ピラミット群で締めくくり～中東旅行１６

2009/03/16 - 2009/03/16

アブシンベルまで行った約３週間の旅行もついにしめくくり。
最後はギザその他のピラミッドです。簡単に絵を描けてRPGのゲームで探検して親しんできたピラミッドですがもちろん実物を見るのは初めて。実際に間近にすると、スケールに圧倒されました。やっぱり来てみるもんです。
最後に良いものを見て満足です。

エリア カイロ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

アスワンを前日18時ころ発車した列車は早朝、カイロに到着します。夜が明けて、郊外ののどかな風景が。田んぼ（？）と熱帯っぽい植物の取り合わせがエジプトらしい。

本日はピラミッドを見て周るため、ギザ駅で降ります。ここで宿の手配してくれた車に乗ります。最初、ドライバーと行き違いになって困りましたが、駅にいた親切な方の携帯を借りたりしてなんとか連絡がつきました。

ギザ駅からほどなくしてギザのピラミッドにつきます。途中、街中を羊の群れが普通に横切っていたりしてびっくり。写真でよく見るスフィンクスと背後のピラミッドの構図。

スフィンクスは前からの構図はよく写真で見ていましたが、横から見たのは初めてかも？

クフ王のピラミッド。

想像以上の大きさで、圧倒されました。一段一段がかなりの大きさの石です。近づくと見上げるばかりにそびえていました。

カウラー王のピラミッド。頂部に残る化粧岩が特徴ですね。あれがかつては全体を覆っていたときには相当な美しさだったでしょう。

メンカウラー王のピラミッドです。ギザの３つのピラミッドの中では最も小さいですが、やはり立派なものです。

入り口と展望台との間は、ラクダに乗って移動することもできるようです。

展望台からのピラミッド群。距離の関係で、３つが同じくらいの大きさに見えます。

ピラミッドから展望台までは歩いて数分程度ですが、その間だけ写真で切り取ると、どこまでも続く砂漠をラクダで移動しているみたいです。

ギザのピラミッドの前にある噂のケンタッキー。

ギザの跡は南に移動して、ダフシュールへ。「赤のピラミッド」を見学。ここは内部を見学することもできて、写真は入り口まで登った辺りから。

45度くらいでしょうか。相当急に見えます。石室へは入り口から狭い通ををしばらく下ることになりました。なかなかつらい行程でしたが、石室に入れたので行く価値はあり、でした。

ピラミッドを下から見上げます。入り口も結構上にあるように見えて、真ん中よりかなり下にあったはずです。

同じくダフシュールににある「屈折ピラミッド」。時間（と体力）の関係で、近くで見ることはできませんでした。途中で角度を変えたことには、崩れ始めたとか、予算の関係とか、諸説あるようで面白いです。

「赤のピラミッド」の全景。

メンフィスに向かいます。線路を横切ります。ピラミッドが位置しているのは砂漠ですが、ナイル川のすぐ近くは緑に覆われています。

メンフィスは、現在は特にこれといった見所はなく、ラムセス２世像などを見られる博物館、程度な感じ。

本日最後のピラミッドは、サッカーラの「階段ピラミッド」。その名の通りの不思議なピラミッドですが、むしろこれが最も古いピラミッドのひとつだとか。

ピラミッドを堪能してカイロの宿へ戻りました。これで旅もほとんど終わり。カイロにて最後の夕食へ。

中東では、３週間居ましたが、日本食が恋しくなるということがありませんでした。ここの料理もそうですが、口に合っていたようで、同行した友人も同じようでした。肉料理も種類が多く、味も親しみやすいものが多かったように思います。

酒屋を探してビールを買い、宿で一杯。
翌日は午前の便に乗り、イスタンブール経由で帰路につきました。
今回はトルコに始まり、ヨルダン、シリア、エジプトとなかなか行けない場所へ行け、どこも、特に歴史的な遺物が素晴らしく、大満足でした。