2010/07/18 - 2010/07/18
9位(同エリア11件中)
まみさん
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2010/07/18日 タリン観光2日目
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・聖ニコラス教会見学&弦楽四重コンサート鑑賞
・アダムソン・エリック博物館見学&写真撮影
・トームペアの丘へ(アレクサンダー・ネフスキー寺院見学、大聖堂見学)
・カドリオルク公園
・KUMU(エストニア国立美術館)見学&写真撮影
【タリン泊:ホテル・バロンズ(Barons)】
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クム美術館があるカドリオルク地区に行くには、まず旧市街のすぐ外、ノルディックホテルフォーラムの近くの停留所から1番か3番トラムで終点カドリオルク(Kadriorug)まで行きます。
ただ、乗客が全員降ろされたところは、停留所にすらなっていない、何もないところでした。
でも、これまでのバルト3国旅行で、バスやトラムは終点と始発の停留所の場所が違っていて、始発の停留所よりずっと手前で乗客を降ろして空にしてから、始発の停留所に向かうことを経験的に知ることができたので、先に帰りの停留所の位置を確認しておくために、途中のカドリオルク公園専門のインフォメーションに寄りました。
クム美術館に閉館ぎりぎりまでいたら、帰りにはそのインフォメーションはとっくに閉まってしまうはずなので。
クム美術館はトラムを下りたところから少し歩きます。
方向音痴の私なら迷ったり不安に思ったりしたでしょうけど、タリン1日目の午後の自転車によるタリン郊外ツアーのときに回ったおかげで、道はすぐに分かりました。
向かう途中、カドリオルク宮殿のそばを通ります。
カドリオルク宮殿内の美術館にも宮殿内部が見たかったせいもあって非常に惹かれたのですが、エストニアにとっての海外美術コレクションの美術館なので、そういう作品はむしろその国に行ったときのお楽しみにすることにしました。
もちろん、本国に同じ作品はありませんが、旅行先を西欧から外したのに、エストニアにまで来てわざわざ西欧美術を鑑賞したいとは思いませんでした。
ただ、カドリオルク宮殿の外観は、少し違うアングルでまたカメラに収めました。
さらに向かう途中で、自転車ツアーのときには気づかなかったバラ花壇を見つけてしまいました。
美術館の鑑賞時間が減ってしまう!───と頭では分かっていても、目の前の誘惑に負ける私@
ただ、花壇全体はすばらしかったけれど、一つ一つのバラはややピークすぎで、どうしても撮影をしたいというほどでもなかったので、時間のロスはそれほどありませんでした。
いや、バラ花壇をざっと見て回れたことは後悔していないので「ロス」といえないです。
クム美術館も特に写真代を払わずとも撮影OKです。
ミュージーアム見学は好きだけど、やはり写真が撮れるのと撮れないのとでは楽しさが段違いです@
二次元の絵画写真の撮り方は、なるべくきれいに撮るという以外に、工夫や独創の余地はあまりないです。
たまぁに一部だけ切り取るというやり方があるにしても。
たぶん、写真を撮ることで半ば、自分のものにしたような気分になれるから楽しいのかもしれません。
つまるところ、それで物欲が満たされるからでしょう。
それに、ロンドンやパリの有名どころの美術館の写真なら書籍やネットで再び見ることができる確率は非常に高いですが、エストニアの美術となると日本ではなかなか触れることはできないと思うので、それだけでも写真に撮っておく甲斐があるってものです。
もっとも、タリン初日に参加したCityBike社の自転車ツアーのガイドの兄ちゃんは、エストニア美術は特に傑出しているわけでなく、西洋美術の流れをくんでいるだけだ、と評価が低かったです。
でも個人的には、西洋美術絵画には最近あまり触れていないので、西洋美術チックな絵画鑑賞は楽しかったです。
写真を撮った絵はタイトルと画家名をメモしました。
当然、知らない画家ばかりで、画家名はすぐに忘れてしまうだろうと思いましたが、メモすることによって、少なくとも鑑賞している間は覚えた気になれました。
エストニアの神話を主題とした叙事詩「カレヴィポエク」の挿絵を描いた画家として「地球の歩き方」で紹介されていたクリスティヤン・ラウドは、見逃さないように気をつけました。
もっとも、神話のリンダを描いた絵は思っていたのと随分違っていて、神話を題材にしたと知らなければ、ふつうの農婦を描いたように見える絵でした。あやうく見逃すところでした。
と思ったけれど、あとでよくメモをひっくり返したら、「カレヴィポエク」の絵は、クリスティヤン・ラウドの作品ではありませんでした。
あ〜れ〜、クリスティヤン・ラウドの作品はどこにいったんでしょう〜。
<2010年7月に訪れたときのクム美術館の展示構成(★印は回れたところ)>
・5階:企画展コンテンポラリー・アート「制作過程の絵画」
・4階Aウィング:常設展1945年から1991年のエストニア絵画「苦渋の選択」★
