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梅雨明けは未だのはずである。<br />この週末より奈良に入り出したが快晴が続いている。<br />昨日は若草山探検を果たし戦闘意欲はみなぎっており充分だ。<br />山から見下ろす盆地は遥か昔の町並みを想像させ歩く気力が沸いて来る。<br /><br />本日は早朝より近鉄大和西大寺駅を目指した。<br />だが遷都1300年記念行事は昨年で全て終了している。<br />よって今日は独り静かに1301年記念の平城京散歩を楽しもう。<br /><br />さんさんと照りつける太陽のお蔭で初めてながらも方向はなんとなく判る。<br />だが午前中からこの暑さでは先が思いやられるな。<br />道案内の表示もあるのだが暫く進むと矢印が反対方向に変わってたりする。<br />無駄な距離を稼ぎながらだだっ広い草原に出た。<br />まだ何も見えてはないが雰囲気は間違いなさそうである。<br />平城宮跡資料館が手前にあったので事前に知識を入れておく事にした。<br />聞こえは好いが要は既に余りの暑さに絶えかね逃げ込んだだけである。<br />なんせ無料施設のためせめて自販機でお茶でもと購入し一気飲み。<br />多少の予備知識を得、トイレをも拝借しこらからの壮絶な熱地獄に備えた。<br /><br />覚悟を決め再び外気に飛び出す。<br />遥か彼方に復元された大極殿が見え始め右を向くと朱雀門も見えてくる。<br />いつもの事ながら同じ写真を何枚もカメラに納めてしまう。<br />あっちこっちと日陰のない場所を無駄に移動しながらかつての壮大な都に思いを馳せる。<br />驚いたことに奈良は懐が深いのか大極殿への入場は無料であり展示物と彼方に聳える朱雀門に時を忘れ見入っていた。<br />再度外から大極殿を眺め廻し朱雀門に向かう。<br />途中何度も振り返り小さくなっていく大極殿に平城宮の大きさを感じる。<br />朱雀門直前にて近鉄の踏み切りの遮断機に止められたのには笑えた。<br />様々な歴史が交錯しており興味深い。<br />この路線とて100年の歴史があるのだ。<br />とてもこのたかだか50過ぎのオヤジが何を語っても無意味だな。<br /><br />朱雀門からもずっと野原にポツンと建つ大極殿を飽きるまで眺めていた。<br />激しさを増す日差しに根負けし早めに昼食をとラ〜メン屋に逃げ込んだ。<br /><br />午後からは唐招提寺〜薬師寺のコ〜ススケジュ〜ルとしていた。<br />もう腕は日焼けで真っ赤であり顔もそうなのであろう。<br />ここで萎えてしまってはこれから本格的な夏を越す事は出来ない。<br />去年の夏場の京都での死闘を思い出し歩を前に進める。<br /><br />相変わらず逃げ場のない灼熱地獄の中、唐招提寺着。<br />当時の鑑真和上の想像を絶する辛苦と暑い熱いと泣き言を繰り返す自分を比べると実に情けないまでにちっぽけだ。<br />暑い境内を隅々まで存分に堪能し薬師寺に向かった。<br /><br />この日薬師寺では『国宝 東塔大修理着工法要式典』が行われており<br />5000人もの人で溢れ返っていた。<br />これから110年ぶりの大改修工事に入るそうなのでタイミングとしてその法要式典に立ち会えたのはむしろラッキ〜だったかも知れない。<br />何年もかけ解体修理を行うらしいので人込みを掻き分け貴重な拝観をさせて頂いた。<br /><br />近鉄西ノ京駅から帰る予定であったがこれだけの人出なのでとても列車には乗れまいと判断した。<br />そのまま歩いてがんこ一徹長屋に立ち寄りそのまま線路沿いに近鉄大和西大寺駅に歩き始めた。<br />すると追い越していく電車はガラガラであり自分の浅はかさを恨んだ。<br />汗まみれのゾロゾロ姿となりながら次の尼ヶ辻駅をも通過し西大寺駅を目指すのであった。<br /><br /><br />いやはや日陰のない平城京を意地になって歩くには辛いものがある。<br /><br /><br /><br /><br /><br />

