2011/05/01 - 2011/05/02
20位(同エリア1824件中)
良の字さん
インドに来て3日目、ようやく近所の勝手がわかり交通手段も使いこなせるようになり、場所によりどれくらいの警戒レベルだと問題が起きないか分かりかけてきたところで最終日です。
カモにならない方法も学習しました。
①英語で話しかけてくる間は適当に相手します。
②日本語でしゃべり始めたら「What?]と言います。
③「From Japan?」と聞いて来るので「Korea」と答えます。
④「アニョハセヨ!」と言ってくるので「アニョハセヨ!」と元気よく答えます。
するとあら不思議! 近くにいた仲間とぶつぶつ言いながら去っていきます。
韓国人は簡単に無意味な金を払わないという彼らの知識を利用しましょう。
今日はついに犬の百倍の嗅覚を持つ嫁がホテルに引き籠ったので、ひとりで歩きます。
鼻が良すぎるのも考え物ですね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道
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-
今日もデリーに殺人的暑さをもたらす凶暴太陽がやる気満々で上ってきます。
こちらも受けて立つべく気合いを入れます。 -
ホテルの前の路上。
いつものチャイ屋さんといつもの犬君。
今朝は車が邪魔ですね。 -
今日も元気にメトロの駅に向かって歩きます。
犬君たちも変わりなく元気そうです。 -
駅までの道中、毎度のごとくメトロカードで声かけを黙らせながら、ホテホテと歩いて駅到着です。
上の方ではハトが休憩中。 -
昨日身体を包んだ濃い空気が忘れられず再びオールドデリーに来ました。
今日は嫁というリミッターが解除されてるので、より濃厚な空気の中に入りたいと思います。
まずはジャーマー・マスジットへ行こうと思い地上へ出ましたが、不規則な交差点に出てしまいいきなり方向感覚麻痺状態。
太陽の位置とわずかに感じる路地の上下関係から左だと予想しましたが、正面に伸びる路地に猥雑な魅力を感じたので入ってみようと思います。 -
目と鼻を潰されながらも、まだまだ現役を続けるオートに勇気をもらいます。
-
大きな牛君です。
チャイの一杯でもご馳走したいのですが水の方がいいようです。 -
こちらのコブ牛君は食事中。
完全に街に溶け込み、地元の方々と仲良く暮らしております。
生活の場が完全に路上なので排泄の方ももちろん路上です。
いろんなビタビタ系の落し物がたくさんあります。
避ければいいし、失敗しても乾燥した熱気がなんとかしてくれます。
右を見ても左を見ても、上を見ても下を見ても全部インド!
暑くて濃厚な空気を胸一杯に吸い込んで歩きましょう。 -
この付近の犬君の特徴として皮膚病に侵されてる率が高いようにあります。
何かの恩返しに自前の毛で機(はた)を織ってるわけでもなさそうです。
ご自愛下さい。 -
馬君は元気に働いております。
インドの畜生の中では頑張り屋さんです。 -
イチオシ
こちらの牛君は他のウロウロ牛君たちを尻目に額に汗し働いております。
仕事に誇りを持ったキリリと引き締まったいい顔をしています。 -
そろそろ本来の目的地への軌道修正をはかろうと思い、ちょうどあったチャイ屋さんで情報を仕入れようと思います。
一杯10ルピー
コールマンのツーバーナーではないですが加圧式のコンロがかっこいいです。
注文するなり蝿だらけの椅子の蝿を追い払ってくれて座るよう勧められました。
座ろうと思った時にはすでに無数の蝿に占領されてましたが、尻が近づくにつれちゃんと席を譲ってくれたようです。 -
お洒落に取っ手付きです。
VIP用で頂きます。
甘い甘いとの話ばかり聞くチャイですが、逆にのどが渇くほど甘いわけでもなく、ちょうどいい、何杯でもいける感じのインドの気候にあった飲み物であると実感しました。 -
そのチャイ屋で油を売ってる(休憩している?)紳士たち。
写真の許可をとると右のおじさんはわざわざ自分の自転車から新聞を取ってきて賢い体(てい)でポーズです。
中国と大きく違うのが、こんなに暑いのに上半身裸で歩いてる人を見ない事です。
教えをきっちり守るあたりがやはり紳士淑女の国なのですね。 -
もう覚えました。
黄色い小さなのは献花用の花で、売っているところには神様がいる! -
こちらはドゥルガー様。
シヴァさんの奥さまでとてもお強いらしいです。 -
野菜売りワーラーさん。
撮った画像をその場で見せると納得の強い頷きをみせてくれました。