・4階Bウィング:企画展「エストニア芸術の中のソビエト女性」★
・3階Aウィング:常設展18世紀から1945年までのエストニア美術「宝物(Treasury)」★
・3階Bウィング:企画展「新印象派をたどる:マギとフィンチ(モダニストの画家コンラッド・マギと彼の国際的な影響:シニャク、フィンチ、クロス等)」★
・2階大ホール:企画展「チュルリョーニョスとその時代のリトアニア芸術」
・2階中庭:企画展「大地と水の会話:イーロ・ヒーロネンの彫刻」(古典フィンランド彫刻家の金属彫刻)
つづく。
2010年バルト3国旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2010年バルト3国旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10481279/
詳細版「2010年バルト3国旅行の詳細旅程(写真付き)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2010/07/2010-ccbf.html
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カドリオルクまで乗ってきた1番トラム
切符代は1回券15.00エストニア・クローンでした。
(旅行前に調べた2010年6月30日現在の換算レート:1.00エストニア・クローン(EEK)=6.91円)
トラムに乗る前に、旧市街のキオスクであらかじめ往復分2枚買っておきました。
トラムの停留所のそばに切符売り場やキオスクがないことが多いことを、これまでのこのバルト3国の旅行で経験的に分かっていましたから。
トラムの運ちゃんから買うと割高になります。
バルト3国とも、「地球の歩き方」に書かれてあるとおり、運転手が切符販売に煩わされず運転に専念できるよう、車内購入は割高になっているのです。 -
カドリオルク公園のインフォメーション
ここは17時まででしたので、クム美術館に向かう前に帰りのトラムの停留所の場所を聞いておきました。 -
今でも高級住宅地のカドリオルク地区の家・その1
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今でも高級住宅地のカドリオルク地区の家・その2
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今でも高級住宅地のカドリオルク地区の家・その3
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カドリオルク地区の白鳥の池、再び
タリン初日の自転車ツアーの時に撮った写真はこちらです。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22265566/
関連の旅行記
「2010年バルト3国旅行第13日目(2)タリン:郊外を回る自転車ツアー」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10569904 -
カドリオルク宮殿と花壇のある中庭、再び
今回は中には入りませんでした。
タリン初日の自転車ツアーの時に撮った写真はこちらです。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22265567/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22265568/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22265624/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22265625/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22265628/
関連の旅行記
「2010年バルト3国旅行第13日目(2)タリン:郊外を回る自転車ツアー」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10569904 -
白いテラスとカドリオルク宮殿
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バラ花壇を見つけた!
でも、個々のバラの写真は、結局、撮りませんでした。
今回のバルト3国旅行では、ルンダーレ宮殿の中庭でもバラ撮影に興じたばかりですから。
関連の旅行記
「2010年バルト3国旅行ハイライトその11:植物編<ルンダーレ宮殿のバラ>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10487696/ -
カドリオルク宮殿の近くにある、ピョートル大帝の小屋博物館
ピョートル大帝は実際にここに滞在したそうです。
初日のタリン郊外自転車ツアーで説明を受けましたが、写真は撮り損ねていたので、リベンジ@ -
クム美術館に到着!
