上海3泊4日★夫婦旅vol.2

2011/04/28 - 2011/05/01

今回の旅行は私たち夫婦としては珍しくツアーを利用しました。
というのも、往復航空券のみだと最安値で4.6万円。
なのに今回お世話になったエイチ・アイ・エスのツアーでは
航空券にホテル代3泊分とオークラのランチがついて3.6万円。
しかも燃油税込！いったいどんな仕組みでこんなに安いの？
2日目の半日だけみんな揃って観光、それ以外はフリーです。
めったに団体行動をしない私たちにとってはちょっと新鮮。
とはいえ半日が我慢の限界だけど。

3日目は終日フリーだったので、バスで周荘へ行きました。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

2日目の夜は上海雑技団を見よう！ということになり、
上海商城で当日券を買ってから、
公演時間まで近くの圓苑で軽くお食事。

名物の豚の角煮と・・・

圓苑特性炒飯をいただきました。

両方とも色は濃いですが
思ったほど味は濃くなく。

とてもおいしかったです。

時間に余裕があれば、もっといっぱい食べたかった。
お値段もリーズナブルです。

上海商城劇院の200元のチケットを購入。

前から7列目、中央より左寄りでしたが
ステージも近く大迫力でした。


まず最初の演目は輪っかくぐり。

つぎつぎと輪っかの中を少年たちが飛びぬけます。

続いては、軟体女性4人組。

お次は、

男女が演劇仕立てで紐を使いながら
空中で演技します。

こんな具合に。

腕が抜けそうです。

続いてピエロさんが登場。

ジャグリングですが
最初はこの状態でゆらゆら不安定（な演技）。

しまいには、

コップの上に板を4段積み重ねて片足で立ち、

もう片方の足の上に器を3枚乗せ、
頭の上に飛ばして載せます。

続いて、

女性たちによる椅子を使った大技。

このキメポーズはなんでしょう。


ダンナが事あるごとに真似をして

うっとおしいのですが・・・

おでこの上にグラスのタワーを乗せて

梯子に登る・・・


すごいけど、


登ってるときの姿は結構間が抜けています。

このトランプおばさんでは
観客全員リアクションにとまどいが・・・

おばさんは音楽にノって（ちょっと古臭い）ダンスを
5分ほど続け、その間ときどきトランプをパラパラと
出してきてはキメポーズをします。

先ほどまでの大技の連続で観客は拍手喝さいだったのに

拍手のしどころがよく分からず
会場は静まり返っています。

しかし後半になっておばさん起死回生。

トランプをこれでもか、これでもかと
会場めがけて投げまくり、飛ばしまくり。

一気に会場が湧きました。

私のもとにもハートのクィーンが、
見事に頭に突き刺さる。

トランプってキュィーンと飛んでくると
かなり怖いです。

彼女を見て、

人間に限界はないんだな・・・

と思いました。

この方たちも・・・

一般のお客さんいじりです。

投げたナイフが見事に突き刺さるってアレですが、

ほぼコントです。

会場から選ばれるお客さんも
ちゃんとノリのいい人を見極めているようです。

最後の演目はシーソーの端っこに乗った人が

ポーーーンと上へ飛び上がるアレ。


子供のころあこがれて

ちょっと真似して大けがしませんでした？

上海雑技団を堪能し、今夜もマッサージへ。

オークラの近くの『水秀坊』へ行きました。
（写真は撮ってないので適当なものを使用）

コースは色々あるのですが、通常の全身マッサージ
1時間108元にしました。
中医コースは180元だったと思います。

そのせいか私たちの担当は若い女の子だったのですが、
マッサージが雑で粗く、ただただ力を入れているだけって
感じですごく痛かった。
しかも私の担当の子はマッサージ中に携帯でメールを
送りだすし・・・
5分くらいたってもやめなかったので注意しましたけど。