カメラ上等の国民性って素敵です。 -
盗電が世界一だと聞いてます。
無駄に電線が多いように感じます。
電線は銅なので余った分売っちゃえばそこそこの金額になると思います。
こんなこと言ったら電線盗が増えますね。 -
最初に「こっちだな…」と感じた道に出てきました。
正面に見えるのがジャーマー・マスジット。
こちらは道幅もあり清潔です。
住人の方々もホース片手に路上で身体を洗ってて清潔です。 -
ジャーマー・マスジットに到着です。
北側に回り込むと海外からの観光客が結構来てます。
金属探知のゲートをくぐり、さっさとサンダル脱いで入ろうとすると200ルピー払えと言ってきます。
高いか安いかわからないがそれほど興味が無いので踵を返して立ち去ります。 -
ニューデリー駅の近くに地下から上がってきました。
黄色い看板を付けた手漕ぎ式三輪は脚の不自由な方用だと思います。
長距離電話、国際電話、公衆電話と書かれており、移動式の公衆電話屋さんではないかと思われます。 -
ニューデリー駅のすぐそばまできました。
青空男性小用施設です。
日本でいうところの東京駅のすぐ横にあるので利用する人も多いらしく溢れんばかりに盛況です。
ていうか溢れております。
もちろん辺り一面に芳醇な香りがみなぎっております。 -
正面に見えてきたのがニューデリー駅の東口となります。
-
ニューデリー駅の東口です。
これといってなにもない所です。 -
なんか拍子抜けしたのでばら売りタバコでも買って一服します。
一本6ルピー(12円)
こちらの物価から考えるとなかなかの贅沢品です。
宗教上の理由でほとんど吸ってる人を見かけません。
私も普段は吸わないのですが吸う技術は持っております。 -
地方からの出稼ぎの方々でしょうか。
デリーでもあまり仕事がないらしく、スラムが増えていっていると聞きました。 -
上からみると信じられないくらい整然と並んでいます。
運転のモラルですが、中国で十分デタラメと思ってましたが、こちらの国はその上をいきます。
横断者に対しても容赦無しです。
マタドール(闘牛士)の養成にはもってこいです。 -
東口から西口に移動します。
この通路は各プラットホームともつながっていて沢山の人が行きかいます。 -
列車が停まってます。
今回は使う機会がありませんが、機会があれば是非乗ってみたいと思います。 -
列車が停まってないとこはこんな感じです。
-
西口側に来ました。
安宿街で有名なメインバザールがあるところです。
まず目に入るのがホテルやゲストハウスの文字。 -
お土産屋さんが多いようです。
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こちらは神様もののお土産屋さんですね。
インドに着いて1万円両替したのですがまだ1/4も使ってません。
水とチャイと飯以外に欲しいものが無いのですよね。 -
オールドデリーに比べるとさすがニューだけあって街全体が華やかです。
-
犬君も道の真ん中で瞑想にふけり、悟りの境地に至ろうとしている模様です。
と思ったら排便欲達成による恍惚のようでした。 -
全く読めないのですが、神様出てくるポスターの内容に興味があります。
-
ドーナツみたいなもの屋さん。
左は油だが手前の液体がなんだったのか不明。
ラッシー屋さんもありますが、日程的に下痢を楽しむ余裕が無いので遠慮せざるおえません。 -
Vivelの看板です。石鹸関係の看板です。
その辺に寝転んでる方々に対する嫌味ではなく、純粋に買い物客へのアピールなのでしょうが、ちょっと場違い。 -
木陰を利用しての涼しげな果物屋さんです。
ここでもしっかりヴォーダフォンの広告代理店、仕事してます。
押さえるとこは押さえてます。 -
メイン・バザールの終わりのとこにある神様。
こちらは鉄格子に鍵付きでなかなか物騒な御様子です。 -
壁に神様たちが沢山いらっしゃいます。
-
一番人気のガネーシャさん。
-
強い女性のドゥルーガさんと初代サイ・ババさんが隣同士です。
まさかとは思いますが、日本の立ち小便防止鳥居と同じ扱いでない事を祈ります。
それくらい平気で立ち小便やってます。
女性も強く、大通りであってもこちらの方を向いて座りこんで行ってます。
確実に三人は見ました。
もちろんサリー着用なのでノープログレムです。 -
メイン・バザールの外れ、良くいうとアシュラム・マーグ駅前のチャイ屋さん。
こちらのコンロはポンピングの部分や圧抜き、安全弁の具合からみて野営用語でいうところの「ストーブ」に近いではないですか!