タリン初日の自転車ツアーの時に撮った建物の写真はこちらです。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22265650/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22265651/
関連の旅行記
「2010年バルト3国旅行第13日目(2)タリン:郊外を回る自転車ツアー」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10569904
「クム美術館(KUMU kunstimuuseum)
カドリオルク公園の東北端にある7階建ての近代的な美術館。18世紀から現代にいたるエストニア美術を一挙に展示した、いわばエストニアの国立美術館にあたる存在だ。
常設展は年代順に構成されている。ソ連併合前までの作品を集めた3階(Treasury)では、エストニア最初の近代画家とされるJohann Koler(1826〜1899)や、「カレヴィポエク(Kalevipoeg)」の挿絵で有名なクリスティヤン・ラウドらの作品などに注目したい。4階はソ連以降の作品の展示で、“苦渋の選択(Difficult Choices)”と名付けられている。作品群からは、共産主義イデオロギー下での芸術家達の苦悩が感じられることだろう。2階と5階は特別展となっている。
館内には劇場や図書館、カフェ、ミュージーアムショップなども併設されている。じっくり時間をかけて見学してみたい美術館だ。最初に館内地図とパンフレットをもらっておこう。」
(「‘09〜’10年版 地球の歩き方 バルトの国々 エストニア・ラトヴィア・リトアニア」より) -
前庭にはこんなものが@
展示の全てが見られる入場料は、アダムソン・エリック博物館でもらった割引券のおかげで、20パーセント引きの68.00エストニア・クローンでした。
通常、大人85.00エストニア・クローンです。
常設展のみだと65.00エストニア・クローンで、コンテンポラリー・アートだけだと40.00エストニア・クローンです。
ファミリー券、それから学生、高齢者、障害者のつきそいのための割引券もあります。
ちなみに、タリン国立美術館系のクム美術館とカドリオルク宮殿の2つの美術館、それから聖ニコラス教会とアダムソン・エリック博物館の全部に行くなら、共通券180エストニア・クローンがお得でしょう。
全部でなく一部の組合せの共通券もありました。(2010年7月現在)
おそらく各美術館の窓口などで購入できるのだと思います。
チケット情報サイト
www.ekm.ee
クム美術館の公式サイト
muuseum@ekm.ee -
クム美術館の俯瞰図
庭とあわせてゆるく円を描いた構造になっているようです。
1番右の建物が展示室のあるメインの建物です。 -
3階Aウィング:常設展18世紀から1945年までのエストニア美術「宝物(Treasury)」より
「コプリ半島からのタリンの眺め」
1527-1530年制作
カール・フェルディナルド・フォン・クーゲルグン(Karl Ferdinard von Kugelgn)
彼方に見えるのがタリンでしょうか。
全然分かりません(苦笑)。 -
「収穫する人々」
1863年制作
ヨハン・ケーラー(Johann Koler)
「地球の歩き方」で触れられていた画家です。
どちらかというと、神話の中の少女たちという風情です。 -
「エストニアの花嫁」
1852年制作
ギュスターブ・アドルフ・ヒッピウス(Gustav Adolf Hippius)
東欧の田舎の昔の花嫁姿は、大きなアクセサリーと、華やかな帽子姿ということが多いようです。 -
「エストニアの少女」
1852年制作
ギュスターブ・アドルフ・ヒッピウス(Gustav Adolf Hippius)
かぶりものが法王さまの帽子のようです。
大きくて重そうなペンダントをしています。
この子も花嫁かしら。 -
「ハットルペ塔のあるタリンの眺め」
アレクサンダー・ゲオルグ・シュレーター(Alexander Georg Schlater)
おお、なんだか現代でも見られそうなタリンの旧市街の様子です。 -
「タリンのキーク・イン・デ・キョクの砲塔」
1868年制作
エルンスト・ヘルマン・シュリヒティング(Ernst Hermann Schlichting)
秋景色ですね。 -
「タリンのヌンネ門の古い駅馬車の駅」
エルンスト・ヘルマン・シュリヒティング(Ernst Hermann Schlichting)
さすがに今はもっと開発されてしまっていて様子が違うでしょうけど、きっと面影は残っている気がします。どうかしら。 -
「井戸辺のイタリア人女性」
カール・ティモレオン・フォン・ネフ(Carl Timoleon von Neff)
アカデミックな絵?
