大神山神社奥宮
    大山寺         ↑  御
                     幸
    阿弥陀堂           参
    登山口         →  道 
                     本
    大山口 米子      ↓ 通
                     り

    この登山口から、登山道に向かう人々に敬服しながらももちろん直進する。

  • 阿弥陀堂には寄らなかったが、今思えば「しまった!」といったところか。<br />真夏の容赦ない暑さは、金色に輝く阿弥陀三尊像を仰ぎ見る意欲を奪った(といったら、言い訳にしかなるまい)<br /><br />そうです!<br />単なる怠惰なんですね(&gt;_&lt;)<br /><br />天台宗別格本山 角磐山 大山寺 山門<br />

    阿弥陀堂には寄らなかったが、今思えば「しまった!」といったところか。
    真夏の容赦ない暑さは、金色に輝く阿弥陀三尊像を仰ぎ見る意欲を奪った(といったら、言い訳にしかなるまい)

    そうです!
    単なる怠惰なんですね(>_<)

    天台宗別格本山 角磐山 大山寺 山門

  • 奥宮の「大神山神社」への鳥居<br /><br />これは、帰りに向こう側から潜ることになる。

    奥宮の「大神山神社」への鳥居

    これは、帰りに向こう側から潜ることになる。

  • 山門に至るまでにも、こんなに石段があったのに。。。<br /><br />山門を潜ってもまだ続く石段(T_T)<br /><br />ええ、寺社に石段はつきものですとも!

    山門に至るまでにも、こんなに石段があったのに。。。

    山門を潜ってもまだ続く石段(T_T)

    ええ、寺社に石段はつきものですとも!

  • 石段の脇には、私を励ましてくれるかのようなお地蔵様が。<br /><br />紫陽花の花も、まだ咲いていたなぁ。。。

    石段の脇には、私を励ましてくれるかのようなお地蔵様が。

    紫陽花の花も、まだ咲いていたなぁ。。。

  • 本堂前には、こんなユーモラスなおキツネ様も鎮座されている。<br /><br />「古寺を訪ねると、いまでもそのすぐ近くに鳥居や社があることが多い。寺の境内に明神などが同居している実例も、いくらでも挙げることができる。神仏分離令以前は、ほとんどの場合、寺院と神社がペアになって信仰されていたといえるだろう。<br /><br />                「百寺巡礼」より

    本堂前には、こんなユーモラスなおキツネ様も鎮座されている。

    「古寺を訪ねると、いまでもそのすぐ近くに鳥居や社があることが多い。寺の境内に明神などが同居している実例も、いくらでも挙げることができる。神仏分離令以前は、ほとんどの場合、寺院と神社がペアになって信仰されていたといえるだろう。

                    「百寺巡礼」より

  • 背後の木立越しに見えるのは「護摩堂」<br /><br />10月には、山伏の修験問答や迫力満点の儀式で賑わうそうだ。

    背後の木立越しに見えるのは「護摩堂」

    10月には、山伏の修験問答や迫力満点の儀式で賑わうそうだ。

  • 「撫で牛」くんは、一つだけ願いを込めて撫でると願いが叶うらしい。<br /><br />ということは、あれもこれもと何ヶ所も撫で回してしまったのは、ダメということでしょうね?<br /><br />そうです! 人は謙虚であらねばならないのです。(南無、南無…)

    「撫で牛」くんは、一つだけ願いを込めて撫でると願いが叶うらしい。

    ということは、あれもこれもと何ヶ所も撫で回してしまったのは、ダメということでしょうね?

    そうです! 人は謙虚であらねばならないのです。(南無、南無…)

  • 境内には、小さな池と穏やかな表情の地蔵さまもいらっしゃいます。

    境内には、小さな池と穏やかな表情の地蔵さまもいらっしゃいます。

  • 親子でしょうか?<br /><br />よきお顔をされています。

    親子でしょうか?

    よきお顔をされています。

  • 「鐘」の姿がほとんど写っていないが、「開運鐘」とあった。<br /><br />大抵の人は、ここで鐘を鳴らしてみるようだ。<br />(我が相棒も、もれなくそういうことには参加する(^_-))

    「鐘」の姿がほとんど写っていないが、「開運鐘」とあった。

    大抵の人は、ここで鐘を鳴らしてみるようだ。
    (我が相棒も、もれなくそういうことには参加する(^_-))

  • 本堂。<br /><br />天台宗の古刹。開山は奈良時代養老年間とのこと。1300年も前のことだ。<br />ただし神仏分離令や、度々の火災によって、現在の本堂は昭和26年に再建されたもの。

    本堂。

    天台宗の古刹。開山は奈良時代養老年間とのこと。1300年も前のことだ。
    ただし神仏分離令や、度々の火災によって、現在の本堂は昭和26年に再建されたもの。

  • 江戸時代には、幕府から寺領三千石を与えられ、治外法権の寺として栄華を極めたこともあったという。<br /><br />今では、石垣や伽藍跡にわずかにその痕跡をとどめているに過ぎない。<br />

    江戸時代には、幕府から寺領三千石を与えられ、治外法権の寺として栄華を極めたこともあったという。

    今では、石垣や伽藍跡にわずかにその痕跡をとどめているに過ぎない。

  • 本堂の脇を抜けて行くと、このような標識が目についた。<br /><br />「日本一長い」「自然石の道」、またしても登るらしい。<br />しかも「日本一長い」?

