２０１１春・ヨーロッパ（ハンガリー編）

2011/04/30 - 2011/04/30

中欧をめぐる旅。クラクフから夜行列車でブダペストへ。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

クラクフ出発から一夜明けて…予定より２時間遅れで電車はブダペストに到着しました。
ヨーロッパの大きな鉄道駅ってこういう造りのところが多いです。旅情を誘います。

着いたら朝食でも…と思っていたのに、すっかり時間は昼ご飯タイム。
ハンガリー料理を食べないと、とパプリカチキンをオーダーしました。
これでもハーフサイズなのです。

今回行ってみたかった場所のひとつ、中央市場です。
土曜日は３時までだったようで、閉店間際に滑り込みました。
食品の原料からお土産（スノードームやら）まで、何でも揃います。

中央市場外観。
ハンガリーでは『ヘレンド』と肩を並べて有名だという『ジョルナイ』の陶器が屋根に使われています。色合いがとてもキレイ。

中央市場からドナウ川を渡って、ゲッレールト温泉。
今回は時間がなくて行きませんでしたが、荘厳な外観をパチリ。

４年前に来た時には行きました。水着必須です。
水着を持たず行った同行者と私は、ペアの水着を渡されて入浴する羽目になりました。
温泉とは言っても、日本の温泉よりはずっとぬるく温水プールぐらいの温度です。

ゲッレールト温泉付近から歩き続けること約３０分、王宮に到着です。
今ハンガリーでは自転車がトレンドなのか、ここまでの道中サイクリングを楽しむ老若男女を無数に見かけました。
そして鈴を鳴らされることも数知れず。

王宮（ブダ側）から見たドナウ川と国会議事堂（ペスト側）。
この景色を見ると、この街並みが世界遺産であることにも納得です。

王宮の丘にあるマーチャーシュ教会。
ブダペストの見所のひとつであるにも関わらず、４年前は工事中で見れず涙を飲んだもののひとつでした。
この屋根も中央市場と同じく、ジョルナイの陶器を使用しています。

王宮の下には、地下迷宮が広がっています。
ちょっとしたアトラクション気分が味わえます。

地下迷宮の中のワインの泉。
いつの間にか『飲用ではありません』になっていました。
それでもここに近づくだけで、すごい樽臭でした。

王宮からの帰りは、ケーブルカーでくさり橋のふもとまで一気に降ります。
降りながらの風景は、くさり橋と聖イシュトヴァーン教会をセットで観光できてお得な気分です。

エリザベートが愛したカフェで、エリザベートが愛したケーキとコーヒーをいただきました。
ケーキはとにかくデカい！コーヒーはアルコール（グランマニエ）たっぷりでした。
これだけでお腹がいっぱいになり、その後は何も食べられませんでした…。

今回ブダペストに立ち寄った理由のひとつが、この夜景をカメラに収めることでした！
王宮やらくさり橋のライトアップがホントにキレイです！！
この夜景を撮りたいために、ドナウ川の川岸でゲームをしながら日没を待つこと１時間。長かった…。

ホテルに帰る道中で見かけた、シナゴーグ。
街のあちこちがライトアップされていてムーディーでした。

今回は１日だけだったので、地下鉄にも乗らず徒歩でウロウロしました。
ちょっと時間はかかるけど、飽きない街並みなのでオススメです。

そして翌朝６時半の電車…で６時間ちょっとかけて、クロアチアのザグレブに向かいます。