アングルが描く女性像みたいです。 -
「ローレライに立ち向かう僧侶たち」と少女の彫像
1887年制作
ヨハン・ケーラー(Johann Koler)(絵画の方)
ロマン主義でしょうか。 -
「生のダンス」
1917年制作
オスカー・カリス(Oskar Kallis)
ムンクの絵を連想しました。 -
「石を運ぶリンダ」
1917年制作
オスカー・カリス(Oskar Kallis)
てっきり「地球の歩き方」で紹介されている「カレヴィポエク」の挿絵の原画かと……。
画家もてっきりそうかと……。
それにしても、神話を知らなかったら、このリンダさんは、ただの農婦のおばさんにしか見えません(苦笑)。 -
「板を運ぶカレヴィポエク」
1914年制作
オスカー・カリス(Oskar Kallis)
長髪〜。
「(前略)「カレフ」とは北の国の老王の息子で、北方鷲の背に乗ってフィンランド湾を渡りエストニアの支配者となった巨人のことである。彼はエストニアで灰色の雌鳥の卵から生まれた美しい娘リンダと出会って結婚する。カレフが死んだとき、妻のリンダは彼の遺体の上に岩や石を積み上げる。そのできあがった岩と石の山がトームペアの丘である。だから、伝説ではトームペアにはカレフが埋葬されているということになっている。
このカレフに関連した「カレヴィポエグ(Kalevipoeg)」という叙事詩がある。ポエグとは息子のことだから、意味するところは「カレフの息子」である。カレフの死後に生まれた子供なので、カレフの思い出にとカレヴィポエグの名が付けられたのだ。この叙事詩は、カレヴィポエグが悪魔と争い、フィンランドで剣を買ったり、リンダがさらわれたり、ロシアで鉄板を買ったり、ハリネズミが出てきたり、鉄の男たちと戦ったりして、最終的にカレヴィポエグがエストニアの民に平和をもたらすといった戦いと冒険の物語である。エストニア人が外国の支配下ですごした辛い時代をドイツ人を悪の象徴である鉄の男にして語るこの寓話は、古くエストニアや北ラトヴィア、イングリア周辺で広まった巨人伝説を基礎にエストニア文学の父といわれるフリードリヒ・ラインホルト・クロイツワルドがフィンランドの有名なカレワラ神話を発展させて1866年に創作した話である。この叙事詩ではトームペア城はカレヴィポエグが築いたとか、聖オレフ教会を建てたのはオレフの息子のオレヴィポエグだなんて話があったりするので、うっかりすると頭が混乱してしまう。(後略)」
(「バルト三国歴史紀行 エストニア」(原翔・著/彩流社/2007年発行)より引用) -
「ゴブリン」
1906年制作
アレクサンダー・プロメット(Aleksander Promet)
ゴブリンは宝物の番人をしている、というのは指輪物語だけの話でしょうか。
どっちがゴブリン?
やっぱり雄鳥みたいな方かな。 -
「羊の群れのいる風景」
1926年制作
オーギュスト・ヤンセン(August Jansen)
羊飼いの女の子もいます。
こんなのどかのな景色は生でも味わいたいです。 -
「風車」
1918年制作(推定)
クーノ・ヴィーバー(Kuno Veeber)
セザンヌっぽいというと乱暴ですし、色彩はずっと華やかですが、とにかく気に入りました。 -
「白鳥狩り」
アレクサンダー・プロメット(Aleksander Promet)
ちょっと衝撃的な絵でした。
しかし、生活の糧として利用されていたんでしょう、白鳥たちが。
ギリシャ彫刻のような、ほとんど裸の兄ちゃんたちも、なんともいえません。 -
「ノルウェーの装飾的な風景画」
1908年制作
ニコライ・トリーク(Nikolai Triik)
これもムンクの絵を連想してしまいました。
ノルウェーには行ったことがないのですが、こういう景色が見られるのかな、などと想像しながら撮影しました。 -
「松のあるノルウェーの風景」
1908〜1910年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
この方の作品は、あとでエストニアの後期印象派の画家をテーマにした特別展でもたくさん見ることができました。
常設展にもたくさんあって、好みの絵が多かったので、写真を何枚も撮ってしまいました。 -
「ノルウェーの風景」
1908〜1910年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
クリムトのようなユーゲントシュテールっぽさを感じました。 -
「ノルウェーの風景」
1908〜1910年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
この方は、ノルウェーの風景をたくさん描いていますが、れっきとしたエストニア人の風景画家です。
ウィキペディアを参照してしまいました。
http://en.wikipedia.org/wiki/Konrad_Magi -
「ヴィリャンディからタルトゥへの道」
1915〜1916年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
今回の私のバルト3国旅行では、タルトゥからヴィリャンディをバスで移動しました。