プライベートでもガソリンなら25年前のコールマンのピーク1、灯油はマナスルのいわゆる昔懐かしい「ラジュース」を愛用する私はムチャクチャ欲しくなりました。
我々の思う非日常品の巨大版を日常的に使う所がイカしてます。 -
チェックアウトするために、ひとまず嫁が引き籠ってるホテルへと帰ります。
この広告、ブラックですが分かりやすくて大好きです。 -
ホテルに着いてみるとお隣の国でなにやら騒ぎがあった様子。
「日本にいる家族が柄にもなく心配する素振りをしているほうに100円」 -
こちらは我がイチオシ宿サンコート・コーポレートのレストランを上から見た様子。
忘れもしない朝食は、薄くてお焦げの香ばしいトーストと黄身抜きサニーサイドアップ、そしてダブルティーバッグで自ら作るチャイに、妙に美味しいマンゴージュース。
いにしえの英国統治下を彷彿させるコンチネンタルスタイルをかたくなに守っております。
決して手抜きではないと信じております。
ちなみに私の部屋のセキュリティーボックス君は、チェックイン時には既に任務を遂行し続けていた働き物でした。 -
チェックアウトしたはいいものの、帰りのピックアップまで7時間以上あります。
宮崎の家に帰り着くのは明日の夜。
それまでシャワーすらおあずけなので嫁のリクエストに答えるべく酷暑のインドで汗をかかずに安く過ごす方法を考えます。
嫁のためです。
出た答えは『メトロで過ごそー』でした。
乗り放題カードの本領発揮です。
この銀行、金利いいですね。 -
まずはブルーラインと呼ばれるライン3を限界まで西へ向かいます。
最終的な乗客は私ら含め三人です。 -
着いたのはなんとかセクター21という駅です。
開発中らしく遠くに生命反応のありそうなマンションなどが見えます。
しかしなめてはいけません。
この駅は意外に優れ物で建設途中のレッドラインでいうところのガンジー国際空港駅の次の駅(市内とは逆方向)なのであります。
いまからガンガンに発展する駅なのです。 -
いまからガンガンに発展する予定なのに造りがワイルドです。
天井なんて誰も見ないんだからこれでいいのです。 -
いろんなところで感じたのですが…小便器の位置が高すぎません?
最初は外国だからとあきらめてましたが、インドの男性ってそう大きくないですよね。
どちらかというと現代の日本人の方が長身だと思います。
170の私でも思わずモノを置く感じになりそうでなんか嫌です。 -
建物と歩道の間のモルタルによる擦りつけです。
念を押しますが、今からのインドを担うそう遠くない過去に完成して、合格をもらった立派な建築物の駅舎です。
なぜこれでヨシとしたのか。
周りはなにも言わなかったのか?
私が担当の職人なら、最低でも足で踏んでなめらかにしてから帰ります。 -
今度は正反対にブルーラインの一番東の端っこ、ノイダ・シティーセンターに来ました、というか着いちゃいました。
ここは比較的近くに住宅街が広がり西の端より賑やかです。 -
外国人は全くいません。
オートの方々も冷やかしと分かってるのかあまり声をかけてきません。
それはそれで寂しいですね。 -
右の男性が「こいつを撮ってくれ」というので撮りましたが、仕事に集中する好青年としか言いようがありません。
ひとりの労働者にひとり以上の見物人。
この法則を決して壊してほしくないものです。 -
駅を挟んで反対側はこんな感じです。
ドライヤーを1メートル離したとこから「強」で当ててるような目の渇きと唇の渇き具合。
風が無い方がまだマシな暑さです。
この感じを飽きるまで楽しみたいのですが嫁が不機嫌になりつつあるので電車に乗って戻ります。 -
ホテルに最寄りのカロル・バス駅に戻って来ました。
汗をかかないというのが最大のミッションなので、駅の下にあるカフェに入ります。
外にいる人がやたらとこっちを見ているなぁと思ったら、すぐ横のテレビでプロクリケットの試合やってました。
日本のプロ野球的な人気でしょうか。
去年はカーリングの「観方(みかた)」を勉強したので、今年はクリケットの観方を頑張ってみようと思いました。 -
ピックアップの時間が近づいてきたのでホテルに向かいます。
カロル・バス商店街は月曜に休むところが多いようで、善良な露天商がたくさん店を出してます。
みなさん真剣に品定めをしております。
正直、クオリティー低いです。
