2010/07/15 - 2010/07/15
15位(同エリア20件中)
まみさん
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2010/07/15木 ヴィリャンディ
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<主にサイクリングにて街中散策>
・聖ヨハネ教会見学
・城跡と見晴らし
・夜、洗礼教会で古典音楽フェスティバル鑑賞
【ヴィリャンディ泊:ホテル・エンドラ(Endla)(ゲストハウス)】
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町散策と滞在そのものが楽しみな町ということで、エストニアのヴィリャンディとリトアニアのパランガは、私のバルト3国旅行の思い出の中では並び立つ町です。
ヴィリャンディは町中に湖がある町であって、パランガは海岸リゾートという違いはありますけど。
ただ、ヨーロッパのどこかしら地方にありそうだけど非常に絵になるスポットというのは、ヴィリャンディの方がパランガよりずっとあったと思います。
パランガはリゾート地という雰囲気がヴィリャンディよりも少し前面に出ているかんじがしました。だからむしろ撮影スポットとしてはそういう雰囲気がないところの方に惹かれましたっけ。
ヴィリャンディも、湖水浴場が町中にいくつかあるリゾート地ではあるのですが、絵になるスポットはもっと無造作に自然に存在しているかんじがしました。
もっとも、パランガを旅程に選んだ理由は、空港がある町ということでルート作りにちょうどよかっただけでなく、琥珀博物館に惹かれたことが大きいです。
もちろん、ヴィリャンディにも、歴史博物館や、この地出身のナイーブ派のエストニア人画家のギャラリーあったのですが、自転車であちこちふらふら回っていたら、行きそびれました。
今さらですが残念です。
パランガもそうでしたが、ヴィリャンディにも、写真を撮りたいと思える家屋がたくさんありました。
ただ、家屋撮影は、タイプはもちろん違うのですがパランガですでにたくさんやったので、きりがないと思ってヴィリャンディでは少し控えめになりました。
※私の中でヴィリャンディと並ぶパランガの旅行記
「2010年バルト3国旅行第5日目(1)パランガ:海岸リゾートの町を自転車で散策&聖マリア教会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10530484/
「2010年バルト3国旅行第5日目(2)パランガ:自転車で町中散策&バルト海岸へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10530485/
「2010年バルト3国旅行第5日目(3)パランガ:ビィルテの丘の公園と琥珀博物館」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10530486/
また、パランガはほとんど平坦な土地でしたが、ヴィリャンディのセントラルは緩やかな坂の上にありました。
湖のそばに行きたくて坂を下りた後、戻るためには今度は坂道を上らなくてはならなくなったとき、ちょっとうんざりしました。
旅の前半、まだ疲れでたまっていなかったリトアニアでは、そのくらいの坂道なら自転車でも全く苦になりませんでした。
でも旅の後半のエストニアのヴィリャンディではとても無理で、自転車から下りて引いて歩くしかありませんでした。
セントラルに戻るためにどうしても上り坂を上らなくてはならないしても、なるべく勾配が緩やかな道がいいと思ったので、そのような道を求めて走り続けたら、どんどん郊外に出てしまいました。
自転車を下りて引いて坂を上ろうとしたときには町の外れで、セントラルまで2kmも離れてしまいました。
この距離を歩かなくてならないとしたら、自転車を借りない方がいっそよかったのでは、とさえ思ってしまいましたが、幸い途中から自転車で進める程度の緩やかな坂になり、自転車に乗って戻ることができて、本当にほっとしました。
そんなわけで、ヴィリャンディでは、せっかくならもっと見るべきだったスポットをいろいろ外したような気がします。
博物館やギャラリーだけでなく、ヴィリャンディの町自慢の水道塔や、それがあった広場など。
でも、城跡とそこからのヴィリャンディ湖畔の景観と、湖畔散策───私自身は必見だと思っていた2か所はどちらもおさえました。
郊外に出たため、いかにも観光向けでないところが見られましたが、なかなか風情がありました。もと共産圏にありがちな無味乾燥なアパートなどは見当たりませんでした。
ヴィリャンディがLonely Planetにチャーミングと言われたゆえんに、そういうところも入るかもしれません。
家屋そのものはパランガの方がいかにも夏の別荘やゲストハウスという風情でチャーミングでしたが、ヴィリャンディの家屋の方がシンプルで、ふつうの家っぽく見えたものの、パランガよりカラフルでした。
夜は、ゲストハウスの近くの洗礼教会で古典音楽フェスティバルの一つのコンサートを聴きに行きました。
そのコンサートのことは、同じゲストハウスに泊まっていたフィンランド人女性たちに教えてもらいました。
彼女たちは、私がコンサートには興味があるけど会場の場所が分からないと知ると、一緒に連れていってくれました。
そんな風に同宿の人たちとちょっとだけ交流が持てたのは、ヴィリニュスがのどかな地方リゾート都市だっためと、ゲストハウスゆえのアットホームさのおかげだと思っています。
思えば実はこのフェスティバルの情報は、プランニング中、エストニアの2010年度のフェスティバルのサイトを見つけて知っていました。
でも、その情報サイトは非常に見づらく、表示が面倒くさいページでしたので、何がどこで開催されるのか、全くチェックできませんでした。
昼間自転車で町中を回っていたとき、観光案内所でチラシを見つけたのですが、エストニア語だけなので読めず、しょーがないとスルーしてしまいました。
ヴィリャンディは、7月下旬に開催されるフォーク・ミュージック・フェスティバルが世界的に有名で、このときはいつも静かな町の人口が観光客で何倍にも膨れ、宿も近隣の町も含めて予約しにくくなるといいます。
