7月の香港　2泊3日（ほとんど香港島）

2011/07/01 - 2011/07/03

　香港の国際展示場のイベントに参加するため香港へ。
金曜だけの予定だったのだけれど、せっかくなので土日も香港で過ごしてきました。
ほとんど香港島で過ごしてしまいました。

　二日目は知り合い昼から会っていたので、ほとんど観光できずな香港旅行。
唯一狙っていた、黄油蟹は食べることができました。
食べてる時しか写真を撮っていなかったので、
食いしん坊旅行記になってしまいました。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA

　今回もANAで行きます。
羽田発なので楽です。しかもプレミアムエコノミーのある機材だったので、座ることができました。お隣もいなく快適に。

　ただ、事前にWEBで機内エンターティメントを調べてたんですが、まだ7月のプログラムではなく6月のプログラムでした。7/1なんですが、そんなこともあるんですね。

　以前月末に乗ったら逆に翌月のプログラムになってたんですが。

　機内食。
アジア便はどの便に乗ってもあまり変わらないですね。

　さて定刻に香港に到着。
いつも香港は変な時間に到着してたのだけれど、
今回は真昼間の到着。

　入国審査待ちがすごいことになっています。
でも思ったより早く進みます。30分かからなかったんじゃないかな。20分？

　さてエアポートエクスプレスで香港まで行きます。

　ちょうど3日間だったので、トラベルパス3日間を
購入しました。往復のエアポートエクスプレス込みで300ドル。
帰り空港のホームの受付で50ドル返してもらいましたが、
元は取れてないかも。

　いつ乗っても空いてます。

　香港駅からタクシーでホテルに向かいました。
ちょっと急いでたもんで。

　ホテル到着です。
今回はハーバービューホテル。HISで1泊6500円でした。

http://www.theharbourview.com.hk/eng/hongkong.do?method=home&mappingName=home

　チェックインの際、あまりフロントマンは感じよくありませんでした。インターネットを使いたいというと早口で説明をしてくれ、「ただ？」と聞くと「は？違うに決まってる」みたいな感じでした。

　結局ネットは使いませんでしたが、1日100ドルでした。

　部屋は17階のシティビュー。ツインです。
ダブルが良いのですが、急いでいたのでやめました。

　どうせダブルルームはハーバービューで追加料金がと言われるのではないかと。

　実はこの部屋の写真はもう少し落ち着いてから撮ったのですが、流れ的に先に紹介してしまいます。

　シティービューと呼ばれる景色。
前のビル二つの壁しか見えません。

　でも天気の確認はできました。
前回のシドニー旅行がずっと雨だったけれど、香港の3日間は
暑いくらいの晴天続きでした。

　ホテルはグランドハイアットの斜め前という立地。
駅からそんなには近くないかな。国際展示場はすぐです。

　急いでいた理由は、ランチを食べるため。
機内食も少しだけにしてて、あるものを食べようと思ってました。

　これです。

　黄油蟹。

　お店はホテルの近所で探していたら、東海というレストランを香港ナビで発見。
http://www.hongkongnavi.com/food/213/
このレストラン前香港に来た時に前を通ったから覚えていた。
高そうでパスしたお店です。

http://www.eastocean.com.hk/
お店のHPには大して情報がないので、とりあえず近いし行って食べれるか聞いてみようと決めていた。

　2時を過ぎてるのでランチやってるかも心配だったので、ずっと急いでいました。

　平日のお昼なら気楽に食べられるかなと入店。

　ランチOK？　→　OK
　Yellow Oil Crab OK? →　YES!!

