2011/07/23 - 2011/07/23
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hamaxyさん
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今回は日帰りで国の重要無形民俗文化財である野外歌舞伎「山あげ祭」を観る。
毎年7月の第4週金・土・日曜日の3日間開催(前日宵祭りを入れると4日間)されるが、今年はこの地も被害を受けた東日本大震災で開催が危ぶまれた。
旧町内 6町(元田町、金井町、仲町、泉町、鍛治町、日野町)のもち回りで行われるため、年ごとに少し味わいのことなる趣向になっているのが見どころ。
今年は「仲町」が当番。以前 金井と 元田を観た。当時は音響設備がなかったが 近年マイクを多用して遠くでも内容がわかる工夫がされていた。
実は 夕方からが すばらしい。昼とはまた趣向が変わり涼しさも加わり盛り上がる。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
-
【アクセス】
烏山へのアクセスは、宇都宮から宝積寺経由(烏山線)烏山(終着駅です)
車では (東北自動車道)宇都宮IC (北関東自動車道)上三川ICか 常磐自動車道の那珂ICです。
宇都宮駅周辺も 観光スポットがありますが、ここでは略します。 -
今回は電車で烏山に行きました。
おおよそ 烏山へは 一時間に一本程度の間隔です。ワンマン電車で、ドアの開閉はボタン形式です。烏山線内はSuicaなどの非接触方式ICカードは使えませんので注意してください。
電車の所要時間は50分程度です。田園風景が美しいです。 -
烏山線の終着駅「烏山駅」には祭りの時期には案内所が出ます。ここで、パンフレットをもらい、次のプログラムの確認をしましょう。山あげ祭りは町内各地で移動しながら開催されますので、次はどこで開催されるのか 確認しておくとスケジュールが立てやすくなります。多くの地方都市と同じで 駅前は(静か)賑わいがありませんが、神社近くに足を運ぶと俄然賑わっています。
-
駅から徒歩8分程度で開催地点に到着。比較的駅から遠い方なので、近い場合は5分程度です。
23日午前10時、泉町 石原精肉店前 交差点「烏山幼稚園入口」あたりが開演場所です。道を交通止めにして道路が舞台になります。
詳細は HP等でお調べいただくとして、この祭りの運営は 全て当番町の方々が中心で、サポートに他の町の方々がまわるのが特徴です。 -
演じる舞台の背景装置を時間をかけて自作します。素材は枠組みに「木」、背景の絵文様は竹を編み地元名産の和紙で作ります。
伝統の組み立て装置は 前景から前山 滝山(中山) 大山の三台が組まれます。全て組み立て 解体ができる構造になっていて 期間中に20回近く公演があります。
ものすごいエネルギーです。野外歌舞伎で かつ 場所を移しながら 設置 解体移動を繰り返す様は 豪快です。 -
背景の「山」は仕掛けが施されていて ストーリーに合わせ 背景が変化するようになっています。ついつい舞台に眼がいっている間に 背景がさっと変わっているときもあり 最初は驚かされます。
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写真の説明
左が「屋台」といって 山車です。太鼓が設置され若者がこの中で太鼓をたたきます。旧町内 6町(元田町、金井町、仲町、泉町、鍛治町、日野町)のもち回りで行われますので、この屋台も当番町ごとにデザインが異なります。他の「屋台」は、祭りの期間中 地元に出され賑わいにかり出されます。
屋台前に舞台が組まれ 奥に橋渡りがあり背景の「山」につながります。一番奥の大山は高さ10mにもなります。立てる様だけでも見物です。 -
奉納余興と呼ばれるこの舞台の演目は
天明四年に初演された子宝三番叟(必ず演じられます)から始まります。
この三番叟は夕方から始まり 『山あげ』の最初の見どころでもあります。
今回は 時間がなかったので残念でした。
戻橋、将門、梅川(当番町で若干選ぶ演目が変わります)、そして必ず最後に「関の扉」が演じられます。 -
ここの登場する 役者!これがアマチュアとは思えない 高演技。
ミスコン!も兼ねているのではないか?とも思える奇麗どころが出ます。
男役者もイケメンで 地方の若者不足の昨今 烏山の伝統の深さを感じ入ります。
とにかく 良く練習(トレーニング)しているとしか言いようがない。屋内舞台であれば(一夜漬けでも)間に合わせができるが、野外の大舞台で当然 地声の演技。感心します。 -
イチオシ
常磐津【戻橋】
河竹黙阿弥作「戻橋恋の角文字」
四天王の一人である渡辺綱が一条戻橋で鬼女の右腕を切り落としたという伝説を脚色したもの。一条戻橋は異界と境をなす橋といわれていました。
あらすじは、
一条戻橋で出会った美しい女に、「夜 更けが怖いから送ってほしい」と頼まれましたが、実はその女、愛宕山の鬼女であり、川に写る姿で化けの皮がはがれて渡辺綱の髻(もとどり)を掴んだので、渡辺綱は鬼女の腕を名刀の鬚切り(ひげきり)で切り落すという話です。
舞台が京都愛宕山なので 背景は「愛宕山」の絵です。
「戻橋」といえば安部晴明にも因縁のある橋ですね。
鬼女を演じた女優!名演技でした。 -
今回は 曇りで 風も少し涼しかったが例年は 激烈な日差しの中開催されます。
役者用の「大団扇」が活躍します。二人交代で煽っていました。
舞台前には イスが並び 観客席も用意されます。(200円) -
二日目の早朝からお昼くらいまでに六町内を神輿が繰り出します。
神輿通過時は道路を閉鎖しますが、神輿だけでなく、触れ太鼓、賽銭箱(二人で担ぐ)、カラス天狗、当番若衆達が連なります。 -
子供の神輿に混じる姿は 珍しいなと感じましたが、微笑ましく感じました。
沿道で女の子が「担ぎたい」とお母さんに言うと「女の子は触れないのよ」と説いている姿がありました。 -
カラス天狗。
長刀を持った赤面と青面のカラス天狗が 神輿周辺を歩きます。沿道の人たちにこの太刀を当てると無病息災とか。
さすが 烏山ですね。
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