さわやか信州ブルーベリー狩りと歌舞劇団「田楽座」交流会

2011/07/30 - 2011/07/30

主婦だけで20年間活動してきた我々の和太鼓サークルが
このたび解散という形でその活動に幕を閉じ、
今後は月に１回お楽しみ会をもうけ楽しもうということになりました。
そこで今回はお出かけ企画第1弾ということで
太鼓の師匠である歌舞劇団「田楽座」のふるさとをたずね、
さわやか信州の夏の味覚ブルーベリー狩りを楽しみ、
例によってグルメ三昧やショッピングを楽しんだあとは
夜に田楽座の本拠地、伊那で行われている
でんがく寺子屋の交流会をたずねて盛り上がろう〜、とゆーことに。
さて、今回の旅人の中には筋金入りの雨おんなとパワフル晴れおんなが参戦し、火花を散らすｗ
果たしてお天気はいかなることになりますやら？？

エリア 伊那(長野)

参加メンバーは総勢１３名。
うち４名は仕事のため後発隊で。
９名は車２台に分乗し８時出発〜。
車は快調に伊勢湾岸道路〜東海環状自動車道〜中央自動車道と走行、
１時間半ほどで阿智ＳＡに到着、小休止。

なんだか思わせぶりなサイダーの看板。
オリーブサイダー？
醤油サイダーに塩サイダー？？
いったいどんな味？？

私の気になったのはこっちの品。
ふんわり塩クリーム大福です。
早速1個購入〜１６０円なり。

つられて購入？
だんだん人がたかりはじめたｗ

メンバーの買ったご当地サイダー
小豆島産のオリーブサイダー
沖縄県産のピンクドラゴンソーダ　
そして塩クリーム大福ｗ

めざす駒ヶ根に近づくにつれあやしい雲行きに･･･
ついに大粒の雨が･･･
雨おんなのＭちゃんの影響？？

車は順調に10時半には目的地に到着〜
まずはかんてんぱぱガーデンで昼食を。
http://www.kantenpp.co.jp/garden/index.html
広大な敷地にいろんな施設が点在しています。
私たちはさつき亭にてお昼を頂きます。
http://www.kantenpp.co.jp/garden/satsuki/index.html

信州だけあってメニューにはご当地名物ソースカツ丼なんてのも。

カロリーを気にしてる人にはこんなメニューはいかが？
冷やし寒天麺。
これだけじゃあねぇ〜ｗ

食事が供されるまでにこんなアテも出てきます。
チーズたらならぬゴマたら？

さーて、注文はなににしよう？
食い入るようにメニューを吟味するメンバーｗ

でもカメラを向けるとこの通りすぐカメラ目線になるノリのいいみなさんｗｗ

こちらはミニソースかつ丼セット１，１００円
ミニ冷やし寒天麺付きでカロリーが気になる人向けヘルシーメニューです
・・・って、なんとなく矛盾してないか？？ｗ　

こちらはさつき弁当１，３６０円
いろんなおかずが少量ずつ付いててバリエーションたっぷり。
海鮮いくらちらし寿司もついてます。

お肉のキライなメンバーさんには
夏野菜の冷製パスタ。
みんなで賑やかにいただきました。

昼食を終えた一行。
ちょっと林の中を散策しながら向こうのかんてんぱぱショップへ。

かんてんぱぱショップ
http://www.kantenpp.co.jp/garden/kitaoka/index.html

広い店内には品揃えゆたかな寒天製品が。
目移りしますね。

リアル体脂肪１ｋｇ･･･重さもずっしりでリアル過ぎますｗ

ショップのとなりの休憩所ではゼリーの試食もあります。
ストロベリーとグレープフルーツの2種類。

テーブルに飾られたラベンダー
試験管に挿してあるのがユニークｗ

桔梗も涼しげです。

寒天の原料となる天草が展示してあります。
左の赤い天草に真水をまんべんなくかけて天日干しする作業を
何日も繰り返してできるのが右側の「さらし天草」だそう。
色素が抜けて色のない寒天ができるそうです。

買い物を楽しんだあとはのどかな田園風景を楽しみながら
みはらしファームへむかいます。

ひまわりも元気いっぱい

みはらしファームにやってきました。
http://www.miharashi-farm.com/
季節に応じて
りんご、ブルーベリー、いちご、ぶどう、野菜などの
収穫体験が楽しめる体験型農場施設があります。
まずは公園事務所で受付を。