でも、その開催期間にはぶつかっていなかったし、宿はあっさり予約がとれたので、プラン中、フェスティバル情報は、それ以上あまり気にしなかったのです。
ちなみに、同じ日に、昼間、中に入れなかった聖パウロ教会でもコンサートをやっていました。
そちらはヴィバルディやバッハでした。
洗礼教会の古典音楽コンサートは、プログラムもエストニア語だけなのでさっぱり読めませんでしたが、同宿のフィンランド人女性が少し教えてくれました。
どうもヨーロッパの古典音楽だけではなかったようです。
インドやアラブの国々の古典音楽もあると言っていました。言われてみれば、そんな雰囲気の曲もあったかも。
でも中世ヨーロッパ音楽も十分エキゾチックだから、私には区別がつかなかったです(苦笑)。
演奏者のグループは世界的に有名で、彼女は随分昔からファンだったそうです。
いまではみんなおじいちゃんだけど、彼女がファンになったばかりの頃はまだ青年だったとか(正確には、Boysだったと言っていました(笑))。
プログラムの写真から、演奏者たちが中世の雰囲気に合った衣装で演奏するだろうと思ったので、あらかじめ撮影OKか確認し、音楽を鑑賞すると同時に撮影も楽しませてもらいました。
思った以上に演奏者たちは動きが激しく、特にリーダーらしきヴァイオリニストは、ヴァイオリンを弾いているというより、まるでダンスでもしているようでした。
なんとなく「屋根の上のヴァイオリン弾き」を連想してしまいました@
※ヴィリャンディの古典音楽コンサートの写真と感想は、こちらのハイライト旅行記にまとめました。
「2010年バルト3国旅行ハイライトその15:フェスティバルとセレモニー編<エストニアにて>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10488476/
2010年バルト3国旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2010年バルト3国旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10481279/
詳細版「2010年バルト3国旅行の詳細旅程(写真付き)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2010/07/2010-ccbf.html
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続きは城跡から
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3層構造になっていた城跡
説明看板を撮ったものです。
IIから眺めたヴィリャンディ湖畔の景色の写真は前編に収めました。
赤いラインが現在でも城壁やその跡が見られる部分です。 -
歴史博物館にあるという、かつての城の模型の写真
看板の解説によると、ヴィリャンディが13世紀初頭にドイツ騎士団の支配下に入った後、城塞はドイツ騎士団の手によって1224年から2百年以上かけて建てられました。
模型や城跡の地図のように、3つの丘にまたがり、古代のリヴォニア(現在のラトビアの東北部からエストニアの南部にかけての地域)では最も大きな城の一つだったそうです。
城は1558〜1583年のリヴォニア戦争(主にモスクワ国家(モスクワ大公国、ロシア・ツァーリ国)、ポーランド王国、スウェーデン王国が、リヴォニアを主戦場にして戦った戦争。その戦争中の1569年に、ポーランド王国とリトアニア大公国はルブリン合同を結び、「ポーランド・リトアニア共和国」が成立。)とその後の1600〜1622/23年のポーランド・スウェーデン戦争に損傷を受け、1710〜1710年の北方戦争のときに軍事上の重要性を失いました。 -
ポーランド軍が1602年にヴィリャンディを包囲したときの様子
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つわものどもが夢の跡
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怪しい空模様の合間から差す光に照らされて
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野外劇場となっていた城跡
でも現在は修復中だったらしく、私がうろうろしていたときも、作業員がいました。 -
城跡周りの小路
自転車を走らせるにはちょっとあぶなっかしい路でした。 -
湖に向かってゆるやかな坂
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ヴィリャンディのシンボルの1つである吊り橋
シンボルだと思ったのは、ゲストハウスでもらったヴィリャンディのポストカードの中にこの写真があったから。
1931年に架けられた橋で、長さは50メートル以上。 -
吊り橋のそばから見下ろせるヴィリャンディ湖と城壁の一部
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木立の間から見下ろすヴィリャンディ湖
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吊り橋を渡る
当然ながらよく揺れました。
自転車から降りて、引いて渡りました。 -
城跡から公園に戻って──マナハウスと、世界の木
エストニアの伝統模様で描かれたオークの木です。
2009年の森の週間のとき施されたようです。 -
観光案内所のそばのホテル・インゲリ(Ingeri)
ヴィリャンディではゲストハウスのHotel Endlaに泊まりましたが、このHotel Ingeriも有力候補の一つでした。
Hotel Endlaはバスターミナルからスーツケースを引きずっても十分歩けるというのも私にとってポイントが高かったのです。 -
ヴァクザリ(Vaksali)通りの聖パウロ教会の塔の屋根
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コンサートのリハーサル中で入れなかった聖パウロ教会
1863〜1866年建築、当時人気のチューダーゴシック様式。 -
真夏から冬の準備は怠りなし!
