天空の城と樽見の大桜～春を感じる旅

2011/04/09 - 2011/04/09

　天空の城と言われる城跡が兵庫県にあることを知り、気持ちのよい季節に一度訪れたいと思っていました。桜が見れることも期待して行ったのですが、残念ながらまだ蕾の状態でした。
　駐車場から城跡までの数キロがとても長く感じられましたが、気持ちのいい風を感じながら味わうお弁当は格別でした。来てよかった！と体中で感じることのできる素敵な場所でした。

エリア 和田山(兵庫)

駐車場から城跡まで数キロの道のりを歩きます。
標高353ｍの山頂までちょっとした登山です。

途中で暑くなり、上着を脱ぎながら、後ろから元気で駆け抜けていく幼児の姿に励まされながら、やっとたどり着きました。

そこは地上とは別世界の、異次元のような空間が広がっていました。

国の史跡になっているそうですが、きれいに大切に保存されてきたことが感じられます。

石垣が圧巻でした。城マニアでなくてもほれぼれするくらい…。

眼下に広がる街並みに、春のにおいが漂います。

小学校でしょうか。桜並木が美しく見えました。
日本の春の風景です。
震災後であったからでしょうか。
この景色を見ることができることが、幸せに感じました。

下山途中から一枚。
次は秋から冬にかけて霧の中に浮かぶ幻想的な城を見てみたいな…。

城跡から車で数十分。
養父市にある樽見の大桜を見に行きました。

ここも駐車場から山道を数十メートル上がった所にあります。
見終わった人たちから、「（満開までは）少し早いようだよ。」などと声が聞かれました。
ここまで来たのだから、見て帰らなきゃと言い聞かせ、無事到着。

ひっそりとした場所に、でもそこにはしっかりと根をはった千年桜がありました。

蕾がやっと色づき始めた頃で残念でしたが、そこにも精一杯花を咲かせようとする姿がありました。

幹回りが5.2ｍもあるとか…根の大きさも圧巻でした。

道端にひっそりと咲かせていました。色合いが何とも言えずやさしい。

自然の中に春の香りを感じさせてくれた旅でした。