秋田から弘前へ！五能線と青森を満喫した3泊4日家族旅行(1)

2011/05/26 - 2011/05/27

ずっと行きたいなぁと思っていた不老不死温泉についに行ってきました。
ついでに電車好きな息子のためにリゾートしらかみという特急で移動し、大人は五能線の日本海沿いの風景を楽しもうという企画。
その後2泊した弘前はちょっと大人の街なので僕ら夫婦が楽しんだ分、息子に退屈させてしまった部分もあるけど、おおむね家族みんな楽しめた旅行だったと思います。

以下、旅程。

1日目
羽田から秋田空港へ。秋田駅へ移動しリゾートしらかみ乗車。ウェスパ椿山で下車し不老不死温泉泊。
2日目
レンタカーで十二湖、深浦周辺をドライブ。夕方リゾートしらかみに乗車して弘前へ。ベストウェスタン泊。
3日目
レンタカーでドライブ。弘前城→黒石→青森・八甲田丸→青森県立美術館→弘前へ戻る。ベストウェスタン泊。
4日目
朝食後買い物など済ませ午前中に弘前から青森空港へ。お昼の便で羽田へ。終了。


旅行記一冊目は出発から二日目の弘前へ向かうところまでです。
五能線の風景やリゾートしからみの乗り心地は予想以上。
また不老不死温泉も秘境っぽいのに宿泊施設の設備はぜんぜん悪くなくて、料理は素晴らしかった。
秋田と青森、ひいては東北地方の観光地としてのポテンシャルを強く感じた旅行の前半でした。

エリア 白神山地(青森)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

羽田空港で秋田空港への便の搭乗を待つ。
実は出発が30分遅れて秋田駅発のリゾートしからみにの乗れないかもしれない状況に。

詳細は割愛するけど善処していただき、出発前に無事秋田駅に到着。
ほっと胸をなでおろした。

秋田駅でこんな記念写真を撮るくらいの余裕もあった。

これがリゾートしらかみ。3種類の車両があって、これは青池という車両でまだ半年ほどしか使われていない。

車内は清潔で新車の匂い。窓が大きく風景がよく見える。
全席指定席のみだが、時節や木曜日というのもあって、1号車のAB席（日本海側）という絶好の席を事前に確保。

秋田駅から能代へ向かう車窓はのどかな田園風景。
さすが米どころ秋田。
和む。

昼間っから地酒をいただく。
おつまみははたはた。
ウマイ。

息子、運転手気分でご満悦。

運転席からの眺めは絶景の連続。
ほんと飽きない。

日も傾きはじめ、さらに雰囲気のある風景。
海がきらっきらっしてキレイだったなぁ。

リゾートしらかみは、いくつかの観光スポットで車内アナウンスの説明があって、堪能できるようにスピードを落としてくれる。
知らなければ見過ごしてしまうことが多いのでこれはありがたい。
というわけで、向こうに見える山の連なりが世界遺産の白神山地。
言われなければ絶対気付かなかった。

白神山地 (青森県) 自然・景勝地

不老不死温泉への無料送迎バスがきているウェスパ椿山へ到着。
すっかり夕方。

駅前にある物産館コロボックル。
なんか建物かわいいんですけど。
屋根の上に小人もいたよ。

夜部屋で飲むお酒を調達するなど。

こちらも駅前にあるガラス工房。
気に入ったグラスがあったが、旅行が始まったばかりなので割れ物は自粛。
他にもよさげな皿などがちらほら。
次の機会があればなにかしら購入したい。

寄り道はこれくらいにして、無料送迎バスで不老不死温泉へ向かう。

立派な看板。

思ったよりいい部屋！
秘湯ということで、部屋の設備は期待してなかったけど、全然悪くない。
テレビだって薄型だし。

部屋からはこの眺望！

早速例の露天風呂へ、と行きたいところだけど、露天風呂にはシャワーがないので内湯でかけ湯をしていくのがマナー。
誰もいなかったので内湯をパシャリ。
てか、内湯も素晴らしい眺め。

道の向こうに見える、すだれを立てかけたようなところが露天風呂。

キタコレ。
真っ赤な夕陽とはいかなかったけどすばらしかった。

夕食がまた期待以上に豪華！
特に右上の魚鍋のダシのおいしさといったら！
海の幸を堪能した。

部屋に戻って物産館コロボックルで買ったワンカップ。
味はよく覚えていないけど、最高だったのは間違いない。
初日終了。

翌朝。朝食はバイキング。
郷土料理や海の幸が多くてかなりハイレベル。
特に塩辛。最高。
朝から食べ過ぎてしまう。

朝食後、またまた海の露天風呂へ。
一人でゆっくり浸かろうと思っていたが、息子も行くといってきかずに、同行。
気に入ったようだ。

貸し切り状態だったので遠慮無くパシャリ。

ちなみに茶色になっているのは鉄分とのこと。
体中がうっすら黄色くなるので、内湯に戻ってジャグジーかシャワーで洗い流すことになる。
またこの混浴の露天風呂と女性用の露天風呂はすだれでパーティションされているが、女性用は一段高いところにあり、混浴の方を見放題。