でも、こんな渓谷っぽいところはあったかしら。もう記憶がほとんど薄れています。 -
「ヴァルグヤルフ(Valgjarv)湖」
1915〜1916年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
湖の名前だけだと、どこの国か分からないのですが、低いながらもずいぶん山がちなので、バルト3国ではなさそうです。
起伏に富んだ美しい景色にうっとりします。 -
「瞑想(乙女のいる景色)」
1915〜1916年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
これもアールヌーヴォーに感じるような魅力を感じました。 -
「カサリツァ(Kasaritsa)湖」
1916〜1917年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
北欧の景色でしょうか。とってもいいです。 -
「プーハヤルフ(Puhajarv)湖」
1918〜1920年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
風景を目の前にして、画家が息をのんだ様子が伝わってきそうです。 -
「サードヤルフ(Saadjarv)の眺め」
1923〜1924年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
いいな、こういう田園風景@ -
「サードヤルフ(Saadjarv)湖」
1923〜1924年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
口から吐く息が白くなるような冬景色でしょうか。あるいは雪の女王の世界というかんじ。
荘厳でステキです。 -
「ヴィスランディ島のテーマ」
1913〜1914年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
開放的な明るさの中にほんのちょっぴり陰りを感じさせる色使いだと思いました。 -
「岩だらけの景色」
1913〜1914年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
すごーい。古代に噴火で岩が落ちてきたところかしら。
この景色はサーレマー島ではないかと思います。後の方のコンラッド・マギ氏の絵から気付きました。 -
「ヴェニスの舟」
1922〜1923年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
おお、なんだか私がイメージするヴェネチアとは思えない明るさです。
奥のクーポラのある教会の壁が赤く塗られていたりするから余計に印象が違ってみえるのでしょう。
でもきっと画家の目には北イタリアはこのくらい明るく感じられたのかもしれません。 -
「カプリ島」
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
1922〜1923年制作
南イタリアらしい明るさに満ちています。 -
「カプリ島の遺跡」
1922〜1923年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
さっきの絵はカプリ島らしいと思ったけれど、あれ〜、こんなところ、ありましたっけ? -
「ヴェニス」
1922〜1923年制作
コンラッド・マギ(Konrad Magi)
運河にかかる橋が、やはりこの町のポイントになります。 -
「化粧」
1919〜1921年制作・木版画
ヤーン・ヴァートラ(Jaan Vahtra)
かわいい男の子が見えるような、レースが見えるような。
と思ったらも、座っている女性の姿が見えてきました。 -
「日曜日」
1924年制作
フェリックス・ランデル(Felix Randel)
日本でももっと有名な、こういう画風の抽象画家さんがいたように思います。
フェルナン・レジェかと思ったけれど、違うかな〜。 -
「子供と一緒の夫人」
1926年制作
アーノルド・アクベルク(Arnold Akberg)
こういう微妙に対象が分かるデフォルメはとても好きです。 -
「四つの頭」
1924年制作
フリードリヒ・ヒスト(Friedrich Hist)
とても民族的な服装の人たちです。
まだ近代化が遅れている農村とか、そのあたりの人たち? -
「パリの眺め」
1924年制作
ヤーン・シーラック(Jaan Siirak)
パリというより、おおお、むしろ夢の中に出てきそうなわけのわからない都会みたいで、ノスタルジーを感じます。 -
「海辺」
1931年制作
アーノルド・アクベルク(Arnold Akberg)
どう見たらよいか、考えるのも楽しいです。
ヨットが停泊していたのかしら。 -
「タリンのトームペアの丘からの眺め」
1924年制作
アーノルド・アクベルク(Arnold Akberg)
工場の煙突と煙が見えます。
タリンとは思えません。 -
「三翼画」
1930年制作
アダムソン・エリック(Adamson-Eric)
でました、アダムソン・エリック!