多分このお店は担当者によりけりですね。
仕事中にメールを送るのも本人のモラルの問題。

でも昨日のマッサージ店はやっぱり住宅地で
在中日本人を相手に商売しているだけあって
技術・サービスで勝負している感じがすごくあった。

私としては昨日の虹橋三希会所が100点なら
水秀坊は30点くらいかな。

3日目。

バスで周荘へ行くことに。

朝8時のバスに乗ろうと上海体育館を目指すも、
地下鉄が遅れたり、電車が途中で動かなくなったり、
思ってたよりも駅からバス停まで遠かったり。

乗り過ごした・・・

仕方がないので9時発のバスで周荘へ向かいます。

体育館の周りでは

謎のスカーフダンス集団が・・・

バスは朝の渋滞に巻き込まれ
2時間ほどかけてようやく到着。

でも降りたバスターミナルがどこなのか分からない。

一緒のバスのみんな（全員中国人）も道に迷い右往左往。

私たちはたまたま声をかけてきたこのおじさんの
バイクの荷台に乗って門まで連れて行ってもらうことに。

と思ったら一瞬で着いて10元も取られた・・・

周荘は古い町並みがきれいに保存されていて

細い路地と水郷がいい味出しています。

細い橋の上も人でいっぱい。


年に何人かは落ちてるはず。

名物『臭豆腐』


ほんっっとにクサイ！！


お店の前を通るたび悶絶です。

周荘の観光客は、
見た感じほぼ100％近く中国の方です。

多分日本人は私たちだけ。
（ちなみに私は1回中国人に間違われて話しかけられたので
アジア系は見分けがあまり付きませんね）

欧米系の方もほとんどお見かけしませんでした。

通りがかりのレストランでランチ。

英語はどこもまったく過ぎるほど通じません。

野菜炒めが食べたくて
『フライド　ベジタブル』と言うと、

係の女の子は
『ベジタブル？ベジタブル？？ベジタブル？？？』

メニューにあったVegetableの文字を指さし『これ』と言うと
『あ〜〜〜〜ベゲタブレ』といった感じです。


器は1セットでビニールパック。

この地方の代表的な料理
豚もも肉の「万三蹄」

これはすぐに出てきました。

ところがこの後、残りの2品がまったく出てこない。

どう見ても私が注文したものと同じ料理が
他のテーブルにどんどん運ばれていく。

店員さんを呼ぶ。
私の席の担当者はどうやら不在。

店員さん4人くらいが集まるも
全員英語がまったくなので、
全員が困惑顔・・・

こうなったら筆談！

『注文　二品　無来』

通じず・・・

『焼飯　炒菜　来無』

通じず・・・来てないって中国語でなにさ？

店員の一人がそのメモをくれ！とゼスチャー。
しばらくしてチャーハンは来たものの野菜炒めは？

全部食べ終わった後にようやく来ました。

どうやら私の席の担当者がオーダーを通し忘れていたらしく
『そーりーー』とだけ言いに来ました。
写真は周荘の地ビール。

この地方の踊りらしいです。

が、掛け声も歌もなく

もくもくと前後にゆれるステップのみ。

船に乗りました。

１槽100元で２０分ほどです。

おばちゃんが漕いでくれますが、

この方も英語はまったく。


『チップをくれたら歌を歌うよ』


を理解するまでかなり時間がかかりました。

季節的にもお天気も

ちょうど心地よい感じです。

朝11時に到着して、帰りのバス出発は16時。

5時間もやることないよ・・・


と思ってたけど、
意外といっぱいいっぱいまで
楽しみました。

帰りのバスも渋滞。

やっぱり2時間かかって夕方6時に
上海体育館に戻ってまいりました。

そこから少しショッピングを楽しんで
上海最後の晩ご飯へ。


写真は高級ブティックが立ち並ぶ通り。
木に赤い提灯がいっぱいぶら下がっています。

晩ご飯は上海料理専門店『名家私宴精作坊』へ。


器やカトラリーが上品です。

この日はウエディングパーティーをしていて
個室に通されました。

中国のウエディングパーティーでもアムロちゃんの
『Can you Celebrate』が定番のようです。

日本語メニューがあったので、それを見て注文。


1品目。
『鶏肉の紹興酒和え』

と書いていましたが鶏肉ではありません。
海藻っぽい。
どうやら精進料理の一種で「鶏肉風」と書きたかったのでは？
しかし、めちゃくちゃおいしい！
ビールがクイクイいけちゃいます。

鶏肉じゃなくても全然オッケーです。

2品目。
『蟹と海老のすり身だんご』


さっくさくのふわっふわ！

うーーーーーーーまい！

3品目。
『特性炒飯』


な・・・なんて上品なお味とパラパラ加減。


大皿ごと持ち上げてかっこみたいくらいです。

4品目。
『アスパラガスとキノコの炒めもの』


こちらも上品なお味。

うす味なのではなく、
物足りなくないギリギリのところできちんと味付けをして
素材の味をしっかり出してる感じでした。


（こんな偉そうなことを言える舌ではないですが）

メインは
『川魚のフライ甘酢あんかけ』


文句なし。


このお店、大満足でした。
ビールも5本くらい飲んで
二人で360元。

この内容なら本当に安いと感じます。

ちょっと南京路歩行街をお散歩して


今日は周荘で歩き疲れたので、帰りました。

マッサージよりも、睡魔が勝ってる・・・

翌朝6時半にホテルを出発。

9：30上海発　→　12：30　関西国際空港着


あっという間の3日間。

魯迅公園のほうも行きたかったし
朝の太極拳もしたかった。

もっともっと行きたいところがあったし
食べたいものもあった。

3日間じゃ全然足らないねーーー。

上海がもっと変貌してしまう前にまた行かなくては！


大満足の上海でした。