2011/07/17 - 2011/07/17
265位(同エリア337件中)
osenさん
私の出身は福山市ですが、小学校にあがるまでは新市町というところに住んでいました。
生まれた新市では、近くの府中市中須町と戸手・相方と新市の3地区のみこしがぶつかり合う「けんかみこし」という祇園祭り(地元では「てんのうさん」と言います)が金・土・日と3日間開催されます。金曜日は前夜祭。土曜日は新市駅近くの御旅という山に登り、日曜日に素盞嗚神社に帰ってきてけんかみこしを行います。この祭りの3日間は地区中に太鼓と鐘の音が鳴りひびき、大人も子供も祭りに夢中になり、最終日のけんか神輿の際には、多くの人が集まり、担ぎ手も観客も一つになって大変もりあがります。夏祭りといえば「てんのうさん」なのですが、就職で広島に来て愕然としました「けんかみこしがない・・・」けんかみこしがない祭りなんて・・・・。と言うことで、久しぶりですが、地元のけんか神輿を見に行ってきました。
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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広島を出て、高速にのり三原久井で降りて、新市へむかいます。最初は地元の動物園に行く予定でしたが、この日の気温は35度!!あまりの暑さに予定を変更して「三郎の滝」に向かいました。三郎の滝とは天然の滑り台です。まずは一郎の滝。緩やかな角度と短い距離で小さな子供が楽しそうに滑っています。
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涼を求めて三郎の滝にやってきたので適当な所を見つけて裸足で足をつけてのんびりです。河の水は思ったほど冷たくなく、ちょうどよい冷たさ。木陰だし、とても涼しいです。かなり居座りました。
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一郎の滝をあがったところに食事をするところがあります。釣り堀もあり、ニジマスか何かが釣れます。その釣った魚もすぐ炭焼きにしてくれます。いいにおいがしました。
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二郎の滝です。落差の大きい滝なのでここには滑り台がありません。でも小さな滝壺があるのでみんな楽しそうに泳いでいます
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さらに上流に行くと三郎の滝です。全長30メートルほどの長い天然の滑り台です。みんな楽しそうに滑っています。子供達は「もう一回!!」と親にお願いしています。気持ちわかるなあ。私も滑りたい・・・。
この三郎の滝はなんと、無料です。木陰で気持ちいいし、子供はとっても楽しそうだしおすすめのスポットです。 -
三郎の滝から車で1時間ほどで職場の子の実家に到着です。実家の近くの芦田川にはこのような石橋がかかっています。小さな頃から見ている風景なので当たり前の橋だと思っていましたが、結構珍しいようです。
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橋幅は狭いので車1台が通るのがやっとです。車が鉢合わせしたときは片方が橋を渡らず橋の手前で待ちます。譲り合いが必要な橋です。橋の途中にある広いスペースは車の離合用ではなく、人や自転車が待避する用です。最近では車で利用する人はあまりいないようです。
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職場の子の実家をお借りしてみんなで浴衣に着替えました。今から出発です。
けんか神輿は21時くらいから始まります。 -
職場の子の実家から素盞嗚神社神社までは歩いて行きます。大体20分くらいです。私たちの前を法被と提灯をもっている方達が歩いています。会場まで後ろをついて行きました。提灯を見ると心が躍ります。相方チームの方達です。
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橋の上にも提灯がかかっていて気分大盛り上がりです。
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素盞嗚神社に向かう道です。会場までもう少し。この道は古い建物が多く情緒があります。そのうえ祭りの提灯等がたくさん飾ってあるのでさらに情緒が増します。人もだんだん多くなってきました。
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素盞嗚神社に到着です。
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夏祭りといえば屋台!!私たちの子供のころはドングリ飴とか花火とかありましたが・・・時代も変わり、ハイカラなものも多いです。でも小さい頃から変わらず、鳥笛は同じ場所で同じ物を売っています。懐かしい・・・・。
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屋台も気になりますが・・・とりあえずは本殿でお参りです。
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参拝者も多くお参りするのも時間がかかります。本殿の隣の大広場が喧嘩神輿の会場になります。すでに場所取りをしている人が多くいて気分も↑↑です。時間も21時近くなので速く場所取りしたい気分です。お参りちゃんとしましたよ。
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灯籠が邪魔ですがこのあたりをゲット。場所をとったところで、会場の外から太鼓の音が聞こえてきました。最初の神輿が素盞嗚神社に到着したようです。もうすぐです。
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最初の地区が入ってきました。どうやら中須地区のようです。最初は提灯をもった人が入ってきました。
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続いて太鼓がのった山車が入場します。昔から太鼓の音が大好きだったのでかなり興奮しまくり
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神輿が入ってきて本殿を1周します。写真は障害物が多くて綺麗に取れませんが、間近で見れるので結構な迫力です。
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1周して本殿の前で一度神輿をおろします
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その後、勝利を祈って(たぶん?)みんなで本殿でお参りです。紳士的ですね。この後、けんか会場に入り、太鼓の演奏とかがありました。太鼓の演奏はとてもよかったです。
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太鼓の演奏が終わりしばらくすると今度は新市地区の神輿が入ってきました。担ぎ手が酔っているせいか、神輿がかなりフラフラです。そして酔っているせいか本殿を3周もしていました。そして、神輿が目の前を通り過ぎると・・・すごい酒の匂いです。相当飲んでいますね。でも昔ながらの神輿ってかんじです。担ぎ手の熱気ががんがんに伝わってきます。
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この後、中須と新市がけんか神輿をし、新市が勝ちました。負けた中須は本殿の向かいにある建物に神輿を奉納です。
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最後に戸手・相方チームの入場です。噂によると戸手はとっても強いチームの用です
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神輿に乗っている人が気合いを入れて(たぶん)、最後の決戦です。両者にらみ合って、ぶつかりあいます。すごいスピードでぶつかり「ゴン!!」と鈍い音が会場内に響きます。その後、押し合いをしながら決着がつきました。戸手の勝利のようです。この後も太鼓の演奏等がありました
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けんか神輿がおわり、屋台で買いものの時間です。
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屋台も夏祭りの醍醐味・・・。この時点で23時。
これから車を走らせて広島市内に帰ったのは夜中の2時。それでもとても楽しい祭りでした。やはりけんか神輿はおもしろいです。次回機会があれば土曜日の御旅巡礼を見に行きたいです。それにしても広島にもこんな面白い祭りがあればいいな。。。。
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