春色の中九州

2011/05/01 - 2011/05/01

８０歳の母、妹、私、私の娘の親娘３代でバスツアーに参加しました。

くじゅう花公園〜わらび狩り（大分県）〜黒川温泉（熊本県）〜黒木の大藤（福岡県）の欲張りな行程です。

エリア 久住高原(大分)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

くじゅう花公園到着間際に雨が降り出しました。
晴れていたら、どんなに美しい光景だったか。
残念。

♪さいた〜さいた〜チューリップの花が〜・・・

思わず口ずさみたくなるような、赤・白・黄色のチューリップ

北九州では、もうチューリップは見られなくなりましたが、ここはまだまだこれからが見頃のようです。

芝桜も残念な咲き方です。

雨に加え、風も強く吹き始めました。

私のピンクの傘が吹き飛ばされて、この木立の間をハラヒレ〜っと舞い上がって行きました。

追えども追えども追い付けませんでしたが、なんとか娘がキャッチしてくれました。

そんなこんなで花公園はあまり楽しめませんでした。

雨が上がり、遠くに久住連山が見えて来ました。

滞在時間が短く、ゆっくりと見て回ることが出来なかったのが心残りでした。

花公園に後ろ髪を引かれながら、バスで１０分ほど移動し、わらび狩りに行きました。

母が一番楽しみにしていた所です。

父の大好物だったわらびは、子どもの頃のこの季節、しょっちゅう食卓に上っていました。

結婚してからは一度も食べたことがないので、娘はわらびがどんなものなのかわかりません。

腰を曲げたくない私が「ほら、ここに、あそこに・・」と指示をすると、娘は初めての体験に大喜びで採っていきます。

短時間でこんなに沢山採れました。

熊本県黒川温泉に来ました。

ひなびた温泉地でしたが、入湯手形なるもので町おこしした結果、今では人気の温泉上位に常にランクされるようになりました。

狭い道路の脇に旅館やお土産店が並んでいます。

入浴料はどの旅館も一律５００円。
バスツアーの代金には含まれていませんが、せっかくなのでお湯に浸かりましょう。

何度か来たことがある妹の勧める旅館の女性用露天風呂は込み合っているとのことでしたので、空いている旅館に行きました。

が、空いているはずです。

狭くって、景観も悪い。

お湯の温度は高め。

お風呂大好きで、自宅でも入浴時間は最低１時間の私でさえ、長く浸かることはできず、すぐにギブアップ。

これで５００円は高いよねえ、と不満をぶちまけながら、濃厚ミルクソフトクリームを食べに行きました。

続いて、福岡県八女(やめ)市黒木(くろぎ）にある、国指定天然記念物『黒木の大藤』を見ます。

こんなに大きな藤の花を見るのは初めてです。

健やかな成長をお祈りします。

私達のバスの隣に止まっていたバス。

福岡県主催の『あいのりバスツアー』
いわゆるお見合いバスツアーですね。

娘曰く「どうせならこっちのバスツアーに行きたかった。」チャンチャン。

全行程を終了し、渋滞にも巻き込まれず、無事に帰って参りました。

疲れたけれど、何よりも母が、孫娘と一緒で楽しそうにしていたので、親孝行ができました。

採ったわらびを一晩水に付けてアク抜きをし、翌日の夕食におひたしにして頂きました。

父が一番好んでいた食べ方だったことを思い出しました。

こちらは、卵とじ。

子どもの頃を思い出すお味でした。

この旅行記へのコメント （4）

• 潮来メジロさん 2011/06/21 09:08:32

  懐かしい山菜料理・・・。ヾ(^o^)

  ARICさん、おはようございます。ヾ(^o^)
  バスツアーでわらび採りをされたんですね。
  そういうバスツアーがあることを、初めて知りました。
  お母さんも喜ばれたことでしょう。親孝行されましたね。
  
  > 父の大好物だったわらびは、子どもの頃のこの季節、しょっちゅう食卓に
  > 上っていました。
  
  昔は山菜ってよく食べましたよね。わらびのおひたし・・・私も大好きでした。
  今では滅多に口に入りませんが・・・。
  たまに、岩手の実家に帰った時に本家さんの家に挨拶に行くと、山菜料理を出してくれます。
  山菜料理を味わいながら昔の思い出話に浸るのも楽しいものです。
  
  朝から懐かしい山菜の話題に、懐かしい子供時代を思い出し、至福の一時を過ごさせていただきました。
  ありがとうございました。
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）
  

  ありママさん からの返信 2011/06/22 14:18:18

  RE: 懐かしい山菜料理・・・。ヾ(^o^)

  潮来メジロさん、こんにちは。
  
  東京にいる娘が帰省すると知った母が、孫娘と一緒にバスツアーに行きたかったらしく、新聞広告を見て申し込んでくれました。
  
  ”わらび”なるものを知らない娘が、興味をもつだろうか？と思いましたが、娘も母も大喜び。
  
  親孝行、お婆ちゃん孝行が出来たと思っています。
  
  子どもの頃、普通に食卓に上っていた山菜や土筆ですが、最近は滅多に口にすることがなくなりました。
  この苦味は、子どもには美味しいものではありませんでしたが・・・
  
  食べ物に季節感を感じることが少なくなりましたが、わらびを見ると、元気だった頃の亡父と、GWにわらび狩りに行ったことをいつも思い出します。
  
  ご訪問とコメント、ありがとうございました。
  
  　　　ARIC

• ガブリエラさん 2011/05/09 09:39:13

  おひさしぶりです！

  ARICさん
  
  こんにちは！ご無沙汰しております。
  奈良の旅行記、見ていただきありがとうございます♪
  
  大分に行かれてたんですね！
  実は、私は大分県佐伯市生まれなんです。
  最近、４年ほど帰れてないのですが、祖母が１０３歳になったので、そろそろ一度行きたいと思ってるところです。
  
  こんなに綺麗な場所があるなんて、全然しりませんでした。
  もし大分に行くことがあったら、ぜひ行ってみたいです！「さくら」「みずほ」にも、乗ってみたいです。
  
  ガブリエラ

  ありママさん からの返信 2011/05/09 11:03:29

  RE: おひさしぶりです！

  ガブリエラさん、ようこそいらっしゃいました。
  
  しばらく遠出は出来ない事情があるので、今年は九州を攻略しようと思っています。
  
  長く九州に住みながら、知らない所だらけです。
  
  でもまだ九州新幹線には乗ったことがないんですよ。
  鹿児島日帰り旅行も可能なので、いつかふらっと行ってみようかナと思っています。
  
  おばあ様１０３歳になられるのですかぁ！？
  素晴らしいですね。
  
  きっと佐伯の海で獲れた新鮮なお魚を召し上がってらっしゃるから、長生きでいらっしゃるのかな、なんて勝手に思っています。
  
  ガブリエラさん、是非帰省なさってください。
  「さくら」「みずほ」にも乗って下さい。
  
  日本を、西から元気にして行きましょう。
  
  コメント、ありがとうございました。
  
  　　　ARIC