エストニアも北欧圏といってよいでしょうから、夏の暖房燃料としての薪の確保は死活問題でしょう。
とはいえ、2008年のブルがあり旅行でも2007年のルーマニア旅行でも、薪を蓄えておくお宅はよく見かけました。 -
ヴィリャンディ湖畔のサイクリングコース(ランナ通り(Ranna pst)沿い)から眺めた景色
あの木立の向こうに湖があります。 -
サイクリングコースから眺めた湖畔の景色
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ボートが停泊する桟橋・その1
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ボートが停泊する桟橋・その2
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階段となっていたトレンピアギ(Trempiagi)通り
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湖畔の住宅地にはこんな一角も@
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ランナ通りの素敵な家
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カラフルな家が並ぶタルトゥ(Tartu)通り
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湖畔を見下ろす坂に連なる家屋
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タルトゥ通りのバス停
セントラルに戻るのに緩やかな坂を求めてタルトゥ通りをひた走りしていたら、どんどん郊外に出てしまいました。 -
ウース(Uus)通りの青い家
セントラルに戻る途中。
いい加減にセントラルに戻ろうとし始めたときは、坂の勾配がきつかったので自転車を降りて転がして歩いていました。
セントラルまで2キロもこの調子か……とうんざりしましたが、途中で自転車で走れるだけのゆるやかな坂に戻りました。 -
滞在ホテルのあるエンドラ(Endla)通りの家
ホテルにいったん戻ったあと、部屋で少しだけくつろいでから、夕食をとりに再び出かけるつもりでした。
ところが部屋でくつろいでいる間に、ものすごい土砂降りになりました。
なので、外のレストランではなく、ゲストハウスで夕食をとりました。
エストニア旅行中にとった食事とレストランの写真はこちらのハイライト旅行記にまとめました。
「2010年バルト3国旅行ハイライトその8:食事とレストラン編<エストニア>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10485246/ -
マラマー(Maramaa)通りのクリニックの可愛い建物
夕食のあとコーヒーをとっているときに、同宿のフィンランド人女性とおしゃべりしました。
彼女らに今晩22時から近くの洗礼教会で古典音楽コンサートがあると教えてもらい、場所が分からないので連れて行ってもらいました。
その先例教会に向かう途中で見かけた建物です。
時刻は21時半。
エストニアの夏は、ラトヴィアもリトアニアもそうでしたが、22時過ぎまで明るかったです。 -
コンサート会場の洗礼教会
コンサートの様子は撮影可でした。
その写真はこちらのハイライト旅行記にまとめました。
「2010年バルト3国旅行ハイライトその15:フェスティバルとセレモニー編<エストニアにて>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10488476/
ちなみにヴィリャンディは2008年にEuropean Tourist Destination of Excellence in Intangible Heritage(無形遺産のある秀逸なヨーロッパ観光目的地)に選ばれたそうです。
http://ec.europa.eu/enterprise/sectors/tourism/eden/themes-destinations/2008-heritage/index_en.htm
うちヴィリャンディの紹介ページ
http://ec.europa.eu/enterprise/sectors/tourism/eden/themes-destinations/countries/estonia/viljandi/index_en.htm
無形遺産とは、エストニア伝統音楽のことだと思います。
きっと、毎年7月下旬に開催されるフォーク・ミュージック・フェスティバルと、その伝統音楽を保存し、現代人にも伝えようと活動しているセンターなどが評価されたのだろうと思います。
最後の町タリン編へとつづく。
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