2011/05/06 - 2011/05/08
428位(同エリア673件中)
紅い翼さん
旅の2日目(2011/5/7)。
今日は、吉川家3万石の城下町である岩国を散策することに。
岩国のシンボルである錦帯橋はもちろんのことですが、岩国城や吉香公園周辺は、緑と花に囲まれてとても綺麗な場所でした。
また、印象的だったのが、観光スポットの要所要所に観光ボランティアの方(たしか黄緑色のジャンパーを着ていたと)がおり、施設の説明・案内やパンフレットの配布などを行っていて、とても観光に力を入れているなあと感心しました。
〔2日目行程〕
・錦帯橋~吉香公園~洞泉寺~吉川家墓所~旧目加田家住宅~岩国城~白山比め神社~吉香神社~吉川史料館~錦帯橋~(宮島)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
早朝、ホテルのバルコニーから見上げると岩国城が…。
今日も晴れますように。岩国城 名所・史跡
-
〔錦帯橋(国指定名勝)〕
朝食後、ホテルに荷物を預け、さっそく城下町の散策へ。
まずは岩国のシンボルである錦帯橋を渡り、岩国城に向かいます。
今日は錦川の流れも穏やかで、川面に錦帯橋が映っています。岩国城 名所・史跡
-
橋の入口で、930円のセット券(錦帯橋往復+岩国城ロープウェイ往復+岩国城入場券)を購入しました。
こういう券は便利でいいですよね〜。岩国城 名所・史跡
-
昔の武士たちと同じように、お城に向かって橋を渡っていきます。
-
〔吉香(きっこう)公園〕
錦帯橋を渡った先にある吉香公園で、錦帯橋を建造した3代藩主広嘉公の銅像がお出迎え。 -
同じく吉香公園内にある「香川家長屋門」です。
-
〔洞泉寺〕
吉香公園から左奥の紅葉谷公園の方に「洞泉寺」があります。
こちらのお寺は岩国藩五カ寺の筆頭で、門前に樹齢約300年になるという「臥龍の梅」の木があるということなのですが…。 -
これが「臥龍の梅」でしょうか!?
案内版には、枝が垂れて地に着き、そこから根が生えていると書いていましたが…ちょっとわからないですね。 -
〔吉川家墓所〕
洞泉寺のとなりには吉川家歴代藩主が眠る墓所があります。 -
墓所内には、歴代藩主のお墓がそれぞれ並んでいます。
-
墓所をさらに奥に進み、山裾をすこし登ったところに、初代吉川広家公の墓所があります。
こちらはより森厳な雰囲気があたりを包んでいます。 -
広家公のお墓の傍らには、みみずくの手水鉢が置かれていました。
けっこう奥まった所にあるので、さすがにここまで来る観光客はいないようですね…。お墓に眠る当人にとってはそのほうがいいのでしょうが。 -
〔旧目加田家住宅(国指定重要文化財)〕
また吉香公園の方に戻り「旧目加田家住宅」へ。
こちらの建物は、18世紀中頃の中級武家屋敷の遺構だそうです。 -
こちらにはボランティアで観光案内をされている方がおり、色々と岩国のことや毛利氏のことなどを教えていただけました。
さすがに詳しいですね〜。
雑談で私の旅行の行程を話すと、ちょっと感心してもらえてうれしかったです。 -
〔岩国城(日本100名城)〕
いよいよ、ロープウェイに乗って岩国城に向かいます。岩国城 名所・史跡
-
ロープウェイ山頂駅から舗装された道を5分くらい歩くと、岩国城の天守に到着です。
天気も曇り気味だったのですが、ちょうどいいタイミングで晴れてきました!岩国城 名所・史跡
-
この岩国城は、1608年に初代藩主吉川広家公により建造されたのですが、幕府の「1国1城令」により1615年に破却されてしまったそうです。
今の天守は昭和37年に竣工したものだそうです。
ではさっそく天守へ登っていきます。岩国城 名所・史跡
-
天守からの眺望は絶景!
とおく瀬戸内海まで見渡せます。 -
錦川が曲流するちょうど手前に錦帯橋が架けられています。
-
イチオシ
錦帯橋は上から眺めても良いですね〜。
-
天守を後にし、ロープウェイ山頂駅まで当時の石垣が残る道を進むことに。
-
イチオシ
木洩れ陽に照らされる石垣がとても綺麗です…。
-
帰りは10分ほどかかってロープウェイ山頂駅に到着しました。
ロープウェイの出発までベンチに座って景色を眺めましょう…。 -
ロープウェイで山麓へ下りている途中、左手にお堀跡と望楼らしき建物が。
次はあのあたりに行ってみようかな〜。 -
〔白山比め(口偏に羊)神社〕
次に、左右をつつじの花が彩る道を白山比め神社へ向かって進みます。 -
こちらの神社は、吉川家より封内の鎮守として崇敬されてきたそうです。
楼門を抜け奥へ進むと…。 -
緑の木々に囲まれた美しい拝殿があります。
-
同じ境内には、錦川の守護神として建立さらた鏡川水神社もありました。
-
境内にはその水の恩恵を受けて育った美しい樹木が…。
-
イチオシ
〔吉香神社(国指定重要文化財)〕
つつじの道を戻っていくと、また別の神社の鳥居が見えてきます。 -
鳥居を抜けてさらに進むと、花に彩られた品のある神門が表れます。
-
吉香神社は、岩国吉川藩歴代の神霊を祀る神社として1728年に造営され、今も江戸時代中期の姿を残していることから、重要文化財として指定されたそうです。
-
こちらが神社の拝殿です。
-
さらに進むと、ロープウェイから見えていた「錦雲閣」がお堀端に残されています。
錦雲閣 名所・史跡
-
お堀の水と花と緑がとてもきれいです。
アヒル(かな?)も気持ち良さそうに見えますし。 -
このあたりには、他にも「旧吉川邸厩門」や「岩国徴古館」もあります。
岩国徴古館 美術館・博物館
-
「吉香牡丹園」にはみごとな牡丹が沢山咲いていました。
-
〔吉川史料館〕
岩国市徴古館のとなりにある吉川史料館にも立ち寄ってみました(入館料500円)。
中には重要文化財に指定されている徳川家康から吉川家に宛てた書状などが展示されていました。吉川史料館 美術館・博物館
-
こんなところに佐々木小次郎の像が!
どうも、吉川英治先生の「宮本武蔵」では、この佐々木小次郎は岩国に生まれ、錦帯橋の畔の柳や燕を相手に「燕返し」を編み出したとされているからだそうです。
ボランティアの方曰く「小説の中の話だから本当かどうかは…」とのことでした。 -
〔錦帯橋〕
一回りして錦帯橋まで戻ってきました。
錦帯橋の畔には、ちゃんと巌流ゆかりの柳もあります。 -
下から見上げるとかなりの迫力がありますね。
-
西の方から雲が出てきました…。
-
最後は、少し上流に架かる錦城橋から錦帯橋を眺めて見納めとすることに。
-
岩国駅12:59発の普通列車で次の目的地である宮島へ向かいます。
岩国駅 駅
-
この日の午後は宮島を観光。
(今回の旅行記のタイトルである「毛利家の遺風を訪う」からはちょっと外れるため、詳細は省略ということで) -
今晩は宮島内のホテルに宿泊し、またまた地酒で締めました…。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
錦帯橋周辺(山口) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
46