片鉄ロマン街道サイクリング

2009/06/27 - 2009/06/27

どこか近場で日帰りサイクリングができる場所はないかと探していたら、岡山県東部に片鉄ロマン街道というサイクリングロードがあることを知りました。
1991年まで走っていた片上鉄道という鉱山鉄道の路線跡を有効活用して整備されたものです。
兵庫県の播州赤穂駅を起点として、日生経由でこの片鉄ロマン街道を自転車で走破してみました。

エリア 備前・日生(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満

まず最寄りのJRの駅である加古川駅まで走ります。
兵庫に住んでいたときは何度も走った加古川サイクリングロードです。

加古川から播州赤穂行きのJR新快速に乗り、終点で下車。
ここを今回のサイクリングの起点とします。
赤穂はこれが初訪問なので、時間が許す範囲で少し市街地を回ってみることにしました。

赤穂城跡。
小さいので一瞬で終わります。面喰わないよう注意です。

せっかく自転車があるので、赤穂御崎まで足を運んでみます。
少し駅前を離れると、こんなのどかな風景が広がります。
サイクリングにはもってこいです。

かなり登りましたが、汗だくでどうにか到着。
写真はその赤穂御崎に立つ赤穂浪士・大石内蔵助の銅像です。
日本史に疎いのでどんな人物かよくわかりません。

とても小さな山陽百貨店。

これぐらいで赤穂をうろうろするのも終わりにして、国道250線を西へ向かいます。
赤穂線の天和駅の前を通過。
典型的なローカル線の無人駅でした。

兵庫県と岡山県の県境です。
標高100mの福浦峠、直前は多少登ります。

歓迎ありがとうございます

福浦峠からは逆にひたすら下りです。
下り切った先にあるのは日生駅。

日生駅 駅

ふと気付けば「ひなせ」の文字が浮かび上がっています。
知らないと“日生”を「ひなせ」とは読めませんね。

みなとの見える丘公園
横浜のパクりですか？

日生の五味の市へ行ってみると、かきフライソフトがありました。
ソフトクリームの両端にカキフライが2個乗っており、仕上げに醤油がかかるんだとか。
カウンターに誰もいなかったので食べませんでした。

もともと、ツーリングマップルに載っている「海の駅　しおじ」で穴子を食べようと思っていましたが、なんと午後1時過ぎに到着した時点で閉店していました。
他に目ぼしい店もないので、やむを得ずサイクリング続行です。

西片上駅近くに、片鉄ロマン街道の入口があります。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です
（写真はそんなにないのですが）

西片上駅 駅

ちょっと坂を登った上にこんな場所があります。
駐車場があり、自転車を車に乗せてここまで来て、ここからサイクリングを楽しむという旅のスタイルも可能です。

最初はこんな感じで、平坦なサイクリングロードが続きます。

目印となるトンネル。
このあと、しばらく一般道（国道374号線）沿いを走ります。

JR山陽本線の和気駅前に到着。
まだまだ中間地点には遠く及びません。
昼食抜きでお世辞にも体調が良いとは言えませんでしたが、そのままサイクリングを続行しました。

和気駅 駅

こんな感じで、鉄道が走っていた当時の駅舎跡が残されています。

後ろに見える建物は和気ドーム

田園風景の中を走り抜けます

昔確かにここを鉄道が走っていたことを証明してくれる信号跡。

このあたりでハンガーノックになり、ペダルがこげなくなりました。
しかし周辺にコンビニがある気配はなく、たまたま河原沿いにあった露店でスナック菓子を買って食べた覚えがあります。
ハンガーノックはなってからでは遅いのですが、平坦な道なら大丈夫だろうと甘く見ていました。。

無事完走できるか不安でしたが、国道374号線を吉井川沿いに北上し、柵原ふれあい鉱山公園へ到着。
当時の列車がそのまま残されていました。

もう少し頑張ると、吉ヶ原駅舎跡を見ることができます。
ここが正真正銘のゴールです。

ハンガーノックになって焦りましたが、無事目的を達せられてホッとしました。

しかし、鉄道の廃線跡を自転車で走っているわけですから、当然この沿線に鉄道は走っていません。
最寄り駅は1回通り過ぎたJR山陽本線の和気駅であり、そこまで戻らないといけません。

国道374号沿いにある「鳥の巣」という食事処でいい加減に食事を取ることに。

行きに寄りたかったですが、日が暮れる前に目的地まで走りたかったので無理をしていました

予定通り、頼んだのは「うかれ丼スペシャル」。

見た目はただのカレーうどん。

カレーうどんを食べ終わるとカツカレーに変身です^^

ちなみに、味は普通でしたｗ
しかし、カレーうどんとカツカレーを組み合わせても違和感の無いルーの開発には非常に苦労したと聞いています。


このあと和気駅へ戻る途中スコールに遭い、おまけに途中で日も暮れてと最悪でしたが、どうにかこうにか無事に帰還しました。