　ということで入店。

　なんかのんびりファミリーでランチというお客が多かった。

　コースを薦められるけれど、そこまでおなかは空いていない。
コースは638ドルか、1288ドルか。一人でもOKだよと。

　638ドルでも7000円近く。

　行く前に黄油蟹について調べたけれど、あまり多くは情報がなく、たいしたこともないとの意見もちらほら。

　ということで、単品で頼んで美味しかったら翌日再チャレンジすることに決めました。

　とりあえず蟹まるごとはいくらか聞くと398ドルと。
事前の情報だと1匹1万位と見てたので、ちょっと安心。

　とりあえずビールを。

　缶なんですね、少しがっかり。

　とりあえずの小籠包。

　すごくお薦めされたので、蟹入りかなと思ってたけれどそんなに蟹の風味はしなかった。入ってたのかどうか・・・。普通の小籠包だったのかも。

　値段は48ドルか68ドルかどちらか。

　全体的に1個の大きさは大きいのですが、
小籠包はやっぱり上海で食べたほうが美味しかったです。

　夜は結構景色が良いのかもしれません。

　遅めの時間に入ってきたので、どんどんみんな帰っていきます。

　そして蟹が来ました。
気になってすぐに割ってしまい、割る前の画像はありません。

　思ったより小ぶりです。上海蟹よりも小さいかな？
中は黄色いですね。

　さて写真を撮ったもののいまいち食べ方が分からないので、
店員さんにどうしたらいいの？と聞くと半分だけ捌いてくれました。

　噂通り黄色いです。

　ところで、黄油蟹とは？

　夏場暑すぎて卵が溶けて体内に卵がしみこんでしまった蟹だそうです。夏場の香港名物だとか。行く前に７〜8月の旅行記を見ていてその存在を知りました。

　上海蟹よりも高価な超高級蟹となるのかな。
全部メスってことですが、こうやって食べられてしまってよく子孫が残ってるなぁと。。。

　さて肝心のお味の方はと言うと、想像以上に鶏の卵に近い味でした。ふわふわな部分は目玉焼きみたいな感じです。そこにかに味噌の風味が加えられます。

　蟹の肉自体はちょっとしかありません。黒酢に少し付けて食べます。卵だけの部分はすこし淡白な感じです。日本みたいに蟹用のスティック？がなくスプーンと箸だけなのでちょっと食べ辛かった。

　そしてとりあえずどこに行っても頼んでいる、チャーハン。
大体揚州炒飯を頼むことにしてる。

　このお店のは炒飯は黄色身かかっている。
そして大きめのぷりぷりな海老が結構たくさん入ってた。
あっさりで蟹と合う美味しい炒飯だった。

　ご馳走様でした。

　初、黄油蟹の感想は、上海蟹ほどの感動はなかったというのが正直なところ。ただ、上海蟹もかにみそ炒めとか蟹そのものを食べるよりも違う食べ方の方が美味しかったりするので、蟹そのまま食べるのとアレンジした料理を食べるのとは違うのかもしれません。

　1280ドルのコースを食べてたらまた違う感想だったかな。

今のところこの黄油蟹のために香港訪問の検討はしないだろうなー。たまたま旅行が夏だったら食べることはあると思うけれど。

　この後、コンベンションセンターに。

　湾仔駅に向かおうとしたら、すごい人が。

　なにやら選挙関係の集まりだったみたいです。
翌日もニュースで何人集まったとかやってました。

　夕方一時間半だけ時間があったので、
銅鑼湾を少し散歩。乗り放題のトラベルパスを買ったわりに、1駅とかしか乗ってません。

　前香港に来た時にワンタンメンが美味しかったと言うと、
銅鑼湾にも有名なところがあるよと言われ行ってみました。

　そんなにおなかすいてないと言ったけれど小さいから平気だよと。池記と日本人も覚えやすい店名です。チケイと読むらしいです。タイムズスクエアが見えたらすぐ目の前です。

　外が暑いのでこういうきれいなお店はうれしいです。

　一人でも入りやすいお店です。

　おっと中国語メニューしかない。

　ただ、「ワンタンメェンー」と言ってみたら通じました。
ワンタンメンは困った時に注文できるすごい簡単メニューです。

　来ました。ワンタンメン。45ドルだったかな。

　もうワンタンがいないことには驚きません！

　下から出てきました。

　この隠してる理由はなんなんでしょうね。作り方の問題でしょうか？

　海老がぷりぷりで美味しいです。
麺は固いくらい。日本以外のラーメンってなかなか麺がぶにぶにで美味しいのになかなか出会いないけれど、香港のワンタンメンは美味しいですよね。

