2010/08/04 - 2010/08/10
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FeildIMCさん
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エステルゴムの観光のあと、ドナウ川航路を利用してブダペストへ戻ります。
3時間15分のゆったりしたボートクルーズです。
大河ドナウ川はエステルゴムを過ぎると直角に曲がります。ここがドナウベント。ドナウの曲がり角という意味だそうです。高速船ではない、周囲の景色を眺めながら、ゆったりとした贅沢な時間を楽しみました。
この航路はスロヴァキアの首都、ブラチスラヴァを経由してウィーンまで通っています。
いつかまた、この航路で旅をしようと決めた時間でもありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 航空会社
- JAL ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
初めてのハンガリーは、世界遺産のブダペスト。ここを基点に観光をするのでドナウの真珠たる町並みは宿泊するので見られます。ただ、最近の海外旅行では町並みの面白さに加え、田舎や自然を楽しみたいという欲求がでてきました。
初めてのヨーロッパの町並みは新鮮ですが、大体建物の雰囲気は似ています。
ドイツを度々旅したとき、なだらかな平原と丘が広がる風景はどこか北海道の帯広付近を彷彿とさせました。そんな旅の中で、ミュンヘン以南のドイツアルプスを訪れた際、自然の起伏の面白さには改めて感動しました。
これ以来必ず町歩きの他、自然を楽しむ、景色の美しさを感じる場所に行く!ということだけは十分に調べて実行しています。
エステルゴムの大聖堂を望みながら、船が出ました。 -
スロヴァキアとの国境、マリア・ヴァレーリア橋の南岸に船乗り場があります。
大聖堂からも歩いて行くことが出来、道路を挟んだ反対側にはカフェもあります。ここで飲み物や簡単なお菓子などを買って乗るのが良いかも知れません。
ドナウ航路は「MAHART PassNave」という船会社が運営しています。今回のクルーズ船のほか、高速船も運航しており半分以下の時間で行くこともできます。
ブラチスラヴァ経由ウィーン行きの国際航路も運航や、ブダペスト付近の遊覧など色々運航しています。英語のウェブサイトを参考にして下さい。
http://www.web-set.hu/webset32.cgi?MAHART@@EN@@32@@414526595 -
流れの速い川を船で行く、というアクティビティは日本ではそうありません。
船に搭乗し、時間になったら特にアナウンスもなく出発。お客さんも結構多いです。夏休みなのか、子供連れの家族や老夫婦、大きなザックを担いだ一人旅など様々。
反対側から長いクルーズ船とすれ違います。
どこから来たのか。個室に泊まりながら、川からの景色を眺めて進む旅。
海より景色が近くて面白いんでしょうね。いつかこういう旅をしてみたい。 -
ほんの短い船旅でしたが、川の両岸を人工的に整備している場所、というのをほとんど見ることはありませんでした。
波止場もフロート式の出っ張りで、護岸工事などしていない。
川→岸という、なんの違和感もない世界。日本の川はすべて人工物だね、となんだかがっかりもしました。 -
大雨が降ったらどうしよう、なんてくだらないことも、写真を見ると思ってしまいます。
-
遠くの空に、積乱雲が発達しています。
青、白、緑。この色使いが一番好きですね。 -
大きく湾曲するドナウ川から、丘の上に立つ城壁が見えてきます。
ヴィシェグラード(Visegrad)の街。ここの要塞から見るドナウは絶景だそうで、ドナウベントでも有名な観光地。
ブダペストからバスや電車で来る方も多いそうですが、船もお忘れなく。
時間はかかるけど、ここヴィシェグラードもしっかり発着します。
観光が終わった夕方の丁度良い時間に出発するので、使いやすいと思います。 -
イチオシ
川を囲む森。その先の教会。
心地よい風と、川の流れる音だけの空間。いつも忙しい旅ばかりですが、今までの海外旅行の中で一番贅沢な時間だったと思います。 -
どこかわからないが、川の近くに町があり、教会はその中心地に建っています。
陽のながい夏の夕方、テラスでビールを飲みながら談笑する人も多いんだろう。 -
優雅なクルーズ船と行き交います。
-
船に乗るときはいつも外。船内で横になっているなんてもったいなくて。
ウッドデッキには椅子も並べられていますが、船尾で地べたに座って景色を眺めるだけで十分。
船尾にはその国の国旗を掲げるのがルール。国際河川ならではの光景。 -
陽も傾いてきた頃、だんだんとブダペストが近づいてくる気配。
緑の山々も少なくなって、平野が広がってきます。 -
飛行機!しかも複葉機です。
飛び方を見る限り、農薬散布か種を蒔いているんでしょう。
かなりの低高度を何度も往復しています。 -
船が近づくにつれ、機体も大きく見えてきます。
