2011/06/04 - 2011/06/04
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ちゃおさん
毎年梅雨の前に見る栴檀の花と山法師。今年の梅雨は例年より2週間以上も早くやってきた。
先々週野川を歩いた時はこの二つの花はまだ蕾も見せていなかったが、2週間ぶりに今日来たら、もう満開になっていた。
梅雨の前に栴檀の芳香を楽しみにしていたが、咲き始めに放つ強い芳香も、今日は既に花も満開を過ぎ、顔を花につけて、漸くかぐわしい香り受け取ることができた。
< 栴檀の 花引き寄せて 香の中 >
< 栴檀の 高き梢に 淡き花 >
< 栴檀の 花空に舞ふ 霞雲 >
栴檀の高き梢の横を流れる野川。水ぬるむ季節になり、子供達、母子、父子、親子の家族が細き水辺で川遊び。
じゃぶじゃぶ浸かり、行ったり来たり。ただ歩き、川石をひっくり返し、小さな水中生物を追いかける。
< 梅雨晴れの 野川に遊ぶ 童かな >
< 童心に 還り野川の 水遊び >
< ジャリガ二も おるかそこの子 川遊び >
又、今年も山法師の季節がやってきた。枝一面に真っ白に咲く山法師。桜も良いが山法師も良い。
林の中にひときわ高く、ひときわ白く、真っ白で、純粋無垢な花。
< 今日も又 野川に来たり 山法師 >
< 梅雨空に 純白の雲 やまぼうし >
< 白き哉 空に飛び立つ 山法師 >
二週間前は斜面いっぱいに咲いていた浅間の武蔵野キスゲ。今日はもう既に一株の花もなく、緑に覆われている。
代わりに、桑の実が知らずたわわに実を付けている。紫色に熟した幾つかを掌に載せ、頬張る。子供頃の味覚が蘇る。
< てのひらの 桑の実四五個 頬張りぬ >
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見ることの少ない栴檀の樹、栴檀の花。今が丁度の花盛り。
「栴檀は双葉より芳し」。
< 栴檀の 花空に舞ふ かすみ雲 > -
花盛りの小枝を手元に引き寄せ、顔を埋めると、ふくよかな香りに満てる。
< 栴檀の 花引き寄せし 顔を埋め > -
< 栴檀の 高き梢に 淡き花 >
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水もぬるみ、近所の子供達、親子連れ、大勢川遊びを楽しんでいる。
< 梅雨晴れの 野川に遊ぶ 童かな > -
< ジャリガ二も おるか子供ら 川遊び >
< 童心に 還り野川の 水遊び > -
今頃の季節、野川公園のあちこちに真白の山法師が満開になっている。
< 今日も又 野川に来たり 山法師 > -
< 梅雨空に 純白の雲 やまぼうし >
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< 白き哉 空に飛び立つ 山法師 >
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< 純白の 装い新た 山帽子 >
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初夏の味覚、桑の実が甘酸っぱく口中に広がる・・
< てのひらの 桑の実四五個 頬張りぬ >
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