不老不死温泉でレンタカーできるのを妻が発見。
路線バスでの観光がちと不安だったのでラッキーだった。
6時間5千円程度。

まずは十二湖へ向かった。
写真は駐車場近くにある物産館キョロロ。
ここからは徒歩で青池へ向かう。

青池へ向かう道にある鶏頭場の池。

ちなみに十二湖は白神山地の麓にある33の池の総称。
どこだかの山から見ると12個の池に見えたので十二湖と呼ばれるようになったとどこかに書いてあった気がする。

白神山地 (青森県) 自然・景勝地

これが青池。キレイ。
写真ではよく分からないけど、透明度が半端なくて、数メートルはある池の底まで見通せる。魚がスイスイ泳いでいるのももちろん見える。
なぜ青く見えるのかはナゾ。
とにかく神秘的。

池によって色や大きさが様々。
十二湖周辺はブナの原生林もあって全体的に神秘的な雰囲気。
野鳥や植物も多様で、本当なら一日かけてトレッキングしたいところだけど、2歳の子連れでは残念ながら無理。
また今度。

十二湖庵という茶庵で休憩した。
無料でお茶がいただけるが、こころざしを是非。

十二湖を去り、アオーネ白神十二湖へ。
ここは宿泊施設やレストラン、遊具などのアトラクションあ集まった施設。
写真は物産館カワセミ。

白神山地方面から一気に30kmほど日本海沿岸を北上し、道の駅ふかうらへ。
別名いか焼き村。
車から降りたとたん、いかを焼いているいい匂いが！

道の駅 ふかうら かそせいか焼き村 道の駅

炭焼きしてる！ウマソー。

こんな風に一夜干し（？）しているのを焼いている。

店内で昼食。息子の好みに合わせてラーメン。
これはこれでシンプルでうまい。
海苔の香りがよかった。

こちらは妻が頼んだサクラマスの定食。
肉厚ジューシー。

もちろんいか焼きも！
もう身がほんとプリップリッ。
こんなおいしいいか焼きはもうこの先食えないと思う。

道の駅ふかうらを出て、行合崎に立ち寄る。素敵。

道の駅 ふかうら かそせいか焼き村 道の駅

太宰治にゆかりのあるふかうら文学へ。建物だけ見てスルー。

道の駅 ふかうら かそせいか焼き村 道の駅

風待ち館という施設。
北前船についての紹介や資料がある。

風待ち館のすぐ近くにある円覚寺。
立派な杉の木があった。

春光山 円覚寺 寺・神社・教会

というわけで、レンタカーでいろいろまわった後、前日と同様のリゾートしらかみで弘前へ向かう。

この日はボックス席。座席を前にずらすと座敷のように使えたりする。

やっぱり、リゾートしからみ＆五能線（＆酒）最高。

息子も車窓を眺める。
多分、リゾートしらかみのプラレールほしいなぁ、とかそんなことを考えていたんだろう。

さきほど車で寄った行合崎。
素敵。

日本海は確かに渋いけど味があっていいなぁ。
それと東北の風景や空気はなんか和むんだよなぁ。
いやほんと日本人でよかったという気になってくる。

というわけで続きは弘前編で。
http://4travel.jp/traveler/kazumaryu/album/10571374/

この旅行記へのコメント （4）

• harbcookeyさん 2011/07/27 01:18:37

  何という青さ・・

  綺麗ですね〜！！
  吸い込まれそうに青いですね＾＾

  kazumaryuさん からの返信 2011/07/28 06:57:42

  RE: 何という青さ・・

  harbcookeyさん、コメントありがとうございます！
  
  青くて透明なんですよね〜
  不思議ですね〜
  
  まるで八重山の海水を流し込んだかのようでした(^^)
  

• JASさん 2011/05/30 16:22:44

  ステキ過ぎです

  五能線のハイブリッドカーもステキなんですけど、
  何気に飛行機がJALに1機しか残ってないA300-600R！
  
  3月26日で全機退役予定でしたが、震災の影響で大型機材を東北に飛ばすべくと、退役が延期されてたんですよね。
  それも5月末までかと…。
  
  実は超貴重なフライトでございました。

  kazumaryuさん からの返信 2011/05/30 19:36:57

  RE: ステキ過ぎです

  え〜！そんなの全然知らなかった。。。
  もうちょっとありがたく乗ればよかったです^^