    本堂の脇を抜けて行くと、このような標識が目についた。

    「日本一長い」「自然石の道」、またしても登るらしい。
    しかも「日本一長い」?

  • このような「自然石」の坂道が続いている。<br /><br />風景としては、すこぶるよい。<br /><br />今日は、とにかく坂道、石段と付き合う日と思うしかない。

    このような「自然石」の坂道が続いている。

    風景としては、すこぶるよい。

    今日は、とにかく坂道、石段と付き合う日と思うしかない。

  • 道の横に標識あり。

    道の横に標識あり。

  • 自然石に刻まれた地蔵は、適度に朽ちていて、良い雰囲気を漂わせている。

    自然石に刻まれた地蔵は、適度に朽ちていて、良い雰囲気を漂わせている。

  • 御神水は冷たくて、気持ちがよかった。<br /><br />のどが渇いていたので、ことさらおいしかった。

    御神水は冷たくて、気持ちがよかった。

    のどが渇いていたので、ことさらおいしかった。

  • 石段の向こうに見える「神門」。<br />石段は苦手であるが、サマになる風景だ。

    石段の向こうに見える「神門」。
    石段は苦手であるが、サマになる風景だ。

  • 神門を潜ってなお続く石段途中から見下ろすと、杉木立の中に神門がひっそりと佇んでいる。

    神門を潜ってなお続く石段途中から見下ろすと、杉木立の中に神門がひっそりと佇んでいる。

  • 石段の上に「大神山神社奥宮」が、姿を現した。

    石段の上に「大神山神社奥宮」が、姿を現した。

  • 幣殿内の格天井には、美しく彩色された234枚もの花鳥人物が描かれている。一部不鮮明な部分もあるが、かなりはっきりと彩色されていて、豪華であった。

    幣殿内の格天井には、美しく彩色された234枚もの花鳥人物が描かれている。一部不鮮明な部分もあるが、かなりはっきりと彩色されていて、豪華であった。

  • 欄間の装飾も華麗。<br />こちらは近年塗り直されたらしい。

    欄間の装飾も華麗。
    こちらは近年塗り直されたらしい。

  • 一部、元のままの彩色も残してあった。<br />どうしてかという説明がアナウンスされたが、聞き逃してしまった。<br />ご存知の方は、お教えください。

    一部、元のままの彩色も残してあった。
    どうしてかという説明がアナウンスされたが、聞き逃してしまった。
    ご存知の方は、お教えください。

  • 白檀の漆塗りは、日本一壮麗だとのこと。<br />塗った直後よりも、年数が経った方がより味わいが出てくるらしい。

    白檀の漆塗りは、日本一壮麗だとのこと。
    塗った直後よりも、年数が経った方がより味わいが出てくるらしい。

  • パンフレットより〜<br /><br />壮大な権現造りで、拝殿・本殿2棟の建造物を幣殿で結び、拝殿の両側に長い翼廊をつける。<br />屋根は、総檜皮葺、入母屋造りである。また、拝殿は壮大な唐破風をつけ、柱間は3つあり、中央入口の柱間は外側より広く、柱は円柱で50?近くある。

    パンフレットより〜

    壮大な権現造りで、拝殿・本殿2棟の建造物を幣殿で結び、拝殿の両側に長い翼廊をつける。
    屋根は、総檜皮葺、入母屋造りである。また、拝殿は壮大な唐破風をつけ、柱間は3つあり、中央入口の柱間は外側より広く、柱は円柱で50?近くある。

  • 中央入口には、龍が今にも飛び出すような勢いで彫られている。<br />龍の爪は3本だ。<br />中国の龍は5本の爪を持つが、沖縄で4本になり、日本本土では3本に減少していると、どこかで聞いたことがあるが、本当なのだろうか?

    中央入口には、龍が今にも飛び出すような勢いで彫られている。
    龍の爪は3本だ。
    中国の龍は5本の爪を持つが、沖縄で4本になり、日本本土では3本に減少していると、どこかで聞いたことがあるが、本当なのだろうか?

  • 奥宮を後にし、帰り道は下り。<br /><br />少し余裕が出て、木漏れ日の美しさに気づく。<br />樹木が鬱蒼と茂っているので、直射日光を避けることができる。<br />

    奥宮を後にし、帰り道は下り。

    少し余裕が出て、木漏れ日の美しさに気づく。
    樹木が鬱蒼と茂っているので、直射日光を避けることができる。

  • 脇道を少し入ったところには、こんな石仏もあった。<br /><br />参道散策だけでも充分に楽しめそうである。

    脇道を少し入ったところには、こんな石仏もあった。

    参道散策だけでも充分に楽しめそうである。

  • 自然の水が湧き出して、流れをつくっているところもある。<br />触ってみたら、とても冷たい水だった。<br /><br />少し行ったところでは、人間と一緒に参道を登って来た犬が、美味しそうに水を飲んでいた。(写真、撮りそびれ(&gt;_&lt;))<br /><br />神の山大山は、動物にもやさしい。

    自然の水が湧き出して、流れをつくっているところもある。
    触ってみたら、とても冷たい水だった。

    少し行ったところでは、人間と一緒に参道を登って来た犬が、美味しそうに水を飲んでいた。(写真、撮りそびれ(>_<))

    神の山大山は、動物にもやさしい。

  • 「暗夜行路ゆかりの地 志賀直哉」の碑。<br /><br />志賀は、大山寺橋を渡って登山道に面したところにある「蓮浄院」に滞在し、「暗夜行路」を執筆した。<br /><br />しかし、蓮浄院まで行く根性なし(T_T)<br />またの機会に。

    「暗夜行路ゆかりの地 志賀直哉」の碑。

    志賀は、大山寺橋を渡って登山道に面したところにある「蓮浄院」に滞在し、「暗夜行路」を執筆した。

    しかし、蓮浄院まで行く根性なし(T_T)
    またの機会に。

  • 往路から気になっていたのは「豆腐ソフト」<br /><br />今回に限っては、文学よりも食欲(というか、冷たくて甘いものに心惹かれるのだった)<br /><br />豆腐ソフトは、暑さのあまり既に溶けかかっている!<br />でも、美味しかったですよ〜〜(^o^)

    往路から気になっていたのは「豆腐ソフト」

    今回に限っては、文学よりも食欲(というか、冷たくて甘いものに心惹かれるのだった)

    豆腐ソフトは、暑さのあまり既に溶けかかっている!
    でも、美味しかったですよ〜〜(^o^)

  • どんどん下って、駐車場に向かうと、視界が開け海が見えてきた!<br /><br />海無し県の我が故郷では、決して味わえない解放感である。<br />こういう風景は、実に羨ましいと思う。<br /><br />大山、神の山。。。見逃した所が多々あるので、再訪しなければ!

    どんどん下って、駐車場に向かうと、視界が開け海が見えてきた!

    海無し県の我が故郷では、決して味わえない解放感である。
    こういう風景は、実に羨ましいと思う。

    大山、神の山。。。見逃した所が多々あるので、再訪しなければ!

  • 以前から名前をよく聞く「鳥取花回廊」に向かう途中、これまた何人かのトラベラーさんの旅行記に登場する「植田正治写真美術館」に立ち寄ることにした。<br /><br />一見無機的な印象を与えるコンクリートの美術館は。。。

    以前から名前をよく聞く「鳥取花回廊」に向かう途中、これまた何人かのトラベラーさんの旅行記に登場する「植田正治写真美術館」に立ち寄ることにした。

    一見無機的な印象を与えるコンクリートの美術館は。。。

  • しかしいろいろな仕掛けが、その立地環境にも館内にも張り巡らされているのだった。<br /><br />美術館裏の福岡堤は、「逆さ大山」の池として写真家や画家から親しまれてきたそうだ。<br /><br />それなのに、駐車場に車を駐めたとき、周囲に目を向けずひたすら美術館の入口を目指していたので、大山が真正面から見えることに気づかなかったのだった(&gt;_&lt;) 誠に愚かなり!<br /><br />つまりこの旅行記の表紙が、駐車場から見た大山である!

    しかしいろいろな仕掛けが、その立地環境にも館内にも張り巡らされているのだった。

    美術館裏の福岡堤は、「逆さ大山」の池として写真家や画家から親しまれてきたそうだ。

    それなのに、駐車場に車を駐めたとき、周囲に目を向けずひたすら美術館の入口を目指していたので、大山が真正面から見えることに気づかなかったのだった(>_<) 誠に愚かなり!

    つまりこの旅行記の表紙が、駐車場から見た大山である!

  • 植田正治は、鳥取県が生んだ「世界の植田」である。<br /><br />山形出身の写真家土門拳氏とは交流があったが、土門氏が、被写体を正面からリアルに捉え、アップの目立つ写真を撮ったのに対し、植田氏の写真は、それとほぼ正反対と言っていいような「演出された」世界である。<br /><br />写りのよくないこの写真は、絵葉書を撮ったものであるが、植田正治の世界がなんとなく分かっていただけたらと思ってUPしてみた。<br /><br />4人の少女たちを「弓ヶ浜」で、それぞれにポーズをとらせて写したというものだが、後の植田正治を決定づけるものとして有名である。

    植田正治は、鳥取県が生んだ「世界の植田」である。

    山形出身の写真家土門拳氏とは交流があったが、土門氏が、被写体を正面からリアルに捉え、アップの目立つ写真を撮ったのに対し、植田氏の写真は、それとほぼ正反対と言っていいような「演出された」世界である。

    写りのよくないこの写真は、絵葉書を撮ったものであるが、植田正治の世界がなんとなく分かっていただけたらと思ってUPしてみた。

    4人の少女たちを「弓ヶ浜」で、それぞれにポーズをとらせて写したというものだが、後の植田正治を決定づけるものとして有名である。

  • 妻と4人の子どもたち、そして植田氏ご本人の「家族」の写真も、綿密に演出した上で写されたものだという。<br /><br />子どもたちのそれぞれの動きが生き生きと出るように、細心の注意を払って撮られたものだ。<br /><br />植田氏は、おそらくこの写真の中に、家族のあるべき理想の形を求めたのではないだろうか?<br />

    妻と4人の子どもたち、そして植田氏ご本人の「家族」の写真も、綿密に演出した上で写されたものだという。

    子どもたちのそれぞれの動きが生き生きと出るように、細心の注意を払って撮られたものだ。

    植田氏は、おそらくこの写真の中に、家族のあるべき理想の形を求めたのではないだろうか?

  • 個人的に好きな写真だが、母親の着物の袂を、二人の子どもたちがそれぞれに引っ張り、我が子を見つめる母親の目がやさしい。<br /><br />まるで映画のワンシーンを眺めているような気持ちにさせられ、また写真(芸術)とは、綿密な演出が施されて然るべきという植田氏のポリシーが伝わってくるようだ。

    個人的に好きな写真だが、母親の着物の袂を、二人の子どもたちがそれぞれに引っ張り、我が子を見つめる母親の目がやさしい。

    まるで映画のワンシーンを眺めているような気持ちにさせられ、また写真(芸術)とは、綿密な演出が施されて然るべきという植田氏のポリシーが伝わってくるようだ。

  • 上の写真もこれも、鳥取砂丘で撮影されたものだ。<br /><br />砂丘の上の雲の感じと、着物姿の奥様が右端に写っていて、その絶妙なバランスが何とも言えずいい。<br /><br />家族写真の他にも演出された作品はたくさんあったが、こうした植田氏の作風はやがて、土門氏などのリアリズムを追及した作品が主流となり、影が薄くなっていくのだ。<br /><br />演出派もリアリズム派も、それぞれに優劣つけ難いものがあり、一方が絶対的にいいなどとは言えないのが芸術というものだろう。<br /><br />植田氏の写真の数々に見入りながら、作り出された世界というものも悪くないと思ったものだった。

    上の写真もこれも、鳥取砂丘で撮影されたものだ。

    砂丘の上の雲の感じと、着物姿の奥様が右端に写っていて、その絶妙なバランスが何とも言えずいい。

    家族写真の他にも演出された作品はたくさんあったが、こうした植田氏の作風はやがて、土門氏などのリアリズムを追及した作品が主流となり、影が薄くなっていくのだ。

    演出派もリアリズム派も、それぞれに優劣つけ難いものがあり、一方が絶対的にいいなどとは言えないのが芸術というものだろう。

    植田氏の写真の数々に見入りながら、作り出された世界というものも悪くないと思ったものだった。

  • この美術館で度肝を抜かれたもう一つのことは、この写真のように、写真館の一角に人工の水を張り、見学者が何気なく館内を歩きながら視線を横に移すと、大山を真正面に捉え、天気がよければ水面に映った逆さ大山を望めるというところだ。<br /><br />これは、縦長に大山の頂上を中心として眺めたもの。

    この美術館で度肝を抜かれたもう一つのことは、この写真のように、写真館の一角に人工の水を張り、見学者が何気なく館内を歩きながら視線を横に移すと、大山を真正面に捉え、天気がよければ水面に映った逆さ大山を望めるというところだ。

    これは、縦長に大山の頂上を中心として眺めたもの。

  • そしてこのように、横長に大山の裾野の方まで眺められる一角もあった。<br /><br />なんと心憎い演出なんだろう!<br />島根県出身の高松伸氏の設計になる。<br /><br />演出を重要視した植田正治にとって、この美術館はまさにうってつけのものだと思う。

    そしてこのように、横長に大山の裾野の方まで眺められる一角もあった。

    なんと心憎い演出なんだろう!
    島根県出身の高松伸氏の設計になる。

    演出を重要視した植田正治にとって、この美術館はまさにうってつけのものだと思う。

  • 美術館受付の女性が紹介してくれた地元の食事処「百姓茶屋○○○○」の定食。<br />観光客には、食事処は地元の人に聞けば間違いないという思い込みがあるが、必ずしもそうでないこともあるようだ。<br />この定食は確かに安くてボリュームがあったけれど、(ごはん、味噌汁をはじめ併せて9品で700円)私達の年代になると、もうボリュームは必要がなく雰囲気優先なのだ。<br />節電の時代とは言え、この日の鳥取県の暑さは相当なものなのに、弱冷房すぎて、入口のドアを開けておいた方が却って風が入ってきて涼しいくらいだったのだ。<br /><br />産直の中にある食事処だったので、トマトや西瓜はおいしかったけれど。。。<br /><br />さて、いよいよ次は「鳥取花回廊」へ

    美術館受付の女性が紹介してくれた地元の食事処「百姓茶屋○○○○」の定食。
    観光客には、食事処は地元の人に聞けば間違いないという思い込みがあるが、必ずしもそうでないこともあるようだ。
    この定食は確かに安くてボリュームがあったけれど、(ごはん、味噌汁をはじめ併せて9品で700円)私達の年代になると、もうボリュームは必要がなく雰囲気優先なのだ。
    節電の時代とは言え、この日の鳥取県の暑さは相当なものなのに、弱冷房すぎて、入口のドアを開けておいた方が却って風が入ってきて涼しいくらいだったのだ。

    産直の中にある食事処だったので、トマトや西瓜はおいしかったけれど。。。

    さて、いよいよ次は「鳥取花回廊」へ

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  • ふわっくまさん 2022/03/07 07:48:47
    11年前の夏・・
    前日光さん、おはようございます。
    今から11年前、夏が来るたびに恒例化しているとおっしゃっていた山陰の旅にお邪魔しました(^_-)-☆

    乗る予定はANAなのに、JALシティ羽田に前泊して・・(笑)
    ・・ひとっ飛びで、現地に到着されたのですね。
    体力と根性がないって、自虐的におっしゃっていましたが・・
    いえいえ大神山神社の奥宮まで、たくさん歩かれて・・
    教師というご職業柄も、決してそのようなことはないと思っております。
    道中の木漏れ日の涼やかさや脇道の石仏など、とても美しい光景でしたね(^^♪

    ところで植田正治写真美術館って、私は初めて知りました。
    家族のあるべき理想の形を撮っていらっしゃるなんて、すごくステキだと思います。

    次の鳥取花回廊も、ぜひ拝見させていただきますね。
                 ふわっくま

    前日光

    前日光さん からの返信 2022/03/07 23:01:30
    RE: 11年前の夏・・
    ふわっくまさん、こんばんは。

    ずいぶん前の旅行記にご訪問いただき、コメントも。
    ありがとうございます<(_ _)>
    そう、あの頃は夏には山陰旅が当たり前でした。
    夏休みでないと、休暇が取れなかったのです。
    今では暑い夏でなくても旅が出来る自由の身となり、よかったなと思います。

    > 乗る予定はANAなのに、JALシティ羽田に前泊して・・(笑)

    →これは米子空港がANAなので、仕方ありませんよね。
    ホテルはJALシティ羽田が便利なので、そういうことになってしまいます(^▽^)

    > ・・ひとっ飛びで、現地に到着されたのですね。
    > 体力と根性がないって、自虐的におっしゃっていましたが・・

    →飛行機だと、山陰までアッという間に着いてしまうのです。
    もっと乗っていたいと思うくらいです。
    昔も今も「体力と根性」はありませんね。
    最近富にそう思います。

    > いえいえ大神山神社の奥宮まで、たくさん歩かれて・・
    > 教師というご職業柄も、決してそのようなことはないと思っております。
    > 道中の木漏れ日の涼やかさや脇道の石仏など、とても美しい光景でしたね(^^♪

    →今だったら、あの大神神社奥宮までなんて、とても歩けません。
    よくあそこまで行けたものだと、自分を褒めてあげたいです( ̄∇ ̄)
    確かに脇道の光景は素晴らしくて、行ってよかったとしみじみ思います(^_^)v

    > ところで植田正治写真美術館って、私は初めて知りました。
    > 家族のあるべき理想の形を撮っていらっしゃるなんて、すごくステキだと思います。

    →植田正治の美術館は、福山雅治さんが、ここが好きでよく訪ねたと何かの雑誌に書いてあって。
    外観はシンプルなのですが、大山がよく見られるスポットがあって、なかなかよかったです!
    機会がありましたら、訪ねてみてください。

    > 次の鳥取花回廊も、ぜひ拝見させていただきますね。

    →ありがとうございます!
    写真がもっと上手な方が撮ると、花回廊は本当にきれいなんですが。。。(~_~;)


    前日光
  • 旅猫さん 2011/11/03 11:24:45
    大山寺
    前日光さん、こんにちは。

    またまた山陰ですね!
    実は、昨日の夜行で山陰に旅立つ予定だったのですが、
    仕事の都合で昨夜急遽中止に。。。
    前日光さんが行かれた大山寺にも立ち寄る予定だったのですが。

    大山寺は、写真を拝見すると、斜面に建っているようですね。
    境内を巡ると登りが多いような。
    でも、石段の雰囲気が良くて惹かれますね。

    大神山神社奥宮というのもあるのですね。
    何となく、こちらのほうが趣があって好きかも。

    写真展を観に行くのは好きですが、植田正治氏のは観ていません。
    大山に写真館があるのは知っていましたが。
    水を張った演出が憎いですねー
    目の前に大山が聳え、なかなかの景色ですね。

    旅猫

    前日光

    前日光さん からの返信 2011/11/04 23:40:45
    RE: 大山寺
    旅猫さん、こんばんは。
    コメント、ありがとうございます。

    > 実は、昨日の夜行で山陰に旅立つ予定だったのですが、
    > 仕事の都合で昨夜急遽中止に。。。

    それは残念でしたねぇ。
    そろそろ旅猫さんの山陰編、見てみたいのですが。
    よほどの急ぎの仕事が入ってしまったのですね。
    私の場合は、山陰に旅立つその当日にあの大震災でしたから、文句は言えないのですが、やはりとても悲しく悔しかったです。
    でもさすがに、交通機関からも旅館からもキャンセル料を取られませんでしたよ。

    > 前日光さんが行かれた大山寺にも立ち寄る予定だったのですが。

    > 大山寺は、写真を拝見すると、斜面に建っているようですね。
    > 境内を巡ると登りが多いような。
    > でも、石段の雰囲気が良くて惹かれますね。

    はい!、かなりの上りが続きましたねぇ。
    なにしろ真夏、ツライものがありました。
    でも到達できたときの感動はなんとも言えませんね。
    自然石の石段は、ホント、いい雰囲気でしたよ。

    > 大神山神社奥宮というのもあるのですね。
    > 何となく、こちらのほうが趣があって好きかも。

    そうなんです!
    とても古い感じがして、オススメです。
    格調高かったです。

    > 写真展を観に行くのは好きですが、植田正治氏のは観ていません。
    > 大山に写真館があるのは知っていましたが。
    > 水を張った演出が憎いですねー
    > 目の前に大山が聳え、なかなかの景色ですね。

    この写真館の演出には、驚かされました。
    大山が突然、ど〜〜んと目の前に現われるんですから、もうビックリです。
    この立地条件は、そうはないと思いますね。
    今頃はまた、どんな秋の風情を醸し出しているのでしょうか。。。

    何度行っても山陰は魅力的です。

    またそちらにも訪問させていただきますね。

      前日光
  • antabaさん 2011/08/22 20:34:35
    祝、リベンジ達成!
    こんばんは〜前日光さん!
    リベンジは鳥取からだったのですね〜
    有福まで行かれるから、てっきり島根だけかと思っていました。
    十分アクティブに動かれているんじゃないですか〜〜

    前日光さんは甘いとろりとしたお醤油はお口に合わないですか?
    最初は私も多少違和感がありましたが、最近は結構好きです!
    以前、夫が地元の人に薦められて持って帰ってきた、
    鳥取のイナサ醤油は煮物に最適です!次回是非。

    やはり、寺社巡りには長い階段はつきものですよね。
    暑い夏場はシンドそう。
    うちもこの夏の能登で唯一、時国家見学を考えていたのですが、
    暑さで断念しました(汗)
    長い階段がある訳じゃないけれど、折角行っても王子連れだと
    美術館や寺社系(?)はじっくり見学できないので。

    この後、教え子さんに会われて、有福へ向かわれるのでしょうか?
    続きも楽しみにしています!

    antaba

    前日光

    前日光さん からの返信 2011/08/22 23:07:34
    RE: 祝、リベンジ達成!
    antabaさん、こんばんは〜♪

    > リベンジは鳥取からだったのですね〜

    そうなんですよ〜、今回は五木寛之氏の「百寺巡礼」の影響が強くて、やっぱり大山を避けてはまずいだろうということになりまして。

    > 有福まで行かれるから、てっきり島根だけかと思っていました。
    > 十分アクティブに動かれているんじゃないですか〜〜

    2日目は、米子から浜田まで一気に移動だったのですが、3時間かかりました。恐るべし、島根県!東西に長かったんですよね。

    > 前日光さんは甘いとろりとしたお醤油はお口に合わないですか?
    > 最初は私も多少違和感がありましたが、最近は結構好きです!

    はぁ、どうもこれだけはちょっと。。。
    広島のオタフクソースなんかも、甘いですよね。
    山陰は、お酒は辛口系が多いのに。

    > 以前、夫が地元の人に薦められて持って帰ってきた、
    > 鳥取のイナサ醤油は煮物に最適です!次回是非。

    鳥取イナサ醤油ですね。
    インプットしておきたいと思います。

    > やはり、寺社巡りには長い階段はつきものですよね。
    > 暑い夏場はシンドそう。

    爽やかな季節だったら少しくらい大丈夫だと思うのですが。
    でも昨年よりはマシでしたよ。

    > うちもこの夏の能登で唯一、時国家見学を考えていたのですが、
    > 暑さで断念しました(汗)

    そうだったんですか!
    時国家、私が行った時はあそこが一番寒かったんですよねぇ〜

    > 長い階段がある訳じゃないけれど、折角行っても王子連れだと
    > 美術館や寺社系(?)はじっくり見学できないので。

    うん、そうですね!
    もう少し経ってからでも大丈夫!
    そのうち子どもなんて、誘っても付いてこなくなりますからね。
    (すぐにそうなりますよ〜、男の子だし。。。)

    > この後、教え子さんに会われて、有福へ向かわれるのでしょうか?
    > 続きも楽しみにしています!

    有福は、なんとantabaさんが昨年泊まった8月7日の晩、つまりこの後浜田に行き、浜田から有福に向かったんですよ!
    全くの偶然なんです。
    8日の朝、「善太郎餅」を買いに行ったお店のご主人に昨年の火事の話を聞かされ、ちょうど1年前の今日でしたと言われて、おおっ!と思った次第です。
    本当に偶然で、早くお知らせしなくちゃ!と思っていたのですが、既に17日から仕事が始まり、忙しさについつい連絡が遅くなってしまいました。

    8日、有福から江の川沿いに石見銀山に抜け、出雲に行きました。
    最終日が鰐淵寺、韓竈神社、米子空港、帰途にという日程でした。

    また旅行記のアップは遅くなることと思いますが、時々覗きに来てやってください。
    そちらの能登半島一周も楽しみにしてますね。

      前日光

    antaba

    antabaさん からの返信 2011/08/23 00:27:15
    RE: RE: 祝、リベンジ達成!
    気になる一文についつい、コメント(笑)

    > そうなんですよ〜、今回は五木寛之氏の「百寺巡礼」の影響が強くて、やっぱり大山を避けてはまずいだろうということになりまして。

    抜粋された文章を読んでなるほどと思いました!

    > 2日目は、米子から浜田まで一気に移動だったのですが、3時間かかりました。恐るべし、島根県!東西に長かったんですよね。

    距離も長いし、あり得ない速度で走ってる軽がいたりしますもんね。

    > うん、そうですね!
    > もう少し経ってからでも大丈夫!
    > そのうち子どもなんて、誘っても付いてこなくなりますからね。
    > (すぐにそうなりますよ〜、男の子だし。。。)

    そうなる前に、釧路湿原のカヤックとモンゴルの乗馬トレッキングだけは実現させたいです!
    男の子を授かったと分かった時にやりたいことリストに入れたので。(笑)

    > 有福は、なんとantabaさんが昨年泊まった8月7日の晩、つまりこの後浜田に行き、浜田から有福に向かったんですよ!
    > 全くの偶然なんです。
    > 8日の朝、「善太郎餅」を買いに行ったお店のご主人に昨年の火事の話を聞かされ、ちょうど1年前の今日でしたと言われて、おおっ!と思った次第です。

    偶然とはいえ、これはすごい!!
    あれから1年ですか〜〜早っ。
    旅行記でも触れられると思いますが、
    全焼した宿や被害に遭った温泉は修復されていたのでしょうか?
    とても気になります。
    それにしても、11月18日もそうだし前日光さんにはなんか運命的なものを感じてしまいますわ!
    前世で何かあったのかも。

    > 8日、有福から江の川沿いに石見銀山に抜け、出雲に行きました。
    > 最終日が鰐淵寺、韓竈神社、米子空港、帰途にという日程でした。

    ラストに韓竈神社をもってくるなんて!憎いですね〜
    ホント、楽しみにしています!!!

    antaba
  • ちゃみおさん 2011/08/16 21:01:53
    大山寺の坂は大変ですよね!
    前日光さん、こんばんは。

    今年もまた前日光さんにお会いできずに、広島へ帰ってきてしまいました。
    今回は帰省の日数が少なかったので、毎日いろんな用事があって忙しく動き回っていました(+o+)
    お墓参りで高根沢に行きましたが、地震で屋根が壊れている家をたくさん見ました。栃木もやはりひどかったんだな〜と実感しました。
    主人の御先祖様のお墓も灯篭が倒れて修理したそうです。
    前日光さんのところと同じような状況だったようです。

    来年こそはお会いしたいです!

    今年は去年ほどの猛暑にはならないかもと言いましたが、前日光さんが山陰へいらっしゃる頃から猛暑になってしまったようですね。失礼しました。

    大山寺の参道の坂道はしんどいですよね。
    私は秋だったので、まだ楽な方だったと思います。
    暑い中お疲れ様でした。
    体力と根性がないと書かれていますが、猛暑の中あの坂道や階段を歩かれたのだから、体力はかなりおありなのでは?

    続編も楽しみにしています。

      ちゃみお

    前日光

    前日光さん からの返信 2011/08/16 21:32:19
    RE: 大山寺の坂は大変ですよね!
    ちゃみおさん、こんばんは〜
    早速のコメント、ありがとうございます!

    > 今年もまた前日光さんにお会いできずに、広島へ帰ってきてしまいました。

    私も同感だったんですよ〜
    なにしろお盆って、けっこういろんな人がやって来たりして、お付き合いが忙しいじゃないですか。
    でも来年こそは、ぜひお会いしたいですね。
    それから、今年の10月なんですが、実は出張で広島に行くんですよ。
    広島の義姉が宿泊先の「リーガロイヤルホテル」に来ることになっていますが、ちゃみおさんにもお会いできたらいいななんて思ったりして。

    詳しい日程が決まりましたら連絡しますね。(あ、でも無理はしないでくださいね!)

    > 今回は帰省の日数が少なかったので、毎日いろんな用事があって忙しく動き回っていました(+o+)

    やっぱりそうですよね。
    お盆は、ホント、忙しいです!

    > お墓参りで高根沢に行きましたが、地震で屋根が壊れている家をたくさん見ました。栃木もやはりひどかったんだな〜と実感しました。
    > 主人の御先祖様のお墓も灯篭が倒れて修理したそうです。
    > 前日光さんのところと同じような状況だったようです。

    やっぱりねぇ。
    うちの実家は、全面的にお墓を新しく作り替えです。
    この秋は、そんなこともあって大変です。

    > 今年は去年ほどの猛暑にはならないかもと言いましたが、前日光さんが山陰へいらっしゃる頃から猛暑になってしまったようですね。失礼しました。

    急に暑くなったようです。
    戻ってきたら、今度は栃木の方が暑くて、毎日ふぅふぅ言ってます。

    > 大山寺の参道の坂道はしんどいですよね。
    > 私は秋だったので、まだ楽な方だったと思います。

    いやぁ、参りました。
    ご存知の方でしたら分かっていただけますよね。
    しかも夏の暑さで、ほ〜んと、大変でした!

    > 体力と根性がないと書かれていますが、猛暑の中あの坂道や階段を歩かれたのだから、体力はかなりおありなのでは?

    本当に体力がないんですよ。
    でも好きな場所だから、動き回れるんだと思います。
    大神山神社の方により惹かれるものを感じました。
    今度は、志賀直哉さまの滞在先にも行きたいと思います。

    > 続編も楽しみにしています。

    明日からお仕事なので、この後の旅行記のアップは秋口までかかると思いますが、気長にお付き合いくださいませ。

    ちゃみおさんのハワイ編も楽しみにしております。

      前日光

    ちゃみお

    ちゃみおさん からの返信 2011/08/16 21:45:13
    RE: RE: 大山寺の坂は大変ですよね!
    > それから、今年の10月なんですが、実は出張で広島に行くんですよ。
    > 広島の義姉が宿泊先の「リーガロイヤルホテル」に来ることになっていますが、ちゃみおさんにもお会いできたらいいななんて思ったりして。
    >
    > 詳しい日程が決まりましたら連絡しますね。(あ、でも無理はしないでくださいね!)

    そうなんですか!
    予定のない日であれば、ぜひぜひホテルでもどこでもうかがいますよ。
    連絡をお待ちしています♪

      ちゃみお
  • poemyさん 2011/08/13 14:58:03
    いらっしゃい(^−^)
    前日光さん、御無沙汰してます。

    昨日、米子に娘を迎えに行って、
    前日光さん、8月の山陰リベンジは、いつかなあ…
    米子にはもう来たのかな?と思っていたところでした。
    先週来られていたのですね^_^

    今回、山陰旅行の始まりは大山寺から。
    二年前、雨の降りかけた大山寺の石段を
    急ぎ足で息切れしながら参ったのを、思い出しました。

    この後の旅行記も楽しみにしています(^o^)

      poemy

    前日光

    前日光さん からの返信 2011/08/13 22:29:36
    RE: いらっしゃい(^−^)
    poemyさん、こちらこそ御無沙汰してます。
    毎日暑いですね!
    如何お過ごしですか?

    > 昨日、米子に娘を迎えに行って、
    > 前日光さん、8月の山陰リベンジは、いつかなあ…
    > 米子にはもう来たのかな?と思っていたところでした。
    > 先週来られていたのですね^_^

    私のことを思い出していただき、光栄です。
    そう、今年は6日〜9日まで鳥取・島根におりました。
    暑くて疲れたのに、楽しかったです。

    > 今回、山陰旅行の始まりは大山寺から。
    > 二年前、雨の降りかけた大山寺の石段を
    > 急ぎ足で息切れしながら参ったのを、思い出しました。

    大山寺、なかなか手強かったですよ。
    坂道と石段には、このあとも至るところで悩まされました。
    暑さは、気力を奪いますよね。
    秋の山陰路を、爽やかな気分で歩くのが夢です。

    > この後の旅行記も楽しみにしています(^o^)

    ありがとうございます!
    例によって、スローテンポの旅行記になると思いますが、時々覗きにきてくださいませ。

      前日光

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