ブルーベリー狩り入場券　中学生以上１，０００円
いつでもお客さんが楽しめるよう、
ブルーベリー狩りの農園が何か所かあるようです。

彼方に雄大な信州の山麓がのぞめます。

さて、ブルーベリー狩りの圃場にやってきました。

ブルーベリーは摘み放題で好きなだけ食べられます。
お腹の中には詰め放題、
でも持ち帰られるのは手渡された小カップにフタが閉められるだけｗ

お土産用ブルーベリー
これで１ｋｇです。

それではブルーベリー狩り開始〜

ブルーベリーの品種は農園によって違うようです。
ここはデキシーという品種のようです。

まるまるとしておいしそうなブルーベリー
色の黒い方が甘みがつよいそうです。

優雅に日傘を差しながらブルーベリー狩りを楽しんでます。
なんかモネの絵に出てきそうｗ
「ブルーベリーを摘む女」なんちゃってｗ

う〜ん、こっちの木のがおいしいかも･･･

しっかり色づいたのを選びましょう〜

間違えてこんなのを摘み取らないよう注意〜ｗ

こちらのメンバーは大きい実はパックにとっておき
小さいのはお腹におさめてましたｗ

青い空とブルーベリー

摘み取ったブルーベリーはフタをしてお持ち帰りできます。
１００ｇ用のパックに１４７ｇ！
やりましたーｗ

賑やかしいメンバーの様子をうかがってたファームのおばさん。
「愛知県の人はおもしろいねぇ〜」
お褒めにあずかり光栄ですｗ

ブルーベリー狩りを楽しんだあとは
温泉を楽しみます。

みはらしの湯
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd6/
入場料６００円　泉質　単純温泉

入浴したメンバーによるとヌルヌルのお湯で肌にもよさそうだったとのことです。

ここでメンバーの半分は温泉を楽しみ、
残りのメンバーはそのまま散策を。

はるかむこうに見えるは南アルプスの山々か？？
みはらしファームというだけあって見晴らしがいいｗ

趣きのある水車小屋です。
これでそば粉をひいてるのかな？？

(・_・)......ン？向こうに見えるお店はなんでしょーか？？

竹の家工房「ＣＯＯ　空」と書いてあります。
手作りおもちゃのお店のようです。
竹製の手作り玩具がいっぱいおいてあります。
奥にはおもちゃ製作体験室もあります。

私たちが店内を物色していると中から
店員さんが出てきて
商品の紹介が始まった。
「のりたま」さんという名札がついてます。

かんたん皿回しセット１，０００円
誰でもかんたんに皿回しがたのしめますよ〜

のりたまさんの指南であっというまに全員皿回し名人〜ｗ
コツは手首ごと回すのだそうです。
メンバー中でも保育士さんは特に食いつきがよく、
のみこみも早かったｗ

続いてトライしたのはガリガリとんぼなる九州発祥の伝統玩具。
これがまた不思議〜なおもちゃでした。
【動画】ガリガリとんぼ
http://www.youtube.com/watch?v=grbA-LcJdE8
「右に回って〜」というとプロペラが右に回り、
「止まって〜」というと止まり、
「左に回って〜」といえば左に回る不思議なおもちゃ。
みんなでアタマをひねってあれこれタネを見破ろうとするがｗ
そのたびにのりたまさんに撃沈され＆爆笑のウズ
特筆すべきはこののりたまさんのおもちゃ紹介の口上のうまさ。
う〜ん、ただものではない？？ｗ
結局皆さん１個ずつお買上げ〜

続いてこちらは
「おはなし迷路」白黒とカラーがあり、
カラーにはおとぎばなしの「ジャックと豆の木」「しらゆきひめ」「赤ずきんちゃん」「おむすびころりん」などがありました。
白黒は６３０円、カラーは９４５円。

これがまたスグレモノの逸品です。
迷路をたどっておとぎばなしを読んでいきますが
道をまちがえるととんでもないことにｗ
ちなみに「赤ずきんちゃん」で道に迷うと、
『むかし、あるところに赤ずぼんという名の男の子がいました。いつもあかいずぼんをはいていたそうです。』
『むかし、あるところにキンという名の女の子がいました。大きくなって赤津さんと結婚したので赤津キンになりました』などなどｗ

こちらは「ジャックと豆の木」です。
『ある日ジャックは外に向かって豆をたくさん投げました。これがジャックと豆まきのお話です』
『ある日ジャックは豆の入ったおもちをたくさん食べました。これがジャックと豆もちのおはなしです。』
『ある日ジャックは牛を売りに市場へ出かけました。するとむこうから女の子がやってきていいました。「おじさん、マッチを買ってください」』などなど｡｡｡
これにも保育士のメンバーは興味しんしん。
何種類か購入し保育園で子供たちに遊ばせるそうです。
ひらがなが多く、漢字にはふりがながうってあるので遊びながら字を覚えられそうです。

「竹の家工房ＣＯＯ空」の店主 佐野博志さん
佐野さんの作った竹とんぼはコントロールもバツグンで
思いのままにとばせます。
デジタルゲームが蔓延する現代に
佐野さんは自然な竹素材で
素朴でおもしろいおもちゃを製作しています。
ここにいると時間を忘れて夢中になってしまうこと間違いなし。
保育園の先生はもちろん、最近は高齢者施設の職員さんたちも見学に訪れるそうです。
http://www.green-der.com/special/archives/000371.html