いや、なにしろ昼頃に旧市街でアダムソン・エリックの博物館に行ってきたばかりですから。
関連の旅行記
「2010年バルト3国旅行第15日目(1)タリン:ゴシック芸術の傑作の聖ニコラス教会とエストニアの山の手トームペアの丘とアダムソン・エリック博物館」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10575252
この絵は産業化社会をわざと、キリスト教の聖画風にしたのでしょう。 -
「イヴ」
1933年制作
マールト・ラーマン(Mart Laarman)
半分ギリシャの柱で半分幹がイヴでしょう。
シュールレアリスティック! -
「カフェで」
1930年制作
アレクサンダー・クリムス(Aleksander Krims)
現代の人間関係の希薄さを感じさせるようでいて、おだやかな空気も流れているようで、どちらともとれるかもしれません。 -
「通行人」
1931年制作
エドゥアルド・オーレ(Eduard Ole)
道ばたに座り込んだ、なかなか新鮮なアングルです。
ワンちゃん、可愛い! -
「乗客」
1929年制作
エドゥアルド・オーレ(Eduard Ole)
技術の進歩で、昔に比べるとずっと瞬時に人は遠くに行けるようになりました。
でも、技術の進歩は、便利になったと同時に、人を心身とも昔に比べるとずっと疲弊させているでしょう。
なんていうことを考えさせられました。 -
「ヴァバドゥセ広場を背景に、花」
1936年制作
アダムソン・エリック(Adamson-Eric)
キリスト教聖画の三翼画みたいに3枚セットです。
ワイドな画面と同じ効果があり、開放感が感じられます。 -
「教会のある風景」
1938年制作
ヤーン・グルンベルク(Jaan Grunberg)
こういうステキナ景色を写真に収めたい……! -
「タルトゥの河川港」
1937年
アレクサンダー・ヴァルディ(Aleksander Vardi)
今回のバルト3国旅行でも一日だけ滞在したなつかしのタルトゥです。
この絵だけではタルトゥだなんて全然分かりませんけど。 -
「ペッセリ(Petseri)の正教会で」
1934年制作
カール・パーシマーギ(Karl Parsimagi)
一瞬、家庭かな、と思ったけれど、よく見ると確かに祭壇です。
室内と見まがうような親しみやすさがあるのかもしれません。 -
「タルトゥの眺め」
1937年制作
ヴィレム・オルミッソン(Villem Ormisson)
ああ、この景色はうっすらとタルトゥかも、と思います。
流れる川は、エマユギ川でしょう。 -
「春のタヴァスコダ(Taevaskoda)の風景」
1938年制作
ヴィレム・オルミッソン(Villem Ormisson)
春を待ち構える、ちよっと冷たげな、魅力的な景色です。 -
「冬のタリン」
1939年制作
ニコライ・クル(Nikolai Kull)
煙突から煙りが出ています。暖房用でしょうか。
タリンのどの一角かは分かれませんが、タリンらしいといわれればそんな気がします。 -
「トームペアの丘の屋根」
1934年制作
ニコライ・クル(Nikolai Kull)
うーん、これも、言われてみなければトームペアとすぐに気付かないですが、こういう風に見えるところが今も残っている気がします。 -
「冬のペードゥ(Peedu)」
1938年制作
ユハン・ノームミル(Juhan Nommil)
散策したくなるような雪景色です。 -
「タリンのピョートル大帝の小屋」
1938年制作
オーグスト・ヤンセーン(August Janseen)
カドリオルク宮殿の近くにあります。
この旅行記の最初の方に写真を収めました。
時間があれば現在、博物館となっているここも訪れたかったです。 -
「クレッサーレの市庁舎」
1925年制作
アンドレイ・イェゴロフ(Andrei Jegorov)
行きそびれたサーレマー島の中心のクレッサーレです。
行けなかった代わりにこの絵で我慢!? -
「静物画」
1926年制作
ヴィレム・オルミッソン(Villem Ormisson)
ろうそくタテのあるピアノ、すてきです。
常設展の絵画は次の旅行記へとつづく。
「2010年バルト3国旅行第15日目(3)タリン:絵画で触れるエストニア(クム美術館・後編)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10575254
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