小笠原諸島（祝！世界遺産登録）　硫黄三島クルーズ 2011.7.7~8

2011/07/07 - 2011/07/08

硫黄島に行くツアーがあるというので参加する。
年に一回の開催ということで、今回を逃すと、来年です。
せっかくここまで来たということもあり、また映画で硫黄島に興味を持っていました。
そして「北硫黄島」と「南硫黄島」が世界遺産地域です。
硫黄島も負の遺産ということで、登録してもよかったのでは？

エリア 東京

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

ルートの地図ですが、７日１９：００父島発、８日１９：００父島着ですので、２４時間船に乗りっぱなしということです。
上陸はしません。

１８：００から「出航前オリエンテーション」があり、１８：２０から乗船開始です。

参加者が１９８名ということで、かなり余裕のスペースです。

夕陽の時間ですが、雲で終わりです。

１９時出航です。

朝６：００。
「南硫黄島〜〜」のアナウンスで起きる。
朝日を見よう（４：５２）と思っていただけに、よく寝ました。

巨大な三角が目の前にあるという感じです。

周囲約7.5km。
約１時間かけて２周します。
逆時計回りです。
右方向に移動しています。

標高916m。
頂は常に雲がかかっているそうです。

人が定住した記録はないそうです。
確かに人は住めそうにない。

面積3.54k?。

手つかずの自然が残されている。
立入は制限されている。

世界遺産区域です。

だいたい一周しました。

絶海の孤島とはこの島のことなんですね。

「硫黄島」。

想像以上に平べったい。
船は時計周りに一周します。
画面でいうと、左方向に進みます。

摺鉢山。
169m。
想像以上に低い。
地形が変わるくらい、砲撃されたというから、うなずけます。

ジャングルであった所も、米軍により焼きつくされ、一時は草木がまったくなくなったという話です。

監獄岩です。

解説員の方が乗っていて、丁寧に教えてくれる。

面積22.36k?。
父島は23.8k?なので、結構大きい島です。

温泉浜あたり。
栗林壕もこの辺りか？

西大佐が戦死したのはこの辺りか？

現在は自衛隊の基地として使われ、一般島民の帰島は許されていない。

岩に穴が開いているのがわかるでしょうか？
人間魚雷回天の発射基地であったそうな。

南海岸。
ここから、米軍が上陸し、激しい戦いが行われました。

一周してきました。
周囲22kmです。

献花と黙祷を行いました。

合掌。

戦死者の数は、21,900人。
まだ、10,000以上の遺骨が眠っています。

北硫黄島が見えてきました。
逆時計回りに２周します。

解説員の方が、説明してくれます。

２つの村があったそうで、この辺りが、石野村。

島の北。

この辺りが西村。

今は無人島で、世界遺産の区域になっています。

山頂がきれいに見えます。
792m。

特別に開放された、船尾デッキ。
普通は、コンテナ等の甲板で立入出来ません。

北硫黄島から戻る時間を利用して、
「硫黄列島からみる小笠原の自然」と題した講演会が開催されました。

本日の夕陽は船からです。

空が真っ赤になりました。

今日も一日良い日でした。