<br /><br />ヨーロッパで迎える初めての朝は、トノン・レ･バンの静かなホテルでの目覚めに始まる。<br /><br />レマン湖を渡り来る風は爽やかに、緑陰のテーブルを満たしてくれるだろう。<br /><br />焼きたてのバゲット、本場のカフェオーレ。<br /><br />きっと生きることへの新しい喜びを報せてくれるに相違ない。<br /><br /><br />地元紙にもサッと目を通そう。<br /><br />私はどの国に行っても、地元紙を見ながら（語学力不足のため読みながらとは行かない）、その土地の空気を味わうことにしている。<br /><br />通りすがりの人とは、「コンニチハ」でもいいから、にこやかに声を掛け合おう。<br /><br /><br />旅では、どこに宝物が潜んでいるか判らないから、いろいろな機会を逃がさないことだ。<br /><br />私にとって地元の人との交わりは、旅の何よりの宝物である。<br /><br /><br />この日の目的は、昨日の長旅の疲れを癒し、明日以降の健康を軌道に乗せること。<br /><br />だから、あまり遠出はしたくない。<br /><br />せいぜい東のエヴィアンか、西のイヴォアールを訪ねるくらいだろう。<br /><br /><br />エヴィアンは一度訪ねたことがあるように思うが、記憶に残っていない。<br /><br />しかし2003年にＧ８サミットが行われたため「豪華」リゾートの印象があり、今度の自然と静かさを求める旅の流れからすれば、違和感は否めない。<br /><br /><br />イヴォアールは「中世の街並み」がミシュランの二つ星になっており、「迷路公園」もなかなか面白そうだ。<br /><br />落着いた漁港の感じで、街々の花が美しいようだ。<br /><br />天気が良ければ、対岸のスイスや、その背景に並ぶジュラの山々も綺麗だろう。<br /><br /><br />先ずトノンのレマン湖を眺める公園を歩き、１９世紀に出来たケーブルカーも訪ね、この辺りの小さなレストランで昼食としよう。<br /><br />余力があれば次にイヴォアールを訪ね、さらに元気ならばエヴィアンにも行こう。<br /><br /><br />「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。<br /><br />「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/には、たくさんの写真があります。<br /><br />（2011.6.5　片瀬貴文）<br />

モンブランを訪ねよう【06】第二日目は休養をとりながら静かな街を散策したい

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2011/06/05 - 2011/06/05

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ソフィさん

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ヨーロッパで迎える初めての朝は、トノン・レ･バンの静かなホテルでの目覚めに始まる。

レマン湖を渡り来る風は爽やかに、緑陰のテーブルを満たしてくれるだろう。

焼きたてのバゲット、本場のカフェオーレ。

きっと生きることへの新しい喜びを報せてくれるに相違ない。

地元紙にもサッと目を通そう。

私はどの国に行っても、地元紙を見ながら（語学力不足のため読みながらとは行かない）、その土地の空気を味わうことにしている。

通りすがりの人とは、「コンニチハ」でもいいから、にこやかに声を掛け合おう。

旅では、どこに宝物が潜んでいるか判らないから、いろいろな機会を逃がさないことだ。

私にとって地元の人との交わりは、旅の何よりの宝物である。

この日の目的は、昨日の長旅の疲れを癒し、明日以降の健康を軌道に乗せること。

だから、あまり遠出はしたくない。

せいぜい東のエヴィアンか、西のイヴォアールを訪ねるくらいだろう。

エヴィアンは一度訪ねたことがあるように思うが、記憶に残っていない。

しかし2003年にＧ８サミットが行われたため「豪華」リゾートの印象があり、今度の自然と静かさを求める旅の流れからすれば、違和感は否めない。

イヴォアールは「中世の街並み」がミシュランの二つ星になっており、「迷路公園」もなかなか面白そうだ。

落着いた漁港の感じで、街々の花が美しいようだ。

天気が良ければ、対岸のスイスや、その背景に並ぶジュラの山々も綺麗だろう。

先ずトノンのレマン湖を眺める公園を歩き、１９世紀に出来たケーブルカーも訪ね、この辺りの小さなレストランで昼食としよう。

余力があれば次にイヴォアールを訪ね、さらに元気ならばエヴィアンにも行こう。

「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。

「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/には、たくさんの写真があります。

（2011.6.5　片瀬貴文）