工具など鈍(なまく)らじゃ危ないものを除いて、これで十分ですね。 -
最後のインド飯です。
麺類が食べたくなったので、焼きそばみたいなのを食べました。
少しソルティーですが美味いです。
もうひとつ頼んだ焼き飯が最後のインド食の締めとなりました。
嫁は一口でやめました。
後々考えれば賢い判断だったと思います。
昔の流し台の下の物入れの香りとでもいいましょうか、いわゆるゴキ系の風味が口いっぱいに広がりました。
もったいないので半分まで頑張りました。
せっかくなので出された生水二杯も飲みほしました。 -
あれよあれよという間に空港へと到着です。
道中、車酔いなんか全くしたことないのに生唾が上がってきて大変でした。
「こりゃぁもどすな」と半分諦めてましたが、我が内臓たちは頑張ってくれました。
空港にプロクリケットのオフィシャルショップがありました。 -
ほんじゃ帰ります。
でもまた来ます。 -
香港到着。トランスファーです。
小腹がすいたので、面倒ですが香港入境の手続きをして空港内の翡翠ラーメンに小籠包でも食いにいきます。
ふと我が県宮崎では震災の影響で和モク?(国産たばこ)が流通しきれてないのを思い出し、安価で奉仕しようと慌てて買いまくります。
もちろん日本人として当たり前のことですが、日本の空港の税関において免税にならない部分は自らすすんで、さらに喜んでお国のために申告するつもりがこの時点では大いにあります。
いや絶対にしなければなりません。 -
こう見るとこの空港はかなりのデカさですね。
カンタス航空の大きな飛行機がゆっくりと移動していきます。
いまや24時間が当たり前でそうでないと完全に置いてけぼりになると本気で思います。
外から見ると日本の追い抜かれぶりがよくわかります。
いつまでも中国、韓国の上を行っていると思ったら大間違いなんですよね。
一緒にアジアを盛り上げてほしいものです。 -
香港発福岡行
ドラゴン航空初体験です。
なんか恥ずかしながらうれしいです。 -
ゴールデンウィークですが、気分次第で席替えできる感じです。
お馴染みの非常事態時説明図ですが、思わず触手が動きます。 -
1での母親の冷静さと4での子供のあきらめ具合がたまりません。
-
これにてインドの旅行記終わります。
写真はタージ・マハールの電動シャトルバスです。
左にいるのは翌日バラナシへ行くために1人で熊本からやってきたOLの女の子です。
ほかにも単独でインドに乗りこむ女の子に会いました。
無茶さえしなければインドはとてもいい国だと思います。
彼女らが無事に帰国できることを祈ります。
それではアディオス!
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この旅行記へのコメント (3)
-
- わんぱく大将さん 2011/07/20 08:53:42
- インドもおもろい
- 良の字さん
台風のさなか、バルセロナに遊びに来てくださり有難うございます。
インドも、おもろい! 観光名所廻るより、わからん所、ウロウロするのすきですわ。 インドは私が大学生の前位から、ポピュラーで、でも、行ったことはなく、27年前に、隣のネパールに行きましたわ。
また寄らせてもらいます。
誕生日が2日違いですね。 大将
-
- つばささん 2011/07/03 06:44:35
- インド〜(^O^)/
- 良の字さん はじめまして、つばさといいます^^
思いっきりインドが伝わってきたかんじでした〜(^.^)v
なんでもありエネルギーがそこらに満ち溢れ、紫外線アレルギーでひ弱を自称するつばさは、たぶん蠅をつぶしながら寝込みそうですが、清水の舞台から飛び降りる覚悟でインドにいってみるのもおもしろいかも・・・って思わせてもらえる楽しい旅行記でした^^
これからも良の字さん旅行記楽しみにしています(^o^)
つばさ
-
- グーちゃんさん 2011/05/28 16:08:59
- はじめまして、グーです。
- お気に入りアリガトなの。
バカバカしい旅行記だけど、
グーちゃん視点での
素直な気持ちなの。
グーちゃんもいつかインドに
行ってみたいと思ってるよ。
これからもヨロシクなの!
グー
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