ロシア製のアントノフAN-2。日本では馴染みはありませんが、7000機以上も生産され60年以上たった今でも現役のベストセラー機。ただし造りが荒いロシア機だけに安全性に問題があるとか・・・
スピードが遅いことや、大きく荷物が積める事からで、農業用には引っ張りだこで、農業国では数多く使われています。
また木製部品もあるので、レーダーに映りにくくスピードも遅いので、色々曰くつきの飛行機だそうです。 -
大分街に近づいてきましたが、突如現れたマンションの上をかすめて飛びます。
緑の景色のなか、突然現れるマンション。このあたりも旧共産圏らしい雰囲気を感じます。 -
橋を潜ってブダペスト市内へ入ります。
途中、ブダペスト北側にある市民憩いの公園、マルギット島にも寄ります。
来週、丁度欧州一とも言われるシゲト・フェスティバルが開催される場所でもあってこの期間にはかなりの人出だそう。この時はまだ嵐の前の静けさ?ランニングで汗を流すランナーが多かったです。
シゲトフェスティバルはいわゆる夏フェスですが、ハードロックのアイアン・メイデンも良く参加するそうで、町中にそのポスターが貼ってありました。 -
イチオシ
陽も落ちる直前、国会議事堂を夕陽が染めます。
建物の色も薄い肌色ですが、夕陽がその色を濃くしています。
この国会議事堂、ハンガリーを旅するにあたって気になる建物の一つでした。
左右対称、数多くトゲのある感じ、高く伸びる尖塔と、独特のカッコ良さがあり、色々な角度から撮影したい意欲に駆られました。 -
正面までくると、幅の広さからどうしても写真が歪んでしまいます。
それでもカッコ良い建物だ・・・ -
イチオシ
船は予定より少し遅れて20時過ぎに到着。
まだ明るい夜、感慨深く船を下ります。
船着場は街の中心地にあるので、どこにでもすぐ行くことができます。
付近にはレストランも多く、ディナー・クルーズに乗り換える手も。
暗くなって初めてブダペスト本来の美しさが見られるといいます。
見上げると王宮のライトアップ。くさり橋、行き交う船。背後には教会、ゴシック風の建物たち、石畳、カフェと主役が揃いました。 -
遠くの丘にはマーチャーシュ教会と漁夫の塔。
余計な街灯はではなく、その建物を浮かびだすので、場所も良く分かります。
なんだろう、看板やネオンがない、というだけでこんなに大人に感じるのだろうか。 -
ブダペストはドナウを挟んでブダ・ペストを合わせた街だそう。
その二つの街を結ぶのが、セーチェーニ鎖橋。
19世紀中期に作られた世界遺産の代表格で、昼夜ともに多くの人がこの橋を行き来しています。
ペスト側の川のたもとから橋を見上げます。 -
鎖橋の両サイドにはライオン像。奥には王宮。
-
ライオン像には舌がない、という噂があります。
本当はあるのに、からかわれた彫刻家がこの橋から投身自殺してしまった、という逸話もあるそうです。
街を見下ろす王宮の迫力が印象的でした。 -
聖イシュトバーン大聖堂。うろうろ歩いていると広場にでて自分の場所が分かりました。
ここを中心に食事のために街を歩きます。
レストランも数多く、どこもライトアップのマジックか高級そうに見えます。
まあ、いつものことですが、一人だと入りにくい・・・ -
結局大聖堂近くのレストラン、テラスで夕食。
メニューもよく分からないんでいつも適当・・・
しかし、ビールは外せません。ビールの銘柄だけは調べて行きます!
注:今書いているときは忘れました。調べます・・・
ビールを飲みながら、葉書を書きます。 -
イタリア人の何が素晴らしいか、というとパスタを作ってくれたこと。
今でこそ平気ですが、しばらくはどうも海外旅行では食事と縁がなく、日本食のラーメンやゴハンが恋しくなるのでした。遊び歩いて遅くなると、コンビニで手軽に食事を買えなくて、パサパサしたサンドイッチやドーナツを食べてしまったからかもしれません。良い物を食べておけばそんなことはなかったのに・・・
そんな時、パスタは癒しの食事。どんなソースがかかっていても、あの食感と独特の塩気にはうれしくなります。
なんだったか、緑色野菜を練りこんだマカロニにソースをかけ、チーズを載せたパスタ。完食です。 -
Cafe Bazilikaは気取らない、かつメジャーでもなんでもない静かなカフェ・レストランでした。聖イシュトバーン大聖堂の脇にあります。
ブダペスト入りしてからまだ初日。長ーい一日でしたが、充実した時間を過ごせました。
明日はレンタカーを借りてドライブ。郊外を旅します。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- KENTAROさん 2018/07/21 12:21:14
- 参考になりました
- はじめまして。
三週間後のハンガリー旅行のために情報収集をしていて、こちらのブログを読ませていただきました。
ガツガツしないゆとりのある旅を計画しているので、こちらの船帰りのプランを参考にしたいと思います。
ありがとうございました。
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