　ここはスープが口に入れたらびっくりする位の干し海老の味がします。上品なスープです。

　与えられた時間はちょっとだったので、急いで湾仔に戻ると人が増えてます。

　多いなんてもんじゃない気がしましたが、
時間がないのでゆっくり見学はできず。

　そして翌朝です。

　ホテルの朝食はついていなかったので、外で食べることにしました。香港はおかゆが美味しいイメージなのでおかゆにします。

　海皇粥店というガイドブックにも載ってるお店に行くことにしました。

　店内です。ファーストフードみたいな感じです。

　こんなファーストフードっぽいお店でも店内で食べる時は、席についてから注文をします。ここは日本語のメニューもあって簡単です。

　1番おかゆでは高い看板メニュー海皇粥を注文。他の普通のおかゆは20ドル以下でした。

　来ました。一見シンプルです。

　前回の香港の時も思ったんですが、3分の2の量で良いのに。
でも見渡してると残してる人はいません。さらに揚げパンとかもっとたくさん食べてる。

　中にはごろごろ具が入ってました。

　何か分からないものもたくさん。
　でも、香港のおかゆはやっぱり美味しい。

　銅鑼湾に出て散歩しようとしたけれど、暑い。
しかもまだお店もいまいち空いてない。3時には人に会うので
それまでにお土産等も買ってしまいたい。

　香港はWi-fiがそこら中にあるけれど無料のがなかなかありません。特にPCCWの無線LANがどこにいってもありますが、有料で1日20ドルとかだったので微妙な値段。

　ただし、iphoneを使ってるけれど7/1から海外パケット使い放題が値上がりしたので使い方が難しくなってきました。今までも1480円だったのが、1980〜2980円に。自分は結局毎日2980円になってしまいました。倍の料金だから結構大きいですね。

　ホテルのインターネットとwifiと海外パケ放題と上手に使いこなさないとこれからはいけません。

　ということをスターバックスで考えていました。
次どこに行こうかと悩みながら。

　結局マッサージを受けることにしました。

　香港ナビを参考にしました。
健怡保健中心というお店に。
http://www.hongkongnavi.com/beauty/21/

　要予約ということで電話したら英語が通じました。
15分後に行くと行って、スタバを出るとすぐ側でした。

60分188ドル。ちょっと短いかなと思ったけれど、
とても気持ち良かったです。

　その後またワンタンメン。

　今度は汁なしです。

　この右上のスープがまたまたとても干し海老が効いてました。
汁ありの方が良かったかなぁ。でも、この汁なしそばってなかなか日本では食べられないですよね。

　その後しばらく歩いてちょっと休憩で、
牛乳プリン。

　冷えてて美味しい。滅多に自分の旅行記には登場しないスイーツです。

　その後知り合いと会って色々話したりしててすっかり夕飯に。
この時やっと九龍側に。

　ここでうなぎの煮物をお店の強いお薦めで。結構高く198ドル。

　蒲焼以外のうなぎ料理は初めてかな。台湾でうなぎの蒲焼を食べたら骨があってびっくりしたけれど、こちらは元々骨を取っていない料理。にんにくの効いたスープでおいしいけれど、うなぎの骨は細かいのが大量にあって食べにくい。

　日本で当たり前にうなぎを食べてたけれど、あれだけこれだけたくさんの骨を処理してくれてるんだなと改めて感謝。

　デザートは暖かかった。

　そして翌朝。朝食を探してさまようけれど、なかなかこれだというお店がなく困っていたら、なんでも置いてるお店を発見。

　香港の人は朝食にマカロニスープみたいのをみんな食べているけれど、あまりそそられないので最後のワンタンメン。

　朝食メニューには載ってなかったけれど問題なく通じました。
ワンタンメンだけはどこでも通じます。

　ただ、食べてびっくり。スープが普通のスープ。干し海老のかけらも感じません。なるほど今まで食べてきたお店が美味しかっただけなのかとやっと気づきました。ただ、ワンタンの海老はぷりぷり。

　なぜ香港の海老はぷりぷりなんでしょうか。

　出前一丁がすごい有名でした。

　色々なところで、出前一丁だとプラス○ドルとかって書いてたけれど、朝食用もあるんですね。

　ここで買い物をして、ホテルをチェックアウトして
空港に向かいます。

　ユナイテッドのラウンジは思ったより食べ物が多かったです。

　あまり観光もできず（香港の夜景すら見れず）、食べる時だけ写真を撮れたので食べ物専用旅行記になってしまいました。

　結局、香港のワンタンメンとおかゆはとっても美味しく、
またぜひ来たい街です。