秩父夜祭と三峯神社

2010/12/03 - 2010/12/04

そういえば自宅から電車で一本で行けるというのにまだ行ったことがなかった秩父夜祭。
秩父で一泊し、翌日はバスに乗って三峯神社まで。

エリア 秩父(埼玉)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄

せっかくだからと、前もって屋台観覧席の券を入手し座って観賞。
山車は街中を練り歩いてから広場に集結するので、しばらくは寒い中じっと待つだけ。
やがて提灯行列がやってきた。

だんだんと山車が集まってきた。

背後では花火が上がっているのだけれど、この席からは残念ながら建物と木に隠れてよく見えない。

間近に山車が三台集結。
曳き手も集まり、広場はものすごい人。

山車のそろい踏み。

かなり寒かったけれど、なかなかの迫力。

翌日は、秩父駅から1時間ほどバスに乗って三峯神社へ向かう。
以前は大輪からロープウェイが通じていたけれど老朽化のため廃止。
現在は公共交通機関は1日3往復（休日は5往復）のバスしかない。
バスは、一方通行の狭いトンネルやダムの上を通ったりしながら三峯神社へ。

ここまでくるとまわりはすべて山。俗界を離れた山の清々しい空気が味わえる。

ここには「大血川」という物騒な名前の川があり、かつて平将門の乱で追討軍に追われた将門の妃99人が自害し、 七日七晩川を血で染めたという伝説があるとか。

土産物屋の店先に猪の剥製が。

三峯神社の鳥居は、脇に小さな鳥居がくっついた「三ツ鳥居」といわれるたいへん珍しいもの。
ここ以外には奈良の大神神社しかないとか。

この神社は山犬（狼）を眷属としているので、狛犬も狼。

由緒書きの上にも狼の顔が。

随身門。

拝殿を拝んで驚かされるのは、極彩色の装飾。

手水舎の彫刻も見事。

安政八年（1857）に建立された木製の八棟灯籠。

まさかこんな山の中にこんな極彩色の世界が広がっているとは。

周囲は巨木に囲まれ神々しい雰囲気。

最近では「パワースポット」などと言われているらしいけど、それもうなずける場所でありました。

またバスに乗って秩父に戻ります。
空がきれいだ。