東京から大阪への帰り道（３・終）

2011/02/26 - 2011/02/26

「きたぐに」に乗って大人しく帰阪すればいいものを、途中下車して「雷鳥」乗り納めまでしてきました。

エリア 金沢(石川)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

長岡駅にて。

新幹線を降りてから「きたぐに」まで２時間近くあるので、待合室でウトウトしつつのんびり待ちます。

発車１０分前にホームに降りて待ちます。

今回は一番後ろの車両なので、新潟寄りにいると時刻通りやってきました。

今回の寝床はＢ寝台の下段です。

上段・中段に比べ千円くらい高いですが、その分スペースが広く寝返りが打てるくらいの余裕はあります。

中段。

はしごから乗り移るのも降りるのも結構大変。

高さがないので、まず身体を起こすことが困難です。

（空席を撮影）

こちらは上段。

中段よりはやや広いですが、はしごはもっと大変な印象でした。

（空席を撮影）

自分のスペースに戻ります。

窓があるので、外を見ることは可能。勿論夜中なので大してみられませんが。

下段から真上を撮影。

天井の上は中段となります。

ハンガーがあって、コートをつるしておけるようになっていますが、天井の端が斜めになっていて、ここにハンガーをかけるように工夫されていました。

読書灯をつけたまま就寝。

福井には４時に着くのでぐっすり寝るとキケン。

到着１５分前に車掌さんが声をかけてくれました。

自由席以外ではこうして乗り過ごしがないようにケアしてもらえます。

福井に予定通り到着しました。

びっくりしたのがここから乗る人が何人かいたことですね。

京都で「はるか」と連絡しているので、関空行きの足となっているようです。

次の「雷鳥」まではかなり時間があるので、始発列車で金沢に戻ります。

待ち時間に「さよなら雷鳥」な展示物を見てきました。

ボンネットのＨＭのアップで。

金沢までの足はこちら。

この４１９系も３月のダイヤ改正での引退が決まっていて、お別れ乗車となりました。

３両ひと組ですが、３＋３の６両で運転でした。連結部分の行き来ができないので、始発電車なのに車掌２名乗車（笑）

中央部の連結の図。

もとは「きたぐに」の５８３系でしたが、運命のいたずら？で北陸の普通車になってしまいました。

クロスシート部分は特急車の面影を十分残しています。

１時間あまりで金沢に到着。

この１年で何回か写真を撮る機会があり、最後の最後でゆっくり乗れたのはよかったです。ありがとう。

お待ちかねの「雷鳥８号」まであと２０分。

改札を出てみると、過去から最近までの写真を沢山展示してありました。

北陸のエースの引退をたたえる？いい写真でした。

その一方でオリジナルグッズの販売熱はすさまじく、撮影するならお金を落としなさい、みたいな雰囲気でした。大量購入している人も沢山いて、需給バランスがとれていたようです。

入場直後。

人大杉で撮影不能でした。何度も写してきましたので悔いはありません？

ようやく車内に入れました。

金沢を定刻に発車。

鉄道唱歌のオルゴールが流れ、車掌の落ち着いたアナウンスが入り、昭和の雰囲気に。

最初は３割くらいしか乗っていませんでした。

左カーブのたびに先頭車が見えます。

福井県内の撮影名所ではこのとおり鉄道マニア大挙集結。

大阪では収拾がつかないくらいの人が集まっていて、撮影不能でした。１０時半ごろ定刻到着。

前日の１７時に大宮を出て、１７時間かけて帰阪しました。鈍行だけでも８時間で着く距離ですので、遠回りしすぎです。

「きたぐに」廃止の話が出たらまた乗ってみたいです。