また、さきほどの口上のうまいのりたまさんは
私たちがこれからたずねる田楽座の座員になりたくて
田楽座の門を叩いたこともあるそうです。

やはりただものじゃなかったんですねｗこのお二人は。

その後とれたて市場へお買い物に。
巨大ゴーヤがありました。

これはなに？
夕顔と書いてあります。
冬瓜のこと？？

ピュアホワイトという品種のとうもろこし。
３本３２０円
生でも食べられるほど糖分が多いらしい。

きれいに手入れされた花壇

百日草？
色とりどりでカラフル。

ラベンダーですね。
今が満開かな。

遠くの山並みをバックにキキさんがすましてポーズとってます。

赤や紫や黄色で色とりどりのお花。

千日紅でしたっけ？？
昔ドライフラワーにしてリースにしたりしてました。

夕方近くなってきたので田楽座に行くまえに
そろそろ早目の夕食をとりましょう。
そばの家「名人亭」
http://www.dia.janis.or.jp/~miharasi/miharashifarm/shoukai/meijin/meijin.html
ここではそば打ち体験もできるそうです。

奈良時代の初め、修験道の開祖と知られる役小角が、
修業のため小黒川の奥にある駒ヶ岳を目指す途中、
内の萱（伊那市）の村人たちにもてなされたお礼として
蕎麦の実を置いていったことが始まりで、
以降、代々にわたって村人たちが
大事に育ててきたものだといわれているのが
伊那の行者そば。

こちらはシンプルにせいろそば７００円

十割そば
石臼でじっくり挽いたそば粉を使ってうったこだわりのそば。
ミニ野菜天ぷらとそばだんご付き１１００円

もうお腹いっぱいでマンゾク〜

食事を終え、20分ほど走り
最後の目的地田楽座へとやってきました。

歌舞劇団「田楽座」
「土の香、人の情け、ふるさとをこよなく愛して」を合言葉に
日本のふるさとに昔から伝わり、人々の暮らしの中で
時代を越えて、生き続けてきた唄、踊り、太鼓や舞
などの民俗芸能を今に伝える集団です。。(田楽座HPより抜粋）

1964年に産声をあげた田楽座、その歴史はすでに47年にも及びます。
ここで10数人の座員が共同生活を営みながら稽古に励み
全国に公演に出かけたりしています。
http://www.valley.ne.jp/~dengaku/
夏休みになるこの時期は
でんがく寺子屋という講座が行われており、
さまざまな郷土芸能を習得するため全国から受講生が集まってきます。
http://www.valley.ne.jp/~dengaku/contents05.html

今回の講座では私たちのサークルの演目がとりあげられているのもあって
信州に遊びにいきがてら田楽座をたずねて
交流会で披露しようということに。

こちらは「創造の館」といってふだんの田楽座の稽古場になってます。

こちらは事務管理棟。

驚いたことに稽古場の入り口には
水洗トイレが増設されてました！
いままではすぐ前にあったドボンのトイレか、
事務所のトイレを借りてたので
とっても便利になりました。

稽古場に入ると今日の講座を終えたみなさんは
ただいま別の場所で食事中のようです。
夜の交流会に向け、準備の真っ最中。

おつまみやお茶菓子なども取り揃えてあります。

交流会の前にちょこっと練習させて頂きました。
なんせ、解散してから
2ヶ月バチを持ってませんから(・-・)ｷｯﾊﾟﾘ

１９時よりお楽しみの交流会の開始です〜
乾杯のあと恒例となった田楽座のミニ公演が。
目の前で繰り広げられる田楽座の迫力ある演奏に酔いしれました。
金浦神楽や花笠踊り、傘踊り、秩父屋台囃子など内容も盛り沢山です。

その後はにぎやかな宴席の中
入れ替わり立ち替わり
芸達者なみなさんによる余興やら
太鼓演奏などがつづきます。

講座で覚えたてのぶちあわせ太鼓などの演目を
楽しそうに叩きます。
われわれも笛などのお囃子でお手伝い。

２次会では盆踊りで楽しんだり音楽に合わせてダンスを楽しんだり。

新人の座員もノリノリです。

最後はジェンカまで飛び出し老若男女が踊り狂うｗ

帰りの時間もあるので二次会の途中で退席し、
田楽座をあとにしました。

帰路は折からの大雨で５０ｋｍ規制の中央道を走行。
ちょっと大変でしたが楽しい一日でした。

歌舞劇団「田楽座」の公演は
これからも全国各地で行われます。
興味のある方はぜひたずねてみてください♪