宮ケ瀬ダム

2011/06/27 - 2011/06/27

曇り空の朝、涼しさと自然を求めて宮ケ瀬ダムから愛川公園までの小さな旅をしてきました。
車で２時間弱。久しぶりに東名高速に乗っているうちに雲がなくなり、ピーカン。
ダムの駐車場に着いたら恐ろしく暑い（３４度）。山風に癒されるつもりが、汗だくの一日になってしまった。
久しぶりに見るダム。福島原発の事を考えながら、水力発電のことを少し学んできました。

エリア 津久井湖・相模湖(神奈川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ダム湖には、その地名を付けて宮ケ瀬湖と言います。
雲がなくなり、午前１０時過ぎの気温が３０度。

水は濃いグリーン。空気は山の香り。

ダムの対岸が相模原市ですが、機械で削ったような山があります。原石山と言い、ダムを造るために削ったそうです。

ちなみに、ダムと堰の違いは何か。
地表からの高さです。１５ｍ以上がダム。それ以下は堰と区別します。

このダムは規模からいうと全国６位（約２９００ダム中）。
治水と水利が主な目的で、近隣の二つの小さなダムと連携して水量を調節します。電力は主な目的ではなく、供給電力は２１０００戸分だとか。
計画から完成まで３２年を要したとか。

電力供給のためのダム（黒部とか）を作るのは、いまの日本の現実からすると難しいのかな？

本日の観光放水はなし。曜日と時間を決めているようです。

片道２００円のインクラインに乗って、下まで降りることができます。すごい急傾斜をコトコト下りて行きます。左の窓から、ダムの様子が見られます。

一気に下りる中央エレベーターはタダです。

ダムの資料館に立ち寄ると、放水中のダムの様子が写真展示してありました。

これはダムの全景でしょうか。

放水管の大きさ。直径３ｍ。

インクラインに乗ることにします。前の方から下をのぞくと、こんな感じ。

下の駅まで着いて後ろを振り向くと、こんな感じ。

これが２１０００戸に電力を供給する発電所。

愛川公園に向かって、道をたどって行くと鉄橋。

その鉄橋からもう一度ダムを振り返る。

橋の右側の山から流れる滝。

大沢の滝というらしい。