平城京漂流

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2011/06/26 - 2011/06/26

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midnightrambler

midnightramblerさん

梅雨明けは未だのはずである。
この週末より奈良に入り出したが快晴が続いている。
昨日は若草山探検を果たし戦闘意欲はみなぎっており充分だ。
山から見下ろす盆地は遥か昔の町並みを想像させ歩く気力が沸いて来る。

本日は早朝より近鉄大和西大寺駅を目指した。
だが遷都1300年記念行事は昨年で全て終了している。
よって今日は独り静かに1301年記念の平城京散歩を楽しもう。

さんさんと照りつける太陽のお蔭で初めてながらも方向はなんとなく判る。
だが午前中からこの暑さでは先が思いやられるな。
道案内の表示もあるのだが暫く進むと矢印が反対方向に変わってたりする。
無駄な距離を稼ぎながらだだっ広い草原に出た。
まだ何も見えてはないが雰囲気は間違いなさそうである。
平城宮跡資料館が手前にあったので事前に知識を入れておく事にした。
聞こえは好いが要は既に余りの暑さに絶えかね逃げ込んだだけである。
なんせ無料施設のためせめて自販機でお茶でもと購入し一気飲み。
多少の予備知識を得、トイレをも拝借しこらからの壮絶な熱地獄に備えた。

覚悟を決め再び外気に飛び出す。
遥か彼方に復元された大極殿が見え始め右を向くと朱雀門も見えてくる。
いつもの事ながら同じ写真を何枚もカメラに納めてしまう。
あっちこっちと日陰のない場所を無駄に移動しながらかつての壮大な都に思いを馳せる。
驚いたことに奈良は懐が深いのか大極殿への入場は無料であり展示物と彼方に聳える朱雀門に時を忘れ見入っていた。
再度外から大極殿を眺め廻し朱雀門に向かう。
途中何度も振り返り小さくなっていく大極殿に平城宮の大きさを感じる。
朱雀門直前にて近鉄の踏み切りの遮断機に止められたのには笑えた。
様々な歴史が交錯しており興味深い。
この路線とて100年の歴史があるのだ。
とてもこのたかだか50過ぎのオヤジが何を語っても無意味だな。

朱雀門からもずっと野原にポツンと建つ大極殿を飽きるまで眺めていた。
激しさを増す日差しに根負けし早めに昼食をとラ〜メン屋に逃げ込んだ。

午後からは唐招提寺〜薬師寺のコ〜ススケジュ〜ルとしていた。
もう腕は日焼けで真っ赤であり顔もそうなのであろう。
ここで萎えてしまってはこれから本格的な夏を越す事は出来ない。
去年の夏場の京都での死闘を思い出し歩を前に進める。

相変わらず逃げ場のない灼熱地獄の中、唐招提寺着。
当時の鑑真和上の想像を絶する辛苦と暑い熱いと泣き言を繰り返す自分を比べると実に情けないまでにちっぽけだ。
暑い境内を隅々まで存分に堪能し薬師寺に向かった。

この日薬師寺では『国宝 東塔大修理着工法要式典』が行われており
5000人もの人で溢れ返っていた。
これから110年ぶりの大改修工事に入るそうなのでタイミングとしてその法要式典に立ち会えたのはむしろラッキ〜だったかも知れない。
何年もかけ解体修理を行うらしいので人込みを掻き分け貴重な拝観をさせて頂いた。

近鉄西ノ京駅から帰る予定であったがこれだけの人出なのでとても列車には乗れまいと判断した。
そのまま歩いてがんこ一徹長屋に立ち寄りそのまま線路沿いに近鉄大和西大寺駅に歩き始めた。
すると追い越していく電車はガラガラであり自分の浅はかさを恨んだ。
汗まみれのゾロゾロ姿となりながら次の尼ヶ辻駅をも通過し西大寺駅を目指すのであった。


いやはや日陰のない平城京を意地になって歩くには